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やっぱり整体に来てなかったら結婚式には出てなかったわ。

読了までの目安時間:約 2分

枝

月に一回体のメンテナンスに来ている患者さん。
いつも素敵な洋服を来てくるマダムです。
趣味というか仕事というか、詩を書いているらしく、童謡など歌になっているものもあるらしい。
最初は肩や背中がバリバリで重くダルく、ヘルニアもちょっと、心臓もちょっと、足もちょっと、目もちょっとという感じでした。
一年半位月に一度通ってきてくれていて、少しずつ調子が戻ってきていました。
先々月はハワイで息子さんの結婚式。
先月は横浜でお嬢さんの結婚式でした。


やっぱり整体に来てなかったらハワイには行ってなかったと思う。


先月も同じようなことを仰っていましたが、今月も整体のあとにそう仰っていました。
心臓のこともあり肩の重さが心配で、長時間飛行機に乗るのは無理じゃないかと思っていたそうです。
それが行ってみたら大丈夫だったと。
体も軽くなってとても楽になりましたと、笑顔で帰っていかれました。


整体師になればどんな先生にもあるエピソードですが、やっぱり嬉しいものです。
指針整体は急性の痛みや症状にも対応しますが、体質のようになってしまった疲れやダルサや調子の悪さを整えるのにも適した療法です。
これからもボチボチやって行きます。

シアター21フェス vol.114 ” 夏編 ” 顛末

読了までの目安時間:約 7分

21フェス1141・てあて整体スックール

2018年7月15日(日)18:00から神楽坂セッションハウスで行われた、【シアター21フェス "vol.114" 夏編】で踊りました。
自作品 " BE " の再演でした。
以前、この作品で出たのは4年半前のことでした。


4月からリハーサルを始めました。
4月は振りの思い出し。
5月になるころには通して動けるようになっていました。
当初は以前の振り付けの前後に何か新たな振りを足して、少し構成を変えようかと思っていました。
グレングールドの演奏したとてもゆっくりしたゴルドベルグを使っていましたが、普通のスピードで弾いているヴァージョンを足してはどうかと試したり考えたりしたのが5月頃でした。
でも何か違う。
6月になる頃に動画を撮ってみました。
動けてはいるんだけど何か引っかかる。
動き的に引っかかる訳ではないが、何かが気になる。
で、動画を見直しました。
やっぱり何か引っかかる。
4年半前の動画と見比べました。


違う。


柔らかさが違います。
動きは同じなのにギクシャクしている。
歩幅も同じなのに何故。
そう思って何回か見直しました。
筋力でした。
筋力が落ちている。
そう思いました。
だから柔らかく見えない。
ありゃりゃでしたね。
そんなつもりはなかったので。
でも考えてみば60歳記念のダンスです。
落ちてて当然。
当然の事に気がつかないのがおじさんの宿命です。
気が付いて良かった。
そこからは筋力を気にしながらリハーサルでした。
とは言え筋トレはしません。
好きじゃないし効果がないと思っています。
いや。
整体師としては効果については知っています。
でも、動きの中の筋力は動きの中でつける方が早い。
と思って。
まあ面倒ってことの言い訳ですけど。
筋力を気にしつつリハーサルをしたのが6月でした。
日々、筋疲労で筋肉痛でしたね。
でもそれで戻ってきた。
7月に入る頃には自分の体をコントロールして動かせるようになってきた。


21フェス1142・てあて整体スクール

間に合った。


って感じですね。
そんなことで7月15日に本番がありました。
本番の日にはゲネプロと本番の2回踊ります。
どちらも大切に踊りました。
ゲネプロでは場を確認するように。
動きを確認するように踊りました。
写真はゲネプロのものです。
そして本番。
自分を忘れないように。
見えたい動きや表現を意識しながら踊りました。
途中、何故か振りを間違えたと思った瞬間がありました。
あれっこんな感覚だったっけ。
いつもと緊張する筋肉、使っている筋肉が少し違ったので、動き自体を間違ったと思ったようです。
思った瞬間に間違えていないことにも気がつきました。
いや、間違えてない。
でも、間違えたと思ったところから、正しい振りに戻そうとした事でぎこちなさが出たように思います。
間違えていない動きを間違えたと感じて、間違えてないところから正しいところに戻そうとした事で起きるぎこちなさ。
何でしょうね。
こういう事もあります。
なんだ間違えてなかったのかと思うまでの数秒、4・5歩のステップは不思議な筋感覚の中で踊りました。
そのほんの数秒以外は自分を忘れず踊れたように思います。


