胸から上を回すってドユコト?
昨年からストレッチの動画をユーチューブにアップするようにしています。
緊急事態宣言下で自粛生活が続き、リモートワークで全然外に出ない人も多いみたいです。
運動不足がけっこう激しくて、背中や首肩が硬い人が多くなっているのも気になります。
体を動かさないとストレスも溜まります。
少しでも気が晴れて、体が楽になったらなぁと思ってアップしています。
そのストレッチについて先日、患者さんから言われたことがあります。
センセイ、あれ難しくて分かりません。
えっ!?
ちょっと驚きました。
その難しいと言われた動画はこれです。
首や上半身のストレッチ。
というか軽い運動です。
どこが難しかったですか?と聞くと。
首を回した後に胸から回すみたいに言ってましたけど、胸から回すってどういうことですか?
ということでした。
しまった!
と思いましたね。
確かに。
考えてみれば体を回す時に、どこから回しているなんて普通の人はあまり考えません。
ダンスを長くやっているので、体の色々なところを動かすのは慣れています。
その上、整体師を長くやっているので、体の部位について普通の人と捉え方が少し違います。
そこのところの違いを書いたのが、昨年上梓した「『カラダの地図』で疲れ・不調・故障が消える!」でした。
胸から回すというのは、普通の人は想定していないことでした。
胸は胴体の上部で動かない(動きづらい)ものだという認識が普通です。
そこを動かすってのは想定外だし、動かないものを無理やり動かすというような解釈になりがちです。
首も胸も腰も脊柱の一部です。
俗に背骨と呼ばれている骨たちは、頭の中心位から始まって、骨盤の真ん中まで繋がっている小さな骨の集まりのことです。
その上から7番目までを首の骨(頸椎)と言い、8番目から19番目までを胸の骨(胸椎)と言い、20番目から24番目までを腰の骨(腰椎)と呼んでいるだけです。
全部、脊柱で、背骨です。
その首を回して下さいというのと同じように、胸の中心から回して下さいと言ったつもりでした。
つもり。
良くないですね。
説明が足りない。
上から7番目までを回したら、次に上から15番目位(胸の真ん中あたり)までを回して下さい。
背骨は一繋がりの骨なので、その途中から回して(動かして)下さい。
と言うべきでしたね。
荒木、修行が足りません。
今度は解説付きの動画を撮ろうと思います。
でも、解説は短めに。
説明長いと面白くないですもんね。
お楽しみに。
8年前のダンス作品 【パラライフ】 2013/04/07 シアター21フェス
荒木の趣味はダンスです。
正確に言うと趣味と呼べるかどうかは分かりません。
人前で踊ることもあるし、呼ばれて踊ることもあります。
本業は整体師でアレクサンダー教師で整体学校の先生ですけど、踊りも趣味というには嵌まり込みすぎていると思います。
どんなダンスを踊っているんですか?と聞かれます。
コンテンポラリーダンス
と言って、???という顔をされます。
やっと最近になって少し見聞きすることもありますが、多くの人は知りません。
そのまま和訳すれば現代舞踊です。
でも、一般的に言われている現代舞踊とはまた違うと思います。
コンテンポラリーダンスはコンテンポラリーダンスです。
最近なら瑛人さんの「香水」のMVで彼の横で踊っている女性ダンサーのそれです。
とは言え、あの形態が全てではありません。
何でもあり。
現代の芸術は凡そそうだろうと思いますが、何か決まった規範のようなものや垣根もないと思います。
少なくとも自分ではそう思っています。
自分で作品を創ることがあります。
分かりやすく言えば創作ダンスです。
仲間内というかダンスを最初に始めたスタジオ関係の所でずっと発表したり踊って来ましたが、50歳を過ぎてもっと知らない人達の前で踊っておこうと思うようになりました。
イイとしてして、何言っちゃってんの。
