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ニーイン・トーアウト

読了までの目安時間:約 3分

膝が内側に入って、爪先が外に向く。


ニーイントーアウト・プリエ

大人バレエなみなさんはご存知かと思います。
プリエする時にならないように気をつけるアレです。
気をつけているのに、知らず知らずのうちにそうなってしまう。
という人もいるかもしれません。
写真の向かって右側(左脚)がそうなっています。

これ。
ターンアウトがしずらいという事以外に何が問題なんでしょう。
そしてどうしてこうなってしまうんでしょう。
ある程度は生まれつきだから仕方がない、なんて思ってませんか?
知らないうちにそうなっているからって、生まれつきという事はありません。
殆どの場合はそうやって体を使っているのが原因です。

上の写真で言うと、右側の脚(左脚)の股関節が開いていない(外旋が狭い)ことが原因だったりします。
股関節の開き(外旋)よりも、爪先の開き(外旋)を大きく外にすると、膝が内側に爪先が外側になります。
左右の股関節の開き(外旋)が違うのに、爪先の開き(外旋)だけは合わせているとそうなります。

ここで。
股関節の開きが少ないと、前腿(大腿四頭筋)を使いやすくなります。
その事で股関節の外旋がよりしずらくなってしまいます。(ターンアウトしにくくなる)
先ずは爪先の開きよりも、爪先と膝の方向を合わせる事を先にして下さい。(そのことで爪先が開かなくても)
それとは別に、開きの悪い股関節のストレッチをします。
そして、ポジションに立つ時は、開きの悪い股関節の側の、お尻の筋肉や内転筋などを使ってターンアウトを頑張るようにします。


ニーイントーアウト

ニーイントーアウトの脚元だけを見るとこんな感じです。
向かって右側の脚(左脚)の土踏まずが落ちています。
クラスで「土踏まずを上げて!」と言われたりします。
ここで土踏まずの部分だけを引き上げようとするのは、あまり良くありません。
原因は股関節の開き(外旋)が少ない事ですから、股関節がターンアウト出来るように、股関節のストレッチをする事。
股関節のターンアウトを頑張る事。
足の注意としては、踵・母趾球・小趾球の三点に乗る。
土踏まずが落ちてなくなっている場合は、母趾球と踵に乗っていて、小趾球には殆ど体重を感じない事が多いです。
体はつながっています。
一部分だけをなんとかすると、別の場所に無理が来ます。
全体をつなげて感じ、使うようにして下さい。


てあて整体院
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
teate@nifty.com
https://lin.ee/H5NyjYT

プリエで前腿に力が入ってしまう

読了までの目安時間:約 2分

大人バレエな皆さん
こんにちは。
ダンスやバレエに強い整体師
てあて整体院・荒木です。

前腿に力が入ってモリッとしてしまう。
先生によく注意される。
でもなかなか直らないという人。
いますよね。
前腿に力を入れないようにしよう、と思ってもなかなか出来ません。
そういう習慣になっていたり、前腿に力を入れなければプリエ出来ない使い方になっていたりします。

どちらかと言うと爪先を踏んでプリエしてませんか?
プリエの始まりで膝が内側に入りませんか?
お尻の力が抜けがちではありませんか?
普段、歩いている時、足首が曲がったままではありませんか?
普段、立っている時、膝を後ろに押して伸ばしていませんか?

これらの事が前腿に力が入らないとプリエしずらい理由、というか使い方になっている事があります。
前腿に力を入れないようにしよう、ではなく、上に書いた事をやらないようにしてみて下さい。

爪先でなく足裏全体に乗る。
プリエの始まりで膝は爪先方向に出す。
お尻や脚の後ろに力を入れる。(無理に爪先だけ広げない)
歩く時は足首を曲げ伸ばしして、ふくらはぎを使うようにする。
立っている時は、膝はゆるんだくらいの感覚で立ってみる。(鏡で確認)

そうすると、前腿に力を入れなくてもプリエ出来る準備が出来ます。
試してみて下さい。
てあて整体院ではダンスやバレエの故障や相談にも乗っています。
整体ではなく個人セッションというコースもあります。(40分5000円、60分7000円)
連絡待ってます。


