整体師のセルフケア
意外に涼しい日が続いていますが、湿度が高かったり気圧の変化が大きかったり、急に暑くなったりで調子を悪くする人が増えています。
腰痛や肩こりなども多いので、調子の悪い時のセルフケアをお知らせします。
簡単なものばかりなので、出来るものからやってみて下さい。
荒木は腰痛になったりすると、すぐに始めます。
普段からやってれば良いんですけど、煩悩が邪魔をしていつもって訳にはなかなか行きません。
修行不足を感じます。
アルコールを抜く
お酒を減らすのではなく、連続して何日か抜きます。肝臓や内臓を休めてあげるためです。
ゆっくり湯船につかる
不調や痛みの原因には、疲れがあります。溜まった疲れを抜くためにも、疲れを溜めないためにも、シャワーではなく湯船に浸かります。
睡眠時間を確保する
6時間半は出来るだけ確保します。これも疲れを抜くためです。
散歩・ウォーキングをする
歩くことで関節や筋肉を動かし、血流を良くします。筋肉が柔らかくなることで、痛みが改善します。
血流が良くなることで、細胞の状態が良くなっていきます。
食べ過ぎない
食べ過ぎや夜遅くの食事は、内臓に負担をかけます。また、腹部が張っていると、腰の動きが悪くなります。
空腹を感じる時間を作るようにします。
ストレッチ
腰痛の時はアキレス腱のストレッチと股関節を動かすようにします。骨盤の動きの制限を軽くすることと、血流改善が目的です。
ただし、無理なストレッチは逆効果なので、軽く続けるようにしています。
テーピング
腰痛や膝痛には収縮性のあるテープを貼ります。筋肉を柔らかく血流を良くすることで、痛みの改善を狙います。
腰痛ならぎっくり腰であっても、セルフケアで1週間から10日くらいで良くなります。
出来るものからやって下さい。
パソコンに向かって座っていると身体が固まってしまうという人に
同じ姿勢でいると身体が固まるという人がいます。
良い姿勢をしていても。
パソコンに向かって座っていても。
止まっている時は身体は固まってますよね?
と言われます。
人の体は固まる事は出来ません。
立って良い姿勢をしていても、長時間座っていても固まりません。
外から見て固まって動いていないように見えていても、固まってはいません。
固めようとしているかもしれませんが、固まる事は出来まぜん。
生きている間は人は呼吸をします。
同時に心臓が動いています。
心臓が動くだけでなく、血液は全身を巡っています。
呼吸と血液の流れは止める事が出来ません。
外から見たら止まっているように、動いていないように、固まっているように見えるかもしれませんが、固まる事は出来ません。
それを、良い姿勢をキープしようとか、椅子に座っている時は動いていないと感じたり思っていたりすると、体の外側をガッチリ固めようとします。
硬くはなります。
柔らかさが失われて筋肉が硬く動きづらくなります。
でも固まってはいません。
疲労物質が溜まり、血流が悪くなり、動きが悪くなる。
疲れますね。
固めるのをやめましょう。
そもそも止まる事も、動かない事も、固める事も出来ません。
外から見たら止まっているように見えて、体は微細に動いています。
公園の池に浮かぶボートのように、遠くから見たら止まっていますが、ボートの上では静かに小さくゆらゆらしています。
揺れてても大丈夫。
外から見たら止まって見えます。
揺れを止めない。
動きを止めない。
関節を固めようとしない。
それだけで疲れにくくなり、安定して立ったり座ったり出来るようになります。

天気病で頭痛の人は、耳を引っ張ってみて下さい
天気病という言葉があります。
天気(気圧や気温や湿度)の変化で、頭痛やめまいなどの体調不良が起きる事です。
対処法はいろいろありますが、耳を引っ張るのはどうでしょう。
今日の整体院のインスタにもアップしたのでご覧下さい。
https://www.instagram.com/p/DZGwz3rJR_b/
気圧が急に下がったり変化すると、体の外と中の圧の差が大きくなります。
水の底に風船を入れると、へしゃげて小さくなるのと同じで、気圧が高くなると体は圧迫され、気圧が低くなると体は広がります。