自分に突っ込んだりもしましたけど、まあ、そうでした。
最初は2人以上の作品でした。
今回、ユーチューブにアップしたのがそうです。
その後、ソロを創るようになりました。
ダンスのソロ作品はテクニック的に優れた人しか作っちゃだめだろう、と思っていました。
多くのことに、これはこうだろうと、自分で基準というか規範というか常識というか、普通こうだろうと決めつけていたんだと思います。
もちろん決めつけてるなんて思ってません。
普通はそうなんだから。(と思っていたから。)
ソロは怖かったですね。
一人で舞台に立つと、客席の全員が自分を見ます。
当たり前です。
他に誰もいないですから。
でも、好きなことを出来ます。
当たり前です。
自分しかいないんんだから。
自分の思った自分の作った世界を自分で演じられます。
(ソロもユーチューブチャンネルにあります。良かったら見て下さい。)
この作品はセッションハウスというダンススタジオでたまに一緒になる同年配の男性に出てもらったデュエット作品です。
椅子と曲と二人のおじさん、から発想した作品です。
ホントだったら今日で緊急事態宣言も終わってたはずなのに、まだ1ヶ月増えるみたいなんで、暇つぶしになるかと上げてみました。
整体学校の先生が踊ってます。
ダンス続けて作品創って人前で踊るってのは、脱サラした時のいわゆる一つの目標みたいなものでもありました。
笑ってやって下さい。
神楽坂セッションハウス
シアター21フェス vol.91 2013/04/07
【 パラライフ 】
振付・ダンス 荒木靖博
ダンス 吉川貴司
踊る人のための【カラダの地図】 オンラインセミナー開催
踊る人のための【カラダの地図】
昨年、出版した本にも書きましたが、人は自分の頭の中に、自分の体がどんな風になっているのかという、地図のようなものを持っています。
その地図に従って体を動かしている訳です。
その地図が微妙に違っていたら、動きがぎこちなくなってしまったりします。
微妙ではなくかなり違っていたら、動きにくいということになってしまいます。
解剖学というとちょっと敷居が高い感じがします。
ダンスやバレエでも解剖学の話が随分とされるようになって来ました。
でもちょっと専門的過ぎる時もあるように思います。
もう少し分かりやすく出来ないかと言うのが、去年、本を書いた動機の一つでした。
でも出来上がってみると、やっぱり少し難しい感じ。
出版社の人はどっちかと言うと頭の人だし真面目できちんとしているので、正確に書かなければいけない。
な~んて思ってしまって、ついつい説明が細かくなってしまいました。
それでも、手で触れたり動かしたりと、自分で感じてもらいやすいような努力はしました。
でもやっぱりちょっとムツカシソウな本になってしまった気がします。
ということで、今回は踊る人に特化した「カラダの地図」のセミナーをやろうと思います。
最近はやりのオンラインせみなー(ウェビナー=ウェブセミナー)ですね。
コロナでなかなかリアルで会ってというのは腰が引ける人も多いと思いますから。
大人バレエな皆さんやベリーな皆さん、ジャズダンスやコンテンポラリーな皆さんにも来てもらえたらと思っています。
荒木自身が今も踊っていて、ダンスやってる皆に知ってもらいたいし、説明もきっと分かりやすいと思いますから。
勘違いしやすい体の場所と、その勘違いから起きてしまう体の使い方。
ピルエットの首の付け方やプリエやターンアウトなど、基本中の基本について話をしたいと思います。
いや、話だけでなく。
実際に自分で触れて動かして、確認して行きたいと思います。
それぞれの持っている悩みにもお答えします。
悩み相談には、整体師20年、アレクサンダーテクニーク教師6年、ダンス歴35年の経験を総動員します。
今回はオンラインですがテキスト(PDFデータ)を事前に送ります。
それも見ながら一緒に出来たらと思います。
連絡待ってます!
