MET(マッスルエナジー・テクニック)
てあて整体スクールの骨格調整と筋肉調整は主にマッスルエナジー・テクニック(MET)という手技を使っています。
他には面圧法やディバーシファイドテクニックの一部も使います。
METは指針整体と同じで他では殆ど教えていない手技です。
METという手技
マッスルエナジー・テクニックはPNFと関節モビライゼーションを合わせた手技とも言われます。
PNFはファシリテーション手技。
促通手技のことです。
筋肉の持っている独特の性質を利用して、強い力を使ったりギュウギュウ押したりせずに調整する方法です。
また、関節モビライゼーションとは関節のところで骨を動かすことで、痛みの軽減や動きの改善などを行う他動運動のことです。(他動とは自分で動かすのではないということ。)
関節毎の一つ一つの手技や筋肉毎の手技は、いろいろ違って見えますが、それぞれの関節や筋肉がやっていることは同じです。
2・30%の力で患者さんに関節や筋肉を使ってもらい、これに抵抗を加えることで12・3秒間動きを止める。
その後に必要なストレッチや関節を動かしたりする。
これだけです。
強い力は使わないところが指針整体と似ているところです。


関節を整える
骨の歪みやズレは関節の位置が普段と変わってしまった状態です。
関節は動くものなので、位置が動くことは問題ありません。
ただ動いた位置がそこで固定てしまうと問題がおきます。
その位置を元に戻すように調整するのがMETです。
歪んだ骨やズレを調整するのは、殆どの整体で鋭い力を使ってアジャスト(調整)したり矯正したりします。
ボキボキとクリック音がすることが多いのは、他動的に鋭い力を使って動かすからです。
また、強く押して調整することもあります。
METでは患者さんに動いてもらうことで、テコの原理を使って弱い力で関節を動かします。
患者さんにとっても安心の調整法です。
筋肉を緩める
硬い筋肉は強い力で押したり、力を込めてストレッチしたりするのが普通です。
METでは強い力は使わず、狙った筋肉を2・30%の力で使ってもらい、それに抵抗を加えることで緩めます。
PIR(当尺性収縮後弛緩)という筋肉の持っている独特の性質(反応)を利用しています。
当尺性収縮は強い力の必要がないため、弱い力で効果が上がります。
ここにも強い力ではなく弱い力を使うという特徴があります。
※骨盤のMET
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