姿勢とカラダの地図 ワークショップ
年末に「姿勢とカラダの地図」のワークショップを開催します。
整体師でアレクサンダーテクニーク教師の荒木にしか出来ないワークショップです。
オリジナルテキストを使い、姿勢をテーマに体の地図(ボディマップ)を確認して行きます。
姿勢は生まれつきだとか遺伝だとか。
猫背や姿勢の悪さは治らないと思っている人がいます。
でも、自分の姿勢を作っているのは自分です。
生まれてから親や兄弟や沢山の人を見て作られて来たのが姿勢です。
性格が関係している事もあります。
今の姿勢の原因を知り、自分の姿勢を見直すのに、自分の体の中がどうなっているのか知るのも一つの方法です。
体の中の仕組みと外から見た形の違いを確認する事で、姿勢を作る土台となっている設計図の見直しをします。
アレクサンダーテクニークの考え方も取り入れて、ワークをして行きます。
頭の形は縦長なのか横長なのか。
首は顎の下からなのか。
腕が動くのはどこからなのか。
股関節は上半身の下に繋がっているのか。
姿勢に関係する部位を、イラストを見たり、触れたり動かしたりして確認します。
姿勢が気になる人だけでなく、体の仕組みを知りたい人も来て下さい。
年内最後のワークショップです。
お待ちしています。
姿勢とカラダの地図
日時:12月28日(土)10:00ー12:00場所:てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
料金:12,000円(当日清算)
定員:6名
問合申込フォーム:
アレクサンダーテクニークは体験学習です
アレクサンダーテクニークは体験学習です。
自分の心身に起きている事を体験しながら学んでいく、心身の使い方の学習法です。
そこはこうやって下さいとか、こうすれば上手く行きますよというコツを教えるような方法ではありません。
だからちょっと悠長な感じがしたり、はっきりしないように感じる方もいると思います。
そこは伝え方を考えなければと思いますが、その人の体験は私がする事は出来ないので、体験をしてもらいそれを語ってもらう事はやっぱり外す訳には行きません。
自分がどうなっているか。
自分が今何をしているのか。
この方法はこのやり方はこれしかないのか。
ひょとして習慣的になってしまった、やらなくても良い方法だったり無駄な力だったりを使っているんじゃないのか。
そんな事を考えながらやります。
アレクサンダーテクニーク教師が受ける人(生徒さん)の体に触れる(ハンズオンワーク)のはその為です。
自分で自分を体験してもらうために、手助けとなるように手で触れます。
押したり揉んだりストレッチしたり調整したりしているのではなく、自分で自分を感じてもらう為です。
体には固有受容器という器官があって、体の各部がどうなっているか感じられるようになっています。
この筋肉は硬くなっているとか、ここは緩んでいるとか緊張しているとか。
その固有受容器を手で触れる事で活性化させていると考えると、ただ触れているだけなのに変化が起こるのも少し理解出来ると思います。
触れられて自分の体に変化が起きて、あれあれあれっと思う事があります。
首が伸びたとか、ふわっとしたとか。
それは自分自身が知らないうちに入っていた力を、自分自身で抜いた事によって起きています。
アレクサンダー教師はただ手で触れているだけですが、それが本人の変化を促している事になります。
アレクサンダーテクニークは体験学習です。
姿勢や歩き方や楽器演奏が上手くいかなくなった時。
パソコンやスマホを使っていて、体の状態が変わってしまった時。
人前で話をすると、つい力が入ったり緊張してしまう時。
自分の体験を通じて、自分でなんとかするという方法です。
個人レッスンとグループレッスンが受けられます。
気になったら連絡ください。
てあて整体院・アレクサンダーテクニーク・荒木靖博
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Amail : teate@nifty.com
LINE : https://lin.ee/H5NyjYT
アレクサンダーテクニーク
個人レッスン 5,000円グループレッスン 3,000〜10.000円(要相談)
※月一グループレッスンは3,000円で大泉学園でやっています。
自分を体験する
一生懸命やっているのになかなか上手く行かない事があります。
どうやってみても上手く行かない。
目標としている事や結果が頭から離れず。
視野が狭くなって。
自分が頭や顔だけになってしまったような感覚
使っている手や腕は見えているが
腹や背中や脚のことは忘れてしまっている。
自分を体験し直してみるという方法があります。
自分が今どうなっているか思い出してみる。
自分が頭や顔や視界に入っている部分だけでなく
体全体を持っている
頭も首も胴も腹も背も腕も肘も手も指も
腰もお尻も脚も膝も足首も足も足指も
呼吸も頭の中の考えも
全部が自分で
全部を自分として持って使っている
それを経験し体感してみる
それだけで自分が変わるかもしれません。
怪しい書き方になっていたらすみません。
何かに集中し一生懸命にやっていると思っている時、目的や目標しか意識に上らず、主に動いている手や腕しか意識せず、視界に入っているものしか知覚されていないような状態では上手く行かないことがあります。
体は全体で体です。
つながりのある体を上手く使うには、体全体を知覚し感覚しコントロールする必要があります。
そのために自分を体験する。
という方法があります。
階段を上がる時、椅子から立ち上がる時
椅子から立ち上がる時、つい斜め上を見ませんか。
階段を上に上がる時にもです。
それ必要なんでしょうか。
