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触れてはいけない部位

読了までの目安時間:約 3分

今日は整体スクールの骨格調整の授業でした。
授業中に患者さんの位置を変える必要がある生徒さんがいました。
こういう時どうすれば良いんでしょう?というような質問でした。
側臥位(横向きに寝ている)の患者さんを少し手前に移動させたい場面でした。

患者さんは女性で術者は男性。
手技を長くやっている先生なら問題なく出来ることですが、勉強を始めたばかりの生徒さんには意外に難易度が高いことがあります。
どこに触れて移動させれば良いのか、どこを持てば良いのか、どんな風に移動したら良いのか。
変なところに触れららないし、かと言って移動しなければいけないし。
というところです。
後ろ側から前に手を回して、上前腸骨棘の下と脇腹に手がかかるあたりに前の手を置き、後ろの手は腸骨稜あたりに置いて一気に後ろに動かします。
一瞬でというのがポイントです。

患者さんの体で触れてはいけない部位があります。
そしてなるべく触れない方が良い部位もあります。
施述上どうしてもという場合を除いては、やり辛くても出来るだけ触れないようにします。
また、触れる時に自分の手指のどこで触れるかというのも問題になります。
同じ部位でも触れる手指の部分が違うと印象が変わります。

会陰部はとうぜんどんなことがあってもダメ。(昔は治療に使っていたと聞いたことがありますが、今はどんなことがあってもダメですね。)
女性のバストもダメ。
次になるべく触れない方が良い部位があります。
概ね関節の内側。
脇の下、膝の裏、肘の内側、首(顎の下)あたりです。
出来ればあまり触れないようにする部位もあります。
お腹、内転筋。
最後に患者さんの体を扱う(動かす)時に、別の方法があれば別の側を使ったほうが良い部位として。
腕の内側、脚の内側(内転筋だけでなく、フクラハギの内側)などがあります。

触れられると、なんとなく気になる部位ですね。
だから出来るだけ触れない。
でも触れなければいけない場面もあります。
施述上しかがたないようなときです。
(それでも、会陰とバストはダメです。)

触れ方・使う手指も色々あります。
それはまた別の機会に。

意外に気にしていないことがありそうなので、確認のために書きました。
参考まで。

手に職をつける。

読了までの目安時間:約 2分

手に職をつける。


整体師やセラピストはまさしく手に職をつける仕事です。
患者さんに対して施術をしたり調整したりします。
それを行うのが手。
だから手に職をつける。
でも実際には手に職をつけると言っても、身体を使ってする事だけを指しているわけではありません。
やった事ないので間違っていたら申し訳ないですが、コンピュータのプログラミングをする人も手に職をつけると言われるだろうと思います。
プログラムの場合は手でもちろんやるとは思いますが、主にその知識や技術のことが手に職と言われる内容だろうと思います。


実は整体やセラピーについても同じです。


手でする仕事ですが、手だけが勝手にする訳ではありません。
整体の手技や骨格調整の方法についても、そのベースとなる考え方や理論があります。
そして、患者さんの身体を施術するには、解剖学などの座学も知識として持っている必要があります。
だから、手、だけではない。
ただ、整体などのセラピーには他の手に職にはないメリットがあります。


モノを使わない。
何もなくても出来る。


自分の手だけで出来るので、身軽に始められるところがあります。
プログラミングだと(たぶん)パソコンがないと仕事にはならないでしょう。
でも整体だったら何もなくても、相手と自分がいれば出来ます。
世界中どこでも手ぬぐい一本で生きていける、なんて転職・独立する前には思っていました。
海外には飛び出しませんでしたけど、可能性の話としては今でもそう思っています。
独立してやっていこうと思っている人には良いかもしれません。
それに初期投資が少なくてすみます。
在庫を持たなくても始められる仕事です。

整体と言っても色々あります。

読了までの目安時間:約 4分

整体と聞いてどんなことを思い出しますか?
実は人によって色々です。


整体院に行くとボキボキされるんでしょ。
整体院と言えば60分とか90分とか、ゆっくりマッサージしてくれるものでしょ。
整体院に行くと体の調整をしてくれますよね。
整体院ではずっと寝ていて軽く触れるだけみたいなことされます。
整体院と言えば体の使い方を教えてもらってます。


