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腰痛姿勢

読了までの目安時間:約 4分

腰痛になりやすい姿勢があります。
必ずなる訳ではありませんが、程度が酷くなったり長期にわたるとなりやすい姿勢があります。
大きく二つに分けると、骨盤前傾の反り腰と骨盤後継の垂れ尻になります。
骨盤前傾の反り腰は出尻気味でダックテイルと言われることもあります。
また、骨盤後継の垂れ尻は(骨盤が)タックインと言われたりもします。
ダックとタックです。


反り腰=骨盤前傾=ダックテイル

腰が反っている人のことで、出尻なんて言われたりすることもあるかも知れません。
背骨は首から腰まで繋がっているので、腰が反っただけだと頭は後ろに行ってしまいます。
それだとバランスが取れないので、肩だけ前に出て巻肩や、頭が前に出てストレートネックになっている方もいます。
腰が反ったままだったり、反る角度が酷くなると痛みが出ることがあります。


原因はいろいろあります。
腰が反る人は膝が伸びて、前体重になっている傾向があります。
また、腰が反っているので、胸が前に出てしまい、前後のバランスを取るように胸を反っていることがあります。
言葉ではちょっと説明しづらいんですが、やってみると分かります。
胸を反らせると、今度は胸とのバランスを取るように、頭が前に出てストレートネックになります。


姿勢を見直す時は、膝を緩めて立ってみることから始めます。
変な感じがすると思います。
ちゃんと立ってない感じとか、お尻が垂れているような感じかも知れません。
ゆるく立ってる感じでだらしなく感じるかも知れません。
でも、鏡を見ると違ったりします。
腰回りの位置関係が変わるので、頭も少し後ろに戻ることが出来ます。
この時、イメージとしては耳を後ろ上に引く感じ。
ストレッチは前腿や腸腰筋、鼠蹊部を伸ばす感じです。


垂れ尻=骨盤後傾=タックイン

反り腰と逆で骨盤が後傾して、猫背気味になっている方です。
巻肩・ストレートネックでも首頭は前に出ますが、このタイプだと背中が丸くなって、その延長で首頭が前に出ます。
背中が丸く、結果的に胸が締め付けられているので、呼吸が浅くなります。
反り腰も浅いですが、こちらの方が分かりやすく浅いです。
でも本人は気がつきません。
毎日、そういう姿勢で生活してますから。
腰の前傾が少なくなり、伸びることによって痛みが出ます。
腰は元々、前に出っぱるように緩やかな湾曲があります。


この姿勢を見直すのに、椅子に座って姿勢を作ってもらいます。
簡単なやり方は、脚を広げて座ったら、上半身を全部下まで前に倒します。
そこから骨盤をゆっくり立てて来ます。
骨盤につながって背中が下から立ってきます。
骨盤の下の骨(左右の坐骨)が椅子に突き刺さったように感じたら、骨盤を立てるのはそこで止めます。
あとは骨盤の傾きを変えないで、背中を腰から順に立ててきます。
腰が反っている感覚になるかも知れません。
元々、丸くなっている訳ですから当然です。
そこは取り敢えず無視して、骨盤の上に背骨を乗せ、背骨の上に頭を乗せます。
腰が伸びて背中が真っ直ぐになるので、背骨の上下の長さや真っ直ぐさを感じます。
そのまま足に体重を乗せて、立ってみます。
途中で猫背にならないように。


重心が変わっていると感じられると思います。
後ろにあった重心が少し前に移動します。
その感覚を忘れないようにして下さい。
垂れ尻の人のストレッチは、アキレス腱やハムストリングスやお尻です。


もっと詳しく書いて書籍にできたらなと思っています。
興味のある編集者の方、連絡ください!
いや、こちらから企画書書くか。
ちょっと考えます。


反り腰、骨盤前傾、出尻、ダックテイル
姿勢のアドバイス

骨格模型

腰痛はやっぱり腹筋が弱いからですか?