踊る人のためのカラダの地図
日時 : ①2月26日(金)20:00~ (60分から90分程度)②2月28日(日)10:30~ (60分から90分程度)
料金 : 4,000円( 銀行振込 )
「『カラダの地図』で疲れ・不調・故障が消える!」購入の方は2,000円
申込 : teate@nifty.com
メールで氏名と希望日を送って下さい。
振込先口座をお知らせします。
入金確認が出来たらZOOMリンクを送ります。
内容 : カラダの地図について、ダンスとの関係で解説
・首と頭 ・腕はどこから ・股関節と骨盤
・膝 ・足部 ・質問コーナー
備考 : テキストをPDFデータで1週間ほど前に送ります。
購入 : 「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える! >>>
一生懸命やってるのに全然上達しない。 @大人バレエ
一生懸命やってるのに全然上達しないっ!
大人からバレエを始めた人から聞くことがあります。
これってどう言うことなんでしょう。
原因はいろいろあると思いますが、いくつかのパターンにはまっている人がいると思います。
上達する為の基礎的な技術が身についてない人
一生懸命の方向が違っている人
実は一生懸命やってない人(本人は一生懸命と思っているけど)
上達の為の基礎的な技術が身についてない人は、例えばプリエやルルベ、タンデュやロンデジャンプなど、バーで練習していることが出来ていないことがあります。
バーレッスンとフロアでは別のことをやっていると思っている人もいたりします。
バレエではバーレッスンで行っていることで、バレエの動きの殆どは説明出来ます。
つまり、バーでやっていることの組み合わせがバレエの動きになっています。
???
ホント!?
と思う人もいるかもしれません。
例えば1番で立って前脚をドゥバン(前)にタンデュして、タンデュした脚に移動したとします。
これジュテジャンプの動きと同じです。
前脚を前に出す動き、後ろ脚を押して前に移動する使い方。
これがきちんと出来ていなければ、フロアに出て大きく移動しながらの動きも出来ません。
ところがこれを別の動きだと思っている人がいます。
本当に一生懸命レッスンで練習していても、基礎的な動きや体の使い方が出来ていないと、フロアでの大きな動きは出来ません。
一生懸命の方向が違っている人は、注意する点や気にする点が違っていたりすることがあります。
脚が弱いにも関わらず上半身のことばかり練習していたりします。
脚を上げるのに、前腿に力を入れて下半身をガチガチにしていたりします。
また、本人は一生懸命だと思っていても、実は努力が足りない場合というのもたまにあったりします。
でも本当に一生懸命いろいろと考えてやっているのに、全然上手くならない人は、考え方を変えてみることも必要かもしれません。
それが自分にとっては一生懸命だと思えない方法だったりするかもしれません。
人が何かをする時に、コレをやったら一生懸命と思えることがあるとします。
走る練習をしていたら、息が上がったり、汗が出たり、心拍数が上がる、というようなことが起きると、一生懸命やったと思えるかもしれません。
でも、それが走る練習に良くないことだとしたらどうでしょう。
一生懸命やったと思う練習では、必ず良くないことをしていることになってしまいます。
「もっと引き上げて!」と言われた時に、胸が上に向いた時に引き上がっていると思えているとしたら、出来たと思った瞬間に失敗してしまうことになります。
一生懸命やったと思うコレが、失敗の原因だとしたら、一生懸命ではないと自分には思える方法をやってみなければいけなくなるかもしれません。
同じ注意をいつも受けていて、あまりにも同じことを言われるのでどうでも良くなって、そのことに注意を向けずにテキトウにやったら、「そうそう!それそれ!それで良いのよ!」と思ったことありませんか?