自分が受けている整体とは違うかもしれませんが、これ全て整体院と呼ばれている所でやっていることです。
ボキボキは骨格調整。
マッサージをするのはマッサージや指圧師の先生ですが、整体院として開業されている先生もいます。
骨格調整や筋肉調整、ストレッチや様々な手技を使って体の調整をする整体院もあります。
本来はこれが整体だと考えていますが、今は他にも沢山の種類があります。
軽く触れるだけのような手技は、頭蓋洗骨療法など軽いタッチで行う手技や、気功やレイキヒーリングなどエネルギーワークでも行っていて、整体院と言う名前で開業されている先生もいます。
また、手技をしない先生は少ないと思いますが、多くの整体院では体の使い方やストレッチなどの指導も行っています。
指導がメインの先生も中にはいらっしゃいますが、そんなに多くはないと思います。


一口に整体と言っても色々です。
整体師になりたいと思っている人は、自分がどんな整体師になりたいのかを明確にしておく必要があります。
そうしないとせっかく整体学校や整体スクールに入学しても、自分がやりたいことが学べないことがあるかもしれません。
多くの整体学校や整体スクールでは、体を調整する骨格調整や筋肉調整の手技と、そのために体を緩める手技とを学びます。
解剖学など座学は殆どのスクールや学校で教えていますが、そのほかにスクールや学校毎に特徴のあることを教えていたりします。
てあて整体スクールではアレクサンダーテクニークと触診です。
触診は整体師の基本として、整体師の手を作るためと、骨格や筋肉調整の精度を上げるためです。
そしてアレクサンダーテクニークは体の使い方を学びます。
体の使い方を患者さんに指導する時の参考と、整体師としての自分の体の使い方のためです。
体の使い方という意味ではストレッチも学ぶことができます。


それぞれの学校にはそれぞれの特徴があります。
自分がどんな整体師になりたいのか。
整体師は自分が知っている一種類だけではありません。
自分がやりたいことが学べる学校を探して下さい。
ついでに言えば骨格調整や筋肉調整をする手技にも色々あります。
てあて整体スクールで言えば、骨格調整のマッスルエナジーテクニック、筋肉を緩め動きやすく軽くする指針整体です。


てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5−27−18ーA
愛知県名古屋市千種区今池 2−1−16−408
teate@nifty.com
03-3922-7230


てあて整体スクール・指針整体

頭(頭蓋骨)や骨盤は歪むのか

読了までの目安時間:約 4分

頭や骨盤は不動関節と呼ばれますが、だとしたら全く動かないのかというと動きます
動くと言っても、他の関節のように動きが目に見えるほどは動きません。
これらの関節は殆ど動かない関節で、仙腸関節(骨盤の仙骨と寛骨の関節)はプロメテウス解剖学アトラスによれば、「仙腸関節は真の関節であるが、その可動域は硬い関節包と強い靭帯によって著しく制限されている(半関節)、・・・」と書かれています。
ただ、全く動かないということはないということです。

では骨盤は歪むのか。

動かないことはないんだから動いて歪む、と言いたいところですが、それは殆どないと思います。
殆どありませんが、あることはある。
実際の患者さんを診ていると、殆どの方は歪んでいるのは仙腸関節などではなく、周りの筋肉のアンバランスによって歪んで見えるということです。
骨盤と肋骨の間には骨のない筋肉だけの場所があります。
手で触れても分かりますね。
その左右のどちらかの筋肉が短くなっていたら、片方の骨盤が頭の方に引きあがって見えます。
床に寝て触れて検査してもそう見えます。
骨盤が右が上に歪んだ感じに見えます。
でもこれ骨盤が歪んだのではなく、周りの筋肉のアンバランスが起きただけのことです。
似たようなことが、骨盤の前後の傾きにも起こることがあります。

