話をしながら整体するのは一つの技術です。
てあて整体スクールでは整体の練習をする時、手を動かしながら話をします。
入学当初は練習している時に話かけられると、手が止まります。
人の話を聞くだけで手が止まってしまう。
話をしながらだと尚更止まったりします。
整体をやっている時、患者さんから質問をされることはいつものことです。
質問されるたびにいちいち手が止まるようでは、整体師として使い物になりません。
話をしながら、話を聞きながら、会話しながら整体が出来るのが普通です。
出来ないのはダメです。
だから練習します。
話をしながら整体が出来るようになれば、話をするかどうか自分でコントロール出来ます。
それが出来ないと整体をしている間は、話を全くしないことになってしまいます。
コミュニケーションは情報収集という意味でも、患者さんにリラックスしてもらうという意味でもとても大切です。
普通の整体師は整体をやっている時に幾つかのことをしています。
患者さんの体の状態がどうなっているか感じる。
患者さんの状態から、次にどこをどんな風に調整するか考える。
動かしている手の強さや角度やスピードをコントロールしている。
自分の体の状態がどうなっているか感じる。
患者さんの話を聞いて、次にどんな話をするか考える。
少なくてもこれくらいのことは考えます。
誰でも出来る事です。
整体の練習をするまでは、やったことがないので慣れていないだけです。
慣れれば誰でも出来る。
ようは練習する事です。
てあて整体スクールではだから、授業で整体の練習をしているのに、いろいろ話をしたりします。
ふざけている訳ではありません。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Amail:teate@nifty.com
LINE:https://lin.ee/H5NyjYT
入学は随時受け付けています。
見学・整体体験無料です。
スキルがなければスキルアップは出来ません。
かっこいいテクニックが流行っているみたいです。
良いと思います。
短い時間で効果を出すテクニック。
一箇所だけ触れて動かして変化を出すテクニック。
そう言うテクニックも良いと思います。
勉強してスキルアップに繋げると良いと思います。
一つだけ注意すべき事があります。
そう言うテクニックはスキルアップに使う事です。
スキル+アップなので、元々のスキルがあっての事だと思います。
基礎的な技術やベースがあって、その上に応用編としてその技術を身につける。
基礎的な手技やテクニックが出来ないのに、応用編のテクニックを身につけても、そのテクニックを使えないと思います。
スキルがないのに、スキルアップは出来ない。
昔、歌舞伎役者の中村勘三郎さんが言っていた言葉があります。
型があるから型破り
型がなければ型なし
きちんとしたベースがあるので、そこから離れ飛び出す事が出来るが、ベースがなければ見られない代物になるって事ですね。
スキルアップするための、かっこいいテクニックは、基礎的な自分のベースを作ってからにしましょう。
てあて整体スクールは整体の基礎が身に付く整体学校です。
全身の筋肉を緩める方法。
全身の骨格を動かす方法。
体はどんな仕組みになっているのか。
体の使い方。
これらを身につければ整体師になれます。
応用編はその後で。
てあて整体スクール
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ダンスの故障について
ダンスに強い整体師
てあて整体院・荒木です。
ダンスの故障の原因は大きくは二つあります。
一つは疲労で、もう一つはテクニックの問題です。
大人バレエなダンサーもプロのダンサーも疲れが溜まると、体の動きが自分の思ったように出来ません。
思ったように出来ていると感じるのに、実際はできていない場合。
思ったように出来ないと感じて、やっぱり出来ない場合など。
どちらかと言えば、思ったように出来ていると感じているのに、出来ていない時に故障に繋がりがちです。
一歩を出す歩幅が違っていたり、思ったように捻れていなかったり。
大丈夫と思ってやったら、筋力が足りずに出来なかったり。
そう言う時は思いもよらないような故障に繋がります。
おかしいなぁ、こんなはずじゃなかったのに。
どうしてこうなったんだろう。