終わって着替えて、昔の同僚と飲みました。
20年前に辞めた会社の人達が数人来てくれました。
凄かったとか拍手が多かったとか他の作品と比べると荒木のが一番良かったとか。
大変ありがたい言葉を頂いたんですけど、やっぱりアレですね。
作品としては見てくれなかった。
仕事で一緒だった人達だとやっぱりそうかなぁと思っていたら、一人質問してくれた人がいました。
「あれは何が言いたかったの?」
いや、特に。
そう答えました。
いつもの癖で、作品自体にはあまり意味がないというような事を伝えました。
「だってあれでしょ、お金頂いて来てもらって、何もないってことはないでしょ。」
次にはそう聞かれました。
ううん、でも言葉で説明できる事なら踊らないからなぁ。
今度はそんな風に答えました。
「やっぱり何か伝えたい事があるでしょ。それは何?」
酔っていたからか、何度かそんな風に聞かれました。
ううん、そう言われてもなぁ。
しばらくそんな事を言っていたら時間になりました。


帰ってきてからもその事を考えています。
どうして踊るのか。
何かを伝えたいのか。
やりたい事をやっているのか。
それでお金を頂いて良いものか。


26歳で踊りを始めて暫く経って、29歳だったかで創作するようになりました。
それが面白くて。
やっと表現する方法を見つけた、と思った記憶があります。
つまり、それまでは表現していなかった。という事になります。
あるいは何かを伝えようとしても、分かってもらえない。
そんな風に感じていたのかも知れません。
本当かなぁ。
ちょっと分かりませんけど。
そんな感じはあるかと思います。
それとは別に単に創作するという事が楽しかったと言うのもある。


体と心が一致するのはいつなんでしょう。


今回は割合にシンクロしていたように思います。
どう見えたいかという事と、どう動くかがギリギリ近くなった。
後日、セッションハウスを主宰している伊藤直子さんから頂いた言葉が沁みました。

「積み重ねてつくる変化を感じました。見るのを楽しみにしてくださるかたがいる限りつくり、伝え、おどりつづけてください。楽しみに待っています。
作ったからだを踊らせることに挑戦されていると感じました!」

ありがたい。
それにしても何でしょうね。
この歳になるまで踊るとは思ってもいませんでした。
でも今は踊らなくなることはあまり考えられません。
踊れなくなる体はヒタヒタと近づいているのかもしれませんけど。
今回は記念と確認と思って踊りました。
練習をしていた数ヶ月に考えたり体を動かすことが面白かった。
変化は勝手に起こります。
どんな変化があるかは分かりませんけど。


次はどうするか。
と思っていたら声が掛かりました。
10月にまた踊ることになると思います。
今度は同年代の友達と。
全然違う感じの踊りです。
リハが始まりました。


21フェス1143・てあて整体スクール

整体師になる

読了までの目安時間:約 3分

東京と名古屋に教室のある【てあて整体スクール】荒木です。

てあて整体スクールでは整体師を育成しています。
整体の勉強をした生徒さんは卒業試験を受け、合格すると整体師として認定されます。
認定するのは荒木です。
整体師は民間療法です。
民間療法とは国家資格になっていない様々な療法のことです。
整体だけでなくカイロプラクティックやアロマセラピーやリフレクソロジー、気功療法や様々なエネルギーワーク、スピリチュアルな手法も含まれています。
怪しいと思われることもありますが、荒木が整体師になった20年前と比べれば格段に認知度は上がっています。
整体師と言って通じるようになりましたから。

