手技をやりやすいようにアレンジしない。
整体の勉強を始めていろいろ練習をすると、やりにくい手技が出てきます。
患者さんの体の大きさと自分の体の大きさの違いだったり、筋力の問題だったり、手技の複雑さや単純さだったりが原因となって、やりにくい。
それをアレンジしたくなります。
アレンジしたい訳ではなくても、ついやりやすい方法に変えてやろうとしてしまいます。
手技はアレンジしてはいけません。
特に手技を学んでいる途中は絶対にダメです。
先ずは言われた通りに練習して下さい。
教えている人がやっているようにやって下さい。
出来なくても大丈夫。
というか出来なくて当たり前です。
考えてもみて下さい、習い始めたばかりなんです。
出来る方がおかしい。
形だけで良いんです。
効果はなくても大丈夫です。
先ずは形を真似て練習をします。
そうしているうちに、手技をすることが出来る体になって来ます。
筋力がついてくるということもあります。
ポジションや体勢が取れるようになってくると言うこともあります。
触診や練習の数が増えて、相手の状態や自分の状態が分かるようになると言うこともあります。
だから、出来なくても、言われた通りにやって下さい。
悔しいかもしれません。
大人なんだから。
言われたことが出来ないなんて恥ずかしい。
そんな風に思うかもしれない。
でも全然。
教えている人は良く分かっています。
教える位になっている人は特に、出来なかった時期のことを分かっている。
だから全然恥ずかしくなんかありません。
先ずは言われた通りやってみることです。
では開業して数年経ったらどうでしょう。
これもアレンジはやめた方が良い。
練習の段階は終わって、整体学校を卒業して、開業して患者さんを診て、臨床経験も積んでいるんだから。
この手技はこうやった方が効果が出る。
自分の体格や筋力や数年の臨床経験から考えて、教わったよりも別にこうした方が効果がある。
そう思うことがあります。
でも、それは錯覚です。
アレンジはまだ早い。
自分流に変えるのは早い。
たかだか数年の経験で、長年続いてきた手技の良さや効果を凌駕するようなアレンジは出来ません。
長年継承されて今の型になって、それを学んでやっているのが今の自分です。
その手技の本当の効果を知らないだけです。
その手技の凄さをまだ理解出来ないだけです。
あなたが思っているよりも、その手技は完成されています。
だから長年継続して継承されて来たんだから。
型がある人間が型を破ると「型破り」
型がない人間が型を破ったら「形無し」
これは歌舞伎の中村勘三郎がよく言っていたと言われます。
芸事ではありませんが、整体や手技も体を使って技術を伝承するものです。
先ずは型を作るのに、臨床に出て最低数年はかかります。
3年目くらいまでにアレンジしたくなったら、技術の良さが自分の中にきちんと落とし込まれていないと思った方が良い。
ましてや自分流にアレンジするなんてもっての他です。
本質が分かるまではアレンジはしない方が良いと思います。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A愛知県名古屋市東区葵 3-14-20
teate@nifty.com
03-3922-7230
揉みほぐしは整体ではありません。
揉みほぐしをするサロンが増えています。
○○整体サロンなんて名前がついていることもあるので、揉みほぐしを整体だと思っている人もいると思います。
揉みほぐしは整体ではありません。
整体は言葉のとおり「体を整える」ことを総称しています。
揉みほぐしだけで体の歪みや動きの悪さやバランスを取ることが出来て、それを目的としていれば整体と言えると思いますが、殆どの揉みほぐしサロンは揉みほぐすことを目的としていると思われるので整体とは言わないと思います。
整体が体を整えることを総称しているとすれば、整体の手技には揉みほぐしなどのように筋肉を緩める手技の他に、骨格の歪みや関節の動きの悪さを調整したり整えたりする手技が含まれています。
整体スクールや学校で調整法を学ぶのはそのためです。
揉みほぐしだけを指導しているとしたら、それは名前の付け間違いではないかと思います。
てあて整体スクールでは全身の筋肉を緩め動きを良くし筋肉を軽くする指針整体を教えています。
この手技は揉みほぐしと似ていますが、押さない揉まない体重をかけない、引くことの刺激をいれるという点で、根本的に違っていると考えています。
その上でスクールではマッスルエナジー・テクニック(MET)という骨格調整と筋肉調整をする手技を指導しています。
