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整体師をやるにあたっては、自分が普通だとは思わない、自分と同じ意味で言葉を使っていると思わない。

読了までの目安時間:約 4分

整体師を始めて暫く経って分かった事です。

人は自分とは違う。
世の中にはいろいろな人がいる。
自分が使っているのと同じ意味で言葉を使っている人はいない。
という事です。

あっ
自分だけが正しくて、人は間違っているって事とは、全然全く違います。
皆んながそれぞれでそれぞれの意味で正しいって話です。

僕は昔から体を動かす事が好きでした。
部活ではサッカーや水泳、陸上や剣道などをやりました。
社会人になってからはダンスを始め、そのジャンルもジャズダンスからクラシックバレエ、コンテンポラリーダンスなどをやっています。
疲れたり体が重くなったら、体を動かせば楽になるし、体は楽になるというのを知っています。
でも、そんな風に思う人や感じている人は意外に少ない。
肩が凝れば、腕を回したりストレッチしたりして、自分で何とかならないかと試します。
でも、そんな事はしない人は意外に沢山います。

患者さんや生徒さんと話をしている時、普通これくらい出来るとか、普通これは出来ないなどと思わないようにしています。
人それぞれで、みなさん自分とは違うからです。
そしてこれは生徒さんにも理解してもらうようにしています。
自分のことは多くの人は普通だと思っています。
だから皆んな同じように感じるとか、出来ると思いがちですが、意外にそうではないということです。

言葉についても同じで、みなさん同じ単語を違う意味で使っていたりします。
全く違う場合は少ないですが、微妙に違っていたりします。
三重県から東京に初めて来た時期、「えらい」という言葉を「疲れた、しんどい」という意味で使ったら、全く理解されませんでした。
関東では「えらい」は基本的には「偉い」という意味で使われているというのを、東京に来て初めて知りました。
これは極端な例ですが、体に対しても同じような違いがあることがあります。

腰が痛いという時。

痛い部分はどこかと聞くと、背中の真ん中あたりを指す人もいるし、お尻(骨盤の上の方)を指す人もいます。
そこは胸椎の辺りで胸ですよとか、そこは腰じゃなくてお尻です、なんて言いません。
場所を確認して、ああここが痛むんですねと話をしていきます。
正確に厳密にと考えると、つい解剖学用語で話をしてしまったりしますが、そんな事に意味はありません。
どこが痛いのかが分かれば良い。
それに、患者さんの言う言葉の意味を否定してしまう事になって、患者さん自身が否定されたと感じ、不安や警戒が生まれてしまう可能性だってあります。

生徒さんに整体の指導をしていても同じです。
ここをこちらに向かって押して下さいと言う時、「ここ」にあたる言葉や「こちら」にあたる言葉は、僕の口からも言いますが、それが生徒さんにとって何を意味しているのかは、動きを見て確認することがあります。
言葉だけを聞いてやると、僕の意図したことと違うことをする人がいます。
それは自分が思う言葉の意味に正確に従っているだけで、間違えている訳ではないからです。
言葉なんて何でも良いんです。
実際にやることが伝われば良い。

だから。
自分が普通だとは思わない。
自分と同じ意味で言葉を使っていると思わない。
ようにしています。

整体をやっていると、普段は冷え性なのに、体がポカポカしてくるのは何故ですか?

読了までの目安時間:約 3分

整体をやっていると、普段は冷え性なのに、体がポカポカしてくるのは何故ですか?

生徒さんから聞かれました。
荒木も冷え性なのでこの感じ良く分かります。
整体をやり始めると体がポカポカして、手足が暖かくなって来ます。

そんなの体を使っているんだから当たり前でしょう。
と思うかもしれません。
でも、指針整体もマッスルエナジーテクニック(骨格・筋肉調整)も、力を使わないし体力も使いません。
なのに体が暖かくなる。
それに、質問をされた女性は、体を動かすと普段は体が冷えてくると言われます。