気圧の変化があると耳の奥にあるセンサーに変化が起きて、自律神経が乱れると言われたりします。
その事で頭が緊張したり、頭の中(脳脊髄)が影響を受けたりします。
耳を引っ張る事で。
・耳の奥のセンサーの血流を改善し自律神経を整える
・耳を引っ張る事で頭の緊張を軽くし、頭痛を抑える
・側頭骨を外に引っ張る事で、頭蓋骨の動きを良くし、脳脊髄液の環流を改善
いろいろな理由はありますけど、耳を引っ張るだけで調子が良くなる可能性があります。
やってみて下さい。

姿勢を良くするための、背骨前面のラインのイメージについて。
背骨前面のラインをイメージして下さい。
整体の患者さんやアレクサンダーを受けてくれている人に言う事があります。
ほとんどの人はそんなのイメージした事がないので、えっ!?って事になります。
荒木が考えている背骨前面のラインのイメージは、こんな感じです。
ポイントは幾つかあります。
・体の前面ではなく体の中を通っている。
・頭の中から骨盤まで繋がっていて、けっこう長い。
・ゆるいS字はあるが全体に前を向いている。
このイメージをすると、姿勢が良くなったりします。
姿勢を良くしようとして背中を反らせたり、肩を後ろに引いたりしなくてもです。
イメージだけで大丈夫。
猫背が気になる人はたまにイメージしてみて下さい。
アイシングです。
先生、アイシングですよ。
今日、関西から整体を受けに来た整体スクールの卒業生に言われた。
痛みがあったら先ずはアイシングだと、”僕”から教わって、自分はそれを実践していると。
なのに先生。
アイシングです。
膝痛いんでしょ。
ちゃんとやってくださいね。
はい、分かりました。
アイシングして筋トレもやるようにします。
今日の整体終わりの一コマでした。
身体を安定させたかったら、動きを止めない事です。
昨日、整体院のインスタに上げた動画があります。

https://www.instagram.com/p/DXngZQGCYDx/
前後左右に一歩踏み出して、膝を上げ、片脚で立つ、という運動です。
説明にも書きましたが、筋トレではありません。
出来るだけ身体を固めないでやるのがポイントです。
身体を安定させたい、グラグラしないようにしたいという時。
筋肉が弱くなっているから、筋トレをして筋力を付けようとする人が多いと思います。
本当に筋肉が少なくて、身体を支えられないという人もいます。
でも、筋肉がないのではなく、使えなくなっているという場合があります。
大きな筋肉を鍛えなくても、使えなくなっている筋肉を使えるようにするだけで、身体は安定し転びにくくなったりします。
それが上のような運動です。
身体を動かす時、立ったり歩いたりしている時、身体の外から見えている大きな筋肉だけでなく、関節周りや深層にある小さな筋肉もたくさん働いています。
普段からあまり身体を動かさなかったり、同じような動きばかりをしていると、使わない筋肉が出て来ます。
平らな道を靴を履いて歩いていると、凸凹に対応する必要がありません。
階段を上り下りしなければ、膝を高く持ち上げて下ろして片脚で立つ必要がありません。
いつも同じような筋肉ばかりを使い、関節も同じような動きしかさせないと、せっかく持っているのに使わない筋肉や関節の動きが増えてくる事になります。
結果、同じ動きばかりになり、使わない筋肉や関節の角度が出来てしまう。
身体を安定させたかったら、出来るだけ多くの筋肉や関節の動きを使う事です。
そのためには身体を固めない。
イメージとしては体全体を使ったり、全部の関節を使うような感じです。
上の運動は筋トレではありません。
股関節や膝関節や足関節、背骨の間にある椎間関節などの周りにある小さな筋肉が、働きやすくするための運動です。
グラグラしながら移動してグラグラしながら立つ練習をしてみて下さい。
筋肉は使うようになれば、使えるようになって来ます。
頑張らないで大丈夫です。
夏日の予報がありました。
昨日だか一昨日だか。
夜、天気予報を見ていたら、夏日の予報が出ていました。
夏日って25度。
25度なのに桜が咲いている。
異常気象だ!
