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整体師なら自分の体を知りましょう。

読了までの目安時間:約 2分

一つ前の記事で自分の体を知らない人が増えていると書きました。
これ、整体師にも同じことが言えます。
長く整体師をやっている人にはそんな人はいませんが、勉強中だったり開業したばかりの整体師だとそういう人もいない訳ではありません。

整体師やセラピストなら、先ず自分の体の事を知りましょう。

解剖学や生理学などで、人の体のことや一般に人間の体がどうなっているかは勉強します。
勉強すると分かったようなつもりになリます。
でも実際は分かっている訳ではありません。
骨格や筋肉の繋がりや働きを知っていることと、体が分かっていること感じられることは別です。
患者さんの痛みを実際に体感することは出来ませんが、体の感じ方を知っておくことは大切です。

自分の体がどうなっているのか。

背中は丸いのか真っ直ぐなのか。
脊柱の動きは良いのか悪いのか。
硬さはどうなのか。
股関節や肩関節の動きはどんな感じなのか。
体の各部の硬さや動き具合がどんなものなのかを、体感します。
自分の体だから、感覚はあるから、と時間を取らずにいると、実際の感覚と違っていたりします。

使い方についても感じておくと良いかもしれません。

疲れるとどうなって来るのか。
腹が立つとどんな風になるのか。
酒を飲んだ次の人は。
一日歩いた翌日の感覚は。
運動をした後に、酒を飲んだ時と飲まない時は。
一日座っているとどこがどうなるのか。
パソコンに向かう時の癖は。

体の動きや硬さだけでなく、日常の状態や場面による変化など知っていると、自分の言葉で体の事を話ができます。
大切なことだと思います。

手技を信じる事について。

読了までの目安時間:約 3分

てあて整体スクールで教えている手技は、指針整体と言う整体手技とマッスルエナジーテクニックと言う骨格調整・筋肉調整の手技です。
どちらも構造的に安全で効果が出るような手技です。


構造⁉︎ってどう言うことか少し書きます。


指針整体は押さない揉まない体重をかけない手技です。
実際の方法は全身にトントンと軽い刺激を入れていくもので、一般的にイメージされるように押し込んだり体重を乗せたり揉んだりするのではなく、体に当てた指を深く鋭く入れたら「引く」刺激を入れるところがポイントです。
押さない揉まない体重をかけないので、患者さんの負担はかなり軽いものになります。
揉み返しのような筋肉痛のような菌疲労のような事もありません。
また、リズミカルな刺激が副交感神経を刺激することで、リラックス効果があり筋肉が緩みます。
全身に刺激を入れているので、血管の繋がりが良くなり全身の血流が良くなります。
受けている最中からポカポカし出すのはそのためです。
血流が良くなると疲労物質が流れ、硬さや痛みや重だるさが軽くなっていきます。
強くしない力を使わないことが、効果を産む源泉になっています。


マッスルエナジーテクニックも同じようなことが言えます。
ボキボキしない骨格調整と呼ぶ事もありますが、急激な回転牽引操作などしません。
患者さんにゆっくり軽く2・3割の力で動いてもらうと、筋肉はその後に緩むと言う性質があります。
また、関節をそうやって動かすことで、動きにくい関節が動きやすくなります。
強くしないことで筋肉の持っている性質を上手く使えることになります。


どちらも整体師の上手い下手とは別に、元々、この方法を取ることで効果が出やすい仕組みになっているということです。
だから、心配するよりは、手技を信頼して開業や施術をしてもらいたい、と言う話をします。


卒業したばかりだったり開業前だったり、心配で自信がないと言う話をよく聞きます。
当然だと思います。
臨床経験もないし、初めてのことで心配ばかり先にたったりします。
でも、手技を信じて欲しいと思います。
自分自身の技量は確かに大切ですけど、手技を信じて欲しい。
指針整体もマッスルエナジーテクニックも、信頼出来る手技です。
最初は学んだ事そのままにやっていれば、知らないうちに効果が出ます。
自分の事や手技を疑って、変に手を加えてしまうと逆に効果が薄くなったりします。
そのままやってみること。
力を使わないので、ダメージを与えることは殆どありません。
そしてそれこそが効果を生む原因になっています。
自身はいらない。
手技を信頼して整体してもらいたいと思います。


指針2

悪い気をもらう!?

