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【 アカイクツ 6 】 @神楽坂セッションハウス

読了までの目安時間:約 3分

神楽坂セッションハウスで【アカイクツ 6】を観てきた。

【アカイクツ 6】は女性振付家ばかりの公演です。
数年前に荒木も友人女性の振り付け作品で出演させて頂いた事があります。
コンクリート打ちっぱなしの壁で柱の出っ張りもあるという、独特の雰囲気を持つ空間は、そこに居るだけで非日常を味わう事が出来ます。
少し久しぶりになったダンス公演を、少し感想を書いておこうと思います。

①池田家 『それはさておき、』

女性ばかり3人の踊り。
なんて事ない日常のような風景を切り取った作品。
女性が三人寄ればかしましい、なんて昔は言いましたが、女性独特の可愛さもあり駆け引き的なこともあり。
ちょっと大人なちょっとコケティッシュな魅力に溢れた作品でした。
個人的にはもっと音を無視しても良かったかと思う部分もありました。
音は雰囲気作りだけに使っても良かったかなと。

②GO GO 50's 『人生とはいとおかし 4』 〜昭和世代の私達〜

女性2人と男性1人。
それぞれがそれぞれの持ち味を活かしたソロ。
という名の自分の持ち場を表現。
男性のソロにはやられました。
正直、動かなくてもここまで世界観を作る事が出来るのかと。
女性2人は2人とも全く違う個性を、自分をそのまま活かして、自分の見え方を最大限に活用して振り付けしていたようです。
この人じゃなきゃこれは踊れないしこうはならない。
トリオのダンスは世界観そのものを作り出していました。

③ノリエハマナカ 『女のハードボイルド』

これぞソロ。
これぞハードボイルド。
空間を使い、自分を使い、色を使い、音を使い。
色のない世界と色とりどりの世界を描きだしていました。
一眼見て分かるカッコ良さの”押し付け”!(笑)
そこがまたこの年齢にしか出来ない表現を作り出していたと思います。
若い人がやってもサマにならない世界です。

④Haru 『Line』

打楽器の生音とソロ。
インプロ(即興)のような筋立てのあるような。
空間を打楽器として踊り場として表現する。
本当に楽しそうに身を投げ出して放り出しているのを見て、正直いうと少し怖いくらいでした。


大人のダンス公演でした。
どの踊りも年齢が若い人ではこの味は出ないし表現出来ない。
それぞれがそれぞれの持ち味を活かし、自分の持っているものを知っていて、自分の出来る事で表現を作っている。
見ていてグッとくるものがありました。
たぶん、自分は若い時に見ても分からなかったんじゃないかと思います。
この良さを知ってしまうと、もうダンスからは離れられません。
幾つになってもその年齢の踊りがある、はずだろうと思います、

ありがとうございました。
お疲れ様でした。

舞台本番でした。 【アカイクツ】@神楽坂セッションハウス

読了までの目安時間:約 4分

舞台の本番でした。

今回は神楽坂セッションハウスで行われた、【アカイクツ】という公演でした。
セッションハウス・ダンスパレード2022という企画の一環で行われました。
【アカイクツ】は女性作家(振付・演出)に的を絞った企画で、以前、21フェスという公募企画で出演したご縁で話を頂きました。
頂きましたと言っても荒木はダンサー参加で、振付家である友人女性に連絡があり出演となった訳です。

この作品は3年前60歳の記念に出来た作品です。
3年前は「KA・N・RE・KI」という題名で踊りましたが、今回はその作品に続編を繋げ新たなヴァージョンとして出来上がりました。
" You can never hold back spring "
前半は森山良子さん後半はトムウェイツ、途中でビートルズのカヴァーが入ります。
それを60代が踊る。
なかなか見られない作品だったと思います。

最初のKANREKIから3年。
60代の3年ってどんなものか、詳しく聞きたい人は連絡ください。(笑)
もう笑っちゃうような感じですね。
面白いとさえ思います。
と言っても現実は痛みや忘却や可動制限や、アレコレに見舞われながらのリハーサルでした。
正月明けには1週間ほど腰痛でリハーサルを休んでしまいましたし。
根気よく指導してくれた友人には、本当に頭が下がります。
終わってセッションハウスの伊藤直子さんから言葉を頂きました。

景色が見えた。
日本ではこの年代(シルバー世代)の景色がなかなか見られなかったんだけど、やっと見えたのが本当に良かった。

画になっていたということかなと思います。
とてもありがたい事です。
年齢なりの画になっていた。

20年ほど前から考えていた事でした。
自分でも模索していますが、40代以降の大人のダンスがないように感じています。
いや、あるんでしょうけど、なかなか見たことがありません。
40代50代になっても20代や30代の時のダンスを踊っている。
バレエで言えばジゼルやロミオとジュリエットなど、年若な人が主人公のダンスをキャリアとテクニックがあるということで40代になっても、いやもっと後になっても踊ることがあります。
悪いと言っている訳ではありません。
でもやっぱりちょっと違うかなと思います。
テクニックもキャリアもある50代が、その年齢なりの人生を表現出来るような作品がないのが寂しい。
だから、40代くらいから自分で作る作品は、60代になっても踊れるかなというのは頭の片隅に置いています。
それが今回は見えた、と言っていただけた。
そういう作品のオリジナルキャストとして参加できた。
本当に嬉しい事です。

これからも多分踊ります。
いつまで続けられるか分かりませんが、踊ります。
どんな感じになっていくのか、自分でも楽しみです。
そして自分でも自分の年齢としての風景の見える作品を作りたいと思います。


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写真は前日のゲネプロから抜粋。

アカイクツ

読了までの目安時間:約 2分

アカイクツ

神楽坂セッションハウスで行われた【アカイクツ】の第三弾企画。
赤い靴履いてた女の子ってことで、女性ダンサーだけのパフォーマンスでした。
友人が出ているということで、これはリアルで観に行こうと神楽坂まで行きました。

面白い。
というか元気が出る。

池田家 「ロイヤルスパイスミルクティ」
佐藤郁 「サンデーナイト」
Be Harmony 「人生はいとおかし3 〜乙女心は永遠に〜」
古園井美果 「夕焼」

四組四様のダンスがありました。
池田家は可愛さ多めのコケティッシュ。
以前は可愛さが優っていたように思うが、今回はそれだけではなく独特の世界観を生み出していたように思います。
佐藤さんは雨の日曜のルーティーン。
ああ女性って意外とこうなのねという、ソノコトの要素だけを取り出して並べることで、誰もが膝を打つような内容。
Be Harmonyは一人一人の個性を情景を表現することで表出させるようなイメージ。
佐藤さんとは違うその人が出ているように見せるテクニック。
古園井さんは大きな世界観を描く。

こういう企画を見ると女性には”やっぱり”勝てないと思う。
そのことを再確認しました。
そしてリアルの現場はやっぱり元気が出ると思いました。

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