整体師に認定されるとはどういうことでしょうか。

てあて整体スクールの基準は簡単です。
患者さんに施術が出来るかどうか。
施術をして効果を出せるかどうか。
それだけです。
整体学校によっては一定期間勉強をすれば卒業してしまうところもあります。
でも、てあて整体スクールは違います。
出来るようになるまで卒業は出来ません。
一定期間で卒業するのと、出来るようになるまで卒業出来ないのとでは、どちらが良いか。
これは分かりません。
期間が決まっている方が真剣に勉強するという人もいます。
逆に出来るようになるまで納得行くまで勉強したいという人もいます。
教える側としても気持ちが少し違うかもしれません。
だから分からない。

整体師に認定されたら整体師になれるのか。

整体師に認定されたら整体師です。
国家資格ではありませんので、民間の認定機関(てあて整体スクールのような)が認定すれば整体師です。
でも、本人的にはまだ違うかもしれません。
まだ整体師とは呼べないな。
そんな時期があるかもしれません。
とは言え患者さんにとっては整体師は整体師。
故障や痛みのある体を委ねる先生です。
まだ整体師とは呼べないな、という先生に任せるのは怖いでしょう。
だから患者さんの前では自分がどう思っていようと、整体師です。
言い訳は出来ません。

自覚が自分を整体師にします。

自覚は患者さんが作ってくれます。
だから患者さんが整体師を育てます。
整体スクールを卒業したら有料で整体をやって下さい。
いつまでも無料モニターを続けていると整体師になれません。
技術や知識や経験があるだけでは整体師にはなれません。


授業・てあて整体スクール

エアコンと熱中症と水分補給と夏バテと冷え性の私

読了までの目安時間:約 2分

ストレッチの写真です。
倒れてる訳ではありません。(笑)


ストレッチ・てあて整体スクール

名古屋から戻りました。
今日から東京で授業です。
暑い。
日本全国どこもかしこも暑いと思いますが、名古屋では暑さが身に染みました。
いや染みるのではない。
暑さが皮膚に直撃します。
とは言え日中はエアコンの効いた部屋の中でのうのうと仕事をしている訳です。
外でお仕事をされている皆さんとは比べ物にならない極上の条件です。
が、しかし。
この極上の条件が曲者です。
冷える。
足から冷える。
冷え性の私はこまめに温度調節をします。
ドライにしてみたり設定温度を29度くらいにしてみたり。
ちょっと失敗して冷えすぎると冷えます。
そしてダルさが来ます。
しかし贅沢はいえません極上の条件ですから。


水分問題もあります。
熱中症対策で水分は取らなければいけない。
長年の研究の末、汗が微妙に出ているくらい状態が一番調子が良いらしいと分かりました。
だから汗が出そうな分くらいは飲みます。
お肌しっとり。
しかし取りすぎると夏バテです。
意外に難しい。
お肌すっきりだと熱中症。
お肌しっとりし過ぎだと夏バテ。
冷え過ぎるとダルくなり。
冷やさないと熱中症も心配。
飲み過ぎると腹ぽちゃぽちゃ問題も浮上します。
いや冗談ではなく本当に。


嗚呼。
皆様お気をつけて。

髪を切りました。

読了までの目安時間:約 4分

シアター21リハ・てあて整体スクール

明後日、日曜日に踊ります。
シアター21フェス”夏編”です。
これで4回目です。
最初は太田ゆかりさんの作品でワークショップのショーイングでしたけど、その後は自分で作ってデュオとソロを一回ずつ踊りました。
でこれが4回目。
以前に踊ったソロの再演です。
再演は良いですね。
自分で作っておいて、また色々と考えます。
初演と同じではありません。
同じ踊りなのに。
4年経ったので経年変化もあります。
筋力的や体力的にあります。
それに気持ち的にも。


本番のために髪を切りました。
10年位前に本番のために髪を伸ばしたことはありましたけど、今回は伸ばすことは出来ません。
出来るけれども出来ない。
分かるね。(笑)
もう髪は伸ばせないんです。
ええ。
分かるね。(汗)
ははは。


今回、20年前まで勤めていた会社の同僚的な人達に連絡してみました。
そしたら5・6人も集まってくれた。
どうしてなんでしょうね。
たぶん珍しいもの見たさでしょう。
不思議だもの。
会社にいればそろそろ定年退職の人もいる年齢です。
それがこんな文章書いたり踊ったりしている。
不思議でしょ。
珍しいし。
男で踊るんだから。


