要介護のセラピスト
要介護認定をされている人に施述をするという話ではありません。
要介護認定をされているセラピストの話です。
先日、ご自身が要介護認定をされているセラピストに会いました。
どんな状況だろうと思っていましたが、上肢に痺れがあり下肢も杖がないと歩きずらいという状態でした。
その状態でセラピーを続けています。
少しずつ状況は変化していますが、患者さんが来てくれるから続けていると仰っていました。
頭が下がります。
自分ならその状態で出来る自信はありません。
見ていて素晴らしいと思ったのは、体の使い方です。
とても自然に自分の体を使っていました。
出来ない事が増えているにも関わらず、持っている機能をきちんと使っておられました。
一つだけアドバイスしたのは、機能が落ちていても痛みがあっても左右対称だとか健常な状態のように動こうとしていた部分があったので、そこは自分の体に正直に動いても良いのではないかと言いました。
なるほどと直ぐに自分の使い方を変え、少し捻れてはいても楽な痛みのない体勢でセラピーをするようになりました。
整体師やセラピストには、施述やセラピーをすると調子が良くなると言う人がいます。
荒木もそうです。
それは自分の体を無理に使わず、自分の体なりに自然に使っているからだと思います。
筋疲労はあっても調子は良くなる。
要介護のセラピストさんを見ていて、いろいろと再確認しました。
セラピストのための体の使い方講座 @ここからいふ広場
昨日は宇都宮ここからいふ広場さんでセラピストのための体の使い方講座をやって来ました。
雀宮という可愛い地名の場所にある、セラピーをするだけでなくセラピスト養成やさまざまなイベントも行う場所です。
和ごころ式セラピストを養成されている上田さんに依頼されて、毎年数回、解剖学や体の使い方の講座をさせていただいています。
今回はクラニオ(頭蓋仙骨療法など)の勉強を始めばばかりという方と、既に開業している方、ご家族にやっている方など、さまざまなキャリアとレベルの方が参加して頂きました。
事前に考えて行った内容と、参加者の話を聞いて考えた内容を合わせて講座を進めました。
・どうして体の使い方を学ぶのか2つの理由
・アレクサンダーテクニークについて
・ハンズオンワークを受ける
(休憩)
・さまざまな設定で手を使ったワークをしてみる
・背骨の長さを感じる
・四つ這いで歩いてみる
・クラニオをする時の体の使い方
書き出してみるとバラバラのようですが、全体を通して自分を感じるという事をメインに、体の中のサポートだったり、体全体のつながりだったりを感じてもらう一日になりました。
手を使う時間を増やした事と、感想を言う事で自分の体感を言語化する事が出来た事が、良かったように思いました。
来年は3月にまたあります。
参加されて皆さん和ごころ式の上田さん、今年も一年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
自由な時間を手にいれる
自由な時間を手にいれる。
整体師やセラピストなどフリーランスで仕事をする者は、自分で時間を管理します。
仕事をするのも、プライベートに使うのも。
自分で自分の時間を決めます。
管理をするのは自分です。
仕事の時間は必要で、お金を稼ぐために必要です。
でも、その時間が何時から何時までなのかは、自分で自由に決める事が出来ます。
昼間、10時から夕方5時までと決めなくても良い。
自分で決めた時間に仕事が出来れば良い訳です。
整体を受ける人、セラピーを受ける人。
どんな患者さんやクライアントさんを想定しているかを決めると、来院する時間が来まります。
昼間の10時から5時までは、昼間に時間がある人しか来院出来ません。
その時間に仕事をしている人は、その前かその後にしか来院出来ない。
そういう時間帯に整体やセラピーをするような業態にすることも出来ます。
そう決めるのは自分です。
自由を手にいれるのは大変です。
でも、人に指図されない、自分で決めることが出来るのは、何事にも変え難いと思います。
せっかくセラピストになるなら、自宅サロンも出来るようになりませんか?
セラピストといっても色々です。
雇われて仕事をする人もいるし、自分で仕事を始める人もいます。
せっかくセラピストになるなら、自宅サロンも出来るようになりませんか?
雇われてセラピストをするのは安心です。
基本給のあるお店なら確実に給料が入ります。
生活は安定してプライベートも過ごしやすい。
でも、自分のやりたいようには出来ません。
うちではこんな風にやっています、これはやらないで下さい。
そういう縛りがあるのは、やはり仕方がない事です。
そのお店のカラーというかアイデンティティというか、キャラがありますから。
そこからはみ出る事は出来ない。
自宅サロンや自分で始めれば、それはなくなります。
自分のやりたいように出来ます。
このクライアントさんにはこうしてあげたいとか、この方にはこの方法が良いとか。
でも逆に、自分の責任は重くなります。
当然です。
でも、やりがいも違うと思います。
自宅サロンで自分でやるために必要な事があります。
一人一人のクライアントさん患者さんが、今どんな状態なのか分かる必要があります。
その一人一人の方々にそれぞれに合った施術をする必要があります。
施述とは別に、クライアントさんに知ってもらうために、宣伝広告もしなければいけません。
そして店舗作りも自分の仕事です。
これは楽しいと思う人が多いですね。
自分の好きな内装や小物や音楽や照明に囲まれる訳ですから。
せっかくセラピストになるなら、自宅サロンも出来るようになって下さい。
てあて整体スクールはそれを応援します。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
https://lin.ee/H5NyjYT


せっかくセラピストになるなら、歪みの調整も出来るようになりませんか?
てあて整体スクールでは整体師を育てています。
せっかく整体師やセラピストの学校を出たのに、揉みほぐしやリラクゼーションしか出来ない先生がいます。
もちろん揉みほぐしもリラクゼーションも、素敵な手技で素晴らしい療法です。
でもやっぱり、せっかくセラピストや整体師になるなら、歪みの調整やズレの調整、動きの悪さも治したいと思いませんか?
腰痛なら腰を揉むだけしか出来ない。
首肩の痛みなら首肩を緩めるしか出来ない。
この歪みが取れたら、このズレをなんとか出来たらと思わないために。
歪みやズレの調整、動きにくい関節を狙って動けるようにする。
骨盤や背骨の調整が出来る。
特定の筋肉を狙って緩められる。
そんな整体師になって下さい。
てあて整体スクールでは全身を緩め軽く動きやすくする手技だけでなく、骨格のズレや歪みを調整する手技を学びます。
ボキボキせずに関節を動かし、検査と調整が一体となった安心なマッスルエナジーテクニックです。
せっかくなら歪みの調整も出来る整体師になって下さい。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
https://lin.ee/H5NyjYT

整体師・セラピストのための体の使い方ワークショップ
整体師やセラピストのための、自身の体の使い方のワークショップを開催します。
んなの知ってるよ。
と思われると思います。
そうではないんです。
それぞれの先生の手技やテクニックの時の、手順的な体の使い方を学ぶのではありません。
そもそもの体の使い方。
体の在り方を学ぶ講座です。
アレクサンダーテクニークという100年以上前から使われている、心身の使い方のワークショップです。
無駄な力が入っていると、それぞれの手技やテクニックの効果が出にくくなったりします。
また、自身の体にも負担が大きく、故障や痛みの原因ともなります。
悪い気をもらってしまうのも、体の使い方の問題かもしれません。
長く続けるために。
効果をより大きくするために。
自身の体の使い方を学びにきて下さい。
整体師・セラピストのための体の使い方 WS
日時:6月9日(日)10:00ー12:00場所:てあて整体スクール(西武池袋線大泉学園駅8分)
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
料金:12,000円
問合:teate@nifty.com
https://lin.ee/H5NyjYT



整体師・セラピストのための体の使い方 ワークショップ 【6月9日開催】
セラピストや整体師のための体の使い方のワークショップを行います。
トレーニングやストレッチではなく、アレクサンダーテクニーク(AT)を使った体の使い方です。
やらなくても良い事をやめる。
無駄な力を使わず、自分のポテンシャルを最大限に活かす。
楽な体で患者さんと向き合う。
ATを学んで、自分に戻る感覚を養う。
患者さんが続くと体が疲れたり調子が悪くなりませんか。
「悪い気」を貰ってしまう事はありませんか。
自分自身の使い方を見直して、楽な体で患者さんと向き合えば、整体の効果も上がり、疲れも少なく。
悪い気も貰わなくなります。
アレクサンダーテクニークは音楽家やダンサーや俳優さんなど、体を使うプロに支持されているテクニックです。
整体師自身が自分の体の使い方を学んで、より多くの患者さんクライアントさんを喜ばせて下さい。
整体師・セラピストのための体の使い方 WS
日時:6月9日(日)10:00ー12:00場所:てあて整体スクール(西武池袋線大泉学園駅8分)
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
料金:12,000円
問合:teate@nifty.com
https://lin.ee/H5NyjYT