そういう状態が多いように思います。
ただ、中には少し関節自体の位置関係が歪んでいる場合もあるように思います。
関節の位置関係というのは、骨の位置関係です。
骨盤で仙骨と寛骨の位置関係が歪めば、骨盤が歪んでいる状態になります。
ただこれもほんの少しです。
骨自体の歪みは微々たるものだろうと思います。
骨の微々たる歪みに加えて、周りの筋肉や筋膜の状態が変わってしまっていて、歪みを大きく見せていることが殆どだと思います。
マッスルエナジーテクニックなどの筋肉を使った調整法が効果を表すのは、そう言うことも原因の一つにあるだろうと思います。

頭蓋骨についてはどうか。
これも殆ど歪まないと思います。
ただ、殆ど歪まないというのは、歪むことも可能性としてあるという意味です。
頭蓋骨も頭の周りにある皮下組織や薄い筋肉などの問題が多くあるように思います。
世に言う小顔矯正や小顔調整は、皮下組織のむくみを取ることで、顎のラインが見えるようになったり、目が大きく見えたり頭が小さく見えたりすることで説明が付きます。
殆ど歪まないものの歪みを調整するのは、かなり微細な作業になります。
いや、作業自体は微細でなくても違いを感じる手は繊細にならざるを得ません。
触れられているだけのようなセラピーがあるのは、そう言う事も理由なのかもしれません。

骨盤や頭は殆ど歪まず、歪みとして見える時の殆どは周りの筋肉や筋膜や皮下組織の状態の見え方です。
でも歪まない訳ではない。
殆ど歪まないということは、歪む可能性があるということです。
その微細な歪みを感じることが整体師やセラピストの仕事です。

本当に強く押さないんですね。

読了までの目安時間:約 3分

患者さんに言われました。


軽い整体って聞きましたけど、本当に強く押さないんですね。


その患者さんはどんなマッサージや整体に行っても、とにかく強く押されて来たそうです。
確かにその方の背中はかなり硬い状態でした。
これだと強く押したくなる気持ちも分かります。
マッサージの先生も整体師も基本的に相手に楽になってもらいたいと思っています。
体が軽く軟らかく動きやすくなるためには、硬い背中は解さなきゃと思っても仕方ありません。
グイグイ指で押して、体重をかけて強く強く押してしまいます。
でも、それだと痛い。
腰痛や膝痛・肘痛を治すために、この痛みに耐えなきゃいけない。
そう思って耐えていたそうです。
でも、腰痛や肘痛はなかなか軽快せず、痛みに耐えるのが怖くなって来たということでした。


てあて整体院の指針整体は強く押しません。
強くもなにも、押したり揉んだり体重をかけたりしません。
トントンと軽い刺激を全身に入れて行きます。
本当にこんな軽い感じなんですね。
と、その患者さんもおっしゃっていました。
こんな軽い整体があるなんて今まで信じられませんでした。
とも。
指針整体は筋肉を物理的に揉んだり押したりすることで緩める方法ではありません。
トントンと軽い刺激を入れることで、副交感神経を刺激していると考えています。
また、うつ伏せだけでなく仰向けの体にも刺激をいれることで全身に刺激を入れ、全身の血流を改善することを目指しています。
筋肉をつぶしたりせず刺激だけ入れるので、筋肉と神経の繋がりが良くなるとも考えています。
触診をするように触れているだけのように感じる方もいます。
それでも体は緩んでいく。


強く押すことを否定している訳ではありません。
熟練の上手な先生に強く押してもらうと、身体はスッキリと軽くなります。
揉み返しもなく、動きやすい体が手に入ります。
でも、そう言う先生は少なくなりました。
強い押しが好きなら、かなり探さなくてはいけない時代かもしれません。


軽い刺激で気持ち良く。
筋肉が軽く動きやすくなりたかったら。
てあて整体院に来て下さい。


てあて整体院
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
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03-3922-7230

