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大手整体学校の閉校について

読了までの目安時間:約 3分

東京療術学院という整体業界大手の学校の閉校の報を知りました。
来年、令和9年5月14日に閉校されるようです。
ホームページを見ると諸般の事情によりと書かれています。

https://ryojutsu.co.jp

この学校は荒木が手技を最初に学んだところで、事務局で4年近く働いてもいました。
手技は教えていませんでしたが、付属整体院の開発運営や開業講座など担当していました。
閉校の1年前の告知は大変残念ではありますが、在校生や卒業生、指導されている先生方にも、誠実な対応だと思います。
でも、やっぱり寂しいですね。
一昨年くらいから手技療法サロンチェーンの閉店や倒産が相次いでいるので、この業界は大丈夫?と心配される人もいるのではと思います。

手技療法の業界はなくなりません。

むしろこれから体の調整をするプロの需要は増え、必要不可欠の存在となります。
今は様々な業界からの参入もあり、セラピストや整体師も増えている中で、整体師やセラピスト個人が生き残るのが厳しいというのはあるかもしれません。
でも厳しいからと言って、全員が生き残れないという事にはなりません。
むしろ必要とされる分野や手技については、重宝され必要とされます。

ITやインターネットが普及し、それなしでは生きられない世界になりました。
そのことでリアルでコミュニケーションする機会が減って来ています。
本来、人はコミュニケーションをする事を生存戦略に取り入れています。
コミュニケーションする事で生存確率が上がるという事です。
実際、人とのコミュニケーションが上手くいく事で、体の中で成長や治癒が起きるとも言われています。
一番のコミュニケーションは触れる事です。
その上、体の調整をするセラピストや整体師は、ますます必要な人材となります。

様々なセラピーが生まれ、多くの店舗が出来て、競争が厳しくなっていますが、必要とされているという事に変わりはありません。
これから整体師やセラピストを目指す方は、自分が信じられる方法・セラピーを学んで身につけて、多くの人の笑顔に貢献してもらいたいと思います。
てあて整体スクールでも生徒さんを募集しています。
指針整体とマッスルエナジーテクニックという手技で、唯一の整体師・セラピストになって下さい。
患者さんの健康と笑顔を作るのはあなたです。

股関節は前にあるのか後ろにあるのか。

読了までの目安時間:約 3分

アレクサンダーテクニーク・グループレッスンで股関節のボディマッピングでした。

股関節ってどこにある?

ダンスをしている人や解剖学を学んだ事のある人ならともかく、股関節の場所を考えた事のある人は稀です。
気にした事はあまりないというのが普通だと思います。
まあ、だいだいこんなとこだろう、股関節って言えばココかな、くらいのものだと思います。
問題がなければそれで良いと思います。
わざわざ股関節のことを考えながら生きていく必要もありません。
歩くとちょっと股関節辺りが引っかかる。
股関節辺りが痛い。
なんだか脚を動かすのが大変になって来た。
そういう時は股関節ってどこかなと考えてみたり感じてみると良いと思います。

股関節は股(また)関節と書くくらいだから、股=前にあるとなんとなくのイメージがある人が多いと思います。
ところが英語では" Hop Joint "といいます。
直訳するとお尻の関節ですね。
お尻と言えば、前というより後ろ気味に感じます。
日本人の股関節は前のイメージで、英語を話す人たちの股関節(HipJoint)は後ろのイメージ。

ちょっと不思議です。

そこを動かすと考えた時、前のイメージの関節を動かすのと、後ろのイメージの関節を動かすのとでは、ずいぶん違う感じがします。
グループレッスンにダンサーでダンスの先生をやっている方が参加されてましたが、目を見開いてそりゃずいぶん違うああぁそうかと頷いておられました。

でもよく見ると、股関節の臼蓋側は前でも後ろでもなく横に開いています。
その横に開いた臼蓋に大腿骨の骨頭が斜め横から入っています。


骨盤

こんな感じです。
そして太ももの骨(大腿骨)の上部は、太ももの外側から曲がった部分(大腿骨頸部)があり、横から臼蓋に入っています。
骨の頭はツルツルで氷の何倍も滑りやすい状態になっています。
太ももの付け根の内側は、骨だけで考えれば大きな隙間になっています。