みたいな事を言いたいわけではありません。
身体の調子が悪くなる。
身体は季節によって変わります。
夏は汗をかきやすい体、冬は熱を溜めやすい体。
身体の変化は少しずつなだらかに起きます。
それが急に夏日なんて。
対応出来ません。
で、調子を崩してしまう。
現代人は運動量が劇的に少ないです。
日常的に体を動かさない。
交通機関や交通手段が増えた事もあり、通信手段が増えた事もあり、リモートワークが広がった事もあり。
普通にしていると運動不足になります。
運動をする事で血流が起こり筋肉が柔らかく動きやすくなります。
身体は血流で何とかなっている。
身体の隅々の細胞に酸素を送り栄養を送り、不要なものを流す。
体温も血液の流れが大切です。
病気や調子の悪さは虚血が原因になっている事が多い。
気温が凸凹しても、身体を動かしていれば何とか対処出来ていても、運動不足だと身体が対処出来ません。
で、調子を崩してしまう。
この時期は体を動かしましょう。
散歩でも良いし、ラジヲ体操でも良いし、床の上でグネグネするだけでも良い。
趣味のダンスやテニスや野球を、週一でやるくらいでは足りません。
というか、あれは疲労物質を貯める運動です。
日常的に普段、歩いたりする事を心がけましょう。
それと、風呂ね。
湯船に浸かって下さい。

呼吸が浅い人が増えているようです。
最近、呼吸が浅い人が増えています。
特に昨年末くらいからは多く感じます。
呼吸が浅いと胸郭が動きません。
触れていても硬い。
胸郭は肋骨と背骨で出来ている胸の部分の事です。
胸郭にはたくさんの骨があります。
背骨の一部である胸椎が12個あります。
だるま落としみたいに上下に積み上がっていて、間に椎間板があって動きます。
一つ一つの椎骨には左右に肋骨が12対ついています。
肋骨は半円形をしていて、背中から胸の前まで弧を描いた形になっています。
胸の前には胸骨という骨が一つあります。
合計すると37個もの骨で出来ています。
それぞれは関節で繋がっているので、動きます。
それが動かない。
動きがほどんどなくて、鳥籠のような形のまま生活している人が増えています。
胸郭が広がることと、横隔膜という筋肉が下がることで、胸郭の内側の容積が広がることで息が入り。
胸郭が狭まり、横隔膜の中心が持ち上がることで、胸郭の内側の容積が狭くなることで息が出ていきます。
胸自体(胸郭)が大きくなったり小さくなったりすることで、中の風船(肺)が広がったり狭くなったりして、空気が口から出入りするのが呼吸です。
胸郭にある沢山の関節が硬くなって動かないということは、呼吸が浅くなっているということです。
困ります。
呼吸が浅いと空気の出入りが少なくなります。
空気の出入りが少ないと、肺で血液に取り込まれる酸素も少なくなります。
酸素は体にある37兆個の細胞が生きていくのに必須のものです。
酸素がないと生きていけないし、細胞の働きも悪くなる。
呼吸は自動的に体がやってくれています。
無理をして吸ったり吐いたりしていても、なかなか深くはなりません。
整えるのは意外に難しい。
横になって。
呼吸が知らないうちに出来ているのに気づいて下さい。
意識を呼吸に向ける時は、吸う息ではなく、吐く息に意識を向けて下さい。
吐く息は副交感神経と関係していて、副交感神経が活性化されると、体はリラックスして筋肉も柔らかくなりやすくなります。
一日に一回くらい、数分で良いので、横になって吐く息に意識を向ける時間を作ってみて下さい。
前と同じようにストレッチしているのに、どんどん体が硬くなるってどういう事?
以前と同じようにストレッチやトレーニングをしているのに、体がどんどん硬くなる。
開脚が出来なくなったり、前屈が出来なくなったり、関節が動きにくくなってる実感がある。
前は出来たのに、どうしてなのか全然わからない。
何も変えていないのに、どうしてこんなに上手く行かないの?