読了までの目安時間:約 3分

腰痛になると腹筋を鍛えた方が良いと言われることがあります。
どうしてでしょうか。
そして本当でしょうか。


腰は胴体の背中側。
手で触れて分かるように、硬い筋肉があります。
腰痛の時は特に硬くなっていることが多い。
その反対側の腹は柔らかいですね。
骨もないし、筋肉もそんなに硬くない。
だから、前後のバランスが悪くて腰に痛みが出るんです、と言われます。
または、腹筋が弱くて腹圧が低く、胴体を立てていられないので腰に痛みが出る、と言われます。


殆どの場合、違います。


骨格模型

腰のあたり、肋骨と骨盤の間に腰の骨があります。
良く見ると、腰の真ん中あたりに骨があります。
太い骨が上下に重なっています。
胴体はこの骨で立っています。
腹筋が弱くて腹圧が低いと立てない訳ではありません。
筋肉はどんなに硬くしても、骨よりは硬くないですから。


腰痛の原因はその上下に並んでいる骨の位置関係が普段と違ってしまうことで起きます。
それは腹筋が弱いからでしょう!
と言われる訳ですが、違います。
骨を上下に並べられれば、筋肉はそんなに使いません。
元々、背骨(頸椎、胸椎、腰椎)は少し前後に湾曲があります。
その湾曲は骨と骨を繋いでいる靭帯でキープされています。
ところが姿勢が悪かったり、どこか筋肉が硬かったりすると、骨盤が歪んでしまい、骨盤に繋がっている腰の筋肉が引っ張られます。
そして痛みにつながる。


腰痛にならないためには、殆どの人はストレッチです。
骨盤が歪んで動きがイビツになっているのを、歪みが取れるように、楽に動くようにするためのストレッチ。
沢山の患者さんを診てきて、下肢後面=お尻から下の脚の後ろ側をストレッチすることで、骨盤の動きが楽になり歪みも改善されます。
腹筋やるよりストレッチです。


ただ、たまに筋肉量が足らなくて、体を支えられない人がいます。
そういう人でも腹筋ではなく、全身の筋肉量を増やすことが大切です。
大きな車を動かすのに、小さなエンジンしか持っていない感じですね。
たまに女性でいますが、普通の体型で体重も普通なのに、体脂肪率が35%くらいある人が要注意です。
こう言う人は体脂肪が多い分、筋肉量が少なくなっています。
筋肉が少ないと血液の流れも悪く、体も支えられないので、冷え性だったり腰痛・肩こりだったり、生理痛や浮腫(むくみ)などの人もいます。
凄いトレーニングをする必要はないですが、毎日5000歩くらいウォーキングしてみるのが良いかなと思います。
もちろん何かスポーツを始めるのも良いです。

一生懸命、真剣に脱力

読了までの目安時間:約 2分

一生懸命何かをするとき。
真剣に何かに取り組むとき。
つい力が入ってしまいます。
息を止めて肩が上がって力が抜けない。
そう言う状態で物事に打ち込む。
一生懸命ってそんな感じがあります。

でも、何かを上手くやろうとしたら、脱力して肩の力を抜く方が良いことがあります。
リラックスして無駄な力を入れずに出来ればうまくいくことがあります。

一生懸命に何かに取り組む事と、力を入れる入っている息を止める息が止まっている状態がセットになってしまうのは良くあることです。
でもそれだと上手く行かないこともあります。
そんな時。
力を入れないでやってみる。
息を止めないでやってみる。
と言うのがなかなか出来ません。
一生懸命にやらない、と言うのだともっと出来ません。
試しに出来なくても良いから、力を抜いてやってみると出来たりします。
でも結果は、出来ているのに、出来た気がしない。
と言うことになったりします。

難しいですね。

一生懸命、真剣に、脱力してみる。
逆転の発想。
脱力を一生懸命にやってみる。
脱力を真剣にやってみる。
一生懸命やってる気がしないかも知れません。
真剣にやってる気がしないかも知れません。
でも目的は脱力だから、脱力出来ていれば成功。

試してみる価値はあるかも知れません。

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浮腫(むくみ)について

読了までの目安時間:約 3分

梅雨が近づきました。
浮腫(むくみ)が気になる方も多いのではないでしょうか。


浮腫は皮下組織などの水分が溜まっている状態。
などと言われます。
それってどう言うことでしょう。


飲んだ水や食べたご飯は胃腸など消化器官で消化吸収されます。
水分も当然、吸収されて血液に乗ります。
血液に乗った水分や栄養素などは、血管を通って全身に運ばれます。
全身の血管は基本的に繋がっていて、ぐるぐる回っています。
血液は心臓のポンプ作用と筋肉などのポンプ作用で全身を回ります。
心臓を出る時の血管は大動脈などとても太い血管ですが、だんだん枝分かれして細くなっていきます。
最終的には毛細血管となって筋肉などに網のように入り込んでいます。
それがまただんだんと集まって太くなり、心臓に戻ってきます。
ぐるぐる回っているって言うのは、このことを行っています。


