腰痛なのに腰に触れない整体師がいるのは何故なのか。
姿勢や歩き方の授業もある整体スクール
てあて整体スクール・荒木です。
腰が痛くて整体院に行ったのに、ぜんぜん腰に触れて調整してくれない整体院があります。
最初に軽く触れて触診したら、あとは少し動かしたりするだけ。
お尻や太もも、足首や肩甲骨。
そんな腰とは関係ない(と思う)場所ばっかりやっている整体師がいる。
そんな風に思う人がいるかもしれません。
痛みや症状が出ているのが腰なんだから、腰を何とかして欲しい。
そう思っていくのに腰に触れられないのは、何だかなと思います。
腰痛が治ったり症状がなくなったとしてもです。
ここ20年くらいの整体院では、腰痛の人の腰を直接押したり揉んだりするようなことはあまりしなくなりました。
原因が他にあるからです。
痛みは腰に出ていますが、原因は別にあったとしたら、その別のところを調整しないと痛みは消えません。
骨盤の歪みがお尻や太ももの筋肉のアンバランスだったり動きの悪さだったりしたら、そちらを調整するのが整体院だったりします。
だからつい腰痛なのに腰以外の場所だけ触れたりすることになります。
もちろん腰に触れて緩める時もあります。
例えば疲労物質が溜まったり、固くなったりしていることが痛みの原因の場合です。
でも、そんな場合でも疲労物質が溜まる原因や固くなる原因が他にあれば、やっぱり他の場所にも触れます。
腰が軽くなった後に、脚やお尻や膝や足首に触れるかもしれません。
痛みや症状が出ている場所は、結果として痛みや症状として現れている場所です。
その原因がどこにあるのかを考え、調整するのが整体師です。
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