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肩は腕の途中です。 ~ 解剖学のページ ~

読了までの目安時間:約 4分

肩は腕の途中です。
と言われても俄かには信じがたい。
せめて肩は腕と胴体の途中ではないのか、と思ってしまう人も多いと思います。
でも、肩は腕の途中。
肘や手首と同じで腕の途中にある曲がる部分です。
ただ、肘や手首のように細くなっていないので、外から見ると胴体の端のような、腕の始まりのところのような気がしてしまいます。
手の平を見ると、指の第三関節だと思っているところは実は関節ではなくて、感情線と頭脳線あたりに第三関節があるのと似ています。
もう少し詳しく説明しましょう。


骨から見た肩と腕
上肢裏・てあて整体スクール

上肢(腕)を後ろから見た図です。
肩甲骨は肋骨の上に浮かんでいます。
肩甲骨は胴体とは離れていると言うことです。
上腕骨は肩甲骨と関節があります。


上肢表・てあて整体スクール

上肢を前から見た図です。
肩甲骨は鎖骨と関節があります。
順番としては鎖骨・肩甲骨・上腕骨と繋がっています。
では腕(上肢)の骨が胴体とつながっているのはどこでしょう。
胸鎖関節
です。
胸鎖関節とは、胸骨と鎖骨の関節のこと。
胸骨は喉の下・胸の真ん中にある骨で、幅2・3センチで長さが15センチくらいの骨です。
顎の下辺りに指で触れることが出来ます。(2センチくらい離れて左右にあります。)


腕(上肢)の始まりは胸鎖関節。


だから、肩は腕の途中、です。
でもそれって骨だけの話じゃないの?
と思う人もいると思います。


筋肉から見た肩と腕
筋肉はどうなっているんだ。
筋肉はもっと大変!?
腕につながっている前側の筋肉の始まりは大胸筋。
やっぱり腕は胸の真ん中から始まります。
と言うことは肩はやっぱりその途中にある。
大胸筋の図を見て下さい。
胸の真ん中から腕までつながっている。
つまり腕の筋肉です。


大胸筋・てあて整体スクール (プロメテウス 解剖学アトラスより)


では後ろ側の筋肉はどうなっているか。
二つの筋肉を見てもらいます。
僧帽筋と広背筋です。
先ずは僧帽筋。
背骨(胸椎)から肩甲骨まで繋がっています。
一番上は頭から始まっています。


僧帽筋・てあて整体スクール (プロメテウス解剖学アトラスより)


次は広背筋です。
広背筋は骨盤(仙骨)から始まって、腕(上腕骨)と肩甲骨に繋がっています。
つまり腕の筋肉。


広背筋・てあて整体スクー (プロメテウス解剖学アトラスより)


腕の始まりは背中の真ん中と言うだけでなく、骨盤から始まっていると言うことです。
だからやっぱり肩は腕の途中にある。
そうなると腕の動きのイメージも変わってきます。


肩の動き
腕の骨の始まりは胸鎖関節です。
そうなると肩(と思っている部分)は真上には上がりません。
鎖骨の支点が胸の中央辺りにあるので、肩の部分は耳の方に向かって斜めに上がって行きます。
肩から先だけが動くのではなく、肩も鎖骨から始まる腕の途中として動きます。
肩甲骨は背骨や肋骨と筋肉とつながっているので、少し制限はありますが、胸鎖関節が腕の動きの始まりとイメージして間違いはありません。
誰かの後ろから両脇の下に手を入れて持ち上げてみて下さい。(同意の元にね!)
肩は耳に近くなるように円弧を描いて上がって行きます。


肩1・てあて整体スクール

頭は卵を横に寝かせた形 ~ 解剖学のページ始めます。 ~

読了までの目安時間:約 2分

てあて整体スクールのサイトに解剖学のページを新設します。
( 解剖学 >>> )
解剖学と言っても骨や筋肉の名前や図解ではありません。
整体師として知っておきたい解剖学的知識について解説しているページです。
先ずは頭部についてです。


【頭は卵を横に寝かせた形】


頭と首・てあて整体スクール

頭部の骨格を横から見たところです。
横長の卵型が見えます。
脳が入っている部分で脳頭蓋と呼ばれています。
目の部分と鼻の奥の部分、そして口の中は空洞です。
頭と首の関節はどこにあるでしょう。
左右の耳を繋いだ真ん中辺りです。
前から見ると、鼻の奥辺りになります。
そして、頭と首の関節の後ろにも脳が入っている部分があります。


頭(脳が入っている部位)は頬骨から上、顔の上半分くらいと言うことになります。
そして、首(の骨)と頭の関節は頭の真ん中辺りにあることになります。


かなりイメージちがいませんか?
いつも頭だと思っているところは顔です。
首と思っているところは、首の下半分くらいのところです。
首の上半分は、頭だと感じていて動かしていない可能性があります。
肩こりの人などはそういう人が多い。
スポーツをしている人でも、この勘違いがあるとパフォーマンスに影響が出ることがあります。
また、首の位置を頭の後ろの方と感じていると、頭が前に出てしまい猫背になったりもします。
首の骨は首の真ん中を通っています。
ずいぶんイメージが変わる人もいるかもしれません。


整体師なら知っておいて欲しいイメージ・知識です。
次は首の動きについて。


骨格調整16045・てあて整体スクール ※患者さんに説明する時のイラスト

外くるぶしは動きます。

読了までの目安時間:約 2分

解剖学の授業でした。


160912授業・てあて整体スクール

解剖学の授業では、骨の話や筋肉や筋膜の話をします。
骨の名前を覚えたり、筋肉の名前を覚えると言うことはありません。
それは自分でやってもらいます。
骨は名前よりも形を見て知ってもらうようにしています。
形がわかれば動きが分かります。
形と動きが分かれば、触診をしてズレているのか、それとも骨の出っ張りなのかの判断がしやすい。
形がわかっていれば、どちら方向にその骨(関節)は動くのかも分かります。
調整の方向が分かると言うことですね。


整体師として知っておきたい部位についての説明もします。
首の骨の一番上と次の骨は、環椎と軸椎と言って独特の形をしています。
そこが決めている首の動きがあったりします。
胸の骨の一番下(12番目)は骨の上下についている関節面の向きが違います。
これが何を意味しているのか。
骨盤と太ももの骨を繋いでいる股関節の靭帯はどうして捻れているのか。
(肩甲骨と上腕を繋いでいる肩関節の靭帯は捻れていないのに。)
普段の生活ではあまり気にならないことでも、人のカラダを見る時には参考になることが沢山あります。
他とちょっと違う形になっているところには、それなりに理由があることも知っていると良いと思います。


今日は「外くるぶしは動く」って話をしました。
内くるぶしの骨はスネの骨で、外くるぶしの骨はスネとは別の骨です。
だから動く。(可能性がある。)
そんなに動かないので、普段はあまり問題になりませんけど、足首や歩き方が問題になっているときは問題になる可能性がある。
それを知らなければ、思いつくことも思いつかない。
前にも書きましたけど、解剖学は面白いですよ。

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