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首の太さと姿勢

読了までの目安時間:約 3分

整体だけでなくアレクサンダー・テクニークもやっています。
てあて整体・荒木です。


首の太さ

左ビフォー → 右アフター

整体で全身調整をした後に、アレクサンダー・テクニークで姿勢を見ました。
せっかくなので写真を撮っておこうと、ビフォーアフターを撮って比べてみました。
気になっていたのは肩の高さ。
左側のビフォーでは左肩が上がって右肩が下がっています。
終わって右側のアフターではおよそ整っています。
でもそんなに大きな違いはないかなと言いながら眺めていたら。
何だか変だと言うことに気がつきました。

首が細い。
背が伸びている。
背中がシュッとしている。

いや、笑い事ではなく。
確かに背が伸びたように見えます。
そして背中の幅が狭く上下に伸びている。
一番は首です。
首が細く長くなっている。
肩が下がったからではありません。
髪の毛の様子が変わったからではありません。
髪の毛は左ビフォーはバサバサで大きく、右アフターではまとまっているので、頭と首の関係で言えば相対的に太く見える筈。
なのに細く見えていると言うことは実際に細くなっているんです。

何故!?

姿勢ですね。
横からの写真を撮り忘れましたが、首頭が体の前に行っていると、首は重い頭を支えるために筋力を使います。
筋力を使った首は太くなる。
その頭が本来の位置に戻ると、首の力をさほど使う必要がないので、筋肉の張りが少なくなり細く見える。
そう言うことでしょう。

何か楽です。

そう言うのも分かります。
力を使わなければ楽なのは当然です。
アレクサンダー・テクニークでは姿勢だけでなく、歩き方や様々な体の使い方を扱います。
無駄な力を使わないで何かが出来ると。
何だか楽。
になります。

反り腰
巻肩
ストレートネック。

三重苦の女子が増えています。
ストレートネックは首が前に出てなっていることが多い。
そうなると首は太く力を使っているので疲れることになる。
自分本来の使い方に戻る練習としてアレクサンダー・テクニークをやってみる、と言う手もありますよ。

NHK文化センター光が丘教室でアレクサンダーテクニーク

読了までの目安時間:約 4分

押さない揉まない体重をかけない指針整体
ボキボキしない骨格調整のMETで整体師を育てる。
てあて整体スクール・荒木です。


NHK光が丘・アレクサンダーテクニーク

4日の日曜日はNHK文化センター光が丘教室でアレクサンダー・テクニークの講座をやって来ました。
この教室での講座は来月までで終わりで、2015年4月から始めて4年半続いた講座が終わります。
人数が少なくて継続出来ない・・・のではありません!(笑)
荒木のアレクサンダー・テクニーク講座は10名の参加で、たぶん光が丘教室で一番人数の多い講座だと思います。
NHK文化センター光が丘教室自体が閉鎖になるのに伴って、この講座も終わってしまうことになりました。
NHK文化センターのようなメジャーなカルチャーセンターでアレクサンダー・テクニークの講座があると言うこと自体が有意義なことだと思っているので、とても残念です。
(アレクサンダー・テクニークの認知度を上げるのに少しは役立っているかと思っていました。)
とは言え仕方がありません。
参加されている生徒さんに、終ってしまう前に多くのアレクサンダー教師の手を受けてもらいたいと思って、今回は後輩の教師やトレーニー(トレーニング中)に来ていただきました。


この日は膝と足のマッピングを前半に行い、後半は2人アレクサンダー教師と2人のアレクサンダートレーニーでアクティビティやハンズオンワークなど行いました。
マッピングは体の地図帳などとも言われ、多くのボディワークで使われている手法です。
アレクサンダー・テクニークでは習慣的になってしまった考え方や行動から離れる手法として使っています。(荒木の場合)
ここから動くと思っている場所が、実はちょっと違っていることがあります。
例えば足首。
足首はどこから曲がるのか。
以外に知らない人が多く、ちょっと勘違いしていることがあります。
それを確認するだけで歩くのが少し楽になったりすることがあります。
アクティビティーは実際の動きや行動など、気になっていたり上手く行かないことを、アレクサンダーテクニークを使ってやるとどうなるか、実地で試すものです。
椅子に坐ってピアノを引くところや、立っている姿勢、歩き出しの違和感など、いろいろなことをやっていました。
荒木は全体をみて、残っている人たちの質問に答えたりしていました。


10月以降は当面は大泉学園・てあて整体スクールでアレクサンダーテクニーク・グループレッスンとして発展的継続をしていく予定です。
人数や参加者の意見なども聞きながら、続けられたらと思います。
予定を書いておきますので、希望の方は連絡を下さい。
待ってます!