METは仙腸関節や脊椎の椎間関節一つ一つを別々に調整し、歪みを取ったり関節の動きを改善させる手技です。
また、同じ手技を使って特定の筋肉だけを緩めることも出来ます。
指針整体とMETを合わせて使うことで、患者さんの骨盤や脊椎のズレや歪みを調整し、全身の筋肉を動きやすくバランスを取ることを目的としています。
揉みほぐしだけをするのは整体ではありません。
調整の出来る整体師を育成したいと思っています。
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整体師には簡単になれるものではありません。
最近は「答えがあるもの、答えが見えるものしか反応しない」と言うような人が増えているように思います。
道筋が見えていて、こうやればこうなる、これだけの時間をかければ必ず結果はこうなる。
出来ればそんなに複雑ではなく、単純に簡単に出来ると言われている方をやってみたい。
分かります。
誰だって苦労したくないし、大変よりは楽な方が良い。
でも無理なこともあります。
特に手技療法はそうだと思います。
そんなに簡単に出来るものではない。
単純な手技はあります。
複雑ではなく熟練を要しない手技です。
とは言えそれでも時間がかかります。
何故なら手技自体は分かりやすくても、始めたばかりだと相手の反応は予期しないものだからです。
ああすればこうなった、としても、こうなることを知らなければ初めてのことを経験することになります。
だから時間がかかる。
単純な手技でも時間がかかります。
ある程度は経験を積まないと、どんなことが起きるのか知らないままになってしまいます。
それがもう少し複雑なら尚更です。
相手の反応も分らない上に、自分が自分の体を上手く使えないことに、やり始めてから気がつきます。
多くの人は自分の体は自分の思うように使えていると思っています。
でもそんなことはない。
ダンスを始めて一番最初に突き当たるのもここです。
こうやって動かそうと思って動かしたと思えた時に、思った通りに動けていない。
どうしてだか分らないけども動けていない。
整体も同じです。
こうやって下さいと手とり足とり教えられて、手順も指や手の形も分かり、手や指を当てる位置も確認し、押したり引いたりする方向も分かったとしても、教えられた通りに動きません。
不思議です。
でも、最初はそうなるのが普通です。
そこを微調整する時間が必要です。
相手の反応が分かり、自分の体をある程度思った通りに使うのには、ある程度の時間がかかります。
少なくとも半年以上。
そうしないと体に染み込まないと思っています。
(これは荒木の経験上ですけど。)
その上で組立が出来ないといけないし、自分で考えなければいけない。
自分で考えることが出来ず教わったことだけ習ったことだけが出来るようになったとしても、想定されていない症状の方が来たり、想定されていない反応が起きた時には何もすることができなくなってしまいます。
また、目の前の患者さんに対して、いつも同じことをする訳ではありません。
少しずつ違う症状や訴えに沿って、整体や施術の組立をしなければいけません。
これにも少し時間がかかる。
整体師には簡単になれるものではありません。
ちょいちょいっとなれるものではない。
少しじっくり時間をかけて勉強してもらいたいと思います。
てあて整体スクール
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触れる
整体師やセラピストは人に触れる仕事です。
日本人はあまり直接的物理的な触れ合いをしません。
ハグをしないだけではなく、最近はベビーカーの普及で子供との触れ合いも少なくなっているように見えます。
だから慣れていない。
整体師やセラピストになって最初に突当るのがこれです。
いやいや手技や整体は別に問題ないでしょ。
カラダを調整したりすることは触れることとは別でテクニック的な問題でしょ。
そう思う人もいると思います。
ところが意外にそうでもありません。
長く整体を指導していて分かるのは、最初に戸惑っているのはやはり触れることです。
本人の意識としては気にしていなくても、手や体が上手く使えない。
技術的に上手く使えないと言うより、慣れていないことが小さな躊躇や小さな羞恥や小さな畏怖に繋がっているからだろうと思います。
その上で触れると言う体の使い方に慣れていないことがぎこちなさに繋がります。
哺乳動物にとって接触刺激や圧迫刺激は快刺激です。
