今日の患者さん
「先生、スミダの美容師で16年に一回伺ったんですけどね。 そん時、一回で腰の痛いのが治ったんで、カミサンが膝がいたいって言うんですけど、アレですか診てもらうことは出来ますか?」
電話に出たとたんに急に話始めた。
大丈夫ですけど、いつくらいに来られますか?
と聞くと。
「ああ出来れば今日。今から準備して行けばスミダなんでアレですけど、だいたいその位には着きます。」
ああでは2時位ですね。でお名前は?
「ああ、○○○です。スミダの美容師の。16年に伺ってるんですけどね。一回で治っちゃって、アレで、その後は伺ってないんですけど。」
○○○さんですね。了解です。お待ちしています。
ということで1時半位に二人でいらっしゃいました。
旦那さんの方が確かに数年前に来院されていて美容室をやっている。
奥さんもそうだとは知らなかった。
60代後半の夫婦ずれだ。
来るなりちょっと様子が変。
どうしたんだろうと思いつつ、奥さんに問診票に記入してもらっていました。
「あれなんですよ先生、俺がねこっちに行けって行ったんですよ。痛い痛いってうるさいんで。病院に行くって言うんですけどね、病院はあれで注射ばっか打って皮膚がカサカサになるって言うし、どうせアレでしょ。だからこっちの先生のところにしろって電話したんですよ。それが病院がっつって、ちょっと喧嘩してんですよ。」
『そうそう喧嘩してるんですよ。(苦笑) でもね病院はアレだっていうのは聞くんですよ私もね。』(奥さん)
「そんなんで何かちょっとアレなんですけど、俺がね一回で治ったから、こっちの方が良いって連れてきたんです。」
そう言うことらしい。
ちょっと離れてもらおうと思って、問診票を持って奥さんだけ施術部屋に来てもらった。
写真のコーヒーはその隙に旦那さんが外に出て買ってきてくれたもので、先生飲んで下さいと帰り際に置いて行かれた。
奥さんも病院はどうかなぁと思いつつ、でも整体や民間療法は受けたことがないしで、どうしようと言うところだったらしい。
少し話をしながら施術をしていたら、旦那さんが施術部屋に入ってきた。
要するにあれですね。
心配なんですな。
なんかこう。
良い日でした。
帰り際にはもう喧嘩的な空気は消えていました。
トイレ借りてけばなんて奥さんに促したりして。
いい男。
なんか嬉しくなります。
あっ膝は痛みが取れて、トレーニングとストレッチを指導しました。
病院も悪くないですよ、例えばこういう時は行って下さい。
みたいな話もちゃんとしました。
連休は美容室もヒマだったようでした。
(○○○もスミダも仮です。)
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