てあて整体院
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大人バレエ

バレエ・ダンス Q&A

読了までの目安時間:約 2分

「バレエ・ダンスQ&A」ページの紹介です。

バレエ・ダンス Q&A >>>

このサイトには「バレエ・ダンスQ&A」というページがあります。
これまで書いたバレエやダンスに関する記事をまとめたページです。

大人からバレエを始めたりダンスを始めたりすると色々と疑問が湧く事があります。
バレエやダンスの先生も説明してくれますが、やっぱり専門家のプロの言葉は伝わりにくいことがあります。
(いやディスってる訳ではありません。)
その先生の言葉と始めたばかりの人、普通の人の間をつなぐような解説をしたいと思って書いています。

ターンアウト
プリエ
ルルベ
トウシューズは何歳から?
力が抜けない
スポクラで上手くなれるのか
開脚180度
などなど

解剖学的な解説だけでなく、ダンス歴39年の経験からの話もあります。
特にクラシックバレエの体の使い方は、日常的な体の使い方と違う部分があります。
同じ言葉を使っていても違う事を言っていることがあります。
「脚を開く」と言えばバレエではターンアウトですが、普通の人なら足と足を離します。
簡単な事ですが、そんな違いが少しずつ積み重なって誤解が起きている事もあります。
参考になればと思います。
また、何か聞きたい事があればメッセージなど下さい。

バレエ・ダンス Q&A >>>

アラセゴン

プリエと前もも

読了までの目安時間:約 1分

大人バレエ、大人リーナのみなさん

プリエをする時に膝上の前ももに力が入る人は、つま先側に体重が乗っていませんか。
つま先側に体重が乗って、踵をあまり踏んでいないと、前ももに力が入って膝上を使ってしまいます。

踵も踏むようにして下さい。

踵を踏む感覚を確認するために、踵だけ踏んで、つま先を持ち上げてプリエしてみるのも良いかもしれません。
いつも使っていない筋肉(お尻の筋肉とか)を使うので、ちょっと変な感じがしたり疲れたりするかもしれません。
でも、それが本当です。

前ももに力が入り過ぎていると、ターンアウトがしずらくなります。
ターンアウトは太ももの内側と後ろ側、それにお尻の筋肉を使っています。
前ももを使うと、それらの筋肉が使えなくなってしまいます。
前ももを使わないで!と言うのは、そう言う意味もあります。

気を付けてみましょう。

レエカレッジ1810282

大人バレエ 足首の問題

読了までの目安時間:約 3分

バレエをされている方で足首に痛みを感じる方がいます。

幾つか原因が考えられます。
一つは三角骨の問題。
もう一つは立ち方の問題です。

三角骨は踵の骨(踵骨)と脛骨の間に小さな骨が浮遊してしまうことです。
三角骨があっても痛みが出ない場合もありますが、痛みが出るような位置にあると、腫れて炎症を起こし強い痛みがあります。
ルルベ(踵を高く上げてつま先立ち)した時に、出来ることもあるようです。
レントゲンを撮れば分かるので、心配な場合は早めに病院に行くことをお勧めします。
状態が分かれば対処法も考えられますから。
でも、三角骨の方は多くはありません。

立ち方の問題は、例えば1番で立った時の股関節の開きと、膝の方向、つま先の方向などで見ます。
また、土踏まずがどうなっているかも見るようにしています。
膝が前や内側を向いているのに、つま先だけ外を向いているようだと、足首に捻れが出来てしまい痛みが出ることがあります。
立ち方に問題はなくても、プリエ(腰を下ろしていく)していく時に、膝が内側に倒れたり、親指側に体重がのったりしてしまうと、同じように足首に捻れが生まれて痛みにつながることがあります。
こちらの方が足首の痛みの原因としては、圧倒的に多い。

いずれも1番で立ってプリエをすればわかります。
本人は見えなかったりするので、我々が見ることは大切だと思います。
(動画を撮るという方法もあります。)
人は自分では出来ていると感じがちです。
出来ていると思っていることは、正しく出来ていると思っています。
いつものようにプリエして違和感がなければ、左右同じでどちらも立てていると感じます。
でも、うまく出来ていないことがある。
なので、改めて見るのは大切です。

一番で問題がなければ、五番や二番でも見ます。
それぞれ違う立ち方や降り方になっていることがあるので、立ってもらいゆっくりプリエしてもらいます。
足裏のどこに重心があるのか、どこを踏んでいるのか。
プリエしていく時に、膝の向きは、重心は移動しないか、左右の違いはあるか。
そんなことを見ます。

