整体はSDGsでエシカル ⁉︎
SDGs=Sustainable Development Goals、サスティナブル・ディベロップメント・ゴールズ、持続可能な開発目標。
サスティナブルという言葉はずいぶん前に聞いた事がありました。
LOHAS=Lifestyles of Health and Sustainability、ライフスタイル・オブ・ヘルス・アンド・サスティナビリティ、健康と環境に持続可能な生活スタイル。
LOHASは個人的には20年ほど前に初めて聴きましたが、日本では調べてみると2004年くらいから雑誌などにも取り上げられるようになったようです。
その中にあったのがサスティナビリティ。
整体ってSDGsでLOHASだよなぁと思います。
なんか、意識高い系みたいな言い方で、ちょっと小っ恥ずかしく、穴があったら入りたい感じですが、でもまあ、きっとそうなんだろうと思います。
器具を使わず。
人の手だけで。
人の健康に寄与する。
うまくいけば薬を飲んだり手術をすることもなく。
日々、元気で機嫌よく生きていけるようになる。
自然療法と言われたりするのは、ケミカル(化学)な感じがしないからでしょう。
実際、本当に何もなくても、患者さんと整体師がいるだけで施術をすることができます。
そして
痛みが取れたり
軽くなったり
動きが良くなったり
症状が軽減したり
普段の生活になったり
普段よりも楽になったり
ストレスが無くなったり
します。
最近の言葉で言えば、エシカル(=環境保全や社会へ配慮する)な感じでもあります。
悪くないですね。
変な書き方しますが、きっとこれから見直されると思います。
何も使わないで体が楽に健康になる療法。
手技療法は人にも自然にも地球にも優しい方法です。
明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
昨年も一昨年もずいぶん色々ありました。
今年はなんとか平穏にと思いますが、なかなかそうも行かないかもしれません。
整体師やセラピストは痛みや疲れや不調を治す仕事です。
でもそれだけが仕事ではありません。
なんとなく調子が悪いをなんとなく調子が良いに変える。
そのお手伝いや応援が出来ればと思います。
今年も整体師としてアレクサンダーテクニーク教師としてそんな仕事をします。
そしてそういう整体師を育成します。
今年も宜しくお願いします。
頑張ります。
荒木靖博
てあて整体スクール・てあて整体院・荒木
東京都練馬区東大泉 5−27ー18ーA愛知県名古屋市千種区今池 2−1−16−408
teate@nifty.com
03-3922-7230
2021年もありがとうございました。
こんにちは。
てあて整体スクール・てあて整体院・荒木です。
今日で今年の営業は終わり。
新年は1月4日から始めます。
2021年もありがとうございました。
2022年も良い年になるよう頑張ります。
今年はどんな年でしたか?
正直に言うと荒木にとってはいろいろと微妙な年でした。
5月に神楽坂セッションハウスというスタジオで平原慎太郎さんの作品を踊りました。
スタジオの企画で振付家から数ヶ月間のリハーサルで作品作りをして、観客を入れたパフォーマンスをするというものでした。
セッションハウスでのパフォーマンスはこれで10回くらいになったんだと思います。
50代前半から出るようになったので10年くらい経過したことになります。
実はこの関係で夏のオリンピック開会式に出ることになりました。
7月23日の開会式でパフォーマー(ダンサー)として出演しました。
リハーサルは4月からだったのでセッションハウスのリハーサルと重なっていました。
6月に入ってからは国立競技場で何度もリハーサルをして本番を迎えました。
近々になるまで観客が入るかどうかが決まらず、無観客が決まった時は色々なことを考えました。
少し無力感も感じましたが、選手のために目の前で応援が出来るのは開会式の出演者だけだったので、個人的にはそれをモチベーションに踊りました。
本番2日前には総合演出の小林さんが降りることになりました。
これはかなり大きなショックでした。
彼は4月のリハーサル当初から千葉の練習場まで足を運び、「ここに集まって頂けただけで本当に感謝しています。」とダンサー一人一人のことを思ってくれていました。
IOCやJOCや組織委員会にはそういう気持ちを感じた事はありませんでした。
