ゴヤの名画と優しい泥棒
昨日はスターバックスで時間を潰した後、映画を観に行きました。
遊んでばかりいる訳ではありませんが、名古屋で時間が出来るとつい行ってしまいます。
ゴヤの名画と優しい泥棒
伏見ミリオン座で見ました。
この映画館は昨年だったか移転して新しい建物になりました。
以前から単館上映の映画などやっているようで、こじんまりした好きな映画館です。
名古屋には今池にシネマテークって渋渋の映画館もありますが、こっちは普通に渋い映画館です。
で、映画。
面白かったです。
こういう映画大好きです。
俳優さんが良い。
見ていてずっと主演の人は「私はダニエル・ブレイク」(ケンローチ監督)の人だとばかり思っていましたが、調べたらハリーポッターに出ている別の人のようでした。
そして助演がヘレン・ミレン。
この二人が本当に良くて、この二人を見るだけで観られる映画でした。
1960年台初頭に起こった実際の絵画盗難事件を元に作られたということですが、時代を感じました。
今、こんなおじさんはいません。
許されないんだろうと思います。
でも、昔はいたよなぁと思います。
こういうおじさん。
そして服装も良い。
古き良きとまでは言いませんが、昭和30年台の雰囲気がありました。
映像もその時代のものも使っていたんだろうと思います。
無理なく観られるように合成されていたと思います。
こういう映画って日本にはあまりないんだろうかと思います。
ストーリーとか俳優さんとかではなく、映像に肌触りがあるような映画。
どうも最近はツルツルした綺麗な映像が多いように思います。
いや映像の問題じゃないんですけど、半分現実感がないような映画。
いや映画は現実感なんてなくても良いんですけど。
ああ上手くえない。。。
面白い好きな映画でした。