読了までの目安時間:約 4分

先生は悪い気を貰うってことないんですか?


整体スクールの生徒さんに聞かれました。
もう何度も不定期に答えております。
荒木は悪い気は貰いません。
今までもらったことがない。
患者さんから悪い気を貰う事があるんだとしたら、こちらから良い気をあげる事も出来るはずだと思います。
気のやりとりが出来るんだったら、そういう事だろうと思っています。
しかしまあ荒木は気のやりとりをしている感覚がないので、そうは思っていません。


多くの患者さんは調子が悪くて整体院にやってきます。
痛みがあったり動きが悪かったり。
夜眠れずにぼんやりしていたり。
むかつきがある人もいるかもしれないし、頭痛がある人もいるかもしれません。
症状だけでなくストレスやイライラもある事があります。
そういう人はそういう動きや言葉遣いをされる事が殆どです。
人は苦しい時は苦しそうに動き話ます。
それを見ていると、それがうつったようになる。
ミラー細胞というのがあって、患者さんの動きと同じ筋肉が反応してしまうと、こちらも痛みのある体の使い方や歪みが出そうになります。
また、明るい話やハッピーな話、嬉しい話や楽しい話ではなく。
苦しい話や辛い話、救われない話や寝不足の話を聞くと、自分も同調してしまったり、つられて辛くなったりします。
そういうのを一からげにして、悪い気を貰う、と言っているんだろうと思います。


辛い人が来たからと言って、自分も同じようにしない事です。
逆に元気にすれば良いかというと、それはそれでちょっと違います。
自分を持って自分のままでいる事です。
自分を忘れない事だろうと思います。
辛い人が来ても、痛みのある人が来ても、セラピスト自身の体の事を分かっている事です。
そうすれば(悪い気を)貰うことはないと思います。
少なくとも荒木はそうです。
受け取ってしまうのではなく、受け流すことです。
受けて流す。


そうは言ってもらってしまうという人もいます。
セラピストが調子が悪くなってしまう事がある。
そんな時の対処法を昔、先輩から聞きました。
幾つかあるので書いておきます。


・水をコップ一杯飲む。
・手を水で濡らして、頭の上で振って水滴を受ける。
・休日に川に行く。
・休日に池や海に行く。
・大きな木に抱きつく。


木はいつも水分を吸い上げています。
その水の流れが関係あるのかもしれません。
確かに水のそばは良い感じですね。
どうしてもという人は行ってみると良いかもしれません。
でもやっぱり貰わない事かなぁ。
調子が悪くて整体院に行ったら、先生が調子が悪くなったなんて、ちょっと嫌ですよね。
先生は先生で普通にしててもらって、調子が悪かった自分が普通に戻っていくというのが良いと思います。


てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5−27−18ーA
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整体師は自分で自分を治せるか。

読了までの目安時間:約 3分

良く聞かれることがあります。

センセイは自分の腰が痛くなったら治せるんですか?
調子が悪くなったら自分で出来るんですか?

みたいな事です。
自分で自分に整体をする事は出来ませんが、自分の体の調子が悪くなった時には、ある程度まではなんとかなります。
というか何とかする。
患者さんにやっていることと同じことをします。
原因を考えてそれに対処する。

骨格調整や歪みの調整はできませんが、筋肉をストレッチして特定の場所を緩めたり、動きを良くしたりすることは出来ます。
故障や痛みは疲れがベースになっていることが殆どなので、疲れを抜く。
睡眠時間を取ったり、湯船にゆっくり使ったり、ストレッチをしたり、ウォーキングをしたりします。
気分転換に散歩に行ったり美術館や映画に行ったりもします。
疲れが抜けて来たら、少し体を動かします。
ウォーキング(散歩)が一番良いと思っていますが、歩くことで全身の筋肉が緩み、血流が改善します。
腰痛ならお風呂とウォーキングとアキレス腱ストレッチで、8割くらいは良くなってしまいます。