そしてそんな時、「いや違うんです、今は何もやってないんです。」なんて思ったことありませんか。
自分の一生懸命と先生の言っていることがズレている場合、一生懸命だと思えない方法を試してみることも必要になるかもしれません。
言われたことを、そのままやってみる。
無理だとか上手く行かないとか出来ないと思わずにやってみる。
これ、なかなか難しいですが、一生懸命やっているのに上手く行かない時には試してみてはどうでしょう。
レッスン動画は前からだけでなく後ろからも撮ってみよう。
ダンスのレッスンをしている大人の皆さん
大人バレエ、大人ジャズ、大人コンテ、大人ベリー、大人フラ。
どんなダンスでもそうですが、動画を撮っていろいろチェックする時に、前からだけでなく後ろからも撮影してみて下さい。
ちょっと驚いてしまうかもしれません。
振り付けを覚える時や、自分の動きのチェックをする時に、前だけでなく後ろからもチェックすると良いと言う話です。
前から動画を撮ると、いつも鏡越しに見ている自分と同じ自分を見ることになります。
いつも見ている自分は画面の大きさの違いはありますが、だいたいいつもと同じような動きをしているし同じようなダンスをしています。
ところが後ろから見た動画は全く違います。
全然違う。
今まで見たこともない人がそこにいます。
驚くかもしれません。
動きが全然違って見えます。
前からだと気が付かなかったアラが見えたりします。
前から見たら上がっていた脚が、全然上がっていなかったりします。
前から見たら引けていなかった腰が引けているかもしれません。
前から見ればちゃんと斜めが取れているのに、後ろから見ると斜めが甘かったりします。
その上、他の人と全然身体の向きが違っていることもあります。
これ後ろからチェックしないと分からないことです。
ひょっとしたら、そこを先生に指摘されているのかもしれません。
全く思いもよらない、出来ていると思っていることを注意されていたら、特に後ろからのチェックは大切かもしれません。
前から見ていると、自分の頭の向きや上半身の向きが見え方に影響しますが、後ろから見ると足の位置や腰お尻の向きが見え方に影響しているようです。
そしてダンスは前からだけしかみられないものではありません。
目の前の客席にいるお客さんに向けて踊る時も、身体をずっと前に向けている訳ではありません。
後ろを向くことも、床に寝ることも横を向くこともあります。
そんな時、前から見えていると思っているように、後ろからや横からや上から見える訳ではありません。
知らないでいると怖い。
特に50代60代のダンサーは試してみて下さい。
年齢は背中に出る。
避けては通れません。
気が付くことが大切です。
思った以上に云々なんてことが意外に多かったりします。
頑張りましょう。
ご同輩。
ライブ配信におけるカメラのスィッチングについて
昨日、ダンスフェスのライブ配信を見ました。
コンテンポラリーダンス作品ばかり6作品。
3作品は群舞で3作品はソロ。
カメラが幾つか入っており、正面で全体を写すものと上手下手それぞれからで合計3台はあったと思う。
カミシモから狙っているカメラは、手持ちのようで寄ったり弾いたり、上半身だけだったり下半身だけだったりを少し移動しながら映しているようでした。
カメラワークとスイッチングというんだろうか、カメラの切り替えが気になりました。
映像作品として見る分には、カメラワークやスイッチングによって、全体を見たり大写しになったり、足だけだったり上半身や顔だけのショットがあるのはとても良いと思いました。
思いましたが、群舞だとそうでもない場面も多々ありました。
群舞だと数人が上手下手に分かれて踊っていたり、客席近くで踊っている一人に対してホリゾント側を数人が移動していたりという場面が良くあります。
また、立っている位置も、一人が舞台上のどこに立っているのか、群舞がどこで群れているのか。
舞台上の構成だったり、高さや人数やそれぞれの人同士、人と人のグループ同士の関係性などが、とても大切な作品の要素だったりします。
作者は人を舞台のどこに位置させるかで悩みます。