整体をする時には、整体師自身の体を整えます。
てあて整体スクールの場合だと、整体の手技をやる前に、患者さんの近くに来たら、まず自分自身の体がどこか緊張していないか、どこか歪んでいないかと確認します。
緊張がなく、体が真っ直ぐ(伸ばしているという意味ではなく)な状態になってから、整体を始めます。
自分を整えてから始めるようにしています。
この状態で体を上手く使えれば、無理無駄な力や緊張なく体を使う事が出来て、血流が良くなります。
歪みや緊張がないので、良くなった血液がどこかで止まったり滞ったりする事もありません。
だからポカポカしてくる。

もう一つは自律神経系のバランスが取れてくるからだろうと思います。
自律神経系のバランスが取れて来ると、冷え性などで周りづらくなっている末端への血流が促されるのではないかと思います。

整体をすると、ポカポカして来ます。
ついでに言うと、体が整って(整えてからやるので、より整うという意味)来ます。
筋力は使いますが、疲れを感じるよりは、やっていて調子が良くなる感じがするのは、そのためだろうと思います。


てあて整体スクール生徒募集中
てあて整体スクールは生徒さんを募集しています。

力を使わず効果の高い指針整体と、ボキボキしない骨格調整を身につけて、揉み返しのない患者さんにも整体師にも負担の少ない、安心して受けられる整体を身につけ下さい。
在校中は何度でも授業をリピート受講できます。
卒業後も授業に1回1,000円でリピート参加できます。

授業見学、整体体験は無料です。
問合せ受付中。

てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
問合:mail teate@nifty.com
LINE https://lin.ee/H5NyjYT

わがままだとは思っているんですが、出来るだけ根本原因を何とかしたいと思っています。

読了までの目安時間:約 3分

肩こりや腰痛の方に整体をして、その場で凝りや痛みが取れたとします。
良かったですね、また。
と終わる事がなかなか出来ません。

姿勢や体の使い方が原因だと思うと、それを教えたくなります。
もう痛みや凝りがなくなっていたとしても、普段の生活を変えれば、姿勢や体の使い方が変われば凝りや痛みがなくなると思えば、それを教えたくなります。
姿勢や体の使い方をアドバイスしていると、自分が否定されたと勘違いされる方がいます。
今の姿勢や体の使い方を否定された事を、自分自身が否定されたと勘違いされてしまう事がある。

あなたを否定しているんじゃないんです。
今の姿勢や体の使い方しか出来ないと、また同じように凝りが出たり痛みになったりする。
そうなった時に、自分で自分の姿勢や使い方を選択出来るように、自分の意思で選べるようになってもらいたいと思っています。
そうしなきゃダメですなんて言っているのではないんです。
選択肢が一つしかないと、ドツボにハマった時に抜け出せない。
選択肢は幾つかある方が良いでしょうという事です。
今の使い方でも痛みや凝りが出てこなければ、それで良い訳です。
でも、痛みや凝りが出てきたら、自分で何とかしたいと思います。

根本原因のようなものが分かっていれば、自分で対処出来る。
って話です。
対症療法みたいに、その場で痛みや凝りだけに対処するのではなく、自分自身の使い方や姿勢が見直せたら良いと思います。

ちょっと話がこんがらがって、二つの話が一つになっちゃいましたけど、このまま出します。

対処療法ではなく根本原因を何とかしたいという話と。
自分で選択出来るように、どうしても選択肢が一つしかないという状態でいたくないという話の。
二つを書ければと思いました。
面倒臭いですよね。
でもそうしたいと思ってます。


てあて整体
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A

※メニュー※

・整体60分       7,000円 (初回 別途初診料1,000円)

・クラニオ60分     7,000円

・アレクサンダー40分  5,000円


予約優先制 不定休

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肩甲骨はがしについて思う事。

読了までの目安時間:約 3分

「肩甲骨はがし」という言葉を聞くようになりました。
最近は「筋膜はがし」なんて言葉も聞かれます。
あれって良いんですか?
と聞かれる事もあります。
良いも何も受けた事がないので分かりませんが、どんな事をやっているのかは、動画などで観て何となくは分かります。

たぶん、一回くらいなら悪くはないと思います。
でも、何回もやると良くないだろうと思います。

肩甲骨と胸郭(肋骨)の間には、肩甲胸郭関節という名の関節があるとされます。
でも、解剖学の本などを読むと、肩甲胸郭関節は真の関節ではないと書かれていたりします。
真の関節ではないというのは、肩甲骨と胸郭が靱帯で繋がったり、関節包で繋がったりしていないからだと思います。
肩甲骨は鎖骨と普通の関節があります。
また、肩甲骨は上腕骨とも普通の関節があります。

