” Now and then ” by The Beatles
大学四年のある日、ラジヲがジョンレノンが亡くなったと言っているのを聞いた。
ジョンレノンガナクナッタ。
じょんれのんがなくなった。
ジョン・レノンが亡くなった。
えっ死んだの?
サントリーホワイトを買って大学の友人の下宿で飲んだ。
元住吉駅から歩いて5分の材木屋の二階。
一階の材木置き場の背が高くて、普通なら三階くらいの高さにある二階の和室。
窓の下を覗くと道を挟んだ隣にビリヤード屋さんがあった。
月に1回か二ヶ月に1回、格好つけてビリヤードをしにいった。
ルールも知らないくせにキューにチョークをつけたりして。
ジョンレノンは小学生の頃から聴いていた。
正確にはジョンレノンではなくビートルズ。
高校の時に華道を習っていて、同じ教室に通ってきていた先輩からビートルズのLPを毎週のように渡されて聴いた。
サージャントぺッパーズ・ロンリーハーツクラブバンドが衝撃的で、なぜだかとても印象に残っている。
今日、ビートルズの新譜が出るというので聴いた。
" Now and then "
サージャントペッパーズ・ロンリーハーツクラブバンドの衣装でいる四人が何度も写っている。
この曲が残された時代とは少し違うんじゃないかと思うが、曲想もあってサージャントペッパーズ・ロンリーハーツクラブバウンドのアレンジと少し似たアレンジにしたのかもしれない。
歌詞が全部分かる訳ではないが、なんとなく寂しい曲だなと思う。
ナウ・アンド・ゼンという歌だったから新譜として、最後に出す事にしたのか。
少し複雑な気持ち。
嬉しんだか悲しんだか寂しんだか切ないんだか楽しいんだか面白いんだか。
https://youtu.be/Opxhh9Oh3rg?si=F5XRoWvczkjjfLW7
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