人は長い時間近くにいる人を好きになる性質があります。
好むと好まざるとに関わらず、人の脳はそう言う設計になっています。
例外はもちろんあります。
でも、全体としてそう言う性質になっていないと、社会生活をしなければ生き延びられなかった人間は生きて来られなかった。
生存戦略上はそれが有利に働きます。
近くにいる人を嫌ったり、触れることが嫌であれば、人は人とは距離をとり集団生活をすることが出来ません。
個人が別々に生きることになりますが、それは昔昔の原始世界では無理なことです。
人は腕力も弱く足も遅いため、個人では大型哺乳類には太刀打ち出来ませんから。
触れることには本来的には快であるにも関わらず文化的習慣的な背景から触れることに慣れていない。
先ずは触れることです。
多くの体に触れることです。
これからの人は触診の練習をして下さい。
触診は自分の手の使い方でもあり、相手の体がどうなっているかを感じることでもあります。
触れ方で分かることが違います。
触れ方で相手に伝わるものも違います。
歪みや硬さや動きや熱や張りだけでなく、相手の性格のようなものや考えていること、ストレスやイライラまで分かるかもしれません。
自分が緊張していると必ず伝わります。
「緊張しているな」という意識ではなく、体の緊張が伝わります。
皮膚は振動を伝達する器官です。
緊張している自分の体の動きにくい振動は相手に伝わってしまいます。
多くの人に触れて下さい。
それが仕事になって行きます。
オッケーグーグル世代
名前を呼ばれないと反応しない。
人への注意や数人や全体への注意には反応せず、自分のことかもしれないと聞くことはない。
オッケーグーグルと名前を呼ばれないと、自分のことかもしれないとは考えない人らしい。
セミナーなどでも結果が見えていないと反応しない人が増えた。
分かりやすいことしか分らない分かろうとしないと言うことだろう。
言ってくれれば良かったのに。
ということだろうと思うが、自分から能動的に考えることはないのかと思う。
そういう思考の習慣があるんだろうと思う。
そういう思考習慣はどうして醸成されたんだろう。
名前を呼ばれるまで反応しないような思考習慣。
もったいないと思うのは昭和のおじさんくらいかもしれない。
誰かの注意には気をつけるべきポイントが詰まっている。
何かが上手くなりたいとか向上したい時、自分で考えることに限界があるとすれば、別の視点を持ってくるのは良策だと思う。
でもそれを放棄するのがオッケーグーグル世代。
でも、言ってくれないものは反応出来ないよね。
反応して自分のことじゃなかったら恥ずかしいし。
と言うことなのかな。
それはそれでまあそう言うことか。
整体師はそれではやっていけないと思う。
患者さんが言っていることだけを信じていては始まらない。
言われてもいないことをする必要はないが、言われていないことの中に患者さんの困っていることがあるかもしれない。
そこを考えられる人でなければ整体師にはなれないと思う。
どうだろう。
そんな面倒なことをしたいと思う人はいるだろうか。
いると信じて整体スクールをやっている。
そう言う人を育てたいと思って整体を教えている。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A愛知県名古屋市東区葵 3-14-20
teate@nifty.com
03-3922-7230
整体師になりましょう。
東京練馬と愛知県名古屋に教室のある整体スクール。
てあて整体スクール・荒木です。
整体師は腰痛や肩こりなど体の不調を整え楽にする人です。
そして楽になった体を上手く使うために、ストレッチや体の使い方や普段の生活についてアドバイスをする人です。
骨格調整をして骨の歪みを取ったり、筋肉の調整をして体の歪みを整えたりするだけの仕事ではありません。
患者さんが楽になるために居る人です。
目的は楽になることなので、整体師はただ整体などの手技だけをやっている訳ではありません。
患者さんの話を聞き、問題や原因を考えます。
その問題や原因に対して、直接アプローチするようなアドバイスを送ることもあります。
直接ではなく関節的に原因や問題をなくす手伝いをすることもあります。
ストレッチや体の使い方の指導だけでなく、気分が軽くなるために仕掛けをすることもあります。
内装を考えたり、音楽や照明やアロマを考えることもあります。
読むべき本や観るべき映画を進めることもあります。
散歩のコースを提案したり、休みの過ごし方を話すこともあります。