肩甲骨は胸郭の上をスルスルと滑るように動きます。
肩甲骨は肩甲挙筋や菱形筋や僧帽筋で脊椎(背骨)と繋がり、前鋸筋や小胸筋などで胸郭とも繋がります。
つまり、筋肉で繋がっている。

肩甲骨剥がしを動画で見ると、肩甲骨の内縁を胸郭から離す(はがす)ように指を入れてストレッチしたり引っ張ったり動かしたりします。
これは少しやり過ぎに見える事があります。
肩甲骨周りの筋肉が硬くなっていると、指は入らず肩甲骨は離れず(はがれず)動きずらいままです。
肩甲骨周りの筋肉が柔らかくなっていても、普段は肩甲骨は胸郭に張り付いたように位置し、すべるように動いています。
わざわざ離す必要はないと思います。

だから。
たぶん、一回くらいなら悪くはないと思います。
でも、何回もやると良くないだろうと思います。

一番良いと思うのは、「肩甲骨剥がし」をしなくても肩こりや肩や腕の動きが悪くならないように、肩こりや首こりのない状態を保つ事だと思います。
そのためには普段から体を動かし、休息を取る事が大切です。


肩甲骨のばし

開業や副業として整体を始める前に、これだけは考えておかなければいけない事について。

読了までの目安時間:約 6分

てあて整体スクールは卒業後に整体院を開業したり、副業として仕事を始めたりする人のための整体学校です。
最近はすぐに開業しようという人は減って来ましたが、それでも話を聞いて言えると、知らない事や中途半端な考えの人がいるように思います。
開業や副業として始める前に考えておかなければいけない事を挙げてみたいと思います。
その前に現在の状況を少しだけ確認しておきます。

整体院や施術院はリラクゼーション関係も合わせると、50,000店舗以上があってコンビニと同じくらいの数になっている。
店舗を構えて開業すると、競合するサロンやお店がけっこうあると言う事です。
整体師だけでなく国家資格の柔道整復師などを考えると、セラピストの総数は10年前と比べてもかなり増えている。
整体院と競合する可能性のある、接骨院を構える柔道整復師は2010年と2020年では1.5倍くらいの数に増えているようです。
ニュースでも見聞きするように、一般の人の給料は30年間ほとんど変わらず、物価高が続いている状況がある。
高額メニューや回数券を販売するようなチェーン店舗が、昨年くらいから廃業し始めています。
過処分所得が減っている事が考えられ、自分の体であってもお金がなかなか出てこない状況があります。

状況だけ考えると、かなり厳しい印象です。
開業前にそう言う状況だと言う事を頭に入れて、事前の計画を練っておく必要があります。
個人で始める時に考えなければいけない事は、それほど多くはありません。

一つは他の整体院やサロンとの差別化です。
差別化は幾つか方法が考えられます。
腰痛専門や膝痛専門など、特定の症状に特化した整体院にするような方法。
これも最近少しずつ出て来始めているので、商圏がかぶるような地域にどんな整体院があるかを調査しておく必要があります。
差別化の別の方法は他とは違う手技やテクニックです。
他では受けられないサービスを提供しているという事が差別化につながります。
てあて整体スクールの指針整体やマッスルエナジーテクニックはこれに当たります。
そしてもう一つは、整体以外のサービスです。
ここで言うサービスはプレゼントなどのサービスではなく、トレーニング指導やストレッチ指導、姿勢矯正やO脚矯正などの、筋骨格系の症状とは違うメニューの事です。

もう一つはお金の問題です。
副業で始める場合は、本業で生活が出来る状況を保ったまま、隙間時間などを使って始める事です。
そうする事で金銭的なリスクは避けられます。
そして意外に忘れられているのが、収支計算です。
開業するまでの資金は皆さん計算している人が多いですが、開業後の計画が曖昧な人が多いように思います。
固定費(家賃、通信費、水道光熱費、宣伝費など)がどれくらいかかるのか、その他に生活日が幾らかかるのかを計算します。
その上で売上を月別にシミュレーションしておきます。
売上は営業日数に患者さんの数を掛け、それに単価を掛けて計算します。