結果、無観客で平原さんのもと本番を迎え、終わった時にはやり切った感がありましたが、しかしなんだかなぁという気持ちもありました。
コロナ禍でしたから、開催そのものへの疑問もないわけではありませんでしたから。
終わって幾つかの批評を見ると、読みたくなるようなものはなく、自分の中で整理するのも大変な状況です。
とは言え終わりました。
とても素晴らしい掛け替えのない機会で、まさかオリンピック開会式にパフォーマーで出られるなんて夢のまた夢でしたから、誇らしい気持ちは間違いありません。
その五輪開会式で多くのダンサーと知り合いました。
殆ど報道されていないので書いておきますが、参加していたのは名前のある素晴らしいダンサー達ばかりでした。
バレエ、ジャズダンス、コンテンポラリーダンス、ヒップホップ、ブレイキング、舞踏、タップダンス、アクロバットなど。
さまざまなジャンルのダンサー達で、年齢も自分を入れれば10代から60代まで揃っていました。
ダイバーシティがテーマの底に流れていたように感じました。
そんな人たちは本番翌日から自分の本番が待っているような人たちでした。
終わって秋以降に何人もの舞台に呼ばれ観に行きました。
自分はダンサーは本業ではなく、かなりたまに舞台に出るくらいなものですが、それでも一緒に踊った人たちが、舞台を作っていたり、振り付けをしていたり、ソロで踊っていたりすると、刺激を受けました。
良い刺激、強い刺激。
そんなこんなで、今は1月22日に出るパフォーマンスのリハーサルが始まって、日々、練習を始めています。
荒木にとってのダンスは今年、少し変化があったんだろうと思います。
と、ここまではダンスの荒木。
整体の仕事ももちろん頑張っています。
てあて整体スクールで東京と名古屋での指導は継続しています。
実は今年で整体院開業20年でした。
(写真で持っている植物は開業の日にやって来たもので、だから20年の相棒です。)
なのに今年は正直、入学生も少なく新患さんも少ない年でした。
五輪が終わるまではリハーサルで時間を取られていましたが、秋くらいからは少し時間が出来ました。
こんなこと書くのは良くないのかもしれませんが、少し暇でしたね。
指針整体とMETで整体師を育てたいと思っていますが、なかなか生徒さんが増えないのは悩みどころです。
コロナ禍というのもあるんだろうとは思います。
人との接触を避けてソーシャルディスタンス、ということになると、なかなかこの仕事は腰が引けるかもしれません。
でも、整体院では患者さんは概ねうつ伏せで、整体師も患者さんもマスクをしているので、実際には殆ど心配はありません。
とは言え心配になる気持ちも分かるので、難しいところです。
来年はそれでも少し動き出すんだろうと思っています。
2年も閉じこもって動きを止めているように人間は出来ていませんから、将来のためを考えてスクールや習い事など趣味も含めて外に出るようになるんじゃないかと思っています。
コロナが収束するのが一番良いんですけどね。
今年、63になりました。
他人の63歳はもう爺さんですね。
でも自分の事となるとそうは思えません。
だって踊ってるんですよ毎週のように。
しかも、毎日整体やったり教えたりして体を使っているのにです。
少し変化は感じています。
疲れが抜けないというのは少し前からですが、動きが微妙に減っている。
今まで10伸びた腕が9.5くらいまでしか伸びなくなっている。
10が9.5なので気が付かない事が多いですが、動画なんか撮ってみると分かります。
微妙なんですけどね、まだ。
でもこの変化は大きい。
これが年々、差が大きくなっていくんだろうと思います。
来年のリハーサルが始まった時、一緒に出演する同い年の男性から聞かれました。
「アラキはいつまで踊るの?」
前にも書きましたけど、70歳でセッションハウスの21フェスに出ることにしていて、それが当面の目標です。
でも去年までの感覚とは少し変わって来たかなと思います。
ダンスの動きや振りを変えていくんだろうと思い始めました。
表現というか使う言葉(振り付け・動き)を変えていく。
もう一つはダンスとの付き合い方です。
仕事との兼ね合いということでもあるかもしれません。
習いにばかり行ってるんじゃなくて、もう少し一人で動いたり考えたり作ったりする事を増やそうかなと思っています。
今はさまざまなSNSもあるので、発表はそういう方法もあるかなと思ったりします。
話を仕事に戻します。
ストレッチ教室を秋から再開しました。
