”触れる” ワークショップ
”触れる”ワークショップを開催しようと思います。
まだ日時は決まっていません。
内容はだいたいこんなものという事が頭にあります。
触れる。
整体師やセラピストなら触診や実際のセラピーや整体で患者さんの体に触れます。
その時、どんな想いや気持ちを持って触れているのか。
気持ちや想いが変わるだけで、触れ方も触れた印象も分かることも変わるかもしれません。
スクールの触診の授業で幾つかの触診を試してみました。
皮膚に触れる、筋肉に触れる、骨に触れる。
自分を整えて触れる、相手の事だけを考えて触れる。
触れている場所を見ながら触れる、目を反らし別のところを見て触れる、目を閉じて触れる。
何かを探して触れる、探さないで触れる。
手で凸凹や状態を解ろうと触れる、手に来る情報を受け止めるように触れる。
仰向けで患者さんの背中に手を入れて触れる。
予想していた感じと違う感覚になるものがありました。
予想通りのものもありました。
この他に嫌いな人だと思って触れる、好きな人だと思って触れる。
などももしワークショップをするなら面白いかもしれません。
カクテルパーティー効果というのがあると聞きます。
人が集まるパーティーで誰かと話をしていると、目の前の人の声が聞こえて話が普通に出来る。
でも自分の立っている位置で収音マイクで音を録音すると、相手の声は周囲の雑音にかき消されて聞き取るのが大変になってしまう。
パーティーでは目の前の人の声がよく聞こえるというような効果のことだと思います。
同じことが触診(触れること)にも言えます。
手で触れれば、凸凹だけでなく温かさや張り具合や緊張度合い、動きなども感じているはずです。
ところが、何かを探そうとしてしまうと、探している何かしか見えなくなってしまいます。
凸凹や歪みを探そう、骨はどこにあるかと触れていると、凸凹や歪みや骨だけしか感じられない。
でも実際には熱も張りも緊張も動きも触知しています。
それを認識に上げるのが触診です。
触れるという事は人と人がいれば、触診以外にもよくあることです。
コミュニケーションそのものだろうと思います。
そこから何か生まれるんじゃないかと、思ったり思わなかったり。
少し考えて夏くらいに企画しようと思います。
ワークショップでは実際に触れて感じることや感じられること、相手の印象を確認しながら、それが触れない場面でも何か出来ないかと考えます。
興味があれば連絡下さい。
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