血管の中を血液が流れていますが、水分や様々なものが毛細血管などで血管の外に滲み出ていきます。
滲み出なければ血管の外にある細胞で使えませんから。
血管の外に出た成分は、また血管に染み込んで戻ります。
それがうまく戻らないと、血管の外、皮下組織などにたまることになります。
浮腫の原因ですね。


血管の外に出た成分が戻りにくい原因は何か。
二つ考えられます。
塩分のとりすぎ。
塩分をとりすぎると、体の中の水分の塩分濃度が高くなり過ぎるのを防ぐため、水分が皮下組織などに溜まります。
浸透圧の関係で染み込みにくくなるんだろうと思います。


もう一つは運動不足。
血流は最初にも書いたように、心臓だけでなく筋肉のポンプ作用でも流れます。
足首や膝関節・股関節を動かさず、下肢の筋肉を使わないと、筋肉によるポンプ作用が減ってしまい、血流が悪くなります。
これが原因で水分が戻りにくくなる。
物理的な圧迫が減るからですね。
冬にブーツを履くいて夕方になると、脚が浮腫むのはこの典型です。


浮腫が気になっったら、塩分をとり過ぎていないかを気にすることと、脚を動かすことを考えて下さい。
ウォーキングが出来なかったら、足首を上下に動かしたり、屈伸運動をしたりします。
脚を伸ばして、踵を上げ下げして、爪先立ちになったり降りたりするのも良いです。
やってみましょう。

猫背は腰痛の元

読了までの目安時間:約 3分

猫背の人は腰痛だ。
という話ではありません。
猫背は腰痛の原因になることがあるという話です。


背中が丸いことを猫背と言います。
この場合に背中と言っているのは、背骨(脊椎)のうちの胸椎のあたりの話です。
胸椎というのは胸の辺りの背骨のことで、肋骨がくっついている背骨のことです。
胸椎の上には首の骨(頚椎)があり、胸椎の下には腰の骨(腰椎)があります。
そして腰椎の下には骨盤がある。
胸の骨と首の骨と腰の骨と骨盤は、別々に感じるかもしれませんが、全部繋がっていて背骨と呼ばれています。


脊柱

上のイラストは背骨ですが、どこが首でどこが胸でどこが腰かわからないですよね。
骨盤はなんとなく一番下の辺りかと思うと思いますけど。
これに肋骨や肩甲骨や腕や脚の骨も加わると、下のイラストのようになります。


背部骨格

何となく首・胸・腰の区別がつくかもしれません。
でも、繋がっているのは分かりますね。
猫背の人は背中が丸いというのは、この胸椎の辺り、肋骨のある辺りが丸くなっているということです。
当然ですけど、首の骨(頚椎)や腰の骨(腰椎)や骨盤にも影響が出るのが分かると思います。
背中(胸椎)が丸くなれば、腰も丸くなるかもしれず、そうなると骨盤が後傾気味になるかもしれません。
人によっては逆に腰の骨の反りが強くなって、反り腰になり出っ尻気味になるかもしれません。
首は背中が丸くなることで、前に出ることが多いですが、前にでなければ首の反りが強くなるかもしれない。


背中が丸いというのは、背中だけが丸くなって他は元のままということではありません。
背中が丸いと腰の骨や骨盤との位置関係が変わります。
そうなると腰あたりの筋肉が伸びて硬くなったりします。
それが腰痛の原因になることがあります。
同じように猫背が肩こりの原因になっていることもあります。


生まれつき猫背の人はいません。
物心ついてからずっと猫背で、両親が猫背で兄弟も姉妹も猫背だったとしても、猫背は遺伝ではありません。
子供の頃の写真を見て下さい。
みんな背中は立っています。
いつの間にかそうなっている。
猫背が改善されれば腰痛も改善されることがあります。
ただし、胸を反ったり、背中を伸ばして猫背を改善させても、長続きしません。
姿勢は時間をかけて作ってきたものなので、少しずつ見直していくことが大切です。

