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ターンアウトが出来ない理由

読了までの目安時間:約 4分

てあて整体院にバレエを習っている中学二年女子が、ターンアウトが上手く出来ないやって来ました。
検査など色々やってみると、出来ない原因が分かってきました。


・股関節の開きが足りない。(外旋)
・アキレス腱が硬い。(腓腹筋・ヒラメ筋の短縮)


体が硬いと言う訳ではありません。
床に座って開脚すると180度脚は開いて、胸と床がぴったりつきます。
普通なら憧れの開脚180度ですね。
閉脚で前屈すればガラケーみたいになって、胸が太ももとぴったりつきます。
前屈で胸と太ももがつく位に真っ直ぐ二つに折れると言うことでう。
でも。
開脚180度で胸が床についている時、膝とつま先は前に倒れています。
そして閉脚してかかとを床につけたままだと、しゃがむことが出来ません。
10歳から15歳位のお嬢さんに多い状態です。
見た目は体が柔らかいので注意されることはありませんが、肝心な所が柔らかくない。
上に書いた二点に問題があります。


股関節の開き(外旋)が足りないと、どんなにターンアウトしてプリエしても、開く角度が少ないために前腿で体重を支えるようになります。
極端に言うと、腰が引けて前腿に乗った(力が入った)プリエになっています。
アキレス腱が硬い場合、プリエの早いタイミングで踵が浮きます。
踵が浮くと前腿に力が入ります。
踵が浮くと踵を踏むことが出来なくなり、脚の後ろ側を使いにくくなります。
同じように前腿に力が入ると、脚はターンインの向きに動くように出来ています。
そうやって、どんどんターンアウトが出来なくなって行きます。


中学生くらいだとみんな一生懸命レッスンをします。
一生懸命レッスンすることで、前腿を使う体の使い方の神経回路が出来上がり、何度も繰り返すことどどんどんそれが強化され、なかなか直りにくくなります。


先ずは開脚ストレッチの時に膝とつま先を天井に向けること。
そうすると体が前に倒れにくくなりますけど、それがターンアウトの為です。
そうやって少しずつ股関節の前をストレッチして下さい。
開脚180度で脚が真横に出ることだけが目的ではなく、股関節の前側が開くことが目的です。
(開脚180度で膝とつま先が天井を向くこと。)
そしてアキレス腱のストレッチ。
ストレッチ・ボード(5-10cmの台に足先を載せる)など使って、毎日少しずつ続けて下さい。
それと開脚ストレッチや閉脚で前屈する時には、つま先を伸ばさずフレックスにしてやって下さい。
そうしないとアキレス腱は伸びません。
股関節が開き、アキレス腱が緩めば、ターンアウトはしやすくなります。
その状態を作って、それから少しずつターンアウトの練習です。
ターンアウトは股関節から。
踵を踏んで脚の後ろと内側を使って。
そうやってターンアウトに脚を使うトレーニングをしていきます。
地道ですけど少しずつ。
頑張りましょう。




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【 カラダの座学 】 やりました。

読了までの目安時間:約 3分

今日、神楽坂にあるセッションハウスと言うダンスス・タジオで行われている「神楽坂ダンス学校2016」の講座の一つとして、【カラダの座学】をやって来ました。
セッションハウスは週末にはパフォーマンス会場ともなるダンス・スタジオで、クラシックバレエや日舞からコンテンポラリー・ダンスまでと幅広いダンスを提供しているスタジオです。
若いダンサーが舞台を経験する場としても、また多くのダンス・パフォーマンスの場としても活動されています。
そんな中、「神楽坂ダンス学校2016」は、5月の連休を中心に新たなダンスやワークショップやカラダの使い方などを紹介していく企画です。
今年はその企画の一つとして、あら木のやっている【カラダの座学】も取り上げてもらいました。


神楽坂ダンス学校1・てあて整体スクール

カラダの座学は簡単な解剖学を使って、自分の体が実際はどうなっているのかを知り感じるワークショップです。
外から見た体と中に実際にある骨格や筋肉の違いを知ることで、体の動きが変わります。
また、知っていてもイメージが違っていたり、今までとは違うイメージを持ったり、今まで持っていなかったイメージをしてみることで、体の感じ方や動かし方に変化が起こります。
今日は10名の参加で開催することが出来ました。
準備していた内容だけでなく、参加された方の希望もある程度聞けてお話をすることが出来ました。
参加された皆さん
ありがとうございました。
面白いワークショップになりました。


話題として持って行ったのは、頭と首の位置関係、肩の構造、股関節、足部の4つ。
それぞれの関係と質問もあって体幹についての話が中心になりました。
終わってみると。

いや~始めて知った!
えっえぇ~そうなってたの!
ウソッ!!