でも、不思議でも何でもないとも思います。
何が不思議なんだと思いますね。
何だってイイじゃないか。
やりたいことやらないと。
そうも思います。


作品名は ” BE ” です。
ビー。
解説はしません。
踊りの解説ほど面白くないものはない。
だってわざわざ言葉を使わず動きで表現しているのに、言葉を使って説明したら本末転倒。
と言うかまあ説明をするようなことをやりたい訳ではないと言うこともあるのかもなと思ったりします。
解説するほど自分の踊りを理解していないのかもしれないし。
じゃ題名は何だってことになります。
題名はあれです。
自分に対する説明です。
だから自分にとってビーには意味があります。
でも見ている人はテキトウで良い。
それくらいが面白いんじゃないかと思ったりします。


これが終わったら少し静かになると思ったらそうでもないようです。
10月にまた踊ることになりました。
どうなってんだ。
仕方ないだろうそう言うことなんだから。
はいまあ。
そうですね。
いやそうでもないか。
まあそうか。
ということでまた踊ります。
またそれはお知らせするということで。
問題は明後日です。
7月15日18:00からです。
出番は3番目になりました。
暗転で終わるので休憩前になったのかと思っています。


終わったら名古屋です。
名古屋は暑い。
暑さに負けないように。
いや、勝負すると負けるから勝負しないように。
暑さをやり過ごしましょう。
髪を切ったりして。


ビジョンとかミッションとか

読了までの目安時間:約 6分

最近、ビジョンとかミッションについて少し考えています。
会社を辞めて独立開業した時に、正直言うと凄い目標があった訳ではありませんでした。
格好良い何かがあれば良かったんですが、そうでもなかった。
そこで色々と考えて、あえて言うならと思ってその時考えたミッションが。


世界平和


でした。
世界平和って・・・
ちょっとアレですよね。
シジュウ(40)を超えたおっさんが大きな声で言えるシロモノではありません。
でも、色々と考えて敢えて言うならと、独立開業した時の究極の目的は”世界平和”だった。
これはミッションに近いものだと思います。
自分に与えられた使命的なもの。
ではビジョンはと言うとあまりなかった。
これも敢えて言うなら、整体院やセミナーや講座で食って生きながら、最終的には世界平和に繋がることをやっていたい。
とまあそんな感じでした。
世界平和と整体の関係について簡単に書くと。
やっぱり個人の幸せが周りの幸せに繋がるってことです。
整体で痛みが取れて体が軽くなって笑顔になって、笑顔が増えると戦いも減って、でまあ平和になると。
そんな感じでした。
本当にです。
そう考えていました。


それが少し変わってきました。


世界平和は悪くないんですが、遠すぎる。
ちょっと向こうにありすぎて実感が湧きにくいですね。
そこでだいぶ手前に視点を引っ張ってきて考えました。
そして自分のことも合わせて考えた。
そしたら少し変わりました。


自分の経験を伝えていく。
あるいは残していく。


個人的なことに聞こえると思います。
でも個人的な感じではない。
それとは随分立ち位置が違うと思っています。


荒木は整体師になって20年経ちました。
整体スクールで教え始めて15年になります。(予備期間を含めて)
その経験を伝えたい。
整体の技術やテクニックを教えることはもちろんなんですけど、それとは違って経験を伝えたい。
教えると言うよりは伝える。
それはなかなか難しいことだと思います。
経験がない人に経験を伝えることは、口で言うのは簡単だけど実はかなり難しいことです。
「1+1」を教えることと、「1+1」を教えたら教えられた人はどうなるかを教えることは違っていて、どうなるかはなっていないので実は分からないんです。
そこのところをどうにかして伝えられないかと思っています。
それが経験を伝えるということ。
そのために整体では触診を続けています。
いや、実はそのためではなく始めたことでしたが、結果として経験を伝えるために触診は不可欠のものだと思うようになりました。
整体の経験が少ない人に、経験を味わってもらうためには触診などの手の感覚を養ってもらうのは必須です。
手の感覚からしか実は話が出来ないから。
失礼。
書いていてちょっと熱くなりました。(笑)