先日、インスタ・コラボライブの中でアレクサンダーテクニークの話をしました。
アレクサンダーテクニークは知らず知らずのうちに身についてしまった習慣や癖から、一旦離れてみて、元々の自分の使い方を思い出す方法です。
習慣や癖は知らないうちに身についているので、気が付くのは意外に難しいものです。
なので、椅子から立ち上がる時や階段を上がる時に、ついやってしまう癖の話をしました。
つい斜め上を見てないだろうか。
上に上にと体を持ち上げようとしていないだろうか。
その話を聞いて、すぐに実践してみてくれた方がいました。
椅子から立ち上がるのに、上を見ていたのでちょっと下を見てみた。
そうすると、楽に立ち上がる事が出来た。
とのことでした。
階段もそうです。
上に上に上がろうとする。
でも、階段を上がるのは、階段を下に踏み締めて膝を伸ばすと上がります。
個人的にはイメージが逆のような感じがしています。
言葉に騙される感じですね。
アレクサンダーテクニークを日常で使うってこういう事なんだなと思いました。
自分の使い方の基本を見直し感じたいと思っているので、個々の具体的な何かだけが出来てもなぁと思うようなところがあったかもしれません。
この考え方自体が荒木の習慣になってるのかもしれないですね。
使える部分を積み重ねるって方法もありますからね。
12月にはまたワークショップやろうと思います。
アレクサンダーテクニーク面白いですよ。
荒木はアレクサンダーテクニーク教師になって10年。
個人レッスンやグループレッスンを行っています。
てあて整体院(練馬区大泉学園)や名古屋、出張が必要なら交通費を頂ければ全国どこでも伺います。
連絡お待ちしています。
てあて整体院
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
https://lin.ee/H5NyjYT
アレクサンダーテクニーク教師になって10年になりました。
2024年11月9日でアレクサンダーテクニーク教師になって10年になりました。
いろいろと考えながらですが、続けてこられて良かったと思っています。
アレクサンダーテクニークは体の使い方の指導法を探していた時に出会いました。
整体師として痛みや症状が治せるようになった時、同じ症状や痛みで来る患者さんに、体の使い方を教える基準のようなものが欲しいと思っていました。
初めて個人レッスンを受けた時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。
石坪佐季子さん(荒木の先生)のレッスンはとても静かで、肩口や首や頭や腰あたりに触れるハンズオン、椅子に座ったり立ったり、歩いてみたり、ベッドに横になって腕や脚や首頭に触れられたり。
何かを目的としてやっている訳ではないように思えました。
狐につままれたような感じで終わって帰り道、駅の階段を登る時に衝撃が走りました。
階段を「ころげ登る」ような感覚。
股関節がくるくる回って、頭が斜め上に風船のように登っていくように、階段に足がつくとどんどん上に上がっていくような感覚でした。
あれから18年が経ちました。
4年で卒業出来るカリキュラムを、8年かかって卒業しました。
途中、いろいろな事があって休んだり、断続的に続けたりと、佐季子さんにはとても無理を言った覚えがあります。
教師になるためのクラスは、最初はとても不思議なものでした。
ハンズオンワークをずっと受けるだけのような日が続いたり、太極拳をやったり、公園で木に触れてみたり。
それがなぜか面白かったのも覚えています。
自分でもハンズオンワークの練習をするようになったり、海外からの先生のワークショップに出たりするようになると、今度は難しさを痛感するようにもなりました。
自分の習慣や癖に気づくというのは、あまり気持ちよくない時もあります。
それが動作や行動だけならまだしも、考え方の癖などは原因を考えてちょっとがっかりする事もありました。
でもまた、それが自分のワークの深みにもつながるのかなと思ったりもしました。
今は個人レッスンをぼちぼちと、月に一回のグループレッスンをやっています。
教えるのは(アレクサンダーテクニークをする事を教えると言います)面白くもあり怖くもあり楽しくもあります。
結果を求める現代の風潮とは、少し距離を置くようなイメージが自分にはあるので、そこをどうやって辻褄を合わせたり擦り合わせするのかというのは、今もずっと考えている事です。
単に体の使い方というだけなら、ここまで続けてはいなかったかもしれません。
「自分の使い方」という心身を扱う分野だから良かったのかもしれないと思っています。
卒業前にサンタフェというところのリトリート(合宿)に参加しました。
そこでアレクサンダーテクニーク教師の卒業・認定をする式(卒業式)のようなものに参加しました。
広間に集まって、卒業する人が呼ばれ、一人一人に言葉をかけていました。
ロビンアヴァロンという私の認定にもサインをしてくれた先生が言っていた言葉を思い出します。
卒業はアレクサンダーテクニークを学ぶ道具を手に入れたって事よ。
そうか。
と思って、その秋に自分も卒業する決心が出来たのを思い出します。
今日もその言葉を思い出しました。
これからも続けていこうと思います。
※石坪佐季子さんと(7年前)
名古屋でアレクサンダーのワークショップやります。
10月22日の夜、名古屋でアレクサンダーテクニークのワークショップを開催します。
「初めてのアレクサンダーテクニーク・ワークショップ @名古屋」
聞いた事はあるけど、受けた事はないような人に向けたものですが、何度か受けた事のある人でも大丈夫です。
アレクサンダーテクニークってそもそも何?