どこで止まっているのか、何人と何人が群れているのか。
動いている人と動いていない人の関係性はどうなっているのか。
そこにストーリーがあるのか、ストーリーではなく状況や情景を見せたいのか。
あるいは暗喩として人を使うのか、そのままなのか。
それがカメラワークが多く、スイッチングが多いと、作者の意図がそこに反映されているのかどうかが気になりました。
特にダンサーがカメラかれ消える瞬間。
カメラの下に消えるのか、カメラの横に消えるのか。
ダンサーが消えたと思った時に、舞台上は全て暗転しているのか、どこかに照明が残っているのか。
先月、自分自身が出たパフォーマンス作品を後でアーカイブを見た時に、若干気になりました。
ストーリーのある作品だったので、どこにカメラを向ければ良いのかは分かっていました。
そういう意味ではとても上手くカメラのスィッチングをしてもらったと思います。
ただ、作者とスイッチングをする人の間には相談も提案も依頼もなかったように思います。
ここはコッチを写して下さいとか、ここは絶対に全体をとか、俯瞰で始まって欲しいとかなんだとか。
たぶんこれからの課題なんだろうと思います。
何台かのカメラアを入れてライブ配信をする時に、ダンス作品などの場合は作者がカメラアングルやカメラワークそして、どの映像を使うかとうスイッチングまで指示が出せるようになると良いなと思います。
ま、良いなとは思いますが、そこまで頭が回るようになるには、まだかなりの時間を要するんじゃないかと思いますが。
その前にカメラワークやスイッチングのプロが現れるのかもしれない。
いや逆に、見ている人が何台かのカメラのうち好きなアングルを選べるようになるのかもしれない。
それはそれで面白いようにも思う。
しかしやっぱりライブは良いね。
オンラインでも迫力がありました。
何故踊る
神楽坂セッションハウスで行われる【シアタアー21フェス 春 vol.121】に出ます。
ダンスの公募公演です。
今回はダンス仲間の男性と二人で踊ります。
今回はということは以前にも参加したことがあります。
グループでの参加が2回と今回と同じ男性と1回、そして自分のソロで2回です。
ということは6回目の出演ということになります。
6回目です。
最初に出たのは50歳を超えてからでした。
それまでは仲間内の発表会やスタジオパフォーマンスなどで踊っていましたが、50を超えて思うところもあり一人で知らない人たちに交じって踊ることにしました。
ソロ作品を創るようになったのも、そのころからになります。
遅い。
ですね。
だって50を超えてからです。
どうして踊るんでしょうか。
以前、作品創りの現場で聞いた言葉があるります。
「正解があるはず。」
確かに作品創りをしている時、何度か試したり手を加えたりして動いているうちに、これが正解だ!と思う瞬間があるように思います。
正解かどうかは別としてそういう瞬間がある。
そういう作品創りがあると思います。
それとは別に。
踊りでは体が動くということがある。
勝手にというと大げさだけど、体の動きに自分がついていくような印象。
体に踊らされているというのとは違い、踊る自分の体を眺めているような。
そんな印象です。
何故踊るのか。
20代で踊りを始めた頃とは変わってきた部分があると思います。
最初は汗をかき動くことが楽しみとして感じられたから踊っていた。
できなかった動きが出来るようになる喜び。
思い通りに自分の体を動かし使えた時の喜び。
それは頭ではなく体が喜ぶ感じ。
ところが今はそれがそればかりではなくなって来ています。
60代。
確かに動きづらくなっている。
動きづらい体を無理に動かしながら、ある瞬間に重さがなくなったように、流れに体が乗って空間を移動していくように。
自分の身体の動いている軌跡を、体の中の質感で感じるような感覚。
音が後からついてくるようにぴったりとハマる時。
疲れるけれど、それがあるから踊る。
ように思う。
確かに疲れは残るけど、それがあるから踊る。
のかな。
身体が意識の意志と身体の意志で混ざりあうような感覚。
なんてね。
ま、そんなことたまに考えたり感じたりしながら踊ってます。