アレクサンダー・テクニーク グループレッスン
日程 : 10月6日(日)、11月3日(日)、12月1日(日)
     10:00~
場所 : てあて整体スクール 東京校 (大泉学園駅7分)
     東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
料金 : 3,000円(当日)
問合 : teate@nifty.com
03-3922-7230

仏像とアレクサンダー・テクニーク

読了までの目安時間:約 4分

押さない揉まない体重をかけない指針整体と
ボキボキしない骨格調整で整体師を育成している
てあて整体スクール・荒木です
アレクサンダー・テクニークの講座に参加されていた方から聞かれました。


仏像とアレクサンダー・テクニークって何か関係があるような気がするんです。
どうですか?


どうですか?って聞かれてもあれですけど。
実は仏像の多くに少し気になっているところがあります。
立像の足指と坐像の腰の部分です。
見たことありますか。
日光月光なんかもそうだったと思いますが、立像の足指はしっかりと地に足がついているように見えます。
いわゆる浮き指ではない。
拇指から小指までの爪が、なだらかに地面の方に向かって傾斜しています。
ぽってりとした指は軽く地面を踏んでいるように見えます。
つまり。
足が足裏だけでなく足指も含めて、全体で地面を踏んでいる。
ということは。
体重が前にも後ろにも外にも内にも偏っていない。
足裏と足指全体で体を支えている。
それは無駄な力を使うことなく、必要最小限で必要最低限の力を無駄無理なく使っている使えている状態です。
アレクサンダー・テクニークを使って自分の使い方(ユース)を見直していくと、そう言うところに行き着く、あるいは向かっていくように思います。


浮き指・てあて整体スクール

この写真は拇指が浮き指気味になっています。
惜しい。
第二指から第五指までは良い感じです。
でも拇指だけは爪が少し天井方向を向いています。
たぶん拇指の第一関節か第二関節(付け根の関節)で支えていたり歩いていたりするんだと思います。
外反母趾になりやすい使い方ですね。
でも、仏像にはこういう足はありません。


坐像はどうか。
写真や絵はありませんが、意外に腰が反っていないんです。
あぐらをかいて座った時、良い姿勢をしようとすると腰を反らそうとしてしまいがちです。
でも、仏像の坐像の腰はそんなに反っていません。
仏像の裏に回ってみると分かりますが、なだらかなカーブを描いています。
これもアレクサンダー・テクニークを使って自分の使い方(ユース)を見直していくと、そう言うところに行き着く、あるいは向かっていくように思います。
ま、いろいろな所の硬さや柔らかさも関係あると思いますけどね。


では、仏像を彫った仏師がそれを知っていたのか?
たぶん、その当時の方々の姿勢がそうだったんではないかと思います。
姿勢は体の使い方の結果現れる姿です。
当時、高僧や修行をしたお坊さんなどは、体を十二分に使い長時間でも座ったり立ったりしていたはずです。
無理があれば続けられない。
だから体が一番良い状態の使い方になり形(姿勢)になっていったのではないか。
それに、今よりも自然に近い環境で体を多く使っていましたから。


仏像の立ち方や座り方は一つの目標になるかもしれません。

NHK文化センターでアレクサンダー・テクニークやりました。

読了までの目安時間:約 3分

東京都練馬区と愛知県名古屋市で整体師を養成しています。
てあて整体スクール・荒木です。


今日はNHK文化センター光が丘教室でアレクサンダー・テクニークのクラスをやって来ました。
2015年4月から始まったこのクラスも今年の9月末で終了です。
荒木のクラスが人気がなくて閉鎖になるというのではなく、NHKの光が丘教室がなくなってしまうことになりました。
アレクサンダー・テクニークの教室は人気だったので残念です。
10月移行は大泉学園の【てあて整体スクール】で引き継ぐことになりますが、ひょっとして川越教室で新設されるかもしれません。