もう一つは整体スクールではなく患者さんに対してです。
荒木は今年60歳になりました。
60歳になったと言うことは、50代も40代も30代も20代も経験しています。
20代のことも30代のことも40代のことも50代のことも、分かっているかどうかは別にして経験済です。
そこを伝えたい。
後から来る人や同年代を生きる人に。
こんな感じだから大丈夫とか、こんな時はこうすれば楽だとか。
もしくは、こんな感じだよねとか、今はこんな風に切り抜けているとか。
特にダンスをしている人、バレエをしている人に伝えたいと思います。
大人からバレエを始めた人が増えています。
大人からバレエを始めると、大人バレエな人にしか分からない悩みがある。
でも、その大人バレエな悩みに応えられる人が今は多くない。
バレエの悩みには答えられます。
テクニックや練習方法は答えがあるし、指導人材もいる。
でも、大人からバレエやダンスを始めて60になるまで続けている人はそう多くはありません。
だったらやっぱり使命的なことがあるのかなと思っています。


ついでに言うと、大人バレエな悩みを診られる整体師を育成するってのも、経験を伝えていくことにつながるのかと思っています。
他にはなかなかいないから。
自分にしか出来ない。(って言うと偉そうだけど。)
他にはなかなかいないってのは、やれっ!ってことなんだろうなぁと思うようになりました。


会社員時代にマーケッティングだとか何だとかで聞いていた、ビジョンやミッションについて。
実感として感じるようになったのは最近です。
ひょっとしたら感じようとしているのかもしれない。
起業のためのマーケティングの一貫として、なんてのは嫌なので避けていましたが、実感が伴うのならやってみようかと思います。

プロの仕事

読了までの目安時間:約 3分

セッションハウス・てあて整体スクール

いつも行っているダンススタジオでTVの撮影があるので、撮影の時にダンスのようなことをするエキストラが必要だけどやりませんか?とレッスン中に聞かれました。
先々週位のことでした。
時間があればぁ~なんて言いながら予定を見たら空いている。
ということで、今朝、6時半から10時まで撮影に行ってきました。
内容があまり分かっていないので、放映がいつになるか題名が何なのかはまだ知りません。(笑)
書いてよいものかどうかも分からないので、詳しく分かったらお知らせするということで。


撮影の時に凄いなぁと思ったことがありました。
当たり前といえば当たり前かもしれませんが、やはりプロです。
何人かの人が立っているところの間を、主役級の俳優さんが台詞を喋りながら歩いていきます。
途中で方向を変え、最後に立ち止まって向きを変えて一言喋って終わる。
それだけのシーンでした。
じゃ、一度通しますと言って始まりました。
俳優さんは台詞を言いながら歩いて止まります。
そこで監督さんから何か指示がありました。
そして最後の立ち位置にバミリ(目印)が貼られました。
しばらくして、ではテストです!と声がかかり、俳優さんが台詞を言いながら歩きます。
目の前を通り過ぎていくのを見ていると、同じタイミングで方向を変え、同じタイミングで立ち止まり台詞を言って止まります。
その時止まった場所の足元を見たら、目印のところに足がピタリと合っています。
凄いなと思っていたら本番です。
では本番行きます!の声で始まります。
同じように始まって同じように終わります。
方向転換のタイミングも台詞のタイミングも、最後の立ち位置も全く同じ。
しかも目印は全然見ていませんでした。


当たり前と言えば当たり前なんですけど、目の前で見るとやはり凄いですね。
プロの仕事です。


プロの仕事と言えば、撮影スタッフの方々もやはり凄い。
メイクの方も衣装の方も照明も音響も撮影も助監督ももちろん監督も。
これまた当たり前と言えば当たり前なんですけど。
自分の仕事を自分で判断してやっている。
もちろん確認すべきことは自分から確認してやっている。
関係性の中で流動的に仕事というか現場が有機体のように動いていく。
見ていて気持ちの良いものでした。
言葉使いなんかもそうでしたね。
こらぁ!なんて言い方一人もしてません。
俳優さんには気を遣いながら、アシスタントも先に先に気を使える。
育っている最中のスタッフには、今はこういうこと気をつけてる的な話までしていました。
セッティングも早いし撤収も早い。