コロナで1年以上休んでいたんですが、体も少し変わって来ているので、自分のためもあって再開しました。
東京と名古屋。
人数は当面少ないですが、継続は力と思って続けます。
床でゴロゴロ、フロアムーブメントは安全でとても良いと思っています。
セミナーの企画は今年も幾つか募集してみましたが、応募がなく中止になったものがありました。
昨年、「『カラダの地図』で疲れ・不調・故障が消える!」という本を出したのに、この内容の啓蒙がなかなか進まないなと思っています。
本を売るというより、ここで書いた内容を知ってもらいたい。
言葉や知識に、体が騙される。って事なんです。
手や足と名前が作と、人それぞれに手や足を認識します。
認識した内容は人によってみんな違います。
その違いで動きが変になったりすることがあります。
また、手を使うと考えた時、手を使う時に動かす部分が、実際に動く繋がりと違っていると、スムーズに動かなくなってしまったりする。
そういう、知識と実際の体の違いが、動きを変にすることもあります。
言葉を使うメリットは信じられないくらい大きいですが、たまに出てくるデメリットを知らないと損だなと思います。
それは普段から体を使わなくなっている人ほど顕著だと思います。
日常的に体をたくさん使っていると、どうしたって効率的に使うようになって、知識とは別に体の感覚が養われます。
でも、日常的に動かしていない人は、知識だけで動かそうとしてしまって上手くいかないことがある。
と思っています。
ま、これは色々と考えて、セミナーなのかワークショップなのか、ブログやSNSでの発信なのか分かりませんが、書いたり言ったり表現したりして行きたいと思います。
来年はどんな年になりますかね。
良い年にしたいですね。
いや、良い年になりますね。
きっと。
明るい良い年になります。
みんなが元気で機嫌良くやっていけるように。
頑張りたいと思います。
今年も一年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
てあて整体スクール・てあて整体院
整体師・アレクサンダーテクニーク教師、たまに踊る人
荒木靖博
今年の映画
今年も映画を観ました。
日付を確認すると、短期間に続けて見ていたと思ったら数ヶ月空いていたりと、世の中の状況と自分の状況を思い出したりしてしまいます。
個人的な☆を付けようかと思います。
・新解釈・三國志 ☆☆☆
これはまあアレです。これでヨシという作品です。嫌いじゃない。
・オン・ザ・ロック ☆☆☆
信じられないことに、信じられないくらい覚えていない。
・キング・オブ・シーヴズ ☆☆☆
銀行強盗の爺さん達 楽しい映画でした。
・KCIA 南山の部長達 ☆☆☆☆
韓国映画はいつも面白い。
・日本独立 ☆☆☆
小林薫の吉田茂は良かった。
・バッファロー’66 ☆☆☆
面白かったんですけどね、なんだかちょっと分からない感じもありました。
・素晴らしき世界 ☆☆☆☆
これは本当に良い映画だった。 パラサイトがアカデミー獲るならこれの方が面白いと思う。
役所さん中野さんとも素晴らしい演技でした。
・ワン・モア・ライフ! ☆☆☆
普通。
・騙し絵の牙 ☆☆☆☆
洋ちゃん大きくなって、という目でつい見てしまう。 しかし面白い映画でした。
・バイプレイヤーズ 〜もしも100人の名脇役が映画を作ったら〜 ☆☆☆
もうちょっとかな、でも普通に見られる映画でした。
・ノマドランド ☆☆☆
アメリカは病んでるな、でも日本もかと思う。 良い映画でした。
でもフランシス・マクドーマンドは「スリー・ビルボード」の方が好きだった。
・JUNK HEAD ☆☆☆☆
話題にたがわず凄い映画でした。 次作も見たいかな。
・HOKUSAI ☆☆☆
柳楽さんと田中さんのダブル主演だったけど、どちらか一人で見てみたい。
・はるヲうるひと ☆☆☆☆
これは凄いね二郎さん尊敬する。 役者の力を見た映画でした。
・鳩の撃退法 ☆☆☆
藤原さんはどうしていつも藤原さんになってしまうんだろう。
・レミニセンス ☆☆☆
ちょっと無理があるし映像の割に底が浅い気がする。
・その日、カレーライスができるまで ☆☆
リリーフランキーさんだったけど、これはちょっと頂けない。
・マスカレード・ナイト ☆☆☆
面白かったが、前作の方がより面白かったような気がする。
・007/ノータイム・トゥ・ダイ ☆☆☆☆
ここまで徹底していて金使ってるとやっぱり面白い。