今日のクラスは「股関節のマッピング」とアレクサンダー・テクニークのハンズオンワーク。
ハンズオンワークは手で触れることで受けている人が自分自身に気がついたり、自分を観察する手助けをします。
股関節のマッピングではいつもと違い、参加者それぞれに股関節について解説して頂きました。
骨盤模型を見ながら、いつも感じていたり考えていた股関節と実際の股関節との違いを自分の言葉で確認しました。
それを受けて荒木が更に幾つかの話をします。
その中で質問がありました。
「関節って言うのは軟らかいゴムみたいな感じで曲がると思っていたけど違うんですか?」
そう言う質問でした。
そうか普通はそう言う感じなんだなと思いました。
関節は体が曲がるところだから軟らかい。
そりゃそうです。
でも、実際は違います。
骨と骨が隣り合っていて、靭帯で繋がり、筋肉も繋がっている。
というような説明をしました。
関節に対するイメージがかなり変わったようです。
その上で股関節は球関節なので、曲がるというより正確には回る関節だということを確認しました。
触れてみて動かしてみて、あああああああああって感じです。
体感することが大切なので、良い機会だったと思います。


ハンズオンワークには仲間のアレクサンダー教師に一人来てもらって二人で行いました。
いつも一人でやっていて時間が短かったので、時間が取れたこと、二人の手を受けられたことが良かったようです。
二人目で触れているとかなり受けている人の感じが変わります。
次回は8月4日。
光が丘で行うのはもうあと2回。
なので仲間を呼んでいます。
次回は膝と足首のマッピングを行ってハンズオン。
10月移行はたぶん大泉学園でやりますので、受けてみたい人は連絡ください。


NHKアレクサンダー190707

お手伝いに来てくれた美里さん
ありがとう。
またお願いします!

名古屋でアレクサンダー・テクニーク グループレッスン

読了までの目安時間:約 2分

来週、6月18日(火)に名古屋でアレクサンダー・テクニーク グループレッスンをやります。
アレクサンダー・テクニークは聞いたことがあるけど受けたことはない人や、気になっている人は受けに来て下さい。
今月のテーマはアレクサンダー・テクニークって何!?です。
イントロセミナーでアレクサンダー・テクニークの解説とワークを行います。

体の使い方が上手くいかないことがある。
楽器演奏やダンスや趣味をやっていて、ちょっとギクシャクすることがある。
今まで出来ていたことが上手く出来なくなった。
クセが抜けない。
姿勢が悪い、姿勢が気になる。
などなど

気になる人は来て下さい。


アレクサンダー・テクニーク @ 名古屋

日時 : 2019年6月18日(火)17:30~19:00
場所 : 名古屋市短歌会館(伏見駅1分)
     名古屋市中中区錦 2-13-22
料金 : 3,000円/人
定員 : 4名(1人でも開催します。ただし1人の場合は1時間)
問合 : teate@nifty.com
     03-3922-7230


寝ながら本を読むと疲れる。
ATアクティビティ:ビフォー

ワークの後はこんな感じ。
肩腕首などが楽になったようです。
ATアクティビティ:アフター

習慣的な行動や考え方

読了までの目安時間:約 3分

アレクサンダー教師になっていろいろなことが変わりましたが、一番変わったのは「習慣的な行動や思考から離れる」と言うことだと思います。
アレクサンダー・テクニーク教師は習慣的な行動や思考から離れる訓練を長い期間している、と言うのは3年前の日本アレクサンダー・テクニーク協会の集まりで大先輩の教師から聞いたことでした。
そう言うことをやってきていましたが、言葉にして始めてああそう言うことだったと納得し得心したのでした。