例えば
1ヶ月に25日営業して、一日3人の患者さんで、メニュー単価の中間値が7,000円だとすると 25 × 3 × 7,000円 = 525,000円になります。
これがピーク売上だとすると、この売上高を何ヶ月で達成するかを考えておきます。
12ヶ月でここまで持っていくとすると、半年では月に25万円くらいの売上という事になります。
そうやって最低でも最初の1年の計画を、月別の費用と合わせて表にして計算して起きます。
そうすれば運転資金として開業時にどれくらい必要かという事は計算出来ます。
これをやっていない人が意外に多くて驚きます。
必ずやるようにして下さい。

最後に宣伝広告の問題です。
他の業種や会社勤めから、開業や副業を始める時は、宣伝方法が分かりずらいと思います。
最近はインスタやXやフェイスブックやTikTokなど、SNSを駆使した宣伝が主流です。
さまざまコンサルやワークショップがありますが、先ずはそれぞれのSNSの機能がどうなっているかを知っておく必要があります。
その上でそれぞれのアカウントを作っておく必要があります。
またグーグルマイビジネスの事も知っておく必要があると思います。
グーグルマイビジネスは地域プラス整体などで検索した時に、地図とともに3店舗表示されるものです。
(スポンサーと書いてあるものは、宣伝費が発生しています。)
店舗を持ったらグーグルマイビジネスにアカウントを作り、店名他の営業内容や写真などを無料で掲載出来ます。
グーグルには店舗アカウントで最新情報を無料で投稿出来るので、これを週に1・2回程度行っておく事で、地図の横に表示されやすく順位が上がる事になります。
開業前3ヶ月くらいから宣伝を始めないと、開業当初に患者さんがゼロというような事も起きてしまいます。
SNSなどを使っての宣伝は地道な活動で、その代行をする業者もいますが、まずは自分で出来る範囲は始めておく必要があると思います。

最低でもこれくらいの事は考えておく必要があると思います。
がんばりましょう。

整体院と接骨院・整骨院ってどう違うのか。

読了までの目安時間:約 4分

整体院と接骨院・整骨院の違いがわからないという人がけっこういるので、簡単に解説したいと思います。

一番の違いは資格です。
整体院は民間の資格でやっていて、整体は国家資格にはまだなっていません。
接骨院・整骨院は柔道整復師という国家資格を持った先生がやっています。(国家資格がないと出来ない)
民間資格と国家資格の違いという事になります。

民間資格の整体はさまざまなスクールや学校が教えていて、法律がないので授業時間数や授業科目などに規定がありません。
国家資格の接骨や整骨は柔道整復師法など業法があるので、どれくらいの授業数でどんな科目を勉強するかとか、国家資格に合格していなければ出来ないとか、取り扱う種目とか、看板の内容だとか、所管の保健所に届出が必要だとかの規定があります。

民間資格の整体では、国家資格になっている柔道整復や鍼灸あん摩マッサージ指圧などの手技は出来ません。
国家資格になっている接骨や整骨(柔道整復)では、法律で決まっている、脱臼・打撲・捻挫・骨折などの種目しか取り扱う事は出来ません。
(柔道整復で取り扱うのは厳密には急性の症状という事になると思います。)
脱臼・打撲・捻挫・骨折などは保険適応が出来る事があります。

保険適応が出来る部分は、患者の負担は2・3割程度なので、整体院などよりは安く受けられると思います。
柔道整復師の先生が整体などをする場合は、自由診療と言われて、保険適応がないと他の整体院などと同じような料金設定になります。

接骨院や整骨院でやっている事は、脱臼・打撲・骨折・捻挫などの保険診療と、一般の整体でやっている自由診療。
整体院でやっているのは、揉みほぐし系などでリラクゼーションを目的とした施術か、骨格調整や筋肉調整を目的として体のバランスを取る施術です。
てあて整体スクールで教えているのは、後者の骨格調整や筋肉調整を目的とした整体です。

体が疲れたとかリラックスしたいリフレッシュしたいという場合は、揉みほぐし系やリラクゼーション系の整体が合っていると思います。
急性の脱臼や打撲や捻挫や骨折の場合は接骨院や整骨院ですが、最近は整形外科に行かれる人が多いように思います。
急性の腰痛や膝痛などや、脱臼や打撲なども接骨院や整骨院なのかなと思います。