整体は体の歪みを取ること、股関節の開きを調整することをメインに、疲れを抜くことも大切になります。
立ち方やプリエの方法が原因の場合、疲労が原因で筋肉が硬くなっていることがあります。
そして立ち方やプリエをアドバイスします。
というか指導に近いですかね。
バレエの先生ではないですが、プリエや立っている時の正しい重心は分かります。

気になる方はご相談下さい。


てあて整体院
東京都練馬区東大泉 5−27−18ーA
teate@nifty.com


アラセゴンド

大人バレエやダンスの故障なら「てあて整体院」

読了までの目安時間:約 2分

こんにちは。
てあて整体院・荒木です。

練馬区大泉学園にある「てあて整体院」はダンスの故障やテクニックの相談。
ストレッチなどに強い整体院です。
荒木自身がダンス経験があり、現在も踊っていることから。
プリエやターンアウト、ポールドブラなどダンス用語もそのまま通じます。
開業以来21年、多くのダンサーとダンス愛好家の方々がいらっしゃいました。

腰痛や膝痛の原因がプリエや他のテクニックにあったりします。
ダンスを知らないセラピストには、どんなテクニックなのかを説明しなければいけませんが、てあて整体院ではそんなことはありません。
困っていることをそのままお伝え下さい。
舞台にも過去50回近く出ているので、リハーサルや本番での問題もアドバイスが出来ます。
現代舞踊協会やチャコット、NHK文化センターなどでの講座の経験も豊富です。
また、荒木は整体師であるだけでなくアレクサンダーテクニーク教師でもあることから、体の使い方やストレッチなどまで詳しく話します。

西武池袋線大泉学園駅から7分。
練馬区の整体院なら「てあて整体院」です。
困った時は連絡お待ちしています。


てあて整体院
東京都練馬区東大泉 5−27−18ーA
teate@nifty.com
03-3922-7230

※電話には出られないことが多いので、なるべくメールでお願いします。

ダンサーのための解剖学

プリエは踵ではなく踝から曲がります。 〜大人バレエ心得〜

読了までの目安時間:約 4分

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大人からバレエを始めて1年以内の人に対する荒木のアドバイス。
超入門初心者向けの心得としてお知らせします。 参考まで。
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プリエ。
バレエの基本中のきほんです。
自分が30を超えて始めたばかりの頃は、そんなこと思ってもみませんでした。
だって、ただしゃがむだけでしょ。
膝曲げて。
なんて思っていました。
違います。
全然違います。
そういうことも含めて勘違いが多く、最初は本当に難しいのがプリエです。
いや、最初だけじゃないかもしれない。


プリエをする時、股関節・膝関節・足関節が曲がります。
股関節と膝関節は何となく場所の勘違い(ここだと思って動かす場所)が少ないんですが、足関節は勘違いをしていることがよくあります。


プリエで曲がる足関節は、踝(くるぶし)のところです。


??っと思った人もいるかもしれません。
そうです。
足首が曲がるのって踵(かかと)や足の甲の付け根ではなくて、踝(くるぶし)のところで動いています。
確認してみましょう。


足関節1・てあて整体スクール

はい。
そうなんです。
踝(くるぶし)なんです。
自分の足をちょっと見てみましょう。
足を床につけたまま、膝までの脛(すね)の部分を前後に動かしてみて下さい。
ね。
でしょ。
踝を支点としてスネの骨が前後に動きます。
プリエでもそうなんです。
ここが動きます。
床についていない、土踏まずの上で浮いている部分です。


はいじゃあやってみましょう。
ちょっと壁に手をついたりして、軽く一番に立ってみて下さい。
左右の踵をつけて立ちます。
そして、ターンアウトしながら膝を曲げて行きます。
ほら。
踝のところで動くでしょ。
そして足裏は動かない。
土踏まずのアーチは少し変わるかもしれないけど、アーチの上にある踝から上(スネ)が動いている。
ちょっとイメージもしてみましょうか。
踝から上が動いて、膝で曲り、股関節でも曲がる。
いつもと少しイメージ変わりましたか?
アキレス腱は思ったより伸びるかもしれません。