そんな風に感じるかもしれません。
疲労が溜まるのは仕方がない、疲れるのは当たり前。
そんな風に思っている人が多いと思います。
確かに踊っているんだから疲れるのは当たり前です。
でも、その疲労を溜めたままにするのは良くありません。
レッスン後のストレッチ。
水分やエネルギーの補給。
湯船に浸かる。
睡眠時間をとる。
最低限これくらいはやるようにしてください。
テクニックの問題も故障の原因としてあります。
これは意外に難しい。
大人バレエやアマチュアダンサーの場合、テクニックの解釈に問題があったりします。
テクニックを間違って解釈している(理解している)場合、そもそも間違った使い方になっています。
テクニックの解釈は正しいが、その動きが出来ない場合は間違った使い方になります。
この時、間違ってしまったと分かる人は良いですが、自分は間違っていない、テクニックの正しい解釈通りに自分が動けていると思っていたり感じていると、故障は繰り返したりします。
どうしてだろう・・・と不思議かもしれませんね。
正しく解釈して、正しく動けている(と思っているだけ)なのに出来ないんですから。
テクニックは先生の言うことを聞くのが先ずは一番です。
自分の解釈が正しいのか、自分は正しく解釈しているのか。
その上で動画を撮ることです。
最近はスマホで簡単に撮れます。
前からや後ろから撮ってみると、自分の動きを客観的にみることが出来ます。
上手く行っていることもあるし、信じられないような動きをしていることもあります。
写っている自分が真実です。
そこから始めてはどうでしょう。
ダンスの故障や大人バレエの相談受け付けています。
てあて整体院
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肋骨の下を締める 〜 大人バレエな疑問について
大人からバレエを始めた方から質問を頂きました。
レッスンで「肋骨の下を締めて下さい。」と言われたそうです。
でも、肋骨の下を締めると上半身がコチコチになって動きが取れなくなるとのこと。
どんな風にやっているか実際にやってもらい感覚を話してもらいました。
先生の言葉通り、肋骨の下を締めていました。
肋骨の上にコルセットを巻いて、ぎゅうぎゅうに締める感じです。
その状態で動き出そうとすると、締めるのが外れるか、締めすぎて動けない感じになる。
そりゃまあそうなります。
肋骨の下締めてしまえば、肋骨を周りから抑えているような状態になり、肋骨の動きは止まります。
これだとバレエがやりずらい。
どうすれば良いか?というのが質問でした。
肋骨の下を締めるというのは先生の感覚で、自分でやる時の感覚とは違うと思います。
同じ言葉を使っていても、人はそれぞれ使う筋肉が違ったりします。
見た目には同じように結果的に見えても、体の中でやっていることが違う。
この場合は締めてしまってコルセットを巻くようにしてしまっては、動きが取れなくなります。
丸い風船を縦長にしたいと思ったら、周りから締める方法もありますが、もう一つ方法があります。
上下に引っ張ります。
周りからは締めず、コルセット的なイメージもなく。
上下に引っ張る。
軸を引き上げると言われているのもこれに似ていると思います。
背骨の持っているS字カーブを少なくする。
反り腰の人は反りを減らし、猫背の人は丸い背がまっすぐになるような。
そんな動きです。
でもこれも外から見た事を言っています。
上下に引っ張るというのは、背骨を上下に長くするというこです。
ここでも言葉が難しいですね。
背骨の長さ自体は変わりません。
S字カーブをゆるく、頭と骨盤が離れるように、背骨を上下に押すように使います。
これで体幹・上半身という球体が上下に長くなり、肋骨の下が締まったような形に見えるようになります。
ほとんどの方は体の周りの筋肉を使います。
大きな筋肉なので使いやすいし、体幹という言葉を体の周りの事、周りの筋肉の事と考えているようです。
でもポイントは体の中心にある背骨。
背骨をどうするかを考えてやってみて下さい。
S字を長くするような動きを背骨にさせているだけなので、肋骨も体幹も動きます。
これを目指してみては。
と大人リーナに提案しました。
???ってな感じでしたが、まあ少しは理解出来るということでしたので、次回まで少しずつレッスンで試してもらうことにしました。
大人バレエな道は長い。