てあて整体スクールでは骨格調整や筋肉調整をして、体の動きや位置関係のバランスを取る事の出来る整体師を育成しています。
腰痛や肩こりや膝痛や他の症状に対する考え方や、それぞれの調整法も学びます。
開業や副業を考えている人は連絡下さい。


てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
問合:
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梨状筋調整 ※BABジャパン提供写真

大人に対して申し訳ないと思ってますが、手技の練習は言われた通りに、工夫しないで、何も考えずにやってもらいたい。 そうしないと間違った方法を覚えてしまいます。

読了までの目安時間:約 2分

手技の練習は言われた通りに、工夫しないで、何も考えずにやってもらいたい。

整体の勉強をする人たちは大人ですから、本当に申し訳ないと思います。
普通は自分の頭で考えて工夫して、より良い方法をと思って練習すると思います。
荒木が言っていることがやりずらければ、どうすればスムーズにやりやすく出来るかを考えると思います。
無駄と思えるような動きや指示があると思います。
こんな風にやると良くないと思えることもあるかもしれません。
それでも。

言われた通り。
工夫せずに。
そのまま。
何も考えずにやってもらいたい。

指針整体は他の整体とも違うし、普通の体の使い方とも違います。
だから、工夫してやりやすいようにしてしまうと、指針整体ではなくなってしまいます。
指針整体で欲しい刺激ではなくなってしまう。

普通は突き指するような方向には、指も腕も使いません。
普通は上半身や腕を使って、股関節を動かすことで指の位置を動かしたりしません。
普通は患者さんの方を向いて施術するものです。
でも、全部、違うんです。
指は使わないし、股関節だけを動かすし、患者さんの方は見ません。
そうしてしまうと、指針整体にはならないからです。

普通の整体だったらそれでも良いと思います。
でも、指針整体は他とは違う手技なので違います。
申し訳ないと思います。
何も考えずに言われた通りにやれなんて、大人に対して言うものではありません。
自分の頭で考えてもらいたい。
でも、手技が身につくまでは、言われた通りに工夫しないでやってもらいたいと思います。

身についてしまえば、大丈夫です。
卒業後は皆さんにお任せします。

仙腸関節は動かないのか

読了までの目安時間:約 3分

仙腸関節は動きます。

ただし殆ど動かない関節と言われるくらいなので、ほんの少しです。
言葉は面白いですね。
殆ど動かないと言われると、全く動かないと解釈してしまう人がいますが、殆ど動かない=動く事はある、という事です。
動きは回旋で数度、滑りで数ミリと言われたりします。
腰痛の原因の一つとして仙腸関節障害があると言われたりするくらいなので、動かない訳ではないですね。

整体師は後上腸骨棘(PSIS)の触診で、仙腸関節の位置を確認します。
PSISに触れて位置を確認します。
位置だけでなく傾きも分かります。
でも、意外に難しい。

PSISは骨の一部ですが、骨を直接触れている訳ではありません。
関節のある部分なので靱帯があったり、突起部分なので筋肉の腱がついていたりします。
皮下組織や皮膚にも触れる事になります。
骨の上に乗っている、靱帯や腱や皮下組織が左右全く同じではない事があります。
そうすると、位置を間違えてしまう事があります。

例えばPSISが上方変位(AS)している場合、仙骨と寛骨の位置関係が変わっている事になります。
その事でPSISに繋がっている靱帯や腱が肥厚する事がよくあります。
そうすると、PSISが上方にあるにも関わらず、腫れているだけ下に見えたり感じたりする事があります。
入学したばかりで、PSISの触診を間違う時によくある事です。

仙腸関節が動くという事は、仙骨と寛骨が動いて、その位置が変わるという事です。
骨には様々な組織が繋がっているし、関節の近くには神経も血管も内臓もあります。
それら多くの組織にも動きが出て、捻れたり引っ張られたり縮んだりする事になります。
これが痛みやさまざまな症状の原因二なるという事です。