そんな話は聞きたくないと言う患者さんにはしませんが、必要な方にはそれとなく用意をしておくことがあります。
てあて整体スクールで整体師になりましょう。
てあて整体スクールでは指針整体とマッスルエナジーテクニックと言う、力を使わない整体を教えています。
整体を受ける方が安心して受けられる整体を身に付けることが出来ます。
姿勢と歩き方やアレクサンダーテクニークの授業、ストレッチや解剖学の授業もあります。
これらの授業で基本的な体の味方や使い方、アドバイスの方法を学びます。
アレクサンダーテクニークを受けられる整体学校は、てあて整体スクールだけです。
教えている荒木は20年のキャリアのある現役の整体師で、日本では数百人しかいないアレクサンダーテクニーク教師です。
来年からの自分のために、技術と知識と経験を積んで下さい。
てあて整体スクール
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授業見学 >>> https://teate.co.jp/form
今年もあと2ヶ月
11月になりました。
来院する患者さんと、早いねぇと毎日言っている。
本当に早い。
去年まで比べても早い。
これは気のせいではなく確実に早いと思う。
現実的には早くなっていないんだろうこと位は分かっているが早い、と思う。
そろそろ来年のことを考える時期になった。
来年はどうするか。
先達のありがたい言葉によれば、来年のことを言うと鬼が笑うらしい。
しかし鬼が笑おうが嫁さんが怒ろうが、来年のことは考えなければいけない。
何も考えなくても来年は来る。
考えなくても来るのなら考えなくても良いじゃないかと思われるがそうもいかない。
勝手に来てしまってそのままにしておくと、たいがいは良いことはない。
良いことが全然ない訳ではないが確率的に良くないような気がする。
そういうバイアスが脳にかかっているのかもしれないと思いつつ、来年のことを考える。
勝手に来るのでなくある程度想定されたように来て欲しいと思うものなんだろうと思う。
来年は厄が明ける。
らしい。
確かに一昨年から色々とあった。
いやあったと言う程ではないがなかった訳でもない。
体調は変化した。
体調と言うより体質と言うか。
今年は最後の後厄であったので、そういうことなんだろうと思う。
頭の中と体のギャップがかなり大きくなってきた。
ご同輩はどう感じているんだろう。
40代50代60代と来ると、人の見る目も変わってくる。
学生時代の友人達がそろそろ定年退職だと言っている年齢で、独立して20年も経っていると、いろいろとベテランのような大御所のようなイメージがある。
それが他人であれば当然のことと思う。
整体師20年と言えばもう立派な先生だ。
ところがどうだ、自分としてはまだまだこれから。
的なことを思ってしまう。
これからまだまだやりたいこともあるし、やれるような気がしている。
人生100年時代と言ったのは国だけど、個人的には80年位だろうと思っている。
となるとあと20年位か。
まだまだなんて思っているとすぐにソレはやってくる。
その前にやっておかなければいけないことがあるように思う。
20年で積み上げて来たものを、受け取ってくれる人に伝えておきたい。
指針整体でも骨の調整法でも、ダンスの体の使い方でも、人の体の使い方や考え方や捉え方や扱い方でも。
全部出来る訳ではないが、来年、とりあえず手をつけていくところはどこなのか。
いつものように薄ぼんやりしていると来年が勝手に知らないうちに何にも考えないうちにやってくるので、そろそろ少し考えようと思っております。
アレクサンダーテクニーク グループレッスン
今朝はアレクサンダーテクニーク・グループレッスンを行いました。
9月まで光が丘のNHK文化センターで続けていた講座を、センター閉鎖に伴って整体スクールで行うことにして二回目のレッスンでした。
毎回、テーマを決めて行いますが、今回のテーマは「姿勢」でした。
その中で自分の体の中を感じることなどやっていこうと始めました。
最初に先月から気がついたことなど話をしてもらいます。
なければないでOKですが、気がついたことがあればどんなことでも話をします。
今日はマッピングの話やたまに自分に気が付くなどの話がありました。
話をしているうちに時間が経って来たので、話を続けながらワークをすることにしました。
ワークとはハンズオンワークのこと。
自分に気がついたりするアレクサンダーテクニークの手法の一つです。
人に触れられながら話をしたり、人の話を聞くのはいつもと違う経験です。