股関節は鼠蹊部の中心辺りの、横に向いた臼蓋に、太ももの骨が斜め横から入って、ツルッツルの骨頭が滑るように動く関節です。
それをイメージするだけでも、少し動きやすくなるかもしれません。

コア・ストレッチ教室 【6月5日】

読了までの目安時間:約 2分

6月のコア・ストレッチ教室のお知らせです。

体を芯から緩めるストレッチ教室をやってます。
床の上をゴロゴロすることで、身体の芯を緩めます。
ぎゅうぎゅう引っ張るストレッチではなく、ゴロゴロストレッチを試して下さい。
体の中心が緩むので、当日はぐっすり眠れる方が続出。
翌朝は思ったより体を動かした感を感じられると思います。

待ってます!


コア・ストレッチ

日時:6月5日(金)18:30ー19:30
場所:練馬区立勤労福祉会館 二階和室大(大泉学園駅3分)
   東京都練馬区東大泉 5-40-36
料金:2,000円(当日清算)
備考:「フォルム」という名前で予約しています。
   着替えを持って直接二階和室大に来て下さい。

申込フォーム
名前・メールアドレス・希望日を備考欄に記入ください。



メール・LINE・電話での申込
mail : tea@nifty.com
LINE : https://lin.ee/H5NyjYT
tel : 03-3922-7230



※こんなストレッチやります。

アレクサンダーテクニーク・グループレッスンを受けて来ました。

読了までの目安時間:約 5分

荒木がアレクサンダーテクニーク教師になるトレーニングをしたスクールで、ガル・ベンオールさんのグループレッスンを受けて来ました。
ガルさんはマクドナルド氏系列と言われるクラシックなアプローチをする先生です。
荒木はアメリカのATI系列の指導を受けているので、クラシックなアプローチの先生のレッスンは実はそれほど受けた事がありません。

参加者はこれから教師になる人や教師になっている人など11人が来ていました。

グループレッスンにもさまざまな方法があると思いますが、今回は30分程度話をした後、一人一人にハンズオンワークをして行きました。
チェアワークとも呼ばれる事のある方法で、椅子に座っている生徒(受ける人)に触れます。
そこから立ったり座ったりがメインのレッスンです。
約90分全員に対してワークを行いました。

ワークをしながら受けている人に対して言葉をかけたり話をしたりもしていました。
同時に参加者にも解説をしながらのレッスンでした。
二つの言葉が印象に残りました。
もちろん彼のワークもですが、ワークと言葉が相まって心に残っています。

Not easy but simple.
Invite to stand up.

Not easy but simple.
ハンズオンしながら立ち上がりますが、その時に生徒さんにかけた言葉でした。
立つという動作をアレクサンダーテクニークを使って、インヒビションとディレクションをしながらする事は、簡単ではない(Not easy)が、でもそうやって立つという事象はとてもシンプルな事です。
というような意味だと思います。
そして実際、そういうワークが行われていました。

言葉で聞いても分かりずらいかもしれませんが、他の事にも当てはまる事です。
実際に行われるその事象事態はシンプルなものだけれど、それを今までやって来た方法とは違ってやる事は難しい事。
今までの方法ややり方が身についていて、今までの方法が普通で正しいと認識されている体を、余計な事を何もしない状態で、自分の元々の在り方(プライマリームーブメント)に照らして出来れば、それをする事は難しいかもしれないけど、単純でシンプルな事です。

これがやりたかった事だと、改めて確認しました。
これが好きだったんだなと思います。
シンプルに単純にできる事を、つい複雑にやらなくても良い事までやってしまっているのを、元に戻す。
そういうアレクサンダーテクニークが教えられたらと思います。

Invite to stand up.
椅子から立つという動作をする時にかけられていた言葉です。
「これから立ちます。でもまだ立ちません、立とうと思わないでください」と声掛けしながら、荒木も同じ事をする事があります。
アレクサンダーテクニークで言う、やらなくても良い事をやらないままにして(インヒビション)、自分の在り方を思いながら(ディレクション)、結果的に立つという事をする。