ついでに。
スネの骨の真下に向かって骨はありません。
踝(くるぶし)から斜め後ろに向かって、踵骨(しょうこつ)と言う踵(かかと)の骨が出ています。
だからスネの骨は地面についていなくて浮いています。
そして、踵骨の分だけ少し前にあります。
踵の骨よりも少し前にスネの骨、つまり体が乗っかっているってことになります。


スネの骨、踝、踵の骨、足部
それぞれの骨の位置関係を確認してみると、ちょっとだけ思っていたのと違うかもしれません。
でも、確認した位置が本当です。

ルルベから降りるのに頭を置いてくるって何!? 〜大人バレエ心得〜

読了までの目安時間:約 3分

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大人からバレエを始めて1年以内の人に対する荒木のアドバイス。
超入門初心者向けの心得としてお知らせします。 参考まで。
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大人になってバレエのレッスンを始めると、いろいろと不思議に感じる先生の教えがあったりします。
これもその一つだと思います。


ルルベから降りてくる時は頭を残したまま、背が低くならないように。
とか。
プリエでせが低くならないように。
とか。


えってなりますよね。
不思議です。
だってルルベは爪先立ちで、爪先立ちから踵をおろしてくれば背が低くなるのは当たり前で、頭が下がってくるのも当たり前です。
プリエなんて膝を曲げていくんだから、背が低くなって当然。
何言ってんだろう先生。
みたいな感じ。
背伸びするみたいにすれば良いのかと思ってやってみると、違〜〜〜うっ!なんて言われてしまう。
どうすればイイの!?
と思ったことある人も多いでしょう。
では。
これを見て下さい。


脊柱

背骨です。
正確には脊柱です。
首の骨(頸椎)から仙骨(骨盤の真ん中の骨)までのイラストです。
全体に少しカーブがありますね。
首の所はうっすら前に、その下の後ろに出っ張っているのが胸の所、そしてちょっと骨が太くなって前に出っ張っているのが腰の所、最後にクィッと後ろに丸くなっている大きな骨が仙骨です。


脊柱には幾つかカーブがあります。
このカーブの曲がりを少なくするもしくは、ちょっと真っ直ぐ気味にすると、外見上の縦の長さは長くなったように見えます。
ソレがあれです。
背を低くしないでねとか、頭を置いてきてです。
そうです。
頭を残してとか背が低くならないなんて言うのは、これのことだと思ってみて下さい。
前後のカーブを少なくして、まがりを減らすこと。
前後に薄くなる感じです。


気をつけて下さい。
顎を上げて上に引っ張ったつもりになると、うっすら前にカーブのある首の骨をもっと曲げてしまうことになります。
デコルテ(胸の前)を上に向けて背を高くしたつもりになると、胸の後ろのカーブがキツくなって、背中が落ちてしまうことになります。
膝を伸ばしたつもりで後ろに押してしまうと、骨盤が前傾して腰のカーブが強くなってしまうことになることがあります。
やったつもりで実は違うことをしてしまわないように。
気をつけましょう。

難しい事より簡単なことを先に練習しましょう@大人バレエ

読了までの目安時間:約 4分

大人からバレエを始めるとやりたい事が盛りだくさんです。
ピルエットもジュテもシェネもアントゥルシャもパディシャも。
とにかく色々やりたい事ばかり。
出来ればバーなんてやらずにフロアから始めたなんて思う人もいるかもしれません。

でも、難しい事を先に練習してもなかなか上手くはなりません。
先ずは簡単な事、これは簡単だと思ってしまう事から始めましょう。
簡単な事、簡単だと思ってしまう事には、難しい事の要素が詰まっています。
簡単な事の積み重ねがあの美しいバレエの踊りに繋がっています。

例えばプリエ。
例えばタンデュ。
床にしゃがんで脚を前に出す。
ただこれだけです。
ただこれだけとしか思えないかもしれません。
でもこれが全ての始まりだったりします。
特にプリエはバレエの全ての始まり、だと大人からダンスやバレエを始めた荒木は思っています。