みたいな声を沢山聞きました。
またどこかで企画したいと思います。
おつかれさまでした!
ありがとうございます。


神楽坂ダンス学校2・てあて整体スクール

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大人ダンス・バレエ 身体との付き合い方

読了までの目安時間:約 5分

先日、舞台本番が終わりました。
あら木は50歳台後半。
大人ダンスと言っても年代は上の方になりました。
まだまだ上の先輩は沢山いらっしゃいますが、現役を続けながら身体と付き合っていく方法について、少しは語れると思います。


大人になってバレエを始める女性が増えています。
最初は運動不足解消だったりダイエットだったり。
昔からやってみたかったけど子供の頃は出来ないとか、子育てが一段落ついてやっと時間と余裕が出来たとか。
そんな方々が多いと思います。
ハマる!と大変です。(笑)
最初は週に1回位だったのが、2回になり3回になり。
本当にハマっちゃったりしたら、週6回7回と言う猛者もいます。
旦那さんは知らなくても、毎日行っているっていう奥さん多いです。


困るのは故障。
痛みがあっても動きにくくても、故障をしてもレッスンは休みたくない。
何とかしながら続けたい。
どうすれば良いか、と言うのが悩みと言う人が多い。
故障をしてしまうと、医者に行っても接骨に行っても整体に行っても休めと言われる。
そうなるとケアや治療を怠ってしまう。
自分で何とかならないかと、色々人に聞いたりネットで調べたり、本を読んだりして対処する。
それで暫くは何とかなっていても、そのうちにダメになる時がある。
さあ大変。
てことになります。


どうすればイイんでしょうか。


先ず一番は自分の身体に聞くことです。
ドウデスカ?
ダイジョウブデスカ?
ハマってしまって故障してなかなか治らなくて困っている人に多いのは、自分の身体を自分の頭が無理やり引っ張っている人です。
頭(脳脊髄・中枢)は体の一部です。
そして心は脳の機能です。
その心が体と別物になって、心が体を引きずってスタジオに行っている人。
少し体の声を聞きましょう。
声と言うのは状態のことです。
体の状態を無視して、心(頭)のやりたいことを続けているのが今の状態です。
体はどんな状態なのか、時間をとってゆっくり感じれば分かります。
(実は分かっている人も多いはずです。)


体の声を聞いたら、無視するんじゃなくて、どうしようかと考えることです。
体が疲れていても、頭はレッスンに行きたい。
レッスンに行かないとストレスが爆発したり、仕事に集中できなくなったりする。
と思ってますよね。
でも、その爆発したり集中したりするのも、体です。
ちょっとだけでも時間を作ったり。
お金をかけたり。
自分の頭にだけでなく、体にもご褒美を上げて欲しいんです。


具体的な話を書きます。


例えば発表会があるとします。
レッスンやリハーサルが増えてきます。
いつもと違う体の状態になります。
大丈夫かなぁと思っているうちは大丈夫でしょう。
大丈夫ダイジョウブまだまだ平気と思ったら気をつけて下さい。
「まだまだ」と言うのが曲者です。
「以前は大丈夫だった。」とか「今はまだ休んでられない。」とか思い始めたら特に気をつけます。
レッスン後にストレッチ。
睡眠時間を取る。
湯船につかる。
そうやって少し様子を見ます。


それでもダメだったら、思い切って一日だけ休んで下さい。
50台も中盤から後半になると、故障をしてからでは遅い。
本番や発表会が迫っている時に、故障はできないんです。
故障しないために、動けても休む。
そう言うことが必要になります。
アクティブレスト(積極的休息)とかアクティブケアと言います。


体は何も言わずに頑張ってくれてます。
頭だけで突っ走るのは可哀想。
たまに声を聞いてあげて下さい。


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一生懸命と力を入れることは別のこと。 ~ 大人バレエな皆さんへ ~

読了までの目安時間:約 4分

一生懸命に何かをする時、身体に力が入ってしまうことが良くあります。
逆に力を入れて何かをしている時、一生懸命にやっている気分になったりします。
でも


一生懸命やることと力を入れることは別のことです。


てあて整体院には大人からバレエを始めた方が良くいらっしゃいます。
腰痛や膝痛などで来られる人もいます。
バレエの体の使い方が分からないからと、質問をしにいらっしゃる人もいます。
「どうしても力が抜けない。」
「知らないうちに力が入っている。」
レッスンの時に何かをしようとすると、知らず知らずのうちに力が入っていることがあると言うんです。
先生から注意されたことを頭に描き、そのことに注意を払って動いているとそうなります。



肩の力を抜いて!