疲労回復に足裏テープ

読了までの目安時間:約 2分

足裏テープ

以前も一度書いたかもしれませんが、再度。

運動で脚が疲れたり、足裏が攣ったら、足裏にテープを貼ってみて下さい。

写真のように貼ります。
収縮性のあるキネシオロジーテープなどと言って、ドラッグストアなどで売られているテープです。
伸び縮みしますが、貼る時は引っ張ったり伸ばしたりしません。
5センチ幅くらいのテープを足裏の土踏まずにそのまま貼っても良いですが、写真のように4等分に切れ込みを入れて貼ると効果が高くなります。
テープはただの伸び縮みテープで薬などは入っていません。
ただ、貼るだけで皮膚の上から刺激が入り血流が良くなるようです。

疲労物質が溜まっていたり、血流が悪かったりした場合は、貼ってすぐに効果が実感できると思います。
最初はちょっと変な感じがします。
慣れてしまえば違和感はなくなると思います。
それよりもポカポカと暖かくなる感じがあると思います。
お風呂に入っても出てから水気を取れば大丈夫です。
2日くらいは貼っておけると思います。
ただし、貼って30分位で痒くなるよだったら、カブレてしまうのですぐに剥がして下さい。

荒木もこれに助けられています。

連休初日にやるべきことは・・・

読了までの目安時間:約 3分

おつかれさまです。
連休始まりましたね。
長い人だと10連休になると聞きました。
てあて整体院・てあて整体スクールは5月3・4・5日だけお休みを頂きます。
あとはやっているので、整体やアレクサンダーテクニークを受けたい方はメール(teate@nifty.com)をください。

ところで連休初日です。
先ず何やりますか?
お休みですから寝てますか?
初日くらい疲れを抜いて楽にしておきたいんだから、寝る。
ってことですか?
でもそれ本当に疲れが抜けますか?

アクティブレスト。

積極的な休息。
積極的な休息?
そうです。
接触的に休みます。
なるべく早く横になるということではありません。
疲れを抜いていくために積極的に行動するということです。

軽い運動をします。
っ!
えっ!
えええっ!
そうです。
軽く運動します。
体動かします。

ナンデ?

はい。
疲れ=疲労物質は体を動かさないと、そのまま筋肉の中に残ります。
寝てても疲労物質は抜けない。
だから動かします。
とは言え疲れるほどは動かしません。
簡単なので良いんです。
幾つかあげておきます。
出来るだけ今日やって下さい。
そうすれば明日以降、軽い体で連休を過ごせます。

手首を回します。
足首を回します。
肩を回します。
腕を回します。
屈伸運動します。
体側を伸ばします。
体を捻ります。
歩きます。

はい終わり。
これだけで良いです。
これで勢いがついたら、もうちょっとストレッチなどしてみて下さい。

筋肉中に溜まった疲労物質は、寝てるより、マッサージするより、温めるより、ストレッチするより、軽く動かす方が少なくなるという研究もあります。
歩くってのが一番簡単で楽な全身運動になると思います。
連休初日は散歩です。
外を歩いてみて下さい。

まあ、騙されたと思って。。。

筋肉が硬く固まってしまった人はどうすれば良くなるんですか?

読了までの目安時間:約 4分

今日から名古屋教室の授業です。
解剖学の授業の終わりに何か質問があるか聞いてみました。


同じ姿勢をとっていたり、故障や事故の後、固まってしまって硬くなった筋肉はどうすれば良くなるんでしょう?


ボイストレーナーをやっている新入生からの質問でした。
この場合の筋肉が硬くなったというのは、関節が動きにくくなってしまった場合と、筋肉や筋膜や腱や靭帯などが硬くなってしまった場合のことが考えられます。
関節の場合も筋肉や筋膜の場合も、筋肉が硬くなったと感じたり思ったりします。


すぐにストレッチするのは良くありません。
硬くなってしまった体でストレッチをいきなり始めると、筋繊維が傷つけられたりします。
極端な例えですけど、ビーフジャーキーを引っ張って柔らかく伸ばそうとしようとするようなものです。
先ずはビーフジャーキー化した筋肉や筋膜などを、みずみずしく伸び不可能性のある状態にしてあげることです。
そのためには先ず、関節を少しずつ動かします。
いきなり体表の大きな筋肉を動かすのではなく、体の中心に近い小さな関節の周りの筋肉を動かします。
そのため体の中心にある背骨や肩関節や股関節を少しずつ動かします。
関節を動かすと、その関節を跨いでいる筋肉が伸び縮みします。
靭帯や腱も動いて伸び縮みします。
伸び縮みすることで、血流が促され、そのことで筋肉や筋膜の状態が変わってきます。
血液は酸素やエネルギーを運んでくるので、細胞の状態が良くなってくるからです。
そうやって少しずる動かした後に、大きな筋肉をゆっくり伸ばしたりします。