これじゃ将来歩けなくなるね。

読了までの目安時間:約 4分

「先生、私の体は人とどんな風に違ってますか?」

先日、来院された患者さんを整体師ている途中に聞かれました。
腰痛や膝痛などがある方でしたが、筋肉量が気になったので、「ちょっと筋肉量が少ないですかね。でも、別に他の人と違うとか変だってことではなく、筋肉量の問題が痛みの原因になっている可能性があるとは思いますけど。」というような話をしました。
何か気になりますか?
と聞くと、実は今まで色々な病院や整体院や接骨院に行ったんですけど、もういろんなことを言われて、自分は人とは違うんだって思い込んでいたんですよ、と。
もう手遅れだし治らないんだから、早く死んだほうがましだなんて思ったこともありました。
なんて仰る。
どんなこと言われたんですか?もし良かったらと聞くと、こんな話をされました。

膝痛で病院に行った時には、足の指(浮指・ハンマートウ)を見た医者が、「これじゃ将来歩けなくなるね。」というようなことを言われ、とても変なお婆さんのような歩き方を見せられて、こんな感じになるよとまで言われたそうです。
頭痛で別の病院に行った時には、あ~あ自律神経失調関係の人はこんなのばっかしなんだよね、と顔を見ながら言われたそうです。
しかもそこの病院は初診で診察室に入って行くなり、症状を聞いて顔を見てすぐに言われたそうです。
また、腰が痛いので行った整体院では、これや100人に1人の珍しい体で良くならないですね、院長が言っていた人ってこんなんだったんだ、初めて見ました。指を当てるとズルっとずれて沈んでいくんですよね。と言われたらしい。

こんなことが他にもいくつかあって、本当に嫌になってしまった事もあったとのことでした。
だから、自分の体はどんな風になっているんだろう、人とかなり違うんだろうか、やっぱり諦めた方が良いんだろうか、でも諦めきれないし、まだまだ動きたいし、と。

腹が立ちます。

その医者や整体師に対して。
腹が立つ。
足指の状態はトレーニングや歩き方を変えて行くことで、必ず変化があります。
必ずなんて言葉はなかなか使いたくありませんが、変化は必ずある。
もうどうしようもないなんて、ありえない話です。
頭痛も顔を見るなり自律神経系だなんて、どうしてそんな診断が出来るんだろうかと思います。
頭に触れると緊張性の可能性もあるように見えました。
確かに自律神経系の問題が関係している可能性はあるかもしれませんが、あ~あってことはねぇだろう!とつい腹が立ちました。
整体師にいたっては、ただ腕がなく下手なだけだと思います。
これに関してはそうお伝えしました。
だって体を扱うものとして、自分の手に負えない事を患者さんの体のせいにするなんてありえません。

言葉はエネルギーにもなるし、凶器にもなります。
特に医者や整体師などセラピーを行っている者は肝に銘じなければいけません。
安易に言葉を選ばない。
人のせいにしない。

身体を診る。

読了までの目安時間:約 3分

荒木がスライムと呼んでいるストレッチがあります。





ストレッチと言っても一般的な引っ張るタイプのストレッチと違い、身体を動かすことで筋肉がストレッチされていくことを目的とした動きです。
筋肉の力をなるべく使わず、自重を使うようにして行います。
ポイントは力を抜いていること。
上の動きだとポイントは、腰を持ち上げたりお尻を動かしたりして、仰向けからうつ伏せに体をしようとしないことです。
腕(肩甲骨)に引っ張られて体幹が捻じれていく。
捻じれの結果、骨盤が引っ張られ、骨盤に繋がっている下肢も引っ張られます。
初めてやってみると、力を入れずにやることは絶対に不可能だと思えるかもしれません。
実際、荒木が初めてやった時には、腕だけが身体の前を反対側に伸びているだけで、肩が少し前に上がっておしまいでした。
胴体が腕について行くなんて、感覚的にありえませんでした。
それが、少しずつやっていると。


少しずつ肩が上がるようになり。
上がった肩の側の脇腹が捻じれるようになり。
背骨が少し捻じれるようになり。
骨盤が少し持ち上がるようになり。
骨盤がある位置を過ぎると、腕に繋がった胴体や腰や骨盤や脚がズルズルとうつ伏せになって行きました。
不思議。