先生からはそんな風に言われます。
それをどうにかしよう、何とかしようと、一生懸命頑張っている時には上手くいきません。
それが、注意していることを確認しようと、力を抜いて鼻歌を歌うようなイメージで形だけやってみていると。。。



そう!
それそれっ!
それでイイの!
出来るじゃな~い!(笑)



なんて言われます。
「えっ!全然、何もしてないのに!」
そんな風に思う訳です。
実際、自分としては注意をしているのではなく、どこを注意しようか考えているだけで、気をつけるところを気をつけて動かしてはいません。
ようするに、自分としては何もしていない。
注意していない。
全然、ちゃんとやっていない。
と思っている時に限って、『それでイイ!』と褒められてしまう。
そんなことが良くあります。


何かをする時に、力を入れなくても出来ることがあります。
力を入れないことが、出来ることに繋がることがあります。
でも、力を入れないと、出来るように思わない。
それは一生懸命と力を入れるが一緒になっちゃってるからです。


もう一つ。
自分がやってること(自分が体をどう動かしているか)と、実際の動きが違うってこともあります。
これはアレクサンダー・テクニークでも良く言うことです。
注意をして一生懸命やろうとして、自分としてはそうなっていると思っていることが、実際にはそうなっていない
ならば、一生懸命やろうとせず力を入れずにやってみることが解決に繋がるかもしれない。
だって、一生懸命やろうとすると、力が入って別のことをしてしまっているかもしれないんですから。
やっかいですね。(笑)
でもそう言う方法もあります。


とは言っても、基礎練習は大切です。
基礎的な練習が出来ていれば、力を入れずに(一生懸命と思わずに)出来る可能性があるってことですから。




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バレエ(ダンス)の故障は特別なのか?

読了までの目安時間:約 4分

てあて整体院にはバレエやダンス関係の患者さんが多く来院されます。
患者さんでなくても体の使い方やストレッチやレッスン方法について質問をしに来る方もいます。
あら木自身が長くダンスをやっているからだろうと思います。


バレエやダンスの故障は特別なものなのか?


実際の故障は特別なものではないと思います。
人の体は基本的には同じものです。
使い方が違うことはありますが、全く違う体を持った人がやっている訳ではありません。
可動域が普通と違って大きかったり、普通の人よりも多く体を使っていたり、同じ場所を良く使っていたりしますが、それはどんなスポーツでも同じです。
プロ野球選手やプロサッカー選手の故障が特別なものかと言われれば、やっぱりことさらに特別なものではなく、なるべくしてなったものだろうと思うのと同じです。
ただ、特別ではありませんが、他の人があまりならないような故障や、他の人には見られないような使い方から来る故障だったりはします。
それは上に書いたように、普通の人と使い方が違ったり可動域や使う部位が限られていたりすることがあるからです。


最近は専門性を売りにする整体院やサロンが増えてきているので、バレエやダンス専門の治療院も増えました。
実はそう言うところでも普通の人の腰痛や肩凝り・膝痛なども診ることが出来ます。
逆に普通の整体院やサロンでバレエやダンスの人を診られるかと言うと、ちょっと違う。
診られることもありますが、診られないこともある。
これはちょっとだけ微妙です。


診られることもあるとはどういうことかと言うと、きちんと体を見られる整体師であれば、どんな人でも体を見れば状態が分かるので、使い方はどうであれ見ることは出来ます。
人の体は同じだから。
バレエやダンスをやっているから・・・と言うような予断を持たなければ大丈夫です。
では診られないことがあるとはどういうことか。
バレエ用語は普通の人には分からない言葉があります。
プリエやターンアウトやポアントなど、基本的な言葉でさえあまり使いません。
1番ポジションだとか5番だとか、アンオーやアンバー、ドゥバンやアラセゴン(アラスゴン)など方向や位置や姿勢となると、全く分からないことが多い。
それを患者側はいちいち説明しないといけない。
その説明が面倒と言うことはあります。
説明しても理解してもらえない場合もあるし。
患者さん側からすれば、バレエ用語やダンス用語を知っている整体師の方が安心と言うことはあるんだろうと思います。
でも、上にも書いたように診られないと言うことはありません。
きちんと体を診られる整体師であればですけど。