習慣的な行動や考え方はとても便利なものですが、とても厄介でもあります。


日常的なことをするにはとても便利です。
いちいち考えなくても良い。
立ったり座ったりご飯を食べたり歩いたりパソコンを打ったり。
それぞれの運動は実はとても複雑なものですが、どうやってやれば良いかおおよそのことは頭の中に入っている。
一連のプログラムとして出来上がっている感じです。
でも、それが上手くいかなくなった時にはとても厄介です。
プログラムの中になにか必要がないことが組み込まれてしまったら、どうやったって上手く行きません。
立つときにはこうすると言うプログラムの中に不要なものが入っっていたら、いつも通りに立つと不要なものが含まれてしまう。
上手く立つと思っても、立つの部分にいらないものが含まれているので、上手くいかない。
変な話です。
厄介です。
また何かにハマリ込んだ時にも厄介です。
自分ではやっていることが、習慣的な考えや行動と思わないからです。
どうしてだろう上手くやろうと思っているのに出来ない。
そんなことが良くあります。


普段は大丈夫なんです。
でも厄介なことになった時に活躍するのがアレクサンダー・テクニークだと思います。
なんかそんなに大したことじゃないんだけど何か違う。
そんな時に活躍します。
上手く行くと、あれっこんな感じだっけとか、これで良いんだっけ、みたいになることが多い。
それまで出来ていたことに不要なものが加わっていたのが、不要なものが取れただけだったりするからです。
何か新しいことをすると言うより、習慣的になっていた動きや考えを見直して、何かをやめてみると言うアプローチだからです。


そうやって歳を取って色々経験して来たことを見直すのは、けっこう面白いものです。

アクティビティー

読了までの目安時間:約 3分

アレクサンダー・テクニークは上手くいかない体の使い方を上手く行くようにしたいとか、もっと軽々と動きたいとか、なんとなく上手くいかないことを改善したいと言う人に受けてもらっています。
自分の使い方のワークとか、自分の使い方と言ったりもします。
ようするに何か上手くいかないことを、上手く行くように、アドバイスしたりコーチしたりみたいなことをします。
普通とはちょっと違う方法ですけど。
いろいろな方法を使ってアドバイス的なことやコーチ的なことをしますが、気になっているそのことを題材に実際にやってみることをアクティビティなんて言います。
楽器演奏が上手くいかない音楽家の方は実際に弾いてみたり。
ダンスが上手くいかない方は実際に動いてみたり。
そんな中、今日はこんなことをしました。


ATアクティビティ:ビフォー

寝ながら本を読む。


ATアクティビティ:アフター

どっちがビフォーでどっちがアフターか。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、上がビフォーで下がアフターです。
ご本人はいろいろと感じて頂いて、あああああああああみたいな感じでしたけど。
この格好になる前に幾つかのことをしました。
ハンズオンと言う手法(手で触れる)を使って、体の感覚を呼び戻し、自分の今の状態を感じた後に、この姿勢をしてもらいました。


アレクサンダー・テクニークは、習慣的な行動や思考から離れる練習をします。
普通こうするでしょとか。
これ以外は考えられないとか。
こういう時はこうするとか。
そんな知らないうちにやっている、「今までと同じ何か」からちょっと距離を置いてみる練習です。
横になって本を読む時は、自然にこうなる。
と言うのをもう一度見直してみます。
横になる前に自分の状態を確認。
楽なんだったら、その楽を感じたまま横になっていく。
結果、横になったら楽ではなくなっていたのなら、どこかで楽がなくなるところがある。
そこ。
そのなくなるところ、がポイントです。


そうやって、ちょっと自分を見つめ直す時間は実はとても贅沢な時間なのかもしれません。
ゆっくり自分を感じながら何かをしてみる。
今日もそうやって、寝転んで本を読む、をやってみました。


アレクサンダー・テクニークはアレクサンダー・テクニーク教師が教えます。
荒木もアレクサンダー・テクニーク教師です。
体のことや自分のことやクセや行動に興味があったら連絡下さい。

アレクサンダー・テクニークの集まり

読了までの目安時間:約 3分

JATSAGM2019

2019年6月1・2日両日
日本アレクサンダー・テクニーク協会の集まりに行ってきました。
これで4年連続して参加しています。
京都・東京・神戸と来て今年は東京でした。
年に1回、沢山のアレクサンダー教師の先輩や後輩と会うのはとても楽しいことでした。