当然です。
以前のあなたと今のあなたが別人だからです。
以前とはいつ頃のことでしょうか。
たぶん昨日ではなく5年前とか10年前のことだと思います。
5年前よりは5歳、10年前よりは10歳年齢を重ねています。
年をとったということです。
人の体には水分が多く含まれています。
生まれたばかりの新生児は75%もの水分があります。
1歳くらいから水分は減っていき、それでも子供は60から70%の水分があります。
大人になると男性で60%、女性で55%くらいの水分があります。
男性は筋肉が多い分、水分が多くなります。
では高齢者はどうかというと、50%くらいになってしまいます。
50%です。
赤ちゃんと比べて10%から20%も減ってしまいます。
スーパーで買ったお肉をそのままにしていると、どんどん水分が抜けていきます。
水分の抜けたお肉は固くなります。
人も同じです。
そして筋肉だけでなく、靭帯や筋膜などに含まれる水分も減っていきます。
以前と同じようにストレッチしていても、柔らかさの違う水分量の違う筋肉のストレッチだから、なかなかストレッチ出来ません。
同じではだめということです。
筋肉にたまる疲労物質を流す事や、水分量を確保することを考える必要があります。
以前のように毎日ストレッチするよりも、適度に休息をとって、お風呂に入り睡眠時間をとり、栄養を摂る。
加齢によって筋肉量も減りがちなので、トレーニングも以前よりは必要になるかもしれません。
そして、ストレッチなどには以前よりも時間を取る。
チャチャっとやっても柔らかくはなりません。
まずはウォーミングアップで筋温を上げ、少しずつ動かして柔らかくし、その上でストレッチをゆっくりする。
そして終わったらアイシングなどで疲労物質を新たに作るのを止める。
以前と同じようにストレッチしていたら、加齢と共にどんどん体が硬くなるのは普通です。
加齢を加味して、自分のケアをする必要があります。

良い年をして膝が痛いのにダンスレッスンに行くのはどうしてなのか?
膝が痛い訳です。
整体師だって痛みを抱える事はあります。
僕の左膝の痛みはもう10年くらい前からです。
かなり痛いというのではなく、微妙に痛む。
その微妙さが時によって代わります。
このところ数週間は、ああ痛いなぁと日中はだいたい気になるくらいには痛みます。
その痛む膝を抱えてダンスレッスンに行くのは何故か。
痛むからです。
???
痛い時は休むべきというのが一般的な考え方かもしれません。
でも、それ違います。
腰痛もそうですが、運動性維持が痛みには効果がある事があります。
特に僕のように膝の変形(半月板が薄くなっている)の場合、膝の上下の筋肉を緩める事で、膝に対する圧迫が弱まり、動きが改善され、痛みが軽減する事があります。
だから、痛みがあっても動きますし、僕の場合はダンスにも行きます。
踊っていて痛くないのか?
痛みます。
痛みますが動きます。
動いていると痛みが軽くなってくる事があります。
それは周りの筋肉が緩んで動きが改善され、膝の動きに遊び(バッファ=余裕)が出来たと考えます。
患者さんにはダンスはあまり進めません。
でも、歩いたり軽くストレッチしたりは勧めます。
レッスンの前にはテーピングをします。
収縮性のあるテープ(キネシオロジーテープ)など膝回りに貼ります。
筋肉を緩める効果があります。
終わって氷などが用意出来ればアイシングします。
終わった後か翌日朝には、散歩をします。
ストレッチをすぐにすると、筋肉が硬くなっている可能性があるので、まずは歩きます。
歩いた後に少しストレッチしたりします。
そうやって、レッスンを続けていると、たいがいは痛みは消えていきます。
全然、消えなかったら病院でレントゲンなど撮ってもらうようにします。
器質的な状態が変わっている可能性があるからです。
腰痛も安静にはしない方が必ず早く治ります。
ぎっくり腰でも僕は当日から歩きますが、これもお勧めはしません。
ぎっくり来てから3日とか5日経ってから歩く事をお勧めします。
初日はとにかく痛すぎて普通は歩けませんから。
※器質的=臓器や身体の構造自体に炎症や腫瘍、損傷などの「かたち」や「しくみ」の問題がある事




