60代後半で踊っている人の話
先日、ずいぶん久しぶりに平原慎太郎さんのクラスを受けました。
平原さんは東京2020オリンピックの開会式の振り付け演出をした方で、当時、ダンスクラスを受けていた私も声がかかってオリンピック開会式に出ることが出来ました。
とても忙しい人でクラスがキャンセルされることもあり、その後は定期的にはレッスンは受けていません。
いつもは松本大樹さんのクラスを受けるようにしています。
その松本さんのクラスも最近は少し遠ざかっていました。
週に1回程度の自主練はやっていますが、ストレッチ程度で踊りをガンガン踊るって感じではありません。
今回の平原クラスはフロアのテクニックと振り付けがありました。
30分以上フロアでバックロール(だったかな?)というテクニックの練習を繰り返し、そこからつながる振りをもらいました。
立ち上がっての振りも足されて、少し長めのコンビネーションになりました。
平原さんのクラスは本当にいろいろあって、以前受けていたものは、テーマをもらってそれぞれが小さな動きを作り、それを組み合わせて小作品のようなものにするというのが多くありました。
でも今回はある程度決まった動きを踏襲するというものでした。
なんとか動けていたんですが、最後の最後に振りが飛んで撃沈という終わり方で、少し心残りはありましたが、90分で500mlのスポドリが足りなくなるくらいの汗をかいて、体中を動かしました。
シャワーを浴びて(アーキタンツはシャワーがある)着替えをして駅まで歩いていると、筋肉がギシギシ言い出します。
右肩がけっこう痛む。
15年以上前にコンテンポラリークラスで床に飛び込んで、右胸鎖関節の靱帯が切れてから、肩の動きは大きくなりましたが、左右差が大きくてたまに使い方に左右差が出て筋肉痛になったりします。
今回はそれと床に強く打ちつけたようなタイミングがあって痛みが出たかなと思います。
バックロール?をする時に、長座から体を右横に倒し、まず右肘から先を床につきます。
その後、体を後ろに倒していくのに、右肩が体幹と床に挟まれるようになって、その時にねじるような動きになったのかなと思います。
肩関節が少し捻れたのもあるのかもしれません。
なんてことを考えながら帰ってきました。
こういう日はアルコールは抜きます。
飲むと寝つきが良いんですが、翌日の疲れの残り方が多く、使い物にならないことがあるからです。
風呂にゆっくり入って寝ましたが、全身がギシギシ言ってなかなか寝付けませんでした。
60代も後半になって普通にダンスレッスンに出ています。
大人バレエな皆さんも一緒でしょう。
たまに違う先生に出たり、違うテクニックのレッスンに出ると筋肉痛になると思います。
普段と違う筋肉を使ったり、普段と違う関節を動かすからです。
こういう時はとにかく疲労物質を溜めない事と流すことです。
アルコールは当日は必ず抜く。
風呂にはゆっくり入る。
当日も翌日も散歩程度の運動をして、アクティブレスト(積極的休息)を心がける。
睡眠時間は出来るだけ取る。
翌日になったら軽くラジオ体操的な動きで良いので、全身の筋肉と関節を動かしておく。(血流改善)
今回ご一緒した方々は、たぶん20代30代60代の方々です。
まだまだ動き続けたいと思います。