アレクサンダー・テクニークはいろいろな言い方をされますが、4年前のこの集まりで「習慣的になった行動や考え方から離れる」という言葉を聞いて、なんだかすごく納得した記憶があります。
この集まりも習慣的な行動や考え方に流されないで、自分たちの目で見て体で感じ頭で考えながら続いているのがすごいなぁと思います。
20年前まで会社勤めをしていて、超サラリーマンだった身としては、特に感じるのかもしれません。
昨日は書籍を出版された先輩の話を聞きました。
出版不況なんて言ってますが、実はそんなことはなくて、売れる本は売れるんだなぁと思いました。
そこには出版するためのノウハウがあり売るためのノウハウがある。
出版するに値するメソドや理論があれば、きちんと手続きを踏んで行けば読者の手に取ってもらえる可能性があることが分かりました。
荒木が出版するということではありませんが、将来はそんなことも考えられたらなと思ったりしました。

整体師もそうですがアレクサンダー・テクニーク教師も殆どはフリーランスです。
会社勤めの人とはどこかが違います。
服装や休日や日常の過ごし方は、具体的な違いとして分かります。
スーツは着ないし仕事と休みが混在していたりします。
でもそれとは違って、考え方の違いがあります。
考え方の違いは言葉には実はしずらい。
根本的な違いがあるように思います。
会社勤めを辞めて10年くらい経った時にそのことを感じた記憶があります。
会社を辞めて10年くらいは見た目や時間の過ごし方はフリーランスでしたけど、考え方はフリーランスになっていなかったような気がします。
順応が遅いのかもしれませんけど。
今は辞めて20年近く経ったので、かなりフリーランスになったかなと思います。
どことは言えませんけど。

そう言えば会社を辞めて起業しようと思った一つの理由もそこかもしれません。
雇われではなくフリーランスで生きられるのか。
若気の至りですかね。
でもそんな気分もありました。
もう少ししたらフリーランスの気持ちも分かるのかもしれません。
まだ分かってないのか!と言われそうですけど。


JATSAGM2 2019

京都と神戸の先輩アレクサンダー教師

アレクサンダー教師はどうしてピアニストもバイオリニストもダンサーも俳優も乗馬の選手も見られるのか。

読了までの目安時間:約 4分

アレクサンダー・テクニークにはさまざまな人が受けに来ます。
荒木のところにも本当にいろいろな人が気まました。
ピアニスト、バイオリニスト、ギタリスト、声楽家、ダンサー、俳優などなど
アレクサンダー教師はこれらの人たちにアレクサンダー・テクニークを教えます。
受けに来る人たちは生徒さんと呼ばれ、アレクサンダー・テクニークの使い方を学びます。
でも、アレクサンダー・テクニーク教師はピアノやバイオリンやダンスなどの専門家ではありません。
もちろんそれらの専門技術を知っていたり自分自身もやっていることもあります。
でも全てをやっているということはもちろんなく、ひとつひとつの技能については門外漢です。
では何故、アレクサンダー・テクニーク教師はピアノやバイオリンや声楽のプロでもないのに、ピアニストやバイオリニストや声楽家に教えることが出来るんでしょうか。


一言で言えば、それら全ての人に共通することのプロだからと言えます。


それら全ての人に共通することって何でしょう。
ピアニストでもバイオリニストでも、声楽家でもダンサーでも俳優さんでも。
共通しているのはそれぞれの体やその人自身を使って何かをしているということです。
その人自身や体の使い方が共通していることなので、そのことについてアレクサンダー・テクニーク教師はプロだと言えます。


でも、それぞれの体の使い方は違います。
バイオリンの弾き方とピアノの弾き方は違います。
ピアノの弾き方とダンスの踊り方は違います。
それのどこに共通している部分があるんでしょう。
視点を少し変えてみると分かります。
ピアノもバイオリンも指の曲げ伸ばしをします。
では、ダンスと声楽にも共通する部分があるんでしょうか。
筋肉を使っているという点と何かをしようと思ってしているという点です。