肩こりの場合は上半身の運動やストレッチ。
姿勢に気をつけて呼吸を考えたりもします。
腕や手をマッサージして上肢の筋膜を緩めることもします。
膝痛の場合は少し難しい部分もありますが、膝のストレッチと動ける範囲で動かすことなどします。

これらのことと、食事を一旦減らす。
お腹を空かせるようにします。
お腹が一杯だと、体の動きも制限されますし、肝臓や内臓の働きが制限されます。

テーピングは腰痛や膝痛、肩こりなどいろいろな場面で自分でやります。
自分で出来る対処はこんなものだと思います。
あそうだ、本当に痛みのある時はお酒は抜きます。

整体師は自分で自分に整体は出来ませんが、原因を考えていろいろ対処することで、8割くらいは何とかしていると思います。

開業時の年齢

読了までの目安時間:約 4分

日本政策金融公庫総合研究所の「2020年度新規開業実態調査」というアンケートがあります。
( https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/topics_201119_1.pdf )
これによる開業時の平均年齢は以下のようになっています。

29歳以下  4.8%
30歳代  30.7%
40歳代  38.1%
50歳代  19.7%
60歳以上  6.6%
平均    43.7%

1990年代から右肩上がりに増えていて、1991年には平均38.9歳だったものが30年で5歳上がっています。
年代別にはここ10年くらいは40歳代が増えていて、30歳代が減っており50歳代は微増ということになっています。
女性の割合は21.4%でやはり右肩上がりに増えて来ています。
開業の理由は

自由に仕事がしたかった         56.5%
仕事の経験・知識や資格を生かしたかった 45.8%
収入を増やしたかった          41.9%

事業内容を決めた理由は、それまでの経験や技能を生かす事が出来るというのが一番多かったようです。
また業種としてはサービス業が一番多く、医療・福祉、飲食店、小売業の順になっています。
整体師やセラピストもサービス業に分類されていると思います。
開業資金は500万円未満が一番多く、また増加傾向にあります。
開業してみて困った問題として、資金繰りや顧客・販路の開拓などとありました。
全般的には独立して起業する人は増えていて、始める時は小規模で、それまでの経験や知識を生かした分野で開業しているようです。
小さく始めて大きくして行きたいという事でしょう。
資金繰りや顧客・販路拡大については、それまでの仕事とは別の業務ということかなと思います。

30年前と比べれば終身雇用という雇用形態は薄れて、会社勤めをするにしても転職をしながらスキルアップをしていくというようになって来ているんだろうと思います。
転職のハードルが下がりつつあって、その中で選択肢として起業が増えて来ているんだろうと思います。
それまでの仕事や経験を生かすというのは、当然なんだろうなと思います。

整体師やセラピストの場合は、殆どの方は経験がなく勉強を始め起業しています。
開業・起業の前に同業他店などで一定期間働いて経験を積む人が結構な割合でいるのが現状です。
私自身は開業前に整体の仕事は殆どしていませんでしたが、個人で休日などに患者さん(モニター)を診ていたことと、知人の整体院で2ヶ月ほど週1回仕事をしました。
少ない感じですが、当時はそういう人が割に多かったと思います。
最初はダブルワークで少しずつ整体を増やしていくというようなパターンもありました。

開業は40代くらいが良いかなと思います。
遅くとも50代ではやりたいと思います。
20年経った時に何歳になっているか。
どんな整体師になっているかを想像してみると良いかもしれません。
20年経てばベテランになりますが、10年だとそうも行かないと思います。

整体師の仕事

読了までの目安時間:約 3分

てあて整体スクールでは整体師を育成しています。
将来、整体師として開業するために学んでいる人もいるし、家族や身近な人のために勉強している人もいます。
中には生涯学ぶことの出来ることとして勉強を始めた人もいます。


整体師の仕事はどんなものでしょう。
患者さんが来て整体をする。
それだけだと思っている人もいるかもしれません。
でも、どんな仕事でもそうですけど、業務が名前になっている仕事でも、それだけをやっているのは限られた人です。
魚屋さんだって八百屋さんだって、売るためには仕入れをしなければいけないし、店舗を運営しなければいけない。
人を雇っていたら、その管理もしなきゃいけないし、お金の出入りも管理します。
お店のある場所や競合が沢山いるようなら宣伝もしなければいけません。
整体師も同じです。