・スターダスト ☆☆
デビットボウイだったので見たが、ちょっと頂けません。
・燃えよ剣 ☆☆☆☆
岡田さんの殺陣を見たいと思って見たけど、それ以上に良かったな。
・SAYONARA AMERICA ☆☆☆
細野さんの映画二本目。 良き。
・スパゲティーコード・ラブ ☆☆☆☆
これは多分今年の一番。 絵も綺麗で展開も面白かった。
・1秒先の彼女 ☆☆☆
台湾映画なのかな。静かに安心して観られました。
今年は24本でした。
半券で題名を確認しながら思い出しましたが、2/3は内容をちゃんと覚えていませんでした。
題名見てすぐわかったのは数作品。
ということはあまり頭に入ってこなかった、いや体にずしんとこなかったのかもしれない。
ではなく、映画をゆっくり観て体に染み込ませるような年ではなかったのかもしれません。
観たい映画があるから観に行ったというより、無理に時間を作って観に行っていたような感じがします。
コロナの影響なんですかね。
来年はゆっくり楽しみたいと思います。
今年の一番は甲乙つけがたいですけど、「素晴らしき世界」「スパゲティー・コード・ラブ」と「はるヲうるひと」もかな。
「ノマドランド」は巷間言われているほどではなく、「パラサイト」を評しているアメリカだからという気がしました。
年明けに時間があったら、キングスマンとマトリックスは見たいかなと思ってます。
あと邦画の99.9とかもです。
TOKYO そらの下で
神楽坂セッっションハウスでダンスブリッジ2021伊藤直子監修公演 マドモアゼル・シネマ【TOKYO そらの下で】をみて来ました。
いや圧倒されました。
マドモアゼル・シネマはセッションハウスの座付きダンスカンパニーのようなもので、女性ばかりのダンスグループです。
何度か拝見したことがありますが、今回はとくに圧倒されてしまいました。
観た直後のツィートとフェイスブックに殴り書いたのを書いておきます。
苦しそうなのに楽しそうで
生き生きして力強く
後ろを振り向く時も前に進み
心を握り締めながら笑っている。
女子には勝てない。
繊細でか弱くて抜け抜けと力強く可憐で妖しく一生懸命で素敵な女性たち。
勝てない。
どちらも勝てないで締められています。
マドモアゼル・シネマは女性にしか表現出来ない事を表現していて、ホント勝てないと思います。
可憐なのに大胆で力強いとか。
繊細なのに大雑把だとか。
清楚なのに大人びているとか。
無骨なのに、妖しい色気があるとか。
さまざまな事の両面を併せ持ち、それが一つの魅力になっている。
男には難しい芸当だと思っているんです。
大胆で力強いとか。
スマートで紳士だとか。
洗練されて大人だとか。
男性は同じような側面は表現できると思うんです。
でも違う側面を同時に併せ持つのは本当に難しい。
例えば70を超えて老齢期に差し掛かった男性ダンサーの動きに、繊細で大胆、洗練されてスマートなのに子供のような何かを感じることがたまにある。
でも壮年期のおじさん年代のダンサーにはあまり感じたことがありません。
偏見なんですかね。
でも、こういうところがダンスの面白さでもあると思います。
※写真は許可のあったカーテンコールとその後です。
人生はそう長くはないよ。
たまに考えることがある。
あと何年くらい生きられるんだろう。
父は77歳で亡くなりました。
今、自分は63歳。
差し引きすると14年と言う事になる。
14年。
もうすぐじゃないか。
整体院を開業したのは20年前。
最初の移転をしたのが16年前。
つい昨日とは言わないが、ほんの少し前の事だと思う。
20年前に開業する前は20年間会社員をしていた。
どちらの20年よりも短い。
父より長く生きる可能性はある。
80くらいまで生きたとして17年。
90まで生きたとして27年。
いずれにしても何となくの時間的なスパンはわかる。
短いと思うか、そんなにあると思うか。
時々によって違う印象を受ける。
若いうちにやりたいことをやっておいた方が良い。
そのうち出来るだろうなんて思っていると、知らないうちにあと何年て事になる。
やりたくたって出来ないと思ってきたことでも、意外に出来たんじゃないかと思ったりする。
会社を辞めるのに20年かかった。
いや辞めるために入社した訳ではないけど、それが普通だと思っていたので、長くなったような気がする。
最初に考えたのは多分、入社前だったと思う。
そもそも会社員になるのが普通なんだと思っていたフシがある。