アレクサンダー・テクニーク教師はピアノやバイオリンやダンスなどの、それぞれの技法を教えているのではありません。
その人自身の使い方を教えています。
自分の使い方。
自分で自分をどう使うかという方法。
そんなの分かってる!
はい。
確かに。
分かっている。
つもりになっている。
だって、分かっているんなら出来るはずでしょ。
でもそれが出来ない。
つまり自分で自分を使って上手くいったと思っているのに、上手くいかないからアレクサンダー・テクニーク教師が登場する訳です。
分かります!?


人には独特な自分の使い方があります。
何かをやろうとするとつい出てしまうクセのようなもの。
そのクセに気づいて、気づいたクセをやめてみる。
そういう手法をとったりします。
やってることをやめるんだから、新しい何かを教える訳ではない。
だからピアニストだってダンサーだって教えられます。
新しいピアノの弾き方や新しい踊り方を教えるのではなく、今やっている無用なことをやめるお手伝いをする訳ですから。
でも、やらなくても良いけどやっている何かもそれぞれの技法やテクニックでしょ。
確かにそうです。
それをどう見つけるのか。
テクニックや技法の見極めが必要か。
いえいえ。
テクニックや技法では見極めません。
不要であったりいらないテクニックや技法をしてしまう時に独特の体の使い方を見極めます。
そう、今、ここ、これこれ、みたいな。
そんな瞬間を捉えます。


アレクサンダー・テクニーク教師は、そういう見極めの訓練は受けています。
だからダンスが踊れなくてもピアノが弾けなくても指導することが出来ます。

選択は自分にある

読了までの目安時間:約 3分

呼吸の勉強をしている患者さん。
いつも色々な話をします。
整体を受けた後にアレクサンダー・テクニークのワークを少しだけやったりします。
今日はアレクサンダー・テクニークの話も少ししました。


アレクサンダー・テクニークを一言で言うと「レディネス」
ふたことで言うと「インヒビションとディレクション」


アレクサンダーさん本人に誰かが聞いたら、そう答えたという逸話があります。
レディネスって何でしょうか。
準備されている状態。
でも何かに対して準備されていると言うより、なにに対しても準備されている、全てに開かれた状態。
と思っていた時期もありました。
でも、今は少し違います。
準備をする前の状態。
言葉にするのは難しいですね。


では、インヒビションとディレクションは何でしょう。
インヒビションは抑制などと言いますが、立ち止まることのように捉えています。
何かの刺激にたいして起こしてしまう、習慣的な考えや習慣的な行動を、一旦立ち止まって、本当にそれは必要なのか、そうでなければいけないのかと感じ直す余裕を持つための、立ち止まり。
ディレクションは自分が生まれながらに体に持っている動きの質を表す方向性。
体は縮こまるようには出来ていなくて、どちらかと言えば外に向うような方向性が備わっている。
それを思い出すことをディレクションと。


ポイントは選択出来るということです。
何かをするときに、コレしか出来ないというのは嫌ですね。
ひょっとして他にも方法があるかもしれない。
キーボードを打っていると肩に力が入る。
どうしても入ってしまう。
他に方法がない。
というのだと嫌ですね。
キーボードを打っても肩の力が抜けていることがあったとしたら。
そりゃ抜けている方が良い。
と思います。
でも、ポイントはその先にあって、肩の力を抜いても出来るし、肩に力を入れても出来る。
どちらを選ぶか選択することが出来る。
ここがポイントだと思っています。


良い悪いとか常識とか。
時と場合によって変わります。
こうするのが常識とか、こういう時はこうするのが良いとか。
時と場合によって変わるかもしれません。
いつもこうだと思っていることから抜け出して、自由に選ぶことが出来るとしたら。
いろいろと楽になって来るような気がします。


というような話を患者さんとしました。
ハンズオンワークというアレクサンダー・テクニークの手法を使いながら。
そうすると体でも感じ、頭でも考え。
いろいろと納得して自問したりしながら帰られました。
良いワークだったかなと思います。

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