例えば開業したとします。
開業して一人で整体院をやっていくのなら、考えられることは全て自分ですることになります。
お金の管理、宣伝広告、掃除や洗濯、予約や顧客名簿の管理、そして整体です。
実際に整体をするのは、全体の仕事の半分にも満たないかもしれません。
ちょっとイメージと違うかもしれないですね。
人を雇うのなら、募集や人の管理も必要になります。
給料の振り込みなんかも増えますね。
そして教育。
これが大変かもしれません。
自分とは価値観が違う人と仕事をする訳ですから。


では整体師がやっている整体ってどんなことをしているんでしょう。
体の調整をしている。
筋肉を緩め動きやすくしている。
物理的にはそういうことだと思います。
でも、相手は人です。
物理的にだけ操作しても良くなるとは限りません。
話をします。
全くしない先生もいますが、基本的には話をする。
問診で質問をしなければいけないし、整体をしている間は世間話もするかもしれない。
これに加えて、患者さんの体の状況を説明し、今後の治療方針の話もします。
終わったらストレッチや日常生活で気を付けることなどもアドバイスします。
これ全部、整体をやりながら、頭の中で同時に動いています。
手を動かして整体をしながら、世間話をし、患者さんの体の状態を触知しながら、次に何をするかを考える。
同時にストレッチや生活する上で気をつける事に何をアドバイスするか考える。
そんな感じです。


大変そうですか?
いや、とっても面白いですよ。
何気なくそういうことが出来るようになると、とっても面白い仕事です。


空

患者さんの声を聞く。

読了までの目安時間:約 3分

腰が痛いんです。
肩が凝るというより痛みを感じます。
歩くと膝がピキってなるんです。
どうもこうしっくりこないんです。
整体院にいらっしゃる患者さんは様々な症状を抱えています。
整体師はそれを聞きます。
聞くときには気をつけていることがあります。


言葉に騙されない。


患者さんが嘘を言うと言うことではありません。
患者さんが勘違いしていると言うことでもありません。
言葉は単に「言葉」です。
言葉は言葉であってそのものではありません。
言葉はまたその使っている人にとっての言葉です。
人の使っている言葉と自分が使っている言葉は完全に一致することはありません。
すみません。
ややこしい書き方しました。


患者さんが「肩が痛い」と言ったときに、患者さんが言っている肩と自分が思っている肩は別のものです。
肩は首と胴体の間くらいと思っている人もいるし、首の付け根から肩峰までの間と思っている人もいるし、三角筋(腕の上の方)と思っている人もいます。
患者さんは腕の上の方のことを言っているのに、それを聞いた方は首の付け根と思うこともあります。
また、痛いと言うときの痛みの感じ方も違います。
硬さや動きの悪さを痛いと言う人もいるし、痛みのことを痛いと言う人もいます。
慢性的な重だるい痛みのこともあるし、急性期の刺すような燃えるような切れるような強い痛みの場合もあります。
また、表面が痛い場合、奥深い場所が痛い場合もあります。
部位も痛みの種類も、それぞれがそれぞれに思い感じていることを、それぞれが普段使っている言葉で表現します。
だから騙されてしまうことがあります。
自分が考えている「肩が痛い」と思っていたら、全然違う場所の全然違う痛みであることがあります。


もう一つ。
例えば膝が痛いと言ったような場合。
これは患者さんの言葉から考えることではありませんが。
膝は下肢の真ん中あたりで曲がる場所のことです。
膝が痛いと言うと、その曲がる場所のことを考えます。
では、膝の状態を変えたいと思った時、どこを調整するのか。
膝には大腿骨(太ももの骨)・脛骨(脛の骨)・膝蓋骨(膝のお皿)などの骨があります。
膝の状態を調整するために、大腿骨と脛骨の位置関係を治したいと思ったら、大腿骨の反対側、股関節や骨盤の歪みや動きを調整する必要があります。
膝なのに骨盤や股関節です。