仙腸関節は少しだけ動きます。
少ししか動きませんが、少し動くだけで回りの組織にも変化をもたらします。
それが痛みや症状の原因なら、仙腸関節を動かして元に戻るようにする必要があります。
また、歪みを正しく把握するためにも、触診の練習が大切です。


骨盤・てあて整体スクール

痛い整体と痛くない整体はどちらが効果があるのか。

読了までの目安時間:約 3分

整体を受けに行くと、痛みを伴う整体と痛みのない整体があります。
どちらに効果があるんでしょう。

てあて整体スクールでは痛みのない整体を教えています。
押したり揉んだり体重をかけたりせずに、全身の筋肉を緩め血流を良くし筋肉の動きを改善するのが指針整体です。
もちろん強く押す事も強く揉む事もありません。
骨格調整や特定の筋肉の調整をするマッスルエナジーテクニックは、ボキボキ音がなるような方法ではないし、急激な回転や牽引もしません。
指針整体とマッスルエナジーテクニックという手技は、痛くない整体ということになると思います。

痛くない整体に効果はあります。
この整体で25年続けてきました。
患者さんに受け入れられなければ、ここまでは続かないでしょう。
てあて整体と同じように痛みのない整体は他にもあります。
そういう整体も効果があって続いていると思います。

痛い整体には効果はあるんでしょうか。

あると思います。
痛みの種類にもよりますが、痛みを伴う整体も効果はあると思います。
硬くなった深層筋や硬くなって動かなくなった神経そのものを動かす時、短時間で動かしたり緩めたりしようとすると、どうしても痛みを伴ってしまう事があると思います。
そういう(痛みを伴う可能性のある)整体も当然効果はあると思います。

両方に効果がある可能性があるのなら、痛みのある整体なのか痛みのない整体なのか、どちらを選ぶかは整体師の考え方や好みだと思います。
そして、どちらの整体を受けるかは、患者さんの考え方や好みの問題だと思います。

痛みを伴う場合でも、長時間かけてしまうと、逆効果になる可能性や、事故や故障の可能性があると思います。
逆に痛みを伴わない場合は、伝わる刺激が少なすぎて、効果が出ない事もあると思います。
どちらを選ぶかは個人の考え方だと思います。

てあて整体スクールでは揉み返しのない、痛みを伴わない整体を指導しています。
現代人の体を考えても、痛みのない負担の少ない整体を広めたいと思っています。
生徒さん募集しています。
授業見学や整体の体験をお待ちしています。


ボキボキしない骨格調整

背筋や尾てい骨という言葉は解剖学では使いません。

読了までの目安時間:約 2分

患者さんと話をしていて、「尾てい骨が痛いんです」とか「背筋が痛いんです。」と言われる事があります。

そうなんですね。
尾てい骨のどの辺りですか。
とか。
背中のどの辺りがどんな風に痛みますか。
などと聞きます。

ああ、尾てい骨のこの辺りです。
背筋のこの辺りです。
みたいな答えを聞き出します。

背筋や尾てい骨という言葉は、実は解剖学では使いません。

背筋と患者さんが言う時、僧帽筋や広背筋、脊柱起立筋(腸肋筋、最長筋、棘筋)などを指しています。
背筋という言葉は一般的な背中の筋肉の事で、解剖学では個々の筋肉に別々の名前がついています。
一括して背中の筋肉全部を指す言葉はありません。
同じように尾てい骨という言葉も解剖学では使いません。
一般的には仙骨の下につながる、尾骨の事を尾てい骨というようですが、たまに、坐骨のことを尾てい骨と呼んでいる人もいるようです。

整体師が背筋とか尾てい骨という言葉を使わないのは、そういう理由からです。
整体師がそういう言い方をする時は、患者さんに伝わりやすいだろうと思って使っていることはあります。

これとは少し違いますけど、解剖的な呼び方が普通とちょっと違う場合もあります。

頭蓋骨はズガイコツではなく、トウガイコツと呼びます。
肘関節はヒジカンセツではなく、チュウカンセツと呼びます。
膝関節はヒザカンセツではなく、シツカンセツです。

これも、ズガイコツとかヒジカンセツとかヒザカンセツと言う時は、患者さんに伝わりやすいだろうと思って使ってます。
チュウカンセツやシツカンセツだと、どこだか分からないですもんね。


全身骨格背面

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