【シアタアー21フェス 春 vol.121】は4月18日(土)19:00から、神楽坂セッションハウスで開催されます。
荒木は” R50 Project ”というユニットで出演します。
もし見たい人がいたら連絡下さい。
チケットあります。
やっぱり筋肉だ。
先週からパフォーマンスのクリエイションが始まっています。
なんだかカタカナばかりでアレですね。
4月18日に神楽坂セッションハウスで踊ります。
踊りといっても一般的な踊りとはちょっと違うかもしれません。
コンテンポラリーダンス。
創作ダンスのようなものです。
セッションハウスは週末にはダンス公演をする小さなスタジオです。
満員にお客さんがはいって90人くらい。
そこで、公募公演があります。
何かをやりたい人が応募して、応募した人たちの作品を並べる公演(パフォーマンス)です。
以前に4回くらい出演したことがあります。
うち3回は自分で創ったダンス作品でした。
今回はそのスタジオで知り合った男性と二人で踊ります。
踊りますと言っても、ほとんど踊りません。
物語の断片を見せるようなパフォーマンスになると思います。
その創作が始まりました。
最近は創作していることをクリエイションなんて言いますね。
で、クリエイションが始まりました。
先週からです。
先週、最初のクリエイションの時点で膝が痛かった。
右膝です。
どこかに書いたように思います。
冷えていてとにかく痛い。
でもまあ動かした方が良かろうと思って動きました。
痛みは残りましたが、少し引きました。
今週までで4回動きました。
そしたら痛みがかなり減った。
やっぱり筋肉なんだろうと思います。
筋肉が減っていたんだと思います。
その上、冷えていたこともある。
それで痛みが出ていたものが、筋肉はまだついていませんが、動かしたことで血流が改善し、周りの筋肉も柔らかく動きやすくなった。
筋肉がついたのと似たような効果があったんだと思います。
あくまで私見ですけど。
でも、体感というのは大切です。
そして動きの変化も大切。
今回は右膝が反張膝気味になっていて、膝関節の内側の烈激が狭くなっている様子でした。
動くたびに膝が変な軌道を動いていく。
それを少し気にして、膝を後ろに押すのを極力やめました。
難しいですけどね。
でも反張膝状態になるべくしないように動かしていた。
それが奏功したのではないかと。
やっぱり筋肉だ。
と思います。
年を取って見える人は脚が細くなっている人です。
筋肉は使わなければ落ちます。
年を取ると動きが洗練され、しかも無駄な動きをしなくなるので、どんどん脚の筋肉は使わなくなる。
それで細くなっていく。
細いのはイイじゃん。
なんて言う人もいるかもしれませんが、良いことはあまりありません。
筋肉は発熱機関でもあるので、熱がつくりにくくなる。
脚の筋肉が動くことで血流が改善されるのに、それが出来にくくなる。
その上、細くなると年寄りに見える。
良くないですねぇ。(笑)
やっぱり筋肉だ。
ご同輩頑張りましょう。
バレエカレッジと日本ダンス医科学研究会
11月16日はバレエカレッジの【<悩み別>バレエの体の解剖学とストレッチ】という企画で、体が硬い人のための体のしくみとストレッチ講座をやって来ました。
場所は新宿村。
新宿村は西新宿にある貸しスタジオです。
貸しスタジオと言っても大きなビルが二棟ある、沢山のスタジオがある施設で、バレエだけでなく様々なダンスやお芝居など、東京の舞台関係の人なら殆ど知っている場所です。
そこで二回目になる講座をやりました。
今回は体が硬い人のためにストレッチ多めの講座です。
とは言えバレエカレッジ講座だからということもあり、結構なボリュームのテキストを作りました。
様々なストレッチ写真をいれると26ページ。
講座は体が硬い原因や柔らかくするためのストレッチ以外方法など説明をしたあとにストレッチをやりました。
ストレッチの多くは床でするストレッチで、コンテンポラリーダンスのフロアエクササイズを応用したものでした。
皆さん初めてのものが多かったにも関わらず、面白がってやって頂きました。