ハンズオンワークで自分の状態を観察し感じてみる。
アクティビティを通して、癖や習慣を手放す練習をする。
などなど。
お待ちしています。
荒木靖博による「初めてのアレクサンダーテクニークWS@名古屋」
日時:10月22日(火) 19:00から20:30
場所:名古屋市短歌会館 1階集会室
愛知県名古屋市中区錦2-13-22(地下鉄伏見駅1分)
料金:8、000円
問合:mail teate@nifty.com
LINE https://lin.ee/H5NyjYT
アレクサンダーテクニークが分かりにくいと言われるのは何故か
アレクサンダーテクニークは分かりにくいのは何故なのか。
自分としてはどう思っているのかというと、結果的に自分に分かる事は難しい訳でも分かりにくい訳でもなく、とても単純で明快なもの。
だけれど、そこに至る方法や経過は、確かに分かりにくいかもしれない。
どうしてなのか。
アレクサンダーテクニークは教育と言われます。
普通、何かを教えるというのは、ノウハウだったり手順だったりを教えます。
こうやりましょう、ここに気をつけて、こんな風にすると上手く行きます、みたいな教え方です。
ところがアレクサンダーテクニークでは、今あなたは何をやっていますか?と体に問いかけます。
普通にやっていると思っている事でも、知らず知らずのうちに、やらなくても良い無駄な事もやっているかもしれません。
(やっていないかもしれないけど、やっているかもしれない。)
上手くいかない時には、何かやらなくても良い事までやっているかもしれないので、そのやっているかもしれない事に気がついて。
それをやめてみる、という方法です。
回りくどいですね。きっと。
だから分かりにくいと感じるのかもしれないと思います。
また、習慣や癖になっている事は、普通は気がつきません。
普通にすればそうなると感じられます。
普通にやっているし、特に何もやらかしていないのに、何かやってるかもしれないから気が付くというのは、確かに難しい部分かもしれません。
例えば姿勢。
猫背の人は猫背にしている訳ではありません。
何もしなければそうなっている。
と感じています。
だって何もやっていないんだから。
でも、猫背じゃない人も居る訳ですから、自分で猫背にしている事になります。
いやいやそんな事はない、自分は何もしていなくて、自然に普通にしているとこうなります。と思う。
これは遺伝や持って生まれた物で、そうなっているんだから。と思う。
でも、猫背に生まれる人はいません。
初めて座ったり、初めて立った幼児を見てください。
みんな猫背でも鳩胸でもありません。
普通に真っ直ぐです。
それが、だんだんと猫背になってくる。
つまり、そうやって自分を使っているんです。
猫背を治すには、猫背にしている感覚に気が付く必要があります。
猫背は自然だと感じたままだと、胸を反らせて猫背を解消しても、すぐに元(猫背)に戻ります。
猫背にするように体を使いながら、胸を反らせているので、ブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいるような状態です。
体が硬くなって大変になってしまいます。
猫背に気がついて、猫背にしているのをやめれば、元(幼児の時のような)の真っ直ぐに戻っていくはずです。
ま、口で言うのは簡単ですが、なかなか確かに難しいですね。
気が付くのが難しいと思います。
突発的になったものなら、気がつきやすいと思いますけど、長年の習慣だとなかなか難しいと思います。
あれ少し話が逸れたかも。
ま、そんな事でアレクサンダーテクニークは分かりにくい感じがするかもしれませんけど、やっている事は単純で簡単です。
そしてそうなってみると、特に何もしている訳ではない状態になるので、スッキリした感じになる事が多いです。
分かりやすくレッスンしている先生も多いと思います。
自分も考えながら、分かりやすい解説やレッスンが出来るよう頑張りたいと思います。
習慣を手放す
人は習慣の中に生きています。
たぶん脳の構造もそうなっているんだろうと思います。
何かをする時にいちいち考え直していたり試していては先に進みませんから。
いつもやっている事は、いつもと同じようにやれば、いちいち考えなくても、だいたいは出来るようになっています。
それはとても楽で便利な仕組みだと思います。
でもそれが上手くいかなくなったら、けっこう困ります。
いつものようにやっているのに、上手くいかない。
どうすれば良いか。