患者さんの声は聞きます。
どこが痛いのか、どんな風に痛いのか。
でもその言葉だけで判断はしません。
実際にどのあたりが、どんな風に痛いのか。
そしその場所はどんな風に出来上がっているのか。


整体師は色々と考えながら聞いています。

ありがとうと言われる仕事

読了までの目安時間:約 2分

YouTubeだったかTikTokだったかを見ていたら、ひろゆきさんが話しているのが目に飛び込んできました。


世の中には二種類の仕事がある。
お金を貰って「ありがとうございます。」と、相手に言う仕事。
お金を貰って「ありがとうございます。」と、相手に言われる仕事。


はいはい。
なるほど。
確かにそうです。
色々な種類の仕事の話をされていましたが、先生と呼ばれる仕事は後者で「ありがとう」を言われる仕事だと。
整体やセラピストもそうですね。
センセイなんて言われます。
最初の頃はくすぐったい感じがしたり、後ずさりしながら手を前で振っていえいえなんて言いたくもなりましたが、今はまあセンセイと呼ばれてハイと答えるようになってきました。


感謝される仕事ということだそうです。
それ以上のことは話を最後まで聞かなかったので分かりませんが、確かに直接目の前で感謝される仕事です。
それは本当にありがたいことで、そこに価値を見出して整体師やセラピストになりたいという方もいます。
会社だと給料をもらって、会社から「ありがとう」とはあまり言われないし、まして会社が売っている商品を買ったお客さんから「ありがとう」と言われることも稀です。
もちろん、直接言われようが、間接的であろうが、どちらも意味のある仕事です。
ただ、目の前で言われないということだけです。
でもまあ、ありがたいことです。
モチベーションにつながることもあるし、言われてホッとして疲れが抜けたりすることもあります。

いつから人間の細胞は37兆個になったのか。前は60兆個だったのに。。。

読了までの目安時間:約 6分

人間の細胞は60兆個。
確か学校体育の授業で聞いたような記憶があるようなないようなと思っていたら、20年以上前に整体の勉強をしている時に60兆個の細胞で出来ていますと習いました。
それが最近ちょっと違うんです。
最近と言ってもおじさんの最近なので最近ではないんですが、5年以上前に何だかの本に書いてあったのを読みました。


人の体の細胞の数は37兆個。


???と思いましたね。
いつから細胞の数は60兆個から37兆個に変わったのか。
幾らなんでも減りすぎです。
身長180センチだったのが実は111センチでしたってなるみたいな感じですから。
それはちょっとアレでしょうと思いましたね。
まあ数が減ったと言っても、現実の生身の人間の細胞数が減った訳ではないので良いんですが、気にはなっていました。
卒業生で柔道整復学校や針灸師の学校に行っている人がいたので、何人かに聞きましたが、5年位前から聞いているので37兆個で習いましたと言ってました。
Eva Bianconiという人の2013年の論文にあるらしいです。
(これは最近調べた事です。)
そういうことなんですね。


解剖学は「学」という名前がついていることからも分かるように学問です。
学問というからには日々研究がされ、新しい発見があったり新しい学説が出たりします。
そうやって医学も発展していくという事もあるんだと思います。
人の細胞についても昔は単純計算で試算すると60兆個くらいなんだけど、もう少し器官別に詳しく計算すると37兆個になるという。
どちらも試算ですけど、より詳しい方が精度が高いんだろうと思います。
(原典に当たってないのではっきりはいえません。申し訳ない。)


解剖学には他にも色々面白いことがあります。
例えば小腰筋という筋肉があります。
整体を学んでいた時に、小腰筋はあったりなかったりすると聞きました。
あったりなかったりってどういう事!?と思いましたね。
だって、あったりなかったりするんですから。
どっちかはっきりして欲しい。
普通(と当時は思っていました)、骨や筋肉は決まった形があって決まった場所に決まったようにある物だと思っていました。
でもそんなことはありません。
骨も筋肉も血管も多分神経も、だいたい同じですけど、みんなそれぞれ違っている。
外見上は大体同じですけど、中は少しずつ違うということです。
筋骨格系のキネシオロジーという専門書に小腰筋の解説があります。
「第12胸椎と第1腰椎から起こり、恥骨櫛付近で骨盤に停止する。(p432)」とあり続いて「小腰筋は約40%の人で欠損する。」と書いてあります。
60%位の人には小腰筋はあるけど、40%の人にはないってことです。
微妙ですね。
半分半分くらいなら、元々ある物なのか元々はないものなのか。
意見は分かれるんだろうと思います。
だから小腰筋は小さな解剖学書には書かれていないこともあります。


