出版一か月
「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える!(さくら舎刊)
全国書店に並んだのが5月21日からでした。
奥付には5月24日となっていますが、アマゾンの発売日もこの日だったので、ちょうど今日で一か月が経ちました。
売れ行きは分かりません。
本の売れ行きって意外に調べられないんですね。
出版社には情報があると思うんですが、まだ恐ろしくて聞いておりません。(汗)
アマゾンでは最初の一週間は健康関連で20位くらいだったんですが、それから右肩下がりに落ちていき、今見たら318位でした。
だいたい健康関連では200位くらいから600位くらい、総合では20,000位から60,000位くらいをうろちょろしています。
これがどんなものなのかさっぱり分かりません。
聞くところによると発売3カ月、100日くらいが勝負の期間で、その期間にある程度売れないと重版は難しく、そうなると書店から返本されるのではと思っています。
出きれば長くぼちぼち売れるような本になってもらいたいので、状況を確認していろいろと暫くは宣伝をしたいと思います。
これを読んでいる方々にはうるさいとは思いますが、まあ、荒木がやってんだから仕方がないと多めに見て下さい。
出版の経緯を少し書きます。
昨年6月に前に本を書いた友人から話を聞きました。
いろいろ聞いた上で出版関係のセミナーがあるので、そこで話を聞いてはどうかと言われました。
早速、聞きに行き、もう一つのセミナーがあることを知りましたが、そちらは断念して自分で企画書を作ることにