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もっと頑張りたいのか、もっと上手く踊りたいのか

読了までの目安時間:約 3分

もっと頑張りたいのか。
もっと上手く踊りたいのか。

大人バレエな方やダンスをやっていると、いろいろと悩む事がありますね。
もっと回転したいとか、もっと脚を上げたいとか、もっと飛びたいとか、もっと反りたいとか。
そしてもっと上手に踊りたいと思います。

先生に指導されて。
上手な人を見たりして。
ユーチューブやティックトックで情報を集めたり。
そして、いろいろと試してみます。
でも、また注意されたり指導されたりします。

一生懸命やってるのに。
頑張ってるのに。
上手く行かない。

ひょっとして、その一生懸命や頑張りが問題なのかもしれません。
一生懸命に頑張ると、息が止まったり首肩に力が入ったりします。
踊る時に息が止まったり首肩に力が入ったりすると、良くない、というのは分かる。
でも、どうしても知らないうちに力が入ってしまう。

それに、一生懸命に頑張らないと、上手く出来そうにないと思ってしまう。

一生懸命に頑張るのは良い事です。
でも、首肩に力を入れたり息を止める(止まる)のは良くない。
だったら、一生懸命に頑張りながら、首肩の力を抜いて、息を止めないようにしてみてはどうでしょう。
んなの無理。
と最初から諦めないで下さい。
やってみないと分からない。

陸上競技の100メートルの選手は、一生懸命に頑張って走っているはずです。
でも、彼らの首肩は柔らかく呼吸も止まっていません。
それはそう言うトレーニングをしているからです。
一生懸命に頑張ると、力が入ったり息が止まるのが”普通”になっています。
でも、それはイコールじゃないかもしれません。
だって、100メートル選手には出来るんだから。
それに、力を入れているのを、やめるだけなんだから。

騙されたと思って、脱力して呼吸をゆっくりしながらレッスンしてみて下さい。
一生懸命に頑張ってる感じは、最初はないかもしれません。
でも、一生懸命に頑張って、そう言う方法をしているんだから、感覚とは別に実際には一生懸命に頑張ってます。
でも、力は入れない。

試してみて下さい。


アラスゴン

ダンスだけじゃなくて、どうして解剖学やアレクサンダーテクニークをやった方が良いのか。

読了までの目安時間:約 4分

最近、ダンスのための解剖学講座やダンスのためのアレクサンダーテクニーク・グループレッスンをやっていませんでした。
そろそろ始めようかなと思っています。

ここ二24年前に整体院を開業した時に、ダンスをやっている人たちのために簡単な解剖学の講座を始めました。
その時はダンスの故障の話が多かったように思います。
数年してローザンヌ国際バレエコンクールの関係で、日本で若い人向けのバレエのレッスンと、同時に治療師向けの講座があり3年連続で参加しました。
ローザンヌのバレエ学校の元校長先生は当時、ヨーロッパでも2割くらいのバレエ教師しか、解剖学的な指導法を取り入れていないとおっしゃっていました。
日本のバレエの先生で「私は解剖学は嫌い」とおっしゃる先生がいると聞いたのもその頃です。

時代はずいぶん変わりました。
現代の40代くらいまでのバレエの先生の多くは解剖学を知って指導に生かしているように聞きます。
でも、どうしてダンスそのものじゃなくて解剖学なのか。
どうしてダンスだけじゃなくてアレクサンダーテクニークなのか、という、そもそもの話はあまりされないように思います。

解剖学を知らなくてもダンスは踊れます。
上手く踊れる人で解剖学なんて知らないという人はたくさんいます。
先ほども書いたように、昔のバレエの先生など解剖学は不要という先生もいらっしゃいました。
そう言う人たちに共通すると思われる事があります。

そういう方々は自分が動かしていると思っている体の構造や仕組みと、頭で理解している体の構造や仕組みが殆ど一致しているという事です。
その上で自分の体を自分の思ったように動かせている。
こういう人たちは解剖学やアレクサンダーテクニークなんて面倒な事は必要ないと思います。
自分の思ったままに踊る事の方が大切だと思います。
自分の思いが表現に繋がるからです。

でも、です。
多くの人は、自分が動かしていると思っている体の構造や仕組みと、頭で理解しているまたは頭で認知している体の構造や仕組みが、ズレています。
その上で自分の体を自分の思ったように動かせていない人もいます。
この二つが問題です。

解剖学やボディマッピングと呼ばれるものは、体の仕組みや構造を”再確認”するものです。
新しく覚えるというのではなく、そもそも自分自身の体がどうなっているか、どこで曲がるのか、曲がると思ってるのは、外から見てどこなのか、そして自分が動かそうとしているどこなのか。
解剖図やイラストや、触れてみたり動かしてみたり、たまにはイメージを作ったり。
そう言うことを通じて、これらがある程度一致すれば、自分が動かそうと思った体が、自分の思った通りの仕組みや構造なので、動きやすいということになります。

アレクサンダーは自分の体を自分が思ったように動かすための方法でもあります。
実際にはやらなくても良い事を止める事で、思ったような動きに近づく事になると思います。
自分が動かしていると思っている動きと、実際の動きの違いをまずは感じ確認する事から始めます。

解剖学もアレクサンダーテクニークも、なくても大丈夫なんです。
でも、ズレを治してもっと楽に踊りたいと思うのなら、知ってる方が近道だという事もある、という話です。


アラスゴン

土踏まずだけ上げる事は出来ません。

読了までの目安時間:約 3分

大人になって久しぶりにバレエを始める人が沢山います。
小中学生の頃にやっていて、高校くらいで辞めて、30代40代50代60代になって再開する人です。
再開というより実際は始める感じだと思います。
クラスに行き始めると色々な事を言われます。
昔やっていた時に言われたかもしれないけど、忘れていた事などもあったりします。

土踏まずを上げて!

土踏まずが落ちていてい、足裏がべったり床についているような時に言われます。
頑張って土踏まずに空間を作ろうと、持ち上げようとします。
そうするとスネが硬くなったり、足指に力が入ったり、太ももまで硬くなったりしてしまします。
なんか上手くいかない感じです。

土踏まずが落ちているというのはどういう事なのか。

膝の方向よりも、爪先が外を向いているような場合です。
ニーイントーアウトなんて言われたりします。
これだと足裏の内側=親指側に体重が乗る事になります。
ターンアウトしたいのに、足は逆方向になっている事になる。
爪先だけ外を向いていなくても、土踏まずが落ちていて床についている事もあります。
脚をターンインに使っていて、足裏の内側に重心が乗ってしまうような場合です。

土踏まずだけ上げるのは無理です。

土踏まずが床についている状態は、その上から始まっています。
脚全体の使い方の結果です。
脚のターンアウトをせずに、土踏まずの空間を作ろうとしても、他の部分が変わっていなければ、無理が来ます。
長続きしないし、必要ない場所が緊張して故障の原因にもなるし、テクニック的にも間違った使い方になります。

土踏まずを上げようと思ったら、鳩尾(みぞおち)の奥から中の中を通って、両足の内側から足裏につながるラインを伸ばすようにしてみて下さい。
筋膜がつながっているとも言われていますが、その全体がしなやかにストレッチされていないと土踏まずは上がりません。
足裏から脚の内側を通って、お腹の中を鳩尾まで繋がるラインは、そのまま背骨の前を通って首を通り、頭に抜けていきます。

それが「軸の引き上げ」にもつながります。


ロードふじみ商店街取材動画 3回目配信 荒木へのインタビュー

読了までの目安時間:約 1分

ロードふじみ商店街さんから取材された動画の3回目が配信されました。
今回は荒木個人へのインタビューです。
転職のことやダンスの事、美術のことなど話をしています。
ご覧下さい。


※3回目 荒木のインタビュー



※2回目 アレクサンダーテクニークについて



※1回目 てあて整体院と指針整体とアレクサンダーテクニークについて

第82回 全国舞踊コンクール

読了までの目安時間:約 2分

毎年開催されている全国舞踊コンクールが今年も開催されます。
東京新聞のコンクールとして覚えていました。
以前はメルパルクホールで開催されていたと思うんですが、今年はパーシモンホールでの開催のようです。
患者さんが群舞作品を出品するので、観に行く事にしました。

パーシモンホールは以前大学があった場所で、行くと何となく懐かしいですね。
パーシモンホールのある場所は、以前はA棟とい名前の大学の建物で、ちょうどホールの場所には学生課がありました。
あまり行った事はありませんが、就職活動の時などに数回行った記憶があります。
ホール前の銀杏並木は当時のままです。
その前にある少し坂になった公園は、坂にはなっていなくて、二階建ての部室の建物とその横にハンドボールコートがありました。

東横線都立大学の駅からパーシモンホール(都立大学跡地)までの街並みは、お店は入れ替わっているんでしょうが、なんとなく以前の雰囲気のまま残っています。
銀杏並木の道路の反対側にパン屋さん(旭ベーカリー)が当時のままありましたが、つい数年前に閉店してしまいました。
アサべと読んで都立大生御用達のお店でした。

明日、コンクールを見にパーシモンホールまで行きます。
行くといつも何となく懐かしく少し寂しく、でもまあそういう事か、みたいな不思議な感覚になります。
いつもソロで出品していた人なので、今回の群舞は楽しみです。

第82回 全国舞踊コンクール >>>


患者さん1・てあて整体院

年を感じる

読了までの目安時間:約 3分

年を感じるという事がありません。
疲れるとか動きが鈍くなるとか上手く出来なくなる事があるとか、そういう事はあります。
昔と比べて動作が鈍くなったり、ジャンプが飛べなかったり、動くとすぐに疲れたりします。
でもそれで、年を感じる事はありません。

というか、年を感じるってどんな感覚ですか?

動きが鈍くなって来たら、トレーニングすれば戻る感覚があります。
疲れはストレッチや入浴や睡眠やお酒を抜けば、戻る感覚があります。
年だなぁとは思わず、今はそういう状態だと感じます。
笑われると思いますが、頭の中の感覚は35歳くらいで止まっています。
10代や20代と比べると筋肉の質が変わって、強い筋力を出せる感覚は減っているけど、動き自体は思っているように動ける感覚です。

年を感じるって、どんな感じなんでしょう。
今の年齢は生まれて初めて経験しています。
だから分からない。
過去の似たような感覚を思い出して、今の状態を評価します。
そうすると30代の頃の感覚を思い出します。

実際には違います。
ジャンプも飛べないし、動きもある程度以上には柔らかくならない。
柔軟性も自分で感じるものとは違って、動画を見たりするとがっかりする。
でも、年を感じる訳ではない。

危ないんだろうなと思います。
出来ると思って、というか昔のままの感覚でやろうとしてしまう事があるんじゃないかと思ったりします。
年を感じる事はありませんが、自分の年齢はよく知っているので、年齢なりの気をつけ方はしているつもりです。
すぐに動き出さないように、動く前には準備の時間を長くとるようにしたりします。
無茶な動きはゆっくり試しながらやります。
でもそれ、年を感じてという感覚ではないんですよね。
年来を頭で分かっているのでアジャストしているというか。

とまあグダグダ書いて来ましたが、66歳は66歳です。
もうすぐ67歳になります。
35の訳ない。
感覚的にそうだろうが、67は67です。
気をつけます。


踊る整体師

大人になっても身長は伸びるのか

読了までの目安時間:約 3分

健康診断などで身長を測ると、だんだん背が低くなってきた、みたいな事があります。
ある年齢を超えると身長は伸びなくなり、停滞して、最終的には背が低くなって来ます。

大人になって身長が伸びるという事はあるんでしょうか。

骨の成長という意味では、残念ながらありません。
加齢によって骨の変形が起こり、重力の関係で背は低くなります。
でも、たまに背が伸びたという人もいます。
特にダンスやバレエを始めると、背が伸びたという人がたくさんいます。

計測上の身長が伸びるという事はあります。

計測上のというのは、骨の長さではなく、全体の体の長さとしての身長が長くなるという話です。
身長の大部分は背骨の長さです。
脚の長さもありますが、脚の部分は太ももの骨(大腿骨)と脛の骨(脛骨)なので、殆ど長さ的には変わりません。
変化があるとすれば背骨(首の骨、胸の骨、腰の骨)です。
背骨の1/3は椎間板と呼ばれる組織です。
バームクーヘン状になった柔らかな組織で、骨と比べると水分の多い組織です。
それが1/3もあります。
そして、背骨にはカーブがあります。

背骨
カーブが大きくなると、身長は計測上は低くなります。
猫背にして測ると身長は縮んだようになります。
逆に背骨のカーブが緩いと身長は伸びたようになります。
バレエやダンスを始めると身長が伸びるのはそのためです。

椎間板は水分が多いと書きました。
柔らかな組織なので、上下の骨の圧迫や上下の骨と繋がっている筋肉が緊張すると、潰れたようになります。
背骨の周りを軟らかく、靭帯や筋肉や筋膜の緊張がなくなれば、圧迫が少なくなって、椎間板の厚みも増すようになります。

だから、大人になっても身長が伸びる事は、あります。
ただし、骨は伸びません。
体を柔らかくして、姿勢を良くし、水分を良く摂るようにしておいて下さい。

背骨

一生懸命にターンアウト

読了までの目安時間:約 6分

バレエをやった事がない人には分かりずらいかもしれません。

ターンアウトの話です。

ターンアウトは股関節を外旋する事です。
バレエをやっている人が脚をそろえて立った時、踵の後ろがくっついて、爪先が真横を向いているのを見た事があると思います。
あれは股関節(脚の付け根の関節)が外回しになって(外旋して)いるから、膝やつま先が外を向いているという事なんです。
あれ(ターンアウト)はバレエの基本で、バレエをやっている間中、レッスン中も舞台で踊っている時も、やめるような指示がない限りずっとターンアウトし続けている”運動”です。

大人バレエな人の多くが悩んでいるのも、ターンアウトについてです。

先ず股関節が開かない。(外旋しずらい事を、開かないと言います。)
レッスンを始めたばかりは、普通にやると爪先が90度とか100度くらいしか横を向かない人が殆どです。
バレエスタジオでそうやって立っていると、自分だけターンアウト出来てないように感じる事があります。
周りはみんな180度とは言わないまでも、150度くらい開いて(外旋)いたりします。

どうして自分だけ。。。

と思うのも仕方ないかもしれません。
でもね、それちょっと違うんですよ。
普通は90度とか100度が正常です。
180度開くのは異常な状態です。
ではなぜバレエスタジオの周りの皆んなは、あんなに開いているんだろうと思うでしょ。
それは、開くようになった人が、残っている、からなんです。
そうでない場合もありますけど、バレエを始めてターンアウトが大切という事がわかって、練習していたら、たまたま股関節の可動域が広くて、もしくはかなり頑張ってストレッチをして、開くようになった人が残りやすいということです。
180度開脚が正常なんではなくて、異常な人が残っていると思った方が良いと思います。

普通の人が180度開脚したかったら、異常な状態になりたい訳なので、普通に練習したりストレッチしていてもなりません。
異常なくらいレッスンして、異常なくらいストレッチして、やっと開いてくると思っておいた方が良いと思います。

とは言え、ターンアウトしたいし、バレエもやりたいし。
ですよね。
そこで一生懸命にターンアウトしようとします。
一生懸命”力を込めて”ターンアウトしようとする。
そうすると、全然開かない。
みたいなことになります。

一生懸命とターンアウトが一緒になってしまっている人がいます。
一生懸命やらないとターンアウト出来ないと思っている人がいる。
でも別に一生懸命やらなくても、ターンアウトは出来ます。
そんなバカなと思われると思いますが、ちょっと聞いて下さい。

ターンアウトに必要な事。
一つは関節の可動域です。
もう一つはターンアウトする筋肉です。

可動域はストレッチをする事で広がります。
個人差はありますが、90度や100度で止まるということは殆どありません。
筋肉はターンアウトする筋肉だけを、出来るだけ使うという事が大切です。

ここに一生懸命の罠があります。

一生懸命にターンアウトしようとすると、ターンアウトする以外の筋肉も一緒に使ってしまいがちです。
そして、ターンアウトに使わない筋肉を使う事が、一生懸命を感じる要因になっている事があります。
ターンアウトに使わない筋肉、股関節周りの不要な筋肉まで使ってしまうと、ターンアウトは途中で止まります。
筋肉は縮む事で力を発揮するので、使わなくても良い筋肉を使うと、ターンアウトの動きを止める働きになってしまいます。
こういう人の体の使い方を誤解を恐れずに書くと、一生懸命にターンアウトすると、必ずターンアウト出来なくなってしまいます。
一生懸命を感じた時は、ターンアウトがしづらくなる筋肉を使っているからです。

困りましたね。

こういう場合の対処法は二つ考えられます。
一つは一生懸命にターンアウトしない事。
もう一つはただ、股関節を外旋させるだけをする事。
ナンダソレ。ですよね。
でもやってみて下さい。

股関節の可動域を広げるストレッチはとても大切なので、毎日、出来るだけやりましょう。
その上で、一生懸命じゃなくターンアウトする。
ただ股関節を外旋する。
ただアンデオールしていくだけ。
そんな方法もあります。

ターンアウトする以外の筋肉で、よく使われるのが、前腿の筋肉です。
どうしてだか前腿が使われます。
1番で立った時、お尻や腿の内側に力が入っているという感じ”だけ”で良いんです。
前腿やふくらはぎにはあまり力を入れなくても良いです。
いつもと違うので、これじゃターンアウト出来ないとと感じるかもしれません。
でも、いつもと同じだったらターンアウト出来ないんだから、いつもと違う感じを許してあげて下さい。

頑張って、一生懸命をやめてみましょう。


バレエ

セカンドサイドの不思議な感覚

読了までの目安時間:約 2分

週に一回程度、コンテンポラリーダンスのレッスンに行っています。
セッションハウス松本大樹さんのクラスです。
リリーステクニックという振り子のような体重移動や、ムーブメントが続いていくような、と言っても何のこっちゃ分からないかもしれませんね。
大きく美しい動きのダンスです。
レッスンはざっくりと前半後半に分かれています。
前半はエクササイズ的な動きで、体を緩めたりストレッチしたり、動き出すための体を作る時間です。
後半は振り付けというのか、動きの連続をやることになります。

1分前後の振り付けがあると、たまにセカンドサイドをやろうと言うことになります。
セカンドサイドとは(松本さんの場合)左右逆転した動きと言うことです。
全く反対の動きになっただけなんですが、苦手です。
ま、得意な人はたぶん少ないと思います。

不思議なんですよね。
最初に体に入れた振り付けと、全く逆の動きをすると、とても不思議な感覚になります。
スプーンを左手に持って食べるみたいな。
慣れないんです。
あの感覚は何なのか。
例えば最初にセカンドサイドをやってから、ファーストサイド(逆の動きね)をしたらどうなるのか。
やっぱり不思議な感覚になるんだろうかと思ったりします。
なんとも体に違和感が残ります。

今日は全く出来ずにお手上げでした。
お手上げの時はフロアで踊りません。
壁にくっついたまま見ています。
剣道で言う見取り稽古ですね。
ほとんどの場合は不思議な感覚で大して動けなくても、フロアに出て踊ります。
でも今日は無理っ!って感じだったのでやめました。
たぶん隣の人とぶつかります。
ま、こう言う日もあります。

それにしてもあの、セカンドサイドの不思議な感覚は何なんでしょうか。

踊る整体師

小学生バレエ女子からの質問

読了までの目安時間:約 2分

夏休みですね。

小学生女子がやってきました。
お母さんと一緒です。
バレエをやっていて幾つか質問がありました。
ブログに書いても良いか聞かなかったので、質問の内容は書かない事にします。
3つありました。
3つのうち2つの質問の答えというか、原因はターンアウトでした。
もう一つもターンアウトが関係していましたが、直接的には別の筋肉の使い方の話でした。

小学校高学年にもなると、バレエを始めて7・8年経つという子達がいます。
けっこう長いです。
ちょうど、筋骨格の成長と神経の成長が合ってくる時期で、成長期に差し掛かります。
このあたりでバレエが変わると思います。
ポアント(トウシューズ)を履き始める時期でもあり、踊り自体が変わってくる時期でもあります。
早い子はバリエーションを踊ったいしますが、それはちょっとレアケースかもしれません。
基礎的な練習に踊りの要素が増えてくる感じです。

この時期に基礎がとても大切になります。
いやもちろん、その前から大切ですけど、この時期に基礎を再確認しておくと、次に繋がると思います。
特にポアントを履いてのレッスンが始まると、ターンアウトに脚を使うと言うのが本当に大切になってきます。
バーレッスンでプリエやタンデュやロンドゥジャンプなどをする時に、曖昧に体を使っていると、ポアントにきちんと立てなくなったりします。
フロアでの動きがバレエでなくなってきたりします。

基礎を大切にしましょう。
バーレッスンでやっている事で、フロアの動きの殆どは出来上がっています。
バーがきちんと出来ていなければ、フロアで直したり修正したりする事は出来ません。


アラセゴン

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