触れる練習
午前がアレクサンダーテクニークで午後は指針整体の授業でした。
アレクサンダーテクニークは体の使い方を主に見直します。
整体師としての自分の使い方、患者さんに体の使い方を教えるためのヒントなどです。
今日は触れることをテーマにアレクサンダーテクニークの授業をやりました。
整体師は人に触れる仕事です。
体に触れて調整したり緩めたりします。
では触れる時にはどんなことを考えているのか。
または考えていないのか。
手は何をやっているのか。
いろいろと想定して触れてみました。
触れ方は変えずに、皮膚に触れる、筋肉に触れる、骨に触れると考えを変えてみました。
触れ方は変えないというのは、体の使い方は変えないと自分では思って触れているという意味です。
それでも皮膚・筋肉・骨と触れる対象=感じる対象を変えると、触れている本人も違いがなんとなく分かり、触れられている側もなんとなく違いがあることが分かりました。
気のせい・・・かもしれません。
でも、本当に違いがあるのかもしれません。
今度は触れ方を変えて、感じるレベル(皮膚・筋肉・骨)を変えてみました。
これは当然、違いが分かりました。
ただ、思っていたより、はっきりと区別がつくものでもなかった。
意外に、思っているように手が使えなかったり、思っているように感じられなかったり。
逆に、想定していないのに感じられたりする事がありました。
人の体には不思議なことがあります。
不思議でないこともありますが、不思議なこともあります。
思っているように使えていたり、思っているように使えていなかったりします。
それを分かっておきたいと思います。
自由自在に自分を使えるようにというより、分からない部分があることを知って、いろいろ試しながらやってみるということです。
たまにこんなワークもやります。
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