「立つ」という自分の中に既にあるプログラムだと、やらなくても良い事が含まれている可能性があります。
だから、「立つ」という自分の中のプログラムではなく、やらなくても良い事が含まれていない動作を、自分の元々の在り方を忘れていない状態でやりたい。
それが出来ると、「立つ」と思わなくても、「立つ」という動作をしなくても、結果的に立てたりします。

そのために、Invite to stand.(立つという結果にご招待します)という言い方は、とても良い表現だと思いました。

ボディマッピングの時に、頭と首の間の関節を、「ここから首の骨がはじまっているのを思い出してください。」という知り合いのアレクサンダー教師がいます。
首の位置を、イメージして下さいではなく、思い出して下さい、と表現しています。
イメージすると言う作業の中に、自分で作り出すようなDO(する)印象があるので、思い出すという既にあるものを想起する言葉を使う事で、しない(Non doingu)という事からのアプローチが出来るのではと思っています。

言葉を大切にしながら、手で伝える。
やりたい事が体験出来たとても良いグループレッスンに参加させて頂きました。

脳脳と生きる (中野信子著)を読みました。

読了までの目安時間:約 2分

中野信子さんの著書「脳脳と生きる」を読みました。
とても面白い。
彼女の本はいつも面白く興味深く読ませてもらいますが、今回もそうでした。
人生相談に脳科学的な解釈と中野さんのアドバイスが加わる内容です。

人間ってそうなのよね。

と、困った事や悩み事が脳科学的には仕方のない事だと解説してくれたりします。
人も動物ですから、生存戦略的に生存確率が上がるような選択をしたり判断や行動をしたりします。
それが、意識を持つ人としては、倫理に欠けるとか良くない事だと判断される場合もある。
そんな時は人の業としての判断や行動を、どうやってやり過ごすか、どうやって切り抜けるか、またはやらないようにするか、別の行動に転化するかなど、とても分かりやすく解説されています。

整体やアレクサンダーテクニークなど、人を相手にする仕事をしている関係で、人の話を良く聞きます。
アドバイスを求められる事もあり、求められない事もありますが、そんな時は単純に良い悪いという話ではなく、話が出来たらと思っています。
脳科学の先生方の著作は、そういう意味でもとても面白く拝読させていただいています。

※読書メーターにも感想書きました。
https://bookmeter.com/books/22689032

面白い本です。
ぜひ

アイシングです。

読了までの目安時間:約 1分

先生、アイシングですよ。

今日、関西から整体を受けに来た整体スクールの卒業生に言われた。
痛みがあったら先ずはアイシングだと、”僕”から教わって、自分はそれを実践していると。

なのに先生。
アイシングです。
膝痛いんでしょ。
ちゃんとやってくださいね。

はい、分かりました。
アイシングして筋トレもやるようにします。

今日の整体終わりの一コマでした。

美味しい食事と罪悪感

読了までの目安時間:約 2分

いつ頃からか「食べる事」に「罪悪感」が伴うという言い回しが増えて来たように思う。

食べる = 罪悪

という事なんだろうか。
人は生きていくためにエネルギーを摂る必要がある。
食べる事は生きるために必要な事で、罪悪感と真逆の感情なんだろうと思う。
それが、食べると罪悪感を感じる。
特にカロリー高めだったり味が濃いめだったりの美味しい料理に罪悪感を感じるという。

ドユコト

と思って考えてみた。
僕は食べる時に罪悪感を感じた事はなく、幸福感を感じる民です。
痩せているのが善という考え方があるのかもしれない。
太っているのは悪。
食べると太る、だから食べるのは悪。
で、罪悪感。

いや、そんなに簡単な事ではないのかもしれない。

食べる事は良い事で、今の基準から考えてある程度太るのは良い事で、痩せているのは本当はあまり良くないかもしれない。
でも、見た目的には痩せている方が善で良い。
という考え。
良いだけど良くない。
ダブルバインドみたいな事なのか。

