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いつもと同じようにばかりやっていると、何をやっているか忘れてしまう話

読了までの目安時間:約 2分

指針整体

整体の練習の話です。
”いつもと同じ”ようにやるように練習していると、自分が何をやっているのかが分からなくなる事があります。
”いつもと同じ”というのは多くの場合、いつもと同じ手順で、いつもと同じ接点・方向・圧力で、いつもと同じ姿勢・体制でということです。
これ単なる手順です。
体の使い方です。
もちろん、体がうまく使えて”いつもと同じ”ように出来る事は大切です。
でも、”いつもと同じ”が目的になってはいけない。
いつもと同じに出来て安心してはいけない。

目的は何か、自分は何をしようとしているのか、を忘れないようにしなければいけない。
”いつもと同じ”が目的になってしまうと、本当の目的を忘れてしまい、目の前の手順が目的化してしまうという事です。
気をつけないといけないですね。

もちろん、整体など学び始めは手順を覚える事はとても大切です。
でも、それが目的じゃない。
患者さんにどうなってもらいたいのか、その為に何をしているのか。
関節を動かしたいのか、ズレを戻したいのか、血流を良くしたいのか、筋肉を柔らかくしたいのか。

いつもと同じ(手順)よりも、何をやっているかが目的で大切な事です。

 

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