なかなか慣れませんが、それがまた練習になったりします。
ワークをしながら色々な話をしているうちに、テーブルワークをしようと思いつきました。
テーブルワークとは受ける人がベッド(テーブル)に寝てもらい、アレクサンダー教師が幾つかの場所に触れる(ハンズオン)ことで、自分の体の中の方向性をイメージしやすくしたり、入っている力に気がついてそれをやめる練習ができたりします。(アレクサンダーテクニークの方法)
今日は人数が少ないので、全員に一人ずつベッド(テーブル)に寝てもらってハンズオンすることが出来ます。
でもそうなると、寝ていない人たちは暇になってしまいます。
そこで寝てない人には、見ているだけでなく体を使う練習をしてもらうために、モンキーというアレクサンダーの練習方法のようなものを先にやりました。
膝と股関節を曲げて、軽く前かがみになるような姿勢をしますが、そのことで体の中の方向性をイメージしたり、体全体を使う練習をしたりするものです。
この辺りで「姿勢をやるはずだったけどな・・・」と思い始めましたが、もう話は進んでモンキーの説明を始めていました。
一通りモンキーの練習をしたら、一人にベッドに横になってもらい、残りの人にはモンキーの練習のつもりで少し体を低くして寝ている人に触れてもらいました。
やってみると、殆ど全員が股関節や膝を曲げる前に、寝ている人を見て首が前に出ていました。
刺激に対する反応ですね。
寝ている人に触れようと考えると、先ず一番に顔が前に出て見てしまう。
よくあることです。
ここでちょっと一息。
先ずは触れようと思うのをやめて、首が自由になっていること、背骨が長く背中が広くなっていることをイメージします。
そのイメージがあるままに、膝と股関節を曲げることをします。
そうすると手が近づくので、寝ている人に触れてみる。
体が楽なままで使ってみることをしました。
全員が寝て全員が触れることをしてみました。
繰り返しすることは、筋トレやフォームを作ることではなく、その時その時の自分の感覚を感じる練習としてやりました。
今日はここで終わり。
色々な刺激に反応しやすいことが分かりました。
そして、いつもこうなるとか、普通はこうするとか、こういう時は他には出来ない、と思ったら、ひょっとしてそれはただの考え方のクセなのかもしれないと思ってみることを提案しました。
次回は12月1日(日)10:00から12:00まで。
大泉学園てあて整体スクールで行います。
来年からは光が丘近くの公共施設を借りるかもしれません。
興味のある方は連絡下さい。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
03-3922-7230
※アレクサンダーテクニーク・グループレッスン
2時間3000円
テーマはいろいろ毎回異なります。
骨格調整
てあて整体スクールでは骨格整の授業があって、骨格調整と筋肉調整の手技を学びます。
主にマッスルエナジー・テクニックという手技を使っていますが、他にも幾つかの手技っを使います。
骨格調整は骨の歪みやズレを調整するものと思っている人が殆どだと思いますが、実際にはそれだけではありません。
関節の位置の調整と、関節の動きの調整を行います。
位置がズレていることをサブラクセーションと言い、動きが制限されていることをフィクセーションと言います。
ズレはもちろん問題の原因になりますが、ズレが全くなかったとしても動きに制限がかかっていると、体は痛みを出したり調子が悪くなったりします。
関節は動くもので、人は静止することが出来ません。
動いている中で良いバランスをとっているのが良い状態と考えています。
マッスルエナジーテクニックはボキボキしない調整法です。
音がなる調整法がよくない訳ではありませんが、音がすると怖いと言う患者さんもいらっしゃいますし、調整する側も力を使わない方が楽に調整出来ます。
調整は繊細で静かですが、覚えることが出来れば患者さんの体の中の様子を確認しながら調整が出来るようになります。
今日は入学して数ヶ月の方が調整方を勉強しました。
触診をしてズレや歪みを見つけたら、そこを調整します。
マッスルエナジーテクニックですることは単純ですが、部位毎に姿勢や手の当て方や力の方向が違います。
それを一つ一つ確認しながらやって行きます。
いつも最初は腰方形筋の調整です。
言われた通りにやってみると、調整がされて骨盤の位置が整います。
触診をしてそれを確認すると、殆どの皆さんが驚きます。
あっ戻った!