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オーレリ・デュポン、アンドレイ・クレムによる講習会

読了までの目安時間:約 4分

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このお知らせは手技療法とは全く関係ありません。
クラシック・バレエの講習会のお知らせです。
友人知人でバレエ関係の方がいたらお知らせ下さい。
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パリオペラ座バレエからのスペシャルゲスト
【オーレリ・デュポン、アンドレイ・クレムによる講習会】
フランスバレエアカデミー in Japan 2016



日仏舞踊協会 タンリエさんがパリオペラ座バレエ団新芸術監督就任が決まったオーレリー・デュポン氏、同バレエ団教師のアンドレイ・クレム氏を招聘して7月に東京と大阪でバレエ講習会を行なうこととなりました。
てあて整体スクールと直接の関係はありませんが、同協会よりバレエ関係の患者さんの多い弊院に連絡がありお知らせしています。
てあて整体スクール・てあて整体院にフライヤーが届いておりますので、お渡ししますのでお近くの方はいらして下さい。
ご興味のある方は直接問合せ下さい。
日仏舞踊協会は日仏間の国際交流を通じて、芸術文化の振興発展に寄与することを目的に2014年フランスで立ち上げられた、フランスのアソシアシオン(NPO)です。


【東京】
2016年7月18日(月)~22日(金) 全5日
会場:NOAH STUDIO 都立大スタジオ(東京都目黒区中根1-7-23 STビル)
【大阪】
2016年7月24日(日)~28日(木) 全5日
会場:Grage Art Space(大阪府東大阪市西堤本通東 3-6-23)

<内容>
アンドレイ・クレムによるクラスレッスンと
オーレリ・デュポンによるヴァリアシオンクラスの1日2クラス
5日間参加者には講師より修了証の授与が行われます。
ピアニスト:辻徳子、李早恵
通訳&アシスタント:太田垣悠

<クラス・対象年齢・時間(予定)>
Junior A : 12歳~15歳の生徒(17:30~)
Junior B : 14歳~18歳の生徒(14:45~)
Senior  : 17歳以上の生徒・ダンサー・教師(12:00~)
*年齢は目安です。
 男性の方もご参加いただけます。

<問合せ>
Mail : contact@le-temps-lie.org
Tel : 080-3242-8456(担当:吉田)4月22日より
     010 3367 3467 516(担当:四方)


表バレエ講習会

裏バレエ講習会

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"35歳からのバレエ入門"

「軸を引き上げる」のではなく「軸は引き上がる」

読了までの目安時間:約 4分

言葉尻を取り上げる訳ではありませんが、言葉の使い方は大切です。
特に大人に何かを教える時はそうだと思います。


軸を引き上げる。


バレエのレッスンで良く言われます。
特に大人からバレエを始めると、必ずと言って良いほど言われると思います。
「軸が引き上がっていない。」
「体幹が落ちている。」
「背を伸ばして。」などなど
言われて自分の姿勢を見直して、背筋を伸ばしたりします。


背中が曲がっているのか。
肩が前に出ているのか。
肩が上がっているのか。
胸が上を向いていないのか。
そんなことを考えます。


「軸を引き上げる。」と言われると、当然のことですが、引き上がるものだと思います。
引き上げるものだと思います。
能動的に引っ張ったり伸ばしたり”する”ものだと思います。
でも、そうなのか。


軸は引き上がるもの。


です。
???ですか。
でも能動的に引っ張ったり伸ばしたりしなくても、引き上がります。
ただし自然にそうはなりません。
体の中の感覚を見つめ感じなければそうはならない。
写真を見て下さい。


テンセグリティ圧縮構造

左のおもちゃはテンセグリティ構造をしています。
右はお手玉を積み上げた構造で圧縮構造などと言います。
人間は左のテンセグリティ構造に近い構造と言われたりします。
硬い構造(骨)が軟らかい構造(靭帯・筋膜・筋肉等)で繋がっていて、必要最小限の緊張・テンションで形作られている。
この構造は上下に圧縮するような力(例えば重力)がなくても、形が崩れません。
また、部分だけ動かすことは無理で、部分が全体に影響を与え全体は部分に影響を与えます。
左のお手玉のような圧縮構造では、上下に圧迫する力がないと形が崩れます。
このテンセグリティ構造の持つ形を崩さない全体の形を形作っている力を考えてみて下さい。
人間の体も同じように全体は部分の繋がりで出来ています。
また、立っている時や姿勢を作っている時は、必要最小限の緊張・テンションで立ったり姿勢を作ったりしています。
体の中から形を崩さない全体の力は、上下や内から外に向かって感じることが出来ます。
この力を感じることが出来れば。