いや、今日はそう言う話ではなかった。
患者さんが来ました。
胸郭の動きが少し悪い。
それも左右差がありました。
何というか肋骨が動かない感じです。
これだと呼吸が浅くなります。
そして、腰(腰椎)に若干の捻じれがあったので、骨盤が捻じれ、身体全体が捻じれていました。
身体が捻じれていることで、足裏の重心の位置が変わって、立っている感覚が微妙に変。
と仰っていました。
ダンサーさんだからですかね。
かなり微妙な違和感を仰っていました。


その解消をするのに、この動き(スライム)をやってもらったら、本当に微妙に左右差がありました。
本人も左右差は認識していましたが、実態とは逆の認識がありました。
左の動きが悪いと思っていたのが実は右だった、みたいなことです。
それでゆっくり動いてもらいながら、止まるというか動きに変化が起きる所をチェックして行きました。
すぐに出来るようになる訳ではありません。
自分で感覚出来ることならダンサーなので自分で調整出来ます。
感覚出来ないところの感覚がどんな感じなのかを確認しながら動いてみると、明日からの身体の緩め方の注意ポイントが出て来ました。


身体を診るのは難しい。
とも言えますが、日常的に注意しながら見ていると、実は誰でも分かるようになって来ます。
日常的に見るようにした方が良い、見る時はこういうところがポイント。
みたいな話が出来れば良いと思っています。

整体は疲れませんか?

読了までの目安時間:約 3分

「 整体は疲れませんか? 」

これは患者さんから聞かれることもあるし、整体スクールに見学に来た人から聞くこともあります。
スクール見学の人からだと、てあて整体スクールで教えている整体は疲れませんか、という質問ですね。
「疲れません。」
と言いたいところですが、全く疲れない訳ではありません。
筋疲労はあります。
運動した時の疲れみたいなものですね。
でも、普通に運動をする時みたいな疲れではありません。
例えばテニス部とか野球部とかの部活で練習した時のような疲れはなくて、家の掃除をするとか洗濯物を干すとか、散歩するとか家でストレッチするとか。
それくらいの感覚です。

整体をするのに1時間くらい、体を動かしますので、それだけの疲労はあります。
でもそれ以上ではありません。
重労働ではないし、試合前の部活で絞られるような辛さはありません。
ジムトレーニングで重いものを持ち上げるような筋疲労もないし、ボディメイクをするためにやるようなワークアウトほど疲れません。
気持ちのよい軽い疲労感はあります。
体が整いますから。
整体をしている時の整体師は、自分の体を整えて整体しています。

全身に無駄な力が入らないようにしたり。
体の軸を出来るだけ中心に置いたり。
大きな関節に力が偏ることがないようにしたり。
息が止まらないように、自然に呼吸したり。
重心が偏らないようにしたり。

たぶん殆どの整体師はそうしています。
そうしないと効果が出にくいし、質問のように疲れてしまいますから。

一日に何人も整体をしないと仕事としては成り立ちません。
何人も整体が出来るのは、手を抜いているのではなく、あまり疲れないからです。
あまり疲れないのは、疲れないような体の使い方をしているからで。
疲れないような体の使い方は、効率的な体の使い方です。
効率的な体の使い方は、整体の効果も出やすいし、患者さんにもウケが良い整体です。
なんだか風が吹けば桶屋がみたいな話ですが、そう言うことです。

疲れが心配なら心配はありません。
整体は疲れませんから。
もし疲れるような整体を覚えてしまっていたら、それはあなたのせいではなく教えてくれた先生の問題だと思います。
それでも大丈夫だと思います。
工夫すれば無駄な力は抜け、疲れず効果の高い整体が見つかると思います。


骨格調整2007021

心配を諦めるのは難しい。

読了までの目安時間:約 4分

開業について相談されることがあります。
多くの場合は心配事についてだったりします。


開業して食べていけるんだろうか。
患者さんを良くすることが出来るんだろうか。
患者さんは来るんだろうか。
自分に患者さんを治すことが出来るんだろうか。
知らない症状の人が来たらどうしよう。
全然、良くならなかったら。