マッスルエナジーテクニックは手順通りに行えば再現性がとても高い手技です。
しかも力を使わないのでやっていても安心です。
11月の土曜日は骨格調整をやっています。
見学を受け付けていますので見たい方はどうぞ。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A愛知県名古屋市東区葵 3-14-20
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整体で開業や副業ってどうするの?
押さない揉まない体重をかけない指針整体とボキボキしない骨格調整のMETで整体師を育成しています。
練馬区大泉学園と愛知県名古屋に教室のある、てあて整体スクール・荒木です。
整体スクールに来る方の多くは、卒業して整体師を仕事にします。
開業したり副業として始めたり、就職をしたりします。
就職はさまざまなサロンや整体院が求人を出しているし、普通に就職活動をすれば仕事に就けるイメージはあると思いますが、開業や副業についてはイメージがあまりない人が多いようです。
そもそも、開業なんてそんなことまだまだ全然考えてないですという人も多いし、どうやってしたら良いか分らないという人もいます。
開業までは考えてないけど、おこずかい稼ぎになれば良いなと思うという人もいます。
そこんところどうなんでしょうか。
おこずかい稼ぎも友達にやってお金をもらうのも、モニターでお金を頂くのも副業で仕事をするのも、開業です。
お金をいただいて整体をすれば開業。
でも気分がそうではないと言うことでしょう。
気分がどうであれ開業は開業です。
まっさらなところから始めるのであれば起業ということになります。
会社組織にしないで個人事業として始めてもです。
いやそんなことより今日は仕事を始める時のイメージについてです。
整体を始めるのにも色々なパターンがあります。
先ずは友達から始めるパターン。
会社の同僚でも良いし、学生時代の友達でも、ママ友なんかもそんな感じです。
この場合、準備はあまり必要ありません。
調整をするのにベッドが必要な先生の場合で、ベッドを整体学校やスクールでしか使っていない人なら、折りたたみのベッドが必要になるくらいです。
練習をしている時からベッドを購入している先生なら、新たに買う必要はありません。
メニュー(料金・時間等)を決めることと、名刺を作ることとくらいです。
整体をする場所は、知り合いなら相手の家に行くことも出来るし、自宅の部屋を少し片付ければ良いことになります。
後は同僚や友人やママ友に、始めたから必要があったら連絡お願いと言えば良いだけです。
モニターを始める時も同じです。
無料であっても名刺位は作っておくと良いと思います。
副業となると随分イメージが変わって、開業するのと同じです。
場所を設定して内装などをやり、メニューを作って名刺を作り、ホームーページやSNSで発信しなければ行けません。
副業なら場所は自宅の一室で始めることも出来ますが、開業となると場所を借りる方が良いと思います。
メニューは意外に難しく、最初から高額な料金設定はしずらいものですが、かと言って安いと経営として成り立たないこともあります。
副業だから良いや、と思って安く設定しすぎると、途中でモチベーションが下がってしまうこともあります。
お礼は言われるけど疲れるばかりで全然手元にお金が残らないと、流石に金額によっては疲れます。
ホームページは今は必須です。
なるべく早く作って公開する必要があります。
SEO対策と言ってグーグルやヤフーなど検索エンジンで上位表示させるための対策も必要です。
SNSは種類によって用途が違うので、いろいろと調べて始めると良いと思います。
SNSから直接問合せがあることもあるし、SNSからホームページに飛んで知ってもらうこともあります。
何から始めたら良いか。
どんなところから手をつければ良いか。
てあて整体スクールではスクール生の皆さんに開業講座をやっています。
定期的な授業ではなく、時に応じて行っています。
一人一人に合わせたアドバイスをしていますので、気軽に聞いて下さい。
てあて整体スクール
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