10年近く前だかに人体の不思議展という展示会がありました。
プラスティネイションという特殊な固定技術を使って、人体を標本にして展示するものでした。
整体スクールの生徒さんと行ったり個人でも行ったりして、4回くらい見に行きました。
横浜で開催されていた時に、出口付近に全身骨格標本がありました。
その前には全身の筋肉に透明な特殊なプラスティックが注入されて固定された標本も沢山ありました。
骨格標本だったので骨の数を数えて確認していたら、腰椎が6個ありました。
生徒さんと一緒に行っていたので、こうやって骨の数が多かったり少なかったりすることもあるんだという話をした記憶があります。
また、患者さんで大胸筋が片方ない男性がいたり、両手指の中節骨がない女性もいらっしゃいました。


細胞の数が60兆個から37兆個に変わったところで、人が元々持っている細胞の数には変わりはありません。
その数はそれぞれ個人差(個体差)があります。
それとはちょっと違いますが骨の数も違うし、筋肉も微妙に違っていたりします。
大体同じような働きをするように出来ているのが人間なんだと思います。


細胞の数について書かれているページをリンクしておきます。
参考まで。

北大リサーチ&ビジネスパーク 2014/11/17
https://www.hokudai-rbp.jp/news/116

再生医療 2021/05/13
https://saiseiiryou.clinic/dr_blog/regenerative_medicine/human_sell/

医療ジャーナリストのコラム
https://www.ortic.co.jp/column/maruyama/index_100.html

触れてはいけない部位

読了までの目安時間:約 3分

今日は整体スクールの骨格調整の授業でした。
授業中に患者さんの位置を変える必要がある生徒さんがいました。
こういう時どうすれば良いんでしょう?というような質問でした。
側臥位(横向きに寝ている)の患者さんを少し手前に移動させたい場面でした。

患者さんは女性で術者は男性。
手技を長くやっている先生なら問題なく出来ることですが、勉強を始めたばかりの生徒さんには意外に難易度が高いことがあります。
どこに触れて移動させれば良いのか、どこを持てば良いのか、どんな風に移動したら良いのか。
変なところに触れららないし、かと言って移動しなければいけないし。
というところです。
後ろ側から前に手を回して、上前腸骨棘の下と脇腹に手がかかるあたりに前の手を置き、後ろの手は腸骨稜あたりに置いて一気に後ろに動かします。
一瞬でというのがポイントです。

患者さんの体で触れてはいけない部位があります。
そしてなるべく触れない方が良い部位もあります。
施述上どうしてもという場合を除いては、やり辛くても出来るだけ触れないようにします。
また、触れる時に自分の手指のどこで触れるかというのも問題になります。
同じ部位でも触れる手指の部分が違うと印象が変わります。

会陰部はとうぜんどんなことがあってもダメ。(昔は治療に使っていたと聞いたことがありますが、今はどんなことがあってもダメですね。)
女性のバストもダメ。
次になるべく触れない方が良い部位があります。
概ね関節の内側。
脇の下、膝の裏、肘の内側、首(顎の下)あたりです。
出来ればあまり触れないようにする部位もあります。
お腹、内転筋。
最後に患者さんの体を扱う(動かす)時に、別の方法があれば別の側を使ったほうが良い部位として。
腕の内側、脚の内側(内転筋だけでなく、フクラハギの内側)などがあります。

触れられると、なんとなく気になる部位ですね。
だから出来るだけ触れない。
でも触れなければいけない場面もあります。
施述上しかがたないようなときです。
(それでも、会陰とバストはダメです。)

触れ方・使う手指も色々あります。
それはまた別の機会に。

意外に気にしていないことがありそうなので、確認のために書きました。
参考まで。

てあて整体スクール・てあて整体院
03-3922-7230
teate@nifty.com
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