体の中心にある背骨や肩関節や股関節を少しずつ動かすのに最適なのはウォーキングだと思います。
歩くことは全身運動です。
股関節だけの動きでは歩けません。
股関節、膝関節、足関節、足部の沢山の関節、仙腸関節などなどの関節が少しずつ動きます。
10分くらい歩けば全身の血友も良くなります。
そのあとで少しずつ大きな筋肉を伸ばすようにすると良いでしょう。


そしてお風呂。
湯船に浸からない人が増えています。
湯船に浸かれば水圧もかかって血流も良くなり、深部体温も上がります。
そのことで筋肉も柔らかくなる。
そういう地道なことから始めるよいと思います。


ボイストレーナーの方がどうして体の硬さが気になるか聞いてみました。
声を出す時に、姿勢を良くどっしりと立つことが基本ですが、それが出来ない人が多い。
猫背の人が胸を張れば姿勢は良くなりますが、それでは無駄な力を入れているだけになります。
力を抜いて良い姿勢で立つには、先ず体が硬くないことが前提だろうと。
だから硬い体をなんとかしたいということでした。
体全体を使って立つことが大切ってことです。
他にもいろいろ出来ることはあります。
少しずつアドバイス出来ると思います。


名古屋教室

呼吸について。

読了までの目安時間:約 7分

呼吸について、2022/04/15の今、考えていることについて書きました。
そのうち変わるかもしれませんが、今現在の考えです。
呼吸についてはまだまだだと思いますが、何かの参考になればと思います。

呼吸が浅い人が増えています。

整体をしていると胸郭が硬く、俯せに寝ていても背中があまり動かない方が増えました。
仰向けになっても同じで、お腹が少し動くだけ。
体に入ってくる空気が少なく、出ていく空気も少ない状態です。
胸郭は胸のところにある背骨・胸椎と左右に12対の肋骨と胸の前にある胸骨で出来ています。

背骨と肋骨は関節で繋がっているので、動きます。

ここが動かない、となんとなく思っている人は多いんじゃないかと思います。
前側の胸骨と肋骨が繋がっているところは軟骨で柔らかく、ここも動きます。
肋骨は背骨から前に向かって斜め下に出ています。
背骨と関節で繋がっているので、斜め下に向かっている肋骨が、真横方向に前側が持ち上がると、胸郭の中の容積が広がります。
ちょっと大袈裟に例えると傘が開くと、内側が広くなるような感じです。
肋骨で包まれた空間が大きくなったり小さくなったりして、空気が出入りするのが呼吸です。
それが自然に出来ていない。
背骨と肋骨の間の関節も硬く、それを覆っている筋肉や筋膜も硬く、靭帯も硬くなっているような状態の人が多い。

呼吸は自律的な運動です。

自律的とは自分のことは自分でやっているというような意味です。
人は頭で考えなくても、自ずから呼吸をしています。
寝ている時にも呼吸が出来ていることを考えれば納得です。
でも意識的にも呼吸することが出来ます。
ここがちょっと呼吸の問題を難しくしているように思います。

呼吸は自律的な運動なので、本来は自然に放ったらかしておけば出来ます。
でも人は様々な習慣的な体の使い方をします。
知らず知らずのうちに習慣を作って生活し生きています。
猫背になっている人は、本人はそうとは思っていなくても、胸の前を閉じて縮めて広がりにくくしています。
鳩胸の人(胸を反らせている人)は、やっぱり本人の考えとは別に、胸の前を広げ硬く閉じにくくしています。
姿勢や形は普通に見えても、呼吸を小さく目立たないようにしている人もいます。

先ずは自分の呼吸に気がつくこと

呼吸が浅い時にどうするか。
まずは自分の呼吸に気がつくことです。
そういう時間を作ってあげる。
呼吸が浅いことに気がつく方は、殆どの場合、普段は呼吸に気がついていません。
自分の呼吸がどんな感じなのか感じていません。
浅いことは分かっても、どこがどう浅いのかしりません。
だからまずは呼吸に意識を向けてみる時間を作ります。