一人で仕事していると忘れることがあります。
良い緊張感の現場を見られたのは良い経験でした。


どんな番組になるんでしょうね。
楽しみです。

草間彌生美術館

読了までの目安時間:約 3分

草間彌生美術館1

午前中の時間を利用して、草間彌生美術館に行ってきました。
昨年10月に開館していましたが、なかなかチケットが取れず、やっと行くことが出来ました。
チケットは毎月1日に翌々月分が売り出され予約定員制となっています。
開館当初からチケットを入手しようと、1日10時になるとインターネットの前でトライしましたが、午前中にはソールドアウト。
午後になると1000円のチケットが1枚7000円位で転売されていました。
これはダメです。
定価で買って行こうと、暫くまって5月1日にやっと取ることが出来ました。


草間彌生美術館2

場所は地下鉄東西線早稲田駅から10分位。
青山のワタリウム美術館と同じ位の規模の美術館でした。
1階が入口とミュージアムショップ。
2階と3階に絵画の展示があって、4階はインスタレーション、5階は屋上にオブジェが展示されていました。
2階は20代前半の渡米前の絵画でしたが、これが素晴らしい。
言葉が適切ではないと思いますが、とても綺麗で美しい線と色。
これが1950年代に描かれていたと思うと驚愕ですい。
3階は現在の絵画の展示。
最近、よく見るようになった正方形の板に書かれたものたちでした。
こちらはやはり迫力が凄い。
4階はカボチャのインスタレーション。
暗い部屋に入ると、マジックミラーをつかってカボチャが無限に繋がるというものでした。
5階の屋上にはカボチャのオブジェでした。


草間彌生美術館3

順路に沿って見ていくと、最初は少し並んで見るような状況になりますが、定員入れ替え制なので暫くすると人がばらけて来ます。
何度目かに降りると2階の絵画を暫く一人でじっくり見ることが出来ました。
4階のインスタレーションも2分で入れ替わるので、何回か見ることが出来ました。


20代の作品が素晴らしいなぁと思いました。
以前、上野で見た時には少ししかありませんでしたが、今回は20枚ほども見ることが出来ました。
今につながる視点もありましたが、全く違う表現で。
見続けていても飽きることのない作品達でした。
草間彌生さんは戦っている。
70年以上もの間。
戦っている。
素晴らしいことだと思いました。

草間彌生美術館
https://yayoikusamamuseum.jp/

ワールドカップ サッカー日本代表に想う。

読了までの目安時間:約 4分

サッカー・ワールドカップ日本代表のロシア大会は終わりました。
予選リーグを突破し決勝トーナメントに進出。
世界のベスト16位になったと言うことでした。
知っている限りですが、今大会に参加した長谷部選手と長友選手と本田選手は3大会連続のワールドカップ出場です。
彼らの言動を見ていて色々と想うところがあります。


荒木靖博

決勝リーグで現在世界ランキング3位のベルギーに2-3で敗戦。
前半は0-0で後半に入って日本が2点を先制しましたが、その後ベルギーに2点取られ最後の最後ロスタイム残り1分で1点を許し負けてしまいました。
終わった後の西野監督のインタビューがこのチームを表現していたと思います。
「追い詰めましたけど……。何が足りないんでしょうね。」
それはつまり勝てると思って作戦を組み、勝てると思って試合を進め、勝てると思って終盤まで来て、負けてしまった。
悔し紛れではなく、本当に何が足りないか分からない。
そこまで日本代表は来ていたということだろうと思います。
終了直後の長谷部選手のインタビューも聞きました。
「整理する時間が必要。」
と言っていました。


残念だったなぁとか、悔しいなぁとか、勝てる試合だったのにとか。
終わった直後はそんな風に思いましたが、選手の顔を見て話を聞き、これまでの言動や前回大会の様子なども見ていて、そんなに簡単に残念だとか悔しいとか言えるものではないと思い始めました。
そんなに単純で簡単なものではない。
最近は様々な経験が増え、結果が出るとそれまでの経験や結果と照らし合わせ、すぐに次のことや対策を想定したり考えたり言ってみたりする。
でも、そうなんだろうかと思う。
今回のワールドカップ・ベスト16はそんな生半可にすぐに答えを知ったかぶりして、次を考えられるような経験ではないのかもしれないと思った。