軸は引き上がるもの。


です。
同時に肩は左右に広がり、腕は外に向かいます。
脚は足先の方向に伸びていきます。
そうするのではなく、そうなっている。
その力がどの辺りに感じるのか。
誤解を恐れずに図解してみました。


軸

だいたいこの辺りに感じると思います。
この辺り(背骨の前面)に上下に伸びてくる力のような方向性のようなものを感じてみて下さい。
1番で立って腕をアンバーにして、感じてみてください。
なんとなく感じられるはず。
それでも分かりにくかったら、お風呂に肩まで使って猫背にしてから体の力を抜いてください。
猫背から背骨が伸びてくる感覚を感じてみてください。
背骨の前面が上下に広がっていく伸びていく感覚がつかめるかもしれません。
これもまた「軸が引き上がる」感覚です。


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ポアント(トウシューズ)を履く時期について

読了までの目安時間:約 4分

『トウシューズを履き始める時期はいつでしょう?』
国際ダンス医科学学会が2009年に出したガイドライン(指針)があります。
要約するとこんな感じです。

※国際ダンス医科学学会 >>> トウシューズを履き始める時期はいつでしょう?



生徒の筋骨格などの体の状況や練習状況などを注意深く評価し、必要条件を満たしていること。
その上で8歳かそれ以降にバレエを始めて少なくとも週2回以上のレッスンを受けていること。
バレエを始めて4年目にトウシューズの練習を始めるべき。
ガイドラインには『決して12歳以下ではないこと。』ともあります。


どうでしょう。
日本ではガイドラインに沿っているスタジオもありますが、沿っていないスタジオも多くあるように思います。
コンクールを見ていると10歳前後の子供がポアント(トウシューズ)を履いて踊っていることもしばしばです。
いや、一般的かもしれない。
整体院に来る10歳前後の子供達の状態を見ていても、10歳でトウシューズは難しい子が殆どのように思います。
(もちろん、てあて整体院に来ている子達だけなので、一般論ではないですが。)
そうは言ってもスタジオの他のお友達も履いているし・・・
早くトウシューズを履いてお姉さん達みたいに踊りたい。
同じ年齢でコンクールに出ている子もいるし・・・
そんなことで履かせているスタジオや親御さんもいると思います。


「10歳でポアントを履くことは一概に悪いとは言えない。」
と言いたいところですが、殆どの子供は10歳前後では筋力やテクニック的な問題でポアントは難しいと思います。
ガイドラインには「プロを目指すのでないなら履かせるべきではない。」とあります。
日本で子供にバレエを習わす時に、最初からプロを目指している人がどれくらいいるか分かりません。
もし最初からプロを目指さないのなら、楽しみとしてトウシューズを履かせても良いのか?と考える人もいるかもしれません。
大人ならそれでも良いと思います。
でも子供の場合は骨の形成に影響が出ることが考えられるので、やはり殆どの場合やめた方が良いように思います。
ごくごく稀に問題が出ない子がいるかもしれない。
でもそれは本当にごくごくまれな人だろうと思います。
そして、ごくごく稀であっても問題が出ないと言うだけで、体に良い影響とは思えません。


それでも10歳前後でポアント(トウシューズ)を履く子供はいると思います。
そんな時
脚に痛みがあるとか
なかなか立てないとか
上手に踊れないとか
テクニックが身につかないとか
そんなことがあったら、ポアントを休んで普通のバレエシューズでのレッスンを増やして下さい。
トウシューズは筋力で立ちます。
バランスで立っている訳ではありません。
体を作って筋力を作ってからにしてあげて下さい。
お願いします。




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プリエで腰を引くとターンインになります。

読了までの目安時間:約 3分

大人からクラシックバレエを習い始めると色々と注意されることがあります。
多くの人が同じようなことを言われることが多いんですが、中でもプリエに関することが多い。
(プリエとは股関節・膝関節・足関節を曲げていくことです。)
「膝は爪先と同じ方向に」については書きました。
今日は「プリエでは腰を引かない。」とか「プリエで座らない。」などについて書いてみます。