いや思っていた。
だから入社したら辞めるのは無いと思っていた。
いや、それ以外の考えはなかった。
でも、自分で良く考えたら別に会社員にならなくても、よかったんじゃ無いかと思ったりした。
人生はそう長くは無いよ。
あっと言う間に70になると、久米宏さんが池上彰さんに言っていた。
本当にあっという間だと何度も言っていた。
確かにそうだろうと思う。
あっと思ったら7年経ってるんだろう。
だから、今はやりたい事をするようにしている。
いや、以前はやりたい事をやらなかった訳ではない。
やらなかったと言うのではなく、まだいいやと思っていたんだと思う。
まだまだ時間はあるから、今は目の前の事と思っていたんだと思う。
悔やんでいる訳ではない。
今はやりたい事やってるからね。
出来るんなら早いことやりたい事やっておくと良いよ。
人生はそう長くはないから。
お爺さんお婆さんは縁側でお茶飲んいでる訳ではない。
「お爺さんお婆さんは縁側でお茶飲んでいる」と言うイメージのままで開業したら失敗します。
整体院やサロンのマーケティングというか宣伝販促の話です。
開業したり仕事をするには、宣伝を始める事になります。
名刺やチラシやホームページを作り、SNSにアカウントを作って情報を発信していきます。
その時にどんな媒体を選ぶのか、どのSNSを選ぶのか、どんな名刺にするのか、どんなチラシにするのか。
これらを決めるのは全部、自分が来てほしい患者さんの層が、どんな人たちなのか。
そして、どんな媒体やSNSを見ているのか、どんな内容に興味を抱くのか触手を伸ばすのかがポイントになります。
紙の新聞を読まない層に、新聞広告を出しても見ることはありません。
インスタグラムやツィッターを見ない層に、インスタグラムやツィッターで情報発信しても届きません。
自分が考えている、来て欲しい層の人たちがどんな人なのか。
どんなライフスタイルでどんな媒体を見て何に興味があるのか。
そこがポイントです。
例えば今、70代の人たちは1940年代前半から1950年くらいに生まれた人たちです。
ビートルズの結成が1960年なので、ちょうど学生から社会人になる頃にビートルズに触れています。
フラワームーブメントにも影響されている年代です。
分かりやすく捉えると、日本で最初にファッションに目覚め男性が長髪にしてジーンズを履き始めた世代。
縁側でお茶を飲む人もいるかもしれませんが、髪を伸ばしてファッションにも気をつけ、バブル期にはディスコにも行っていたことのある世代です。
なんとなく思い浮かべるお爺さんお婆さんとは、たぶんかなり違うイメージの人たちなんだろうと思います。
70代なら殆どの人がスマホを使うし、ネット検索もする。
そういう年代だと思っておいた方が良い。
媒体についてだけではありません。
店名をどんなものにするのか。
HPやチラシの中での説明をどうするか。
同じように考えてみる必要があります。
お爺さんお婆さんは縁側でお茶飲んでいる訳ではありません。
実際はどうなのか。
そこを確認しないと上手くいかないことがあります。
箸とフォークに感じる違和感とスプーンの不思議について
先日、カップラーメンのコマーシャルを見ていて違和感を覚えました。
ナンダナンダ?
何が違和感なんだ?
と思ってゆっくり見ていると、わかりました。
カップラーメンを啜っている学生服の子らが、フォークで麺を持ち上げて啜っているではありませんか。
カップラーメンてフォークで食べるものなの?
個人的には箸を使いますけど、フォークなの?
と思いました。
それが違和感。
確かに麺だってフォークで食べます。
パスタはフォークですよね。
最初からフォークでした。
逆に最近はパスタを箸で食べる人を見て違和感を覚えたことがあるくらい。
でも、ラーメンは箸。
だと思っていました。
いや、箸以外では食べたことがない。
自分が食べないからってオカシイと思うはおかしいんでしょうど。
でも違和感はしょうがないでしょう。
だって違和しか感じないんだから。
ラーメンをフォークで食べます?
そしたら別の先日。
お茶漬けをスプーンで食べている映像に遭遇。
これは何というんだろう、違和感ではなく不思議な感じでした。
どうしてスプーンで食べる?
お茶漬けだぞお茶漬け。
と思いました。
すまぬすまぬ。
だめって訳じゃないんだけどね。
不思議にしか見えない。
あの、そう言えば親子丼をレンゲで食べるのも不思議です。
あれはいつくらいからですか?
