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ダンス花 @セッションハウス

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神楽坂セッションハウスで【ダンス花】というダンス公演を見て来た。
6組のダンサー達が踊る。
セッションハウス若手ダンサー支援プロジェクトらしい。
ダンスパフォーマンスはぼちぼち見るが、今回は少し感想を書きたくなった。

『ポッケ』という作品。
日大芸術学部洋舞コース在学中の女性三人による作品。
コンテンポラリーダンス。
作品云々もあるがこのダンスを見て、若いってのはやっぱり力だと思ったな。
若いというだけで(だけだという意味では当然ありません)、若いということが、力になっている。
”若い”が表現されている。
もちろん若いことを表現したい訳ではなく、若いを表現しようともしていないのは分かるが、若いことが滲み出てしまっている。
もちろん未熟という意味ではなく、若々しいという意味でもなく、若い時代の踊りを若い人たちが踊っているのを受け止められたと思っている。
良いなあ。
出来れば最後は踊って終わって欲しかった。(個人的な感想ね)

『自由の白鳥』
元宝塚の方。
分かりやすい表現ではあったが、言いたいことが溢れ出過ぎている印象があった。
好みの問題だと思う。

『嬬ウズ-juka-』
伊邪那美という女性の舞踏家による作品。
見応えある作品だが気になるとことがある。
舞踏をあまり見ていない自分からすると、速い。
動きがかなり速いと思う。
通常のダンスと比べれば殆ど動いていないように見えなくもないが、ただ、この世界観を表現するのならもっともっとゆっくり。
いや、ゆっくりする必要はないのかもしれないが、同じ振り数で3倍位の長さで表現してはどうかと思う。
指一本あげるにしても、そこに視線をじわじわ引き付ける時間と圧力が欲しかったと思う。

『Lachryphagy』
G-rayという男性二人のデュオ。
面白い。
とくに後半になるとこの二人の動きと関係性の世界に引き込まれて行くのが心地良かった。
音(音楽)の選択も今まで見て来たコンテンポラリーダンスとは違い、新しい何かを見せてもらったように感じた。
動きもテンポも振りの作りも音楽も、二人の関係性も見え方も見せ方も。
映像的に感じるものがあった。
ユーチューブやPVやMVなどの表現を感じた。

最後の女性デュオもそうだったが、寄り引きやカットの切り替わり、スピードの緩急、ストップモーションと動きの関係や高低差。
男性性や女性性も飛び越えるような、感じ。
などなど。
新しいスタイルのコンテンポラリーダンスを見せてもらったような気分でした。

『幻』
ジャグラーの方とピアノの生演奏。
何とも言えない世界観で面白くはあるが、自分の世界に入っているようで、そこが気になった。
ジャグリングはどうしても手元に意識が行きがちになるように思え、それを感じながら見ると、せっかく表現している面白みのある世界が見えずらい。
と感じた。

『Deeper,Silence』
N.motion Dance Projectという韓国のダンサーなんだろうか。
とにかくキレが良い。
クラシック曲で始まっているのに、そのキレの良さから違和感と安心感が生まれ、後半になって現代曲に変わってからは、疾走感とポップな感覚と人間臭さが出ていたように思う。
G-reyは男性デュオだったが、こちらは女性デュオ。
G-reyは女性的な世界観だったのに対し、こちらは男性的な世界観を感じた。
この二組は呼応している部分が多くあったように思う。
こちらも映像的な世界が感じられ、新しいコンテンポラリーダンスを見せてもらったような気分になった。

 

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