ただ意識を向ける。
これ、意外に難しい。
意識を向けると呼吸が変わってしまいます。
そうとは思っていなくても呼吸を変えてしまいます。

仰向けでも横向きでも、ちょっと横になります。
脚や腕や肩が窮屈でない位置を探します。
首や頭の力を抜きます。
全身の脱力を上から順番に確認していきます。
全身が上半身を中心に膨らんだり萎んだりするのを感じます。
それだけ。

”呼吸”がどうなっているか考えない方が良い。
”呼吸が”と思った瞬間に、筋肉運動としての呼吸にフォーカスを当ててしまいがちになる。
そうなると筋肉運動を追ってしまいます。
ではなく、体全体の動き、膨張収縮を感じる。
それだけで良いと思います。

それが出来るようになるまで何度かやってみてください。
これだけでも呼吸は変わるかもしれません。

入るを止めない、出るを止めない。

体の膨張収縮としての呼吸が感じられたら、次は最終域で止めないことを試してみます。
体が膨張すると空気が入って来ます。
その最終域、体が膨張した最後のところで、止めようとするのをやめます。
止めるのをやめる!?
何のこっちゃと思いますよね。
でも、そんな感じです。
試しに止めるのをやめてみて下さい。
最終域と思っていた体の状態から、少し膨張するような解放されるような広がっていくような溶けるような拡散するような感じを感じられるかもしれません。

それが終わったら、体はだんだんと収縮に向かいます。
だんだんだんだん収縮していく。
その時に筋肉や骨を忘れます。
最終域まで収縮したら、また止めるのをやめます。
止めるのをやめる!?
です。
試しに止めるのをやめてみて下さい。
そうすると、最終域と思っていた体の状態から、少し抜けていくような萎むような伸びるような感じを感じられるかもしれません。

背は伸びる

これは呼吸の時の体のイメージですが、体が膨張して空気が入ってくる時も、体が収縮して空気が出ていっている時も、背が伸びていく感覚があります。
単なるイメージですが、体が呼吸をしている時は、どちらも背が伸びるイメージです。

息を吸うのではなく、体が膨張していく。
息を吐くのではなく、体が収縮していく。

息を吸ったり吐いたりは、自律的な呼吸ではありません。
たまに気がついた時に、息を吸ったり吐いたり、深呼吸をするのは悪いことではありませんが、普段の呼吸とは別物だと考えた方が良いと思います。

人は膨らんだり萎んだりしています。

人は膨張収縮を続けています。
それが動物としての人です。
大きくなったり小さくなったり、柔らかに継続しているのが動物としての人です。
それが生きているという状態です。
人の状態は自律的にコントロールされています。
意識的に出来ることは、無駄なことに気がついてやめることくらいです。
先ずは気がつくことから始めましょう。

決して頑張らないでください。

知人の出ている雑誌をご紹介。

読了までの目安時間:約 2分

クロワッサン

患者さん情報で知り合いが取材を受けたと聞きつけ、何とか探して見つけたクロワッサン4月10日号。
コンビニなどで見ると4月25日号が販売されいたので、本屋さんで探しました。
読んでたら別の知り合いも出ていた。
皆んな凄い。
それにしてもどちらも良い記事なのでシェアしておきます。
本屋にはもうないかも知れませんが、取り寄せはできるんじゃないかな。

「無意識に''浅呼吸''になっているから。正しい呼吸で自然治癒力を高める。(森田敦史さん)」
最近、呼吸が浅い人が増えてます。
僕もいろいろやってみていますが、ここに書かれている事はとても分かりやすく、試してみたいものばかりです。

「つらいトレーニングも努力も無用。疲れ知らずの姿勢の作り方。(大橋しんさん)」
呼吸同様、姿勢も問題ありな人が増えてます。
こちらも自分で出来る方法がいろいろ書かれていて、試してみたいものばかりです。

森田さんとは10年ほど前に整体師の集まりで知り合って、直接会うことはありませんが、呼吸のことなどを発信されているのを見聞きし、とても共感する部分が多く、現代に必要な考えと人だと思っています。
大橋さんはアレクサンダーテクニークの先輩。
何度かお話しさせて頂きましたが、物腰柔らかく知識豊富で経験も豊富な理学療法士でもあります。
著作がとても良かったので、患者さんや生徒さんにもどんどん勧めていて、ここにも著作の中のエッセンスが書かれています。

クロワッサンを見つけるのが難しかったら、本屋さんで二人の本を探して読むと良いと思います。
姿勢や呼吸が気になっている人ももちろんですが、整体師やセラピストになろうと思っている方にもとても参考になると思います。

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