本田選手や長友選手は、前回大会に出場するまでの4年間は優勝をすら口にしていました。
それが予選リーグで一勝も出来ずに敗退。
終わった後のインタビューで言葉をなくし、後ろを向いてしまった長友選手を思い出します。
あれから4年。
たぶん毎日毎日一日も休まずサッカーのことを考え、この決勝トーナメントのことだけを考えて日々過ごして来た。
そんな雰囲気がひしひしと伝わって来ました。
4年です。
4年もの間、毎日毎日毎時間毎分毎秒、努力し続けた結果が、ランキング3位の強豪国と言われてる国に負けた理由がすぐには分からないという所まで到達させた。
そんな気がします。
だから、軽々に何かを言うことは出来ないなぁと思います。


それぞれの選手はそれぞれのサッカー人生をこれから歩むことだろうと思います。
その大きな節目になったことだけは分かります。
凄いなぁ。
とても凄いことだなぁと思います。


今年、60歳になりました。
7月15日に踊ります。
60歳の確認もあり、これまでとこれからの自分のダンスの通過点として踊ります。
長友選手や本田選手のようなサッカー選手としてはベテランの人たちと少し比べてしまうところがあります。
自分はそこまで真剣に、日々毎時毎分毎秒過ごしていたかなと。
何かを突き詰めて来たかなと。
それほどでもなかったなぁと思ってしまうところがあります。
無駄な時間が多い。
もちろんそれも重要。
必要なことだとは思いますけど。
まだ60だし。
もう60だし。
今回のワールドカップには色々と考えさせられました。
自分の状況年齢もあってなのかもしれません。


今大会の予選を含め出場した全ての選手や監督やサポートした方々を尊敬します。

場踊り

読了までの目安時間:約 3分

場踊り1

先週の金曜日6月29日。
池袋の東京芸術劇場前広場に田中泯さんの【場踊り】を見に行った。


場踊り2

田中泯さんの踊りを生で見たのは2回目。
もう15年近く前に夏の夜の井之頭公園の林の中でだった。
招聘した5人の外国人ダンサーと作った作品だったと思う。
照明は木の上から一本だけ。
地面に御座を敷いて見た。
暑い夜だった。
泯さんは10メートルほど先から手前数メートルまで、1時間かけて動いてきた。
ほとんどを地面に寝ての動きだったと思う。
他のダンサーは前後に行ったり来たりしてた。
他に映像でも1度見ている。


場踊り3

今回は踊っていた。
最初は軽快な音楽に合わせて。
ステップと言うか舞っていた。


場踊り4

影像作品は昨年だったか一昨年だったか。
フランシス・ベーコンの展覧会の時のもの。
松本だったかの美術館で全裸で踊っているものだった。
他に土方巽とフレデリック・フォーサイスの踊っている影像もあった。
フォーサイスは自身が踊っていた。


場踊り5

田中泯さんを初めて知ったのも15年位前。
知合いが泯さん振り付けの舞台に出ると言うので、東京国際フォーラムに見に行った。
当時既に何十年も日本を出ていた泯さんに、現代舞踊協会が依頼して作品を作ったと言うことだった。
とても大きな舞台で今とは全く違う作品だったと思う。
日本で踊っていた時の話を少し聞き、早くに外国に行った方だと知った。
その後、井之頭公園が先だったか映画『たそがれ清兵衛』が先だったか。
なんとなく知るようになった。


場踊り6

『たそがれ清兵衛』では小さな村はずれの家の中で切られる役。
切られた後にありえない方向にありえない姿勢で崩れていくのを見た。


場踊り7

もう70歳を超えている体とはとても思えない。
別に体がどうだからと言って踊りが良いとか、そんなことを言うつもりはないが、憧れてしまう存在である。
それは体も踊りも。
クラシックバレエやジャズダンスとは全く違う踊り。
というか舞。
今回ももの凄いものを見た。
言葉にすれば当たり前のことだが、全身が全てを表現している。
あるいは表現していないのかもしれない。
表現ではなく存在を表現として見るものが見ているだけなのかもしれない。
そう捉えたいと言うことなのかもしれない。
それは見ていて楽しくもあり。
我が身を省みて身を引き締めた時間だった。


場踊り8