使えない手技は意味がない
てあて整体スクール・荒木です。
手技の話です。
てあて整体スクールでは指針整体とマッスルエナジーテクニックを指導しています。
どちらも繰り返し何度でも無料でリピートする事が出来ます。
とくに指針整体は繰り返し練習しています。
卒業試験は指針整体の実技で、荒木が受けて使えると判定しなければ卒業出来ません。
手技は使えなければ意味がありません。
使えるというのは、その手技が効果が出るように使えるということです。
指針整体はとても簡便で単純な手技です。
体に当てた指を引く、という、言葉にすれば本当にそれだけの手技です。
押すのではなく引く刺激を入れていきます。
ところがこれがとても難しい。
普段やっていることと全く違う体の使い方をするので、最初は本当に出来ない。
たまにすぐに出来る人もいますが、すぐに出来る人は途中で自分がやっていることが分からなくなる。
そして迷い始めます。
最初に出来ない人は、この独特な体の使い方が出来るようになっていくと、迷いなく出来るようになって来ます。
そして練習しているうちに、整体が出来る整体師の体になっていきます。
整体師の体はけしてマッチョな訳ではなく、デスクワークや立ち仕事でも、普段の体の使い方とは違う、整体師としての整体をする時の体になるということです。
そのために、とにかく繰り返し練習してもらいます。
整体スクールの授業で一番時間を取っているのは指針整体です。
それでも足りない人はリピート受講をしてもらいます。
だから無料。
マッスルエナジーテクニックは逆にあまり時間がかからない手技だと思っています。
(もちろんリピート受講は可能です。)
特定の筋肉や関節を動かしてもらい、それに抵抗して止める。
その後、関節を元の位置に戻したり筋肉のストレッチをします。
方法が分かれば、すぐに出来先す。
独特の体の使い方をする訳ではありません。
ただ、歪みや硬さが分からなければ出来ない。
だから触診の時間をとにかく多くとっています。
マッスルエナジーテクニックの時間よりも、触診の練習をする時間の方を多く取ります。
指針整体の手技練習の前には必ず、そしてマッスルエナジーテクニックの調整の時にも行います。
触診だけの授業もあります。
触診で歪みや硬さが分かれば、調整は7割出来たもどうぜんですから。
触診が出来るようになることで、マッスルエナジーテクニックが使える状態になります。
手技は使えなければ意味がありません。
出来るようになるまで、何度でも練習して下さい。
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