次回は12月23日(日)新宿村のすぐそばにある芸能家伝舎で、脚上げたい!人のための講座をやります。
脚が上がらない原因や、脚を上げるための筋肉や骨格の使い方、そして脚を上げるストレッチや練習をする予定です。
詳細はバレエカレッジのサイトに来週にもアップされる予定です。
興味のある方はチックして下さい。
バレエカレッジ >>> https://balletcollege.amebaownd.com/
そして昨日は日本ダンス医科学研究会のアレクサンダー・テクニーク特別講座に、講師の助手的にアレクサンダー教師として参加して来ました。
イントロ(導入)的な内容でしたので、アレクサンダー・テクニークの概要の話があった後に、ハンズオンと言うワークを体験して頂きました。
このハンズオンのお手伝いをやって来ました。
アレクサンダー・テクニークは様々なことの指導やコーチやアドバイスの手法と少し違っていて、今のやり方をこんな風にしたらとか、こう言うやり方もあるとか、ここに気をつけてやってみて、などすること(Doing)の提示で指導していくのではなく、やらなくても良いのにやってしまう何かをやめてみる(Non Doing)アプローチです。
そのために今自分が何をやっているかに気づく必要があります。
その気づくための手法としてハンズオンワークをやってみました。
参加されたのはバレエの先生や大学舞踊科の学生、社交ダンスの指導者や、バレエをやっている伊賀雨生、社交ダンスをしている医師、理学療法士、柔道整復師などの方々でした。
それぞれに自分の体験として、体の無駄な力が抜けると動きがスムーズになると言う経験をすることが出来たようです。
終わってサンドイッチとコーヒーで懇親会。
こちらではもっと現実の話をすることが出来ました。
子供への指導はどんなことが出来るのかとか、社交ダンスを踊る時、そして教える時に考えることなどなど。
とても有意義で楽しい時間でした。
日本ダンス医科学研究会は「日本における教育、医学、科学の粋を統合することにより、日本人ダンサーの健康、QOL、トレーニング、パフォーマンスの向上をめざす。(HPより)」活動をされています。
以前は整体師として何度か受講する側で参加させて頂きましたが、今回は講義をする側での参加でした。
以前からの知り合いの芸術家のくすり箱の理事さんと、帰り道に最近の日本のダンス界で解剖学的な考え方や指導が少しずつでも広まりつつあるのは、良かったですよねぇと話をしました。
10年ほど前に話をした時には、全くそう言う動きがないことを嘆いていた記憶があります。
でもまだまだこれからです。
微力ながら頑張りたいと思います。
日本ダンス医科学研究会 >>> http://www.jadms.org/
【アラカンでも現役で踊れる理由】 お話会です!
【アラカンでも現役で踊れる理由(仮)】
来週、8月9日の午前中に行います。
ちょっと前にお知らせしましたが、近くなって来たので再告知です。
アラカンつまり還暦近辺になっても現役で踊れるヒミツを語ります。
アラウンド50アラフィフ以上の人が対称です。
子供や若者は来ないでくれ!
若い奴らにゃ分からない、大人の機微というものを語ろうではないかという企画です。
朝は腰を抑えて起きるのも知ってます。
ジャンプが信じられないくらい飛べなくなったのも分かります。
つい膝や腰を抑えているのも。
よっこいしょが掛け声なのも。
それでも出来ればもう少し踊っていたい。
60だって。
出来れば70でも踊れたら。
そんな風に思ってます。
そう言う人に来て欲しい。
あなたが来るのを待ってます。
まだまだ申込受付中!
【 アラカンでも現役で踊れる理由 】
日時 : 8月9日(木) → 8月17日(金)10:30~12:00
場所 : てあて整体スクール 東京
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
料金 : 6,000円(当日精算)
申込 : teate@nifty.com
03-3922-7230
2014.03.29 シアター21フェス 56歳直前の踊りです。
けっこうイケてるでしょ。