定年再雇用で給料が半減する話
患者さんと話をしていました。
今年の春で定年で再雇用されたが、仕事は全く同じで給料が半減した。
という話を聞いた。
出社日数も同じで業務内容も全く同じ、当然、仕事をしている時間数も同じで”成果”も同じ。
でも、給料は半減という事です。
これはね、よくよく考えると、とても酷い話です。
仕事ではなく年齢で給料が決まっているということですね。たぶん。
いやいや、そんなの当たり前です。
定年したら給料が下がるのは当たり前。
なんて思っている人が多いと思います。
いや、さすがに下がるのはおかしいと思っている人もいるかもしれませんが、世の中は一般的にそうなっています。
そうなっているのに、誰も、いや少しはいるかもしれないけど、暴動になったりはしていない。
成果が同じだったら同じ給料で良いと思います。
それじゃあ会社の利益が出ないとか、いう人がいると思いますけど、そうでしょうか。
それまでも利益が出ていたんなら、それ以降も同じ給料でも利益は出ます。
それじゃあ若い人が働く場がなくなる、というのも、そうでしょうか。
定年してしばらくは全く同じ仕事内容でしょうけど、体力的な問題もあるだろうし、自分の時間の問題もあって、仕事を減らしていったり内容を変えることもある。
そうしたら、その分だけ給料は減らせば良い。
ついでに若者に指導をするというのも、当然仕事として評価されるべきと思ったりします。
変なんですかね。
世の中のことは、前からそうだったから今もそうしているということが多すぎるように思います。
ホントのトコロはどうなんだろうと、考えることも大切かと思ったりします。
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