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” てあて整体 ” について

"てあて整体"について


てあて整体は指針整体とマッスルエナジーテクニック(MET)を組み合わせた整体です。
力のいらない指針整体とボキボキしない骨格調整で、患者さんの体を痛みや症状のない生理的な状態に戻します。
実際にやる事と、どうしてそうしているのか、基本的な考え方について書いておこうと思います。


指針整体を使う理由


揉み返しと好転反応
指針整体は力を使わない整体です。
トントンと軽い刺激を全身に入れます。
押さない揉まない体重をかけない整体です。
一般的に筋肉を緩めたり調整したりするには、力を使って押したり強く揉んだりしますが、それはしません。

筋肉に物理的に刺激を入れると緩みます。
同時に血流も良くなります。
ただ、強く揉んだり強く押したりすると、筋肉が小さく損傷してしまう可能性があります。
強く揉まれて気持ち良くなっても、その後に揉み返しが来てしまうような場合です。
最近の揉み返しの殆どは、筋肉の損傷や毛細血管の損傷によるものです。
損傷によって発痛物質が出て来てしまい、どんよりした痛みのような重さのようなものを感じています。

揉み返しを好転反応と言われる事がありますが、殆どは好転反応ではなく筋肉や血管の損傷によるものと考えています。
好転反応は体が回復していく過程で一時的に起こるもので、軽い重だるさや熱感が特徴です。

指針整体を使うのは、患者さんの体に負担が少ない方法だからです。
揉み返しのない方法だからです。

血流改善
指針整体は全身に刺激を入れる事で、全身の血流を良くします。
血流を良くする事で、痛みやコリの原因となっている部位の発痛物質を流し、痛みやコリをなくす事を期待しています。
また、虚血によって悪くなっている、患部の細胞の状態を改善する事も期待しています。

多くの病気や症状は虚血(血液の流れが悪い)によって起こっていると考えています。
患部だけでなく全身の血流を良くすることは、体全体、その人全体を生理的な状態に戻すことにつながると思ってます。

動的平衡という言葉があります。
体の中では毎日毎時間毎分毎秒、細胞が壊れ新しい細胞が生まれています。
新陳代謝と呼ばれるこのことが、人を人として生かしています。
人の体には約37兆個の細胞があり、毎日入れ替わる細胞は単純計算で約2年で全ての細胞が入れ替わることになります。
人の体はいつも変化し、変化することで同じような状態を作っていると言うことです。

血流を改善することは、体の隅々の細胞に酸素や栄養を送り、代謝産物を運んでくる働きを改善する事で、動的平衡を保つためにとても大切で重要な事と考えています。

自律神経系
トントンとリズミカル刺激を入れる事で、自律神経系がととのうと考えています。
とくに副交感神経を活性化させることで、リラクゼーション効果があり、強く押さなくても強く揉まなくても、筋肉が緩んでいくことを期待しています。
リズミカルな刺激には心理的なリラックス効果も期待している部分があります。

負担が少ない
揉み返しと好転反応でも書きましたが、患者さんの負担が少ないのが指針整体の特徴です。
強く押し込んだり強く揉んだりは絶対にしません。
軽いトントンとした刺激げ続く事で、患者さんに安心感が生まれて来ます。

ポリヴェーガル理論という自律神経系の理論があります。
さまざまな事が書かれていますが、その中に高等な哺乳類の自律神経系の働きとして、コミュニケーションをする事で生存確率を上げていると言うものがあります。
人間などの哺乳類は、コミュニケーションをする事で生存確率を上げていると言うものです。
一般に自律神経系の反応としては、闘争逃走反応(※)が知られていますが、ポリヴェーガル理論では闘争逃走反応の他に、コミュニケーションすることで体の状態が良くなっていくと言っています。
とくにコミュニケーションの時に安心感や信頼感を与えると、相手の体の中では治癒や成長が起こると考えられています。