昔は箸だったと思うんです。
お茶漬けも親子丼も。
親子丼は玉子がやけにフワトロとかで、半熟状態でどろっとしだした頃からなんでしょうか。
どうもおじさんはついていけません。
いや、ついて行かなくても良いんだろうけど。
たまにNYに行きたくなる時
NY
2回しかいったことないんです。
でもなんかたまにとても行きたくなります。
最初は35歳の時、次は52歳の時だったかと思います。
いずれも1週間くらいNYにずっといました。
同じ宿に泊まってマンハッタン島の中にいました。
35の時は平日は夜にしか自由な時間がなく、52の時はずっと自分の時間でした。
35の平日に1回アルビンエイリー舞踊団のダンスレッスンを受けに行きました。
現在の場所とは違い、セントラルパークの中くらいの西。
団地みたいなビルが沢山並んでいる一角にありました。
入り口は団地の入り口みたいなところで、真っ暗(なイメージ)。
エレベーターの横に黒人のおじさんが座っていてギロリと睨まれたような気がしました。
そんなことないと思うけど。
上の階に行って受付して、着替えをしていたら13歳の黒人男子と一緒でした。
受けたクラスはちょっとアフロ系のもので、自分意外は10数人の黒人女性とさっきの男の子、白人女性が1人でした。
2時間近くのレッスンで汗だくになるほど絞られました。
ルルベアップしてままキープの時間がとにかく長く。
これは他のクラスでもそうでした。
日曜の昼にブロードウェイダンスセンターというところに行った時もキープが長いなぁと思った記憶があります。
こっちは曜日も日曜だったからか、カルチャーセンター的な印象で近所のお婆さんや子供も来てました。
踊れる人は信じられないほど踊れましたけど。
日曜のレッスンが終わって、MOMAに行きました。
ここで見た糸杉と睡蓮、地下で展示されていた横尾忠則さんのポスターも忘れられません。
52の時はカミさんと一緒に行きました。
この時もダンスクラスを取っていて、ルイジのクラスとDNAとSTEPSでレッスンしました。
カテティキングという人のクラスが楽しかったこと、ルイジがいなくて残念だったことを思い出します。
観光的なところには殆ど行かなかった。
結局、ハーレムの教会くらいにしか行ってません。
自由の女神もバッテリーパークから見ただけだし、この時はMOMAまもグッゲンハイムも行っていない。
ダンスクラスが目的のようなものだったので良いんですけど。
あの街を歩きたいとたまに思います。
なんででしょう。
新宿だって似たようなもんだと思うんです。
丸の内でも良い。
でもなんか違うんですよね。
そして次回行ったら、もう少しセントラルパークで遊んでみたい。
ストレッチやインプロもしてみたいと思います。
60オーバーのおじさんがインプロやってたら面白いでしょ。
そんなことたまに考えます。
TOGE アトリウム公演 〜 カンパニーデラシネラ 〜
フェイスブックだったかインスタグラムだったか。
カンパニーデラシネラの公演があるのを発見。
KAAT神奈川芸術劇場アトリウムで無料!
えっ無料!
どうしてだか分かりませんが、無料ということもありタイミングもあったので観に行って来ました。
さすが。
当然ですけど。
素晴らしい。
内容書いてもアレなんですけど。
5人の女性ダンサーが白い衣装で登場します。
アトリウムはKAATの一階入り口の中、ロビーのような場所です。
広々としていて天井は3階か4階まで吹き抜け、広い階段の脇に丁度パフォーマンスが出来るスペースがあります。
スペースの周りに照明や音響をされるような機材と人が数名。
案内の人もいます。
スペース脇の広い階段の途中に座って観ました。
無表情の5人がそれぞれに動きます。
呼応しながら、あるいは独立して。
何かに向かって、あるいは自分自身を顧みながら。
途中、大きなビニールのようなものが広がります。
ここから後は本公演にも関係があるかもしれないので書きませんが。
とても面白い演出です。
もちろん演出のための演出ではなく、それを通してしか伝えられないものを伝える。
空間の使い方
切り取り方
演出の方法
人と人の関係性
道具の使い方
装置の使い方、見せ方
小野寺さんとデラシネラはやっぱりさすがです。
楽しく面白く興味深く心に響きます。
それにしても小野寺さんと藤田さんが痩せていて心配。
体には気をつけてもらいたいものだと思います。
TOGE』劇場公演
公演スケジュール2021年
12月17日(金) 17:00
12月18日(土) 13:00 / 17:00
12月19日(日) 13:00
※開場は開演の30分前
※予定上演時間:60分
公演会場
KAAT神奈川芸術劇場<中スタジオ>
詳細 >>> https://derashinera.jp/activity/toge_2021/