いつもと変わらない(はず)なのに、全然上手くいかない。
いつもと同じようにしているのに、結果がいつもと違う。
ということになります。
習慣の中に生きているというのは、まあこういう話のことを言っています。
とても便利なんだけど、とても不便になることがある。
だったらその習慣を手放して、全く初めての時のように試してみれば良いんじゃないか。
確かにそうです。
でも、習慣の中に生きているので、何が習慣なのか、何を自分がやっているのかは、とてもとてもわかりにくい。
猫背の人は自分が猫背にしているとは思っていません。
自然にしていればそう(猫背に)なっている。
自然なんだから、とくに何もしている訳ではない。
だから何を手放せば良いのかが分からない。
そこで猫背ではなく胸を反らそうとしたりします。
そうすると、猫背にしている自分と、胸を反らそうという自分が共存してしまう時があります。
ブレーキ踏みながらアクセル踏んでるみたいになってしまう。
固まります。
疲れます。
困ります。
でも、何もしてないのに猫背になってるんだから、反らすしか方法がない、と思ってしまっている。
じゃなくて、猫背にしてるのをやめれば良いだけなんだけど。
習慣を手放すのは難しいですね。
何が習慣かが分からないんだから。
何かの拍子に気がつくと、簡単に戻ったりします。
何もしていないのに、元にもどって、それこそ猫背じゃなくなったりする。
そうなると良いんですけどね。
そんなことを扱っているのがアレクサンダーテクニークだと思ってます。
なかなか面白いです。
アレクサンダーテクニーク 10月のグループレッスン
こんにちは。
毎月やっているアレクサンダーテクニーク・グループレッスンの日程について、10月のお知らせをします。
アレクサンダーテクニーク・グループレッスン
日時:10月13日(日)10:00ー12:00場所:てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
料金:3,000円
問合:teate@nifty.com
https://lin.ee/H5NyjYT
今年は毎月テーマを決めて開催しています。
10月のテーマは「腕のマッピング」「体の中からのサポート」です。
マッピングはボディマッピングとも体の地図とも言いますが、簡単な解剖学を使って体のイメージを再確認する事です。
いつもと認識が変わると、体の動きや使い方が変わる事があります。
スムーズに楽に動けるようになったりします。
体の中からのサポートは、アレクサンダーテクニークで言うディレクションに似た感覚を感じてみるワークです。
カナダのアレクサンダー教師でピラティスインストラクターの、スーザン・シンクレアさんのやっているワークで、荒木も好きで体の確認に使う事があります。
誰でも参加出来ます。
全く初めての方も問合下さい。
荒木靖博による「初めてのアレクサンダーテクニークWS@名古屋」
アレクサンダーテクニークの入門ワークショップを名古屋で行います。
全く初めての人、興味はあるけど受けたことがない人、体の使い方を知りたい人。
自分自身の使い方に対する、他とは違うアプローチを体験して下さい。
姿勢が良くなる。
体の使い方が楽になる。
楽器演奏しやすくなる。
ダンスの癖が抜けた。
声が出やすくなる。
歩くのが気持ち良い。
アレクサンダーテクニークは色々な言われ方をします。
まだまだ日本ではメジャーではありませんが、知っている人は知っている、”体”の使い方の指導法です。
FMアレクサンダーさんという方が”発見”したと言われる、自分自身の使い方です。
アレクサンダーさん自身が上手く行かないことがあって、その原因や対処法を研究しているうちに見つけたものだそうです。
難しいことはしません。
アレクサンダーテクニークの自分や体の使い方に対する考え方、ハンズオンワーク(手で触れます)、時間があればアクティビティ(実際の動作で試す)などやります。
グループ・レッスンなので他の人の変化や動きも見ることが出来ます。
名古屋で開催します。
お待ちしています。
荒木靖博による「初めてのアレクサンダーテクニークWS@名古屋」
日時:10月22日(火) 19:00から20:30場所:名古屋市短歌会館 1階集会室
愛知県名古屋市中区錦2-13-22(地下鉄伏見駅1分)
料金:8、000円
問合:mail teate@nifty.com
LINE https://lin.ee/H5NyjYT