タッチハンガー
随分、前になるが「タッチハンガー」と言う本を読んだ。
三砂ちづるという方でブラジルに助産院の制度を伝えたというような事を聞いた事がある。
タッチ = 接触
ハンガー = 飢えている
タッチハンガーとは触れる事や触れられる事に飢えている、あまり触れられたり触れたりして来ていない人の事のようです。
読んだのが随分前なので内容については殆ど忘れてしまいましたが、タッチハンガーという言葉が忘れられません。
最近のベビーカーは親と子供が同じ方向を向いています。
親の方は当然前を向いていて、子供も前を向いてベビーカーに座っています。
移動している時、歩いている時、子供は親の顔を見ていません。
確か2000年くらいから電車に乗る時もベビーカーに乗るようになりました。
ベビーカーが悪いという事を言っているのではありません。
ベビーカーに乗ることで接触が減っているのは確かなんだろうと思います。
当時に乳幼児の時期に親の顔を見ないで移動している子も増えているんだろうと思います。
触れる事が少ないと不安になる事があると聞いたことがあります。
確かにそう言うことはあるだろうと思います。
整体師は人に触れる仕事です。
触れる事で患者さんの体を調整します。
これから本当に重要な仕事になってくると思います。
人は触れられるだけで安心すると言う事もありますから。
今日はちょっと急にそんなことを思い出しました。
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