で、罪悪感を感じながら、でも美味しいものを頂く。
罪悪感を感じているから、美味しいものを食べる事が出来る。
罪悪感を感じないで食べてしまう事は良くないから、罪悪感に守られて食べる。
みたいな事なのかな。

皆んな大変だ。


たこ焼き

強みを活かす、という考え方と、長く仕事を続ける事

読了までの目安時間:約 4分

強みを活かす。

最近、よく耳にするようになった気がします。
人にはそれぞれ特性があって、それぞれの人が他の人は持っていないものを持っている。
その中の強みを活かす、という考え方です。

正しい。

と思いますけど、それがなかなか自分では出来ないという人もいます。
整体師やセラピストになりたいという人は、どちらかというと自分の強みを全面に押し出すというのが不得意かもしれません。
自分を出すというところに引っかかったりします。
怖気付くというのではないですが、何となく我が我がと前に出るのに気が引けるという感じでしょうか。

僕もそうです。

それでも25年整体師として続けてこられました。
どうしてか。
強みを活かすというのを、少し考え方を変え言葉を変えてみます。
強みを活かすためには、強みを知らなければ活かせません。
自分の強みを知るという事は、自分を分析するというか客観視して、どんな人かを判断するという事です。
これ、意外に難しい。
でもやってみます。

そうすると。
強みはなかなか出てこないけど、弱みはすぐに思いつく。
話し下手だったり、声が小さかったり(物理的な意味ではなく、自分の話をどんどんするタイプではないという意味で)、意外に人見知りだったり、心配性だったり、疑り深かったり。
弱みは強みの裏返しだったりしますが、それも良く言われる事で、それほどでもないだろうと思ったりします。
整体には関係ない事なら、すぐに収支計算したり、同じ事を毎日出来たり、という強みのような性格のようなものも出て来ます。
絶対的な強みとしては、手技には自信があるって事はありますけど、それを活かすのが、他の強みだったりするという事だと思います。

弱みを知っておく事が、長く続けるコツだなと思います。
ポジティブシンキングも大切ですが、ネガティブシンキングも大切です。
個人でやっている仕事を長く続けていくには、ポジティブな攻めも大切ですが、ネガティブな守りも大切です。
心配性なので、いつも計算をしています。
今の売上が続くと、今後の収支はどうなって行って、預金残はどうなっていくのか。
それは常に計算して来ました。
毎日のように何ヶ月か先の資金残を計算していた。
これは患者さんが増えている時もですが、減って来た時にもそうでした。
本当に危なくなりそうな時は、何ヶ月も前にいろいろな施作を考えて手を売って来た。
それは資金の事だけでなく、整体院やスクールの宣伝の事や、セミナー企画の事だったりもします。
引っ越しを考えたり、料金の値上げの事も考えて来ました。

強みを活かすって言うのは、他の人にない才能を活用するというだけでなく、心配性や疑り深いなどネガティブな事も対策のためのベースとして考えるという事にすれば良いのかなと思います。
どちらか一方だけだと長続きはしないのかなと思います。

5月の予定と最近の事などお知らせします。

読了までの目安時間:約 4分

5月になりました。
5月の予定と最近の事などお知らせします。


 1日(金) コア・ストレッチ教室 大泉学園で行います。
      床の上でゴロゴロしながら身体の芯を緩めていきます。誰でも参加OK。

 3日(日) アレクサンダー・テクニーク・グループレッスン 整体スクールでやります。
      日曜レッスンは1名空きが出ました。

 6日(水) クラニオ入門講座 てあて整体スクールで行います。
      軽いタッチで脳脊髄液の流れを整えるセラピーです。

11日(月) 名古屋で整体・アレクサンダーテクニークをやってます。
      今月は空きがありません。 ご希望の方は連絡ください。

18日(月) アレクサンダー・テクニーク・グループレッスン 整体スクールでやります。


ゴールデンウィークも営業しています。
整体やアレクサンダーテクニークを受けたい人、てあて整体スクールの説明を聞きたい人や指針整体を体験したい人は連絡ください。

こちらにも書きましたが、2月に妻が亡くなって3ヶ月が経ちました。
葬儀も終わり四十九日も終わって、日々の生活はルーティン化して日常が走り出している感じになって来ました。
整体の施術やアレクサンダーテクニークのレッスンをすることは、自分にとってはとてもありがたい事です。
この仕事をしていて良かった助かったと思っています。
患者さんと話が出来て、体を動かして施術やレッスンをして、患者さんが変わっていく。
具体的な身体が目の前にあるのは、頭の中に閉じこもりがちになるのを止めてくれます。