プリエで腰を引かないとはどういうことでしょうか。


立っている時の場所から骨盤を真下に下げていくと、体を支えられないことがあります。
バレエを習い始めた頃は尚更です。
普段、股関節と膝関節と足関節を曲げてしゃがんで行くと、骨盤は後ろに向かい膝は前に向かいます。
この時(普段)、体を支えるのは前ももの筋肉(大腿四頭筋)で、お尻の筋肉(臀筋群)は緩んでいきます。
ところがバレエでは膝は真横に向かおうとします。
この時(バレエの時)、骨盤は後ろではなく真下に向かって降りていくことになります。
真下に骨盤を降ろすために、臀筋群が使われます。
(臀筋群はターンアウトのために使われている。)
臀筋群が使われてターンアウトしながら骨盤が降りていくのがプリエなのに、骨盤を後ろに引きお尻を引いてしゃがんでいくと、脚はターンアウトではなくターンインしてしまいます。


つまり腰を後ろに引くと爪先と膝を外に向けた状態から、ターンインして骨盤を降ろしてしまうことになります。


バレエの基本はターンアウトです。
全ての動きは股関節をターンアウト(外旋)させて使っています。
そのことが脚を高く上げるためにも構造的に必要だし、脚を美しく見せるためにも必要です。
ところが腰を引いてプリエすると、脚はターンアウトではなくターンイン(内旋)してしまう。
全く逆の動きをしてしまうことになります。
これだとバレエにならないと言うことで、腰を引かないといつも言われてしまうことになります。


腰を引かずにプリエするのは最初は難しいと思います。
先ずは踵にも重心を載せて、ドゥミプリエ(途中までのプリエ)を練習することです。
ドゥミプリエでは踵側の筋肉を使いやすいので、臀筋にも力が伝わりやすくなっています。
ドゥミプリエの時に踵をあげてしまうと、ドゥミプリエにならないばかりか、前ももばかりに力がはいってターンアウトしずらい使い方になります。
気をつけて下さい。




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10歳過ぎたら自分で説明してもらう。

読了までの目安時間:約 4分

整体院に小学生でバレエをやっている子が来ることがあります。
お母さんと一緒に来て、レッスンのことやバレエのことを聞いて行きます。
個人セッションと言うメニューがあって、体の歪みを見たり、股関節の硬さを見たり、ストレッチの方法を教えたり、ターンアウトやプリエや肩をあげないことなどの指導をしたりします。
もちろん僕はバレエの先生ではないので、違うアプローチになります。


「はい引き上げて」とか
「軸を感じて」とか
「爪先を外に」とか
「膝と爪先を同じ方向に」とか


そんなバレエの先生と同じような言い方はしません。
一人一人の体の使い方の特徴(習慣・クセ)を見て、アドバイスや指導をするようにしています。
そんな時一つとても気にしていることがあります。


自分のことを自分で説明してもらう。


と言うことです。
特に10歳以上になったら、必ず自分の言葉で話をしてもらいます。
親御さんが一緒に来ると、半分位のお母さんは子供の説明を始めます。
この子はこんな風になるとか、こんな風に体を使っているとか、レッスンの時はこんな風に指導されているとかです。
それはそれで熱心で良いことです。
でも、10歳になったらもう自分で自分の言葉で説明してもらいます。
そこから始まりだからです。
そこからしか始まらないからです。


バレエは自分で自分の体をコントロールする体を使う芸術です。
大切なのは自分でコントロールするというところです。
自分でコントロールするためには、自分で感じなければ始まりません。
今出来ていないことを、自分としてはどんな風に感じているのか。
そしてそれを先生はどんな風に言っているのか。あるいは言われたと聞いたのか。
お母さんがどう理解したかではなく、本人がどう理解したかなんです。
そんなこと先生は言ってないわよ、と言っても意味がないんです。
そう本人に聞こえたのなら、どうしてそう聞こえたのか、それはこういうことを言っているという解説をしなければいけません。
本人が受け取ったことしか、本人には知覚も体感もできないんですから。
そしてもう一つは。
自分で考える力をつけていくことが大切と言うことです。
スタジオでももちろん、舞台の上ではダンサーは一人です。
自分で自分がどうなっているのか、どうすれば良いのかどうしないといけないのか。
それを考えるのは自分です。
自分で考える習慣をつけていかないといけません。


だから自分で話をしてもらいます。


話を聞いて絶対に怒ったりしません。
それは変だと言ったりしません。
なるほどぉ、そう言われたんだねと確認する所から始めます。
そして動いてもらう。
動きと自分の感覚が合っているのか、まだ合っていないのか。
そこからアドバイスも始まります。




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