整体は怖いですか?
整体は怖いイメージ。
今でもそんな話を聞く事があります。
ボキボキされるんじゃないか。
強く押されて痛みが残るんじゃないか、揉み返しが来るんじゃないか。
痣になったって聞いた事もあるし。
そんな風に言われているのを聞く事もあります。
それたぶん、下手なんだと思います。
下手な整体師に当たってしまった。
大変申し訳ないと思います。
下手な整体師は揉み返しを好転反応と言ったりします。
強く押せば効いていると思っている事があります。
ボキボキ音がするのは仕方がないと思っている事もあります。
少なくとも荒木の昔からの整体師仲間は、下手ではありません。
強く押す先生もいますが、揉み返しはありません。
揉み返しは強揉みの結果ではなくて、下手にやった結果です。
ボキボキするのは目的ではなく、関節を適切に動かせばポキッと音がする事もあります。
必ず音がするということではなく、音がする事もある。
そしてその説明もきちんとしてくれます。
ついでだから書いておきますが、荒木自身も下手だとは思っていません。
揉み返しがない指針整体をやっているので、揉み返しはありませんが、強押しをしたとしても揉み返しなくする事が出来ます。
ごくたまに強押しのような事もやりますけど、揉み返しにはなりません。
骨格調整はもともとボキボキするタイプとは違いますが、関節が動いた時、ポキッと音がする事もあります。
ポキッという音は、一箇所を狙っているからポキッです。
ボキボキは複数箇所の音がしている音です。
(複数箇所を狙う手技もありますので、音だけで全て下手だとは言えません。)
上手な先生が減ったとは思いませんが、下手な先生は増えたように思います。
一時期と比べれば安全な手技が増えていますが、だからと言ってうまくなっているわけではない感じです。
ちょっと練習が少ないかなと思います。
てあて整体スクールは試験に合格するまで、卒業が出来ません。
安全で効果がある手技が身につくまで認定されないという事です。
卒業時点では正直下手かもしれません。
でも、指針整体は下手でも効果が出ますし、揉み返しやボキボキはありません。
揉み返しがない事は試験合格の条件ですから。
ボキボキしなくても骨格調整は出来るのか?
骨格調整と聞くとボキボキするのかな?と思う方も多いと思います。
ではボキボキしなくても骨格調整は出来るのか?
答えは。
ボキボキしなくても骨格調整は出来ます。
骨格調整は元々の位置関係からズレたり歪んだりしている関節を、元の位置に戻しています。
この元の位置に戻す時に、急速に関節を動かすことで、キャビテーションという物理現象が起きていると言われたりします。
キャビテーションは狭い空間を液体がすり抜ける時に、気泡が出来てはじける事と言われ、気泡が弾ける時の音がボキボキという音として聞こえるようです。
骨が折れているように感じたり、ボキボキという音が怖かったりする人もいるようですが、実際にはそういう訳ではありません。
ではボキボキ音のしない骨格調整はどんなものなのか。
てあて整体スクールで指導しているマッスルエナジーテクニック(MET)もそうですが、急速に動かすことをしないと音がしません。
METは筋肉を使って、関節を元の位置に戻る方向に動かします。
同時に筋肉を使うことで、関節周りの筋肉などを柔らかくします。
その上で元の位置に戻るようにストレッチしたり動かしたりするので、ボキボキという音はなりません。
また、この他にも器具を使って調整するものや、軽く手で振れるだけのような調整法もあります。
ボキボキする調整法との違いは、関節を急速に動かさない、引っ張ったり捻ることはあっても、ゆっくり状態を見ながら行うところだと思います。
どちらが良いのか?
というのは単に好みだと思います。
関節の他動範囲内で動かしていれば、ボキボキ音がしたとしても心配はないだろうと思います。
ただし、音がするまで何度も捻ったり、他動範囲を超えて引っ張ったりすると、それは危険な行為ということになります。
最初からボキボキしない調整法であれば、急速に動かすこともないので、安心して受けられます。
こちらは急速に動かすこともないので、危険ということはないだろうと思います。
てあて整体スクールではボキボキしない骨格調整・筋肉調整の、マッスルエナジーテクニックを教えています。
多くの人に安心して受けてもらえると思っています。