プリエをするにはターンアウトが前提です。
ターンアウトをしていないと、前腿の力の入りやすい脚の使い方になってしまいます。
前腿に力が入っていると、ターンアウトが出来ません。
これどっちが先ということはないんですね。
そしてターンアウトはある程度開いていたい。
90度しか開いていないターンアウトでは、やっぱり前腿に力が入りやすい。
出来れば135度以上位は開いていたい。
そうすればターンアウトをするための筋肉も使えるし、プリエもしやすくなります。
ターンアウトは動きです。
プリエをしている時はずっと、ターンアウトし続けています。
このことはバレエの体の使い方に共通しています。
バレエでは指示がない限り、脚はターンアウトの状態、ターンアウトし続けています。

タンデュもそう。

1番や5番から前脚を前にタンデュする時、ターンアウトが前提です。
ターンアウトに下肢を使っているから、タンデュの脚は前に出て行きます。
踵が先に動くなんて言われたりします。
腿の付け根から回すなんて言います。
最後に爪先が伸びるなんて言われます。
これ全てターンアウトしている脚を前に出すから、そうなる、ということです。

プリエが出来てタンデュが出来れば、グランジュテなどフロアでのジャンプに繋がります。
ジュテの直前の脚はプリエした状態です。
そして前に出す脚はタンデュと同じような動きをして出て行きます。

プリエやダンデュが出来ていない状態では、グランジュテは飛べません。
ジャンプをしたとしても、残念ながらグランジュテにはならない。
プリエやタンデュの体の使い方が出来ていないからです。
難しい動きは簡単(だと思ってしまう)動きの組み合わせです。
バーレッスンで行っている動きで、バレエの殆どの動きは説明できます。
つまりバレエの動きは、バーの動きの組み合わせです。

難しい事より簡単なことを先に練習しましょう。
それが上達の近道です。

アラセゴン

プリエの感じ方

読了までの目安時間:約 3分

この記事を書くにあたってフリー素材を探してみました。
バレエに関する無料画像を探してみたんですが、プリエしているバレエダンサーの素材は殆どありませんでした。
3つのサイトで2000枚くらいみましたけど、子供が中途半端にプリエしている写真が一枚だけ。
例えば成人のダンサーがレッスンでプリエしている写真もありませんでした。
もっと探せばあるんだろうとは思います。
でもたぶん、プリエのイメージが多くの人にはないということなのかと思います。
だって目にしないんだから。


プリエの感じ方です。
昨日、書いた「ダンスの解剖学の使い方」に書いた、プリエを「体感する」ことについてです。
プリエ体感してますか?
???って人もいるかもしれません。
レッスンの最初に行うプリエ。
ターンアウトは出来ているだろうか。
引き上げは出来ているだろうか。
膝は外に向いているだろうか。
腰は落ちていないだろうか。
そんなことが頭を駆け巡っていると思います。
プリエを体感することは少ないかもしれません。


プリエをしている時にどこに力が入っているのか。
プリエはどこが動いているのか。
そんなことを感じてもらいたいと思います。


プリエをする時に一番動くのは、股関節と膝関節と足関節です。
その場所を確認してみましょう。
股関節は太ももの付け根(鼠径部=ソケイブ)の真ん中あたりにあります。

骨格・てあて整体スクール
股関節は骨盤側の臼蓋(きゅうがい)と太ももの骨の一番上で出来た関節です。
お椀のようになった臼蓋に、外から内に向かって太ももの骨の頭がはまりこんでいます。
太ももの骨の頭は臼蓋の中で、クルクル回るように動きます。
膝の関節は膝のお皿の下あたりにあります。
足首の関節は踝(くるぶし)の中にあります。
足首が曲がるのは、踵でも甲の上でもなく、踝の間です。
脚が股関節からターンアウトすると、前に曲がる向きにあった膝は、横に曲がる向きになります。
膝を横に向けなくても、股関節をターンアウトしていれば、膝は勝手に横に出ていきます。


プリエをしながら、動いている股関節・膝関節・足関節(足首)を体感して下さい。
その上でターンアウトが出来ていれば、お尻やハムストリングス(もも裏)に力が入っているのが分かります。
前ももにも少しは力が入りますが、前ももの力だけを感じていると、ちょっと違います。
それと足裏の感覚も。
足裏は足裏全体で踏みます。
指の付け根側だけでなく、踵にも体重が乗るのを体感出来ると思います。


体の使い方に注意をするあまり、自分の体がどうなっているか感じられないのでは、自分の体をコントロール出来ません。
プリエを体感してみて下さい。
体感できていないところは、注意が届かない場所です。

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