心配は尽きません。


大丈夫だよ。
心配していたって仕方がない。
誰だって最初は心配するもの。
自分に出来る準備を全部するしかない。
そんなアドバイスはしません。
どうしたって心配する人は心配します。
いくら準備をしたって心配します。
心配事がなくなったって、新しい心配事を見つけて心配します。
だから、心配が消えない人に心配しなくて良いとか、心配の必要がなくなるように準備しようなんて言いません。
ま、準備は前提ですけど。


心配する事を諦める。
自分は心配する人だから、心配するのは仕方がない。
心配は前提。


そう思えるかどうかです。
心配するのは前提なので、心配があっても開業するのかどうか。
そこです。
心配だから開業出来ないと言うのであれば、開業はやめた方が良いです。
開業しても心配が付きまとって、良い仕事が出来ません。
心配するのは仕方がない、心配だからと言って失敗するとは限らない。
でも、失敗しないためには何かをやっておかなければいけない。
それでも心配だけど、それよりも開業したい。
と言う事かなと思います。


でもそれが難しい。
心配を諦めるのは難しいものです。
心配は開業しない理由になります。
心配は開業して失敗した時の理由になります。
エクスキューズですね。
言い訳です。
言い訳が先にあると、実は少し心が落ち着きます。
だから出来ないんだ。
だから失敗したんだ。
心配していた事が起きてしまった。
そう自分に言い訳が出来るでしょ。


良く考えて下さい。
心配があったから失敗した訳ではない。
心配と失敗は関係ありません。
準備が適切でなかったから失敗したのかもしれない。
準備が最善だったとしても、予期せぬ事が起きたのかもしれない。
準備が適切でなかったのは、心配とは関係なく自分の問題です。
予期せぬ事が起きるのは、予期せぬことだから心配とは関係ない。
心配していたとしても結果は変わりません。


心配を諦めて、心配があっても開業したいのか。
そこ、考えときましょう。
やっぱり心配はある、だから心配がなくなったら開業しよう。
そう言う人は本当は開業したくないという事です。
開業しなければ、失敗しないだけでなく、心配もなくなります。
それを認めるしかありません。


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環境を整える

読了までの目安時間:約 3分

初診の患者さんが来たとします。
何となく緊張している様子が伺えます。
肩や首に力が入ったり、呼吸が浅かったり、目が泳いでいたり。
そんな時どうしますか?

緊張しなくて良いですよ。
リラックスして行きましょう。
楽にして下さいね。
肩の力を抜いて。

そんなことを言う整体師はいません。
いや、いるかもしれませんが、そう言う整体師やセラピストは長続きしません。

環境を整えます。
患者さんが知らず知らずリラックスしてしまう。
知らないうちに緊張が抜けて行く。
そんな環境を整えます。

笑顔。
おじさんでも笑顔ですね。
そして話をする。
他愛のない話をいきなりすると、逆に構えられて緊張したりしますから、問診と絡めて質問を続けたり、質問の中から深堀することを聞いて行ったり。
共通項を見つけたり、共感出来ることを見つけたり。
動きの確認のため身体を動かしてもらいながら、安全確保のために体に触れたり。
当然ですが照明や音楽や風通しや日当たりも考えておきます。
あるセラピーでは必ず、間接照明、クラシック音楽、ゆっくりした言葉、患者さんの周りは時計回り。
それが施術の前提で条件だったりします。
自律神経系を整え副交感神経が優位になるように考えてあると聞きました。

緊張しているものに自分で気が付いて抜ければ、不調は起こりにくいはずです。
殆どの人は緊張や力が入っていることに気づきません。
言われて抜こうとしても抜けないことも多い。
「抜いて下さい。」なんて直接言うことは殆ど意味がありません。
それが出来るなら来ていないはず。

患者さんが知らず知らずリラックスするような環境を作ります。
具体的な照明や音楽や温度や湿度や部屋の丁度品かもしれません。
整体師の話し方や声のトーンや内容かもしれません。
そうやって知らず知らず緊張が解け始めたら調整を始めます。
そうしないと効果が出にくい。

普通の整体師は知っていることです。

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