セラピストのための体の使い方 @ここからいふ広場
宇都宮市雀宮にある「ここからいふ広場」で、和ごころ式セラピー上級コースを受講している皆さんに、体の使い方講座をやって来ました。
和ごころ式セラピーはクラニオをベースに、体全体を整えるセラピストを育成している講座です。
主宰の上田さんとは同じ先生からクラニオを学んだ仲で、東日本大震災のボランディアでもご一緒させて頂きました。
家庭で家族のために
周りの人のために
自立した女性として活躍するために
上田さんは助産師という自身の特性を活かして、後進の指導をされています。
また、ここからいふ広場は人の集まる場としての活動も行われています。
ここからいふ広場 FBページ >>> https://www.facebook.com/cocokalife/?locale=ja_JP
今日の講座は上級コースの皆さんなので、何度かご一緒して解剖学やアレクサンダーテクニークを受けていただいた方々です。
自分の体の感覚を思い出す事をテーマに1日過ごしました。
知らないうちにやってしまっている、やらなくても良いかもしれない習慣を、自分で観察して見つけて、やめてみる。
言葉で言うのは簡単ですが、なかなか環簡単にはいかないものです。
今日は「マイルール」という言葉が印象的でした。
クラニオをやっている時に、上手くいかない部位や姿勢があると言われた方に、アレクサンダーをやってみました。
知らず知らずのうちに、”この格好が決まり”みたいな、自分が作ったルール(マイルール)に縛られていた事に気がついたようです。
こうしなければいけない、というほどには思っていなくても、普通はこうする、こうなってしまうと思っている事が、実はそうしなくても良い事だったりします。
気がついて変えてみると、なぁ〜んだこれで良いのか。
と思ったりします。
そう、それで良いんです。
今日はそこに気が付く練習でした。
お疲れ様でした。
また、伺います。
人に触れる勉強をしていますが、いつもと違う触れ方やいつもと違う部位に触れると、自分がいつもと変わります。
そこに気が付く練習をしてみました。
整体師のコミュニケーション講座
整体師やセラピストのコミュニケーションについて講座を開きます。
荒木が22年の経験の中で考えている事や実際に行っている事をまとめました。
これから開業する人や勉強中の方に参考になればと思います。
初めての講座なので時間がぴったりに終わるかどうか少し不安ですが、出来るだけまとめたいと思っています。
内容はコミュニケーションの基本の考え方と実際の会話などで、予約の電話やLINEの時点から来院時、整体が終わったあとなどに分けて解説します。
コミュニケーションによって施述の効果も上がる事もあります、またリピーター化につながる事もあります。
何が大切なのか聞きに来て下さい。
オンラインで参加したい方がいたら連絡下さい。
希望が多いようならオンラインで繋ぐ事も考えます。(料金は同じです)
整体師のコミュニケーション講座
日時:2024年 1月8日(月祝)14:00から15:00場所:てあて整体スクール 東京校
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
料金:一般 5,000円 スクール生 無料
問合:mail teate@nifty.com
LINE https://lin.ee/H5NyjYT


整体師・セラピストの会話術
「整体師・セラピストの会話術」についてまとめ始めています。
整体師やセラピストとして患者さん・クライアントさんとどうやって話をするのか。
自分なりに基本となる考えがあって、患者さんと接していますが、それを整体師向けに発信することはしていませんでした。
それほど困っていないと思っていたからです。
最近になってホームページを作り直そうと、コンサルタントと話をしていたら、会話術が分からない人がいるんじゅないか。
それを教えてもらえるのなら、開業講座と含めて強みになるんじゃないかと言われました。
そんなもんなのか。。。
と思いましたけど、そう言えば最近、昔からの整体師仲間がキャリアが浅い整体師に対して、話し方を教えているというような話を聞きました。
話し方に需要があるとは思っていませんでしたが、時期を同じくして聞いたので考えてみることにしました。
整体師仲間もやっていますが、性別も年齢も違うし開業形態も違うので競合することはないでしょう。
荒木は荒木なりの話し方としてまとめようと思っています。
患者さんと話す時に全体を通して考えている事、守っている事、ベースとしている事など。
施述前の会話で問診も含めて、考えている事、気にしている事など。
それと会話とは少し違いますが、コミュニケーションの一環として考えている事。
施述中の話で気にしている事や決めている事。
最後に施述後の会話で考えている事や気にしている事です。
一つだけ書いておくと、施述後の会話を「クロージング」とは捉えていません。
整体院を開業するとリピートしてもらう事がとても大切で、リピーター作りの事を考えます。
でも、患者さんをリピーター予備軍と捉え、施述が終わった後の会話を次の予約を取るためのクロージングとは捉えていません。
そこを間違うときっと整体師やセラピストとしては長続きしないだろうと思っています。
施述後の会話のベース・基本となる考えは、患者さんが治る事・良くなる事・痛みが取れる事です。
それ以外にはない。
ま、そんな基本的な考えをまとめます。
暫くしたらセミナーとして公開出来たらと思っています。