患者さんが安心して整体を受けられれば、それだけで患者さんの体は改善の方向に向かっていると考えられます。

※闘争逃走反応=危険や脅威に遭遇したときに、自律神経の働きによって生じる生理的覚醒や行動の反応で、呼吸が速くなったり心拍数が上がったり汗が出たり瞳孔が開いたり、胃腸の働きが低下したりする反応のこと。


マッスルエナジーテクニック(MET)を使う理由


ボキボキしない骨格調整・筋肉調整
METでの骨格調整は、関節モビライゼーションを利用して関節を動かすようにしています。
テコの原理を使ったような方法で、同時に周りの筋肉も緩める事が出来ます。
歪みやズレのある関節を、元に戻るような方向に2・3割の力で動かします。
それに最適抵抗を加えて関節の動きを止めた後に、ストレッチのように関節を動かします。
患者さんにとってはボキボキする事なく、骨格調整や骨盤調整が出来ます。

またMETでの筋肉調整は筋肉の持っている独特な性質を利用しています。
筋肉にはさまざまな性質がありますが、等尺性収縮後弛緩(PIR)という性質を利用して、特定の筋肉だけを緩めます。
筋肉調整も骨格調整と同じで、狙った筋肉を2・3割の力で収縮させます。
それに最適抵抗を加えて関節の動きを止めた後に、ストレッチのように筋肉を伸ばします。

骨格調整も筋肉調整も軽い力を使うだけで、患者さんの負担がない状態で調整する事が出来ます。

負担が少ない
指針整体同様にMETも患者さんへの負担が少ない調整法です。
ボキボキしないで歪みやズレが調整されるので、受けている患者さんは安心して受ける事が出来ます。
安心があれば施述の効果も上がる事は、すでに書いた通りです。

整体師にとっても事故の危険が殆どない方法です。
METは患者さんに2・3割の力を使ってもらいます。
強い力を使ってしまうと、関節の歪みやズレが戻りにくくなり、筋肉も緩みにくくなります。
弱くする事・力を使わない事が効果につながる事になっています。

血流改善
骨格の歪みやズレがあれば、歪んだりズレたりしている部分を通っている血管にも歪みやズレが生まれます。
骨格調整や筋肉調整をする事は、元々の動きやすい関節や歪みやズレのない関節の位置を取り戻す事に繋がり、血流改善につながると考えています。
また、すでに書いた通り、虚血が体の状態を悪くしているとすれば、血流改善は歪みやズレのある部分には必須の施術法です。
同じ姿勢や同じ体の使い方をして硬くなっている部分の筋肉を緩める事も必須です。

歪みやズレを直し硬い筋肉を緩めるのに、METは患者さんの負担が少なく、短時間で危険の少ない方法です。


てあて整体

患者さんの体を痛みや症状のない、元々の生理的な状態に戻すのが最終的な目標です。
そのために、患者さんに負担の少ない、指針整体で全身を緩め、METで骨格のズレや歪みをなおし、特定の筋肉の硬さを緩めます。

指針整体もMETも患者さんに負担が少ないだけでなく、整体師にとっても負担の少ない療法です。
指針整体は「引く」刺激を入れると言っているように、重く押したり揉み込んだりしない分、筋力も体力も使いません。
女性やシニアでも安心して学び、続けていく事が出来ます。
METはアジャストやスラストをしないので、事故の心配もありません。
力を使わない事が効果につながると言うのは、指針整体と同じで、その事が整体師にとっても安心材料です。

環境も整体に使っています。
環境とは整体院の内装や照明やBGMだけでなく、整体師自身の振る舞いや手技もです。
手技については指針整体とMETで安心してもらい、振る舞いについては自身の行動を分かって整体をするようにしています。

指針整体もMETも荒木だけのものではありません。
ただ、この二つを組み合わせ考え方を合わせて整体としているのは、てあて整体スクール・てあて整体院のオリジナルなものだと言えるんだろうと思います。


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