体の使い方
年に数回、宇都宮市雀宮にある「ここからいふ広場」さんで、体の使い方の講座をやっています。
体の使い方
基本にはアレクサンダーテクニークの考えやアプローチを使っています。
何かをする、こうやってやる、というのではなく、今やっている何かをやめることから始めます。
今、知らず知らずのうちにやっている、やらなくても良いかもしれないことに気がついて、やめる。
そこから始めます。
これを読みながら、ちょっと肩首の辺りを思い出してみて下さい。
ちょっと力が入ってたりしませんか。
もし入っていたら、それをやめて(積極的に力を抜くというより、力が入っているのをやめる)みて、そうするとどうなるか。
では呼吸はどうでしょう。
呼吸は止まっていませんか。
止まっているようだったら、何が呼吸を止めているのか、その止めている力をやめてみる。
みたいな事をやります。
ちょっと面倒くさいかもしれないですね。
でもセラピストの方々は面白がってやってくれる事が多い。
自分の癖に気が付くというのは本当に難しい事です。
知らず知らずのうちにやっているんだから、やっているかどうか分からない。
だから首肩の力や呼吸を意識してみます。
首肩が固まっていたり、呼吸が止まっていたら、何かやってるかもしれません。
もちろん力を入れないと出来ない事もあるので、力を全部抜くというのではありません。
必要な力はそのままで、無駄かなと思う力はやめてみる。
最近のマイブームは自分に気が付くという事です。
自分の事が分からずに生活している人が多いように思います。
自分の事とは、頭で考えて意識の中だけで生きている。
体の感覚はどこかに置いてきている。
そんな感じです。
力が入っているのに気が付くためには、自分の体がどうなっているか意識になければいけません。
でも、自分の体の意識よりも、考えている事や見えている事など、体とは別の事に意識がある。
床に寝て。
床を感じる。
風を感じる。
音を感じる。
香りを感じる。
みたいな時間をたまに持ちたいですね。
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