整体をしていて感じているのは、呼吸が浅い人が増えているという事です。
それは胸郭(肋骨と背骨で出来た籠のような部分=胸と背中)が動かない事で分かります。
ご本人はあまり意識されていなかったり感じていなかったりする人の方が多いように思います。
言われて気づいて、ああそうだったと思う。

スマホやパソコンに向かう時間が多く、息を止めて瞬きを止めて、一心に何かに見入ったり打ち込んだりする。
その事で呼吸が止まり、胸郭の動きがなくなり、関節が動きづらく周りの筋肉が硬くなって来ます。
胸郭は上半身の上の方なので、肩や首や腕や背中が凝ってくる。
ひどくなると頭が痛くなったりもします。

呼吸をすることで酸素を摂りこみます。
呼吸が浅いとその量が減ってしまう。
呼吸で取り込んだ酸素の1/4は脳で使われます。
身体の細胞が動きにくくなったり、働きをしずらくなったりするだけでなく、脳にも良い影響はありません。

一日に一度で良いので、自分の体に意識を向ける時間を作ってみてください。
1分でも3分でも5分でも。
首肩の硬さはどうか、腰の硬さはどうか。
呼吸はしているか、股関節は固まっていないか。
横になる場所があったら、5分で良いので寝転んでみて下さい。
脱力(出来なくても)してみて、呼吸をゆっくりしてみて、床に当たっている背中がどうなっているか感じてみて下さい。
それだけでも違ってくると思います。

荒木は毎日、15分くらい横になります。
昼寝してしまうこともありますが、だいたいはラジヲを聞いて、風の音を聞いて、身体の状態を感じます。
ついでにストレッチすることもあります。


奈良美智 「I Draw the Line」

技術や知識や情報だけではなく、経験を教えたいと思っています。

読了までの目安時間:約 3分

整体師になる事もそうですが、それ以外のことでも、技術や知識や情報だけでなく、経験を教えたいと思っています。
説明すると分かりにくくなるかもしれませんが、少し説明してみたいと思います。

技術も知識も情報も、具体的な数字や言葉や物に落とし込めるものです。
整体の技術であれば、整体師の立ち位置や視線や体の使い方、手指をどこに当てるかどの方向に当てるか、どれくらいの力でどれくらいにスピードでどれくらいの時間行うか、言葉や数値に出来るものです。
ストレッチや運動にしても、外から見て説明の出来るものです。
それはそれでとても大切で、誰でも取り出せるデータとして保存できるものです。
それも伝える必要があって、それはもちろん教えます。
でも、本当に教えたいのは

経験です。

経験はその人だけのものです。
こんな感じがすると言葉で伝えても、本人の感じ方とは違います。
整体の手技をやった時、手にどんな感触が残るのか、相手の変化をどんなふうに感じるのか。
そういう経験はその人の中にしかありません。
ストレッチをした時、体が伸びる感覚と言葉で説明しますが、人それぞれ伸びる感覚は違います。
整体にしろストレッチにしろ体の使い方にしろ、本当に伝えたいのは経験です。
経験を伝えるために、手順や方法や一般的な感じ方を一般的なオノマトペを使ったり普段は使わないオノマトペを使ったりして伝えます。

なんでも言葉で説明出来る、と思っている人が多いように思います。
技術も知識も情報も、言葉で説明出来ます。
でも、経験は説明出来ません。
他人が経験したことは、その人にしか分からない。
その人はその人でしかないし、自分は自分でしかない。
その人の経験はその人だけのもので、他の人の経験とは別物です。
私の美味しいとあなたの美味しいいは、同じ美味しいでも違う美味しいです。
同じことをしていても、同じ動きになっても、同じ結果であっても、別物です。

経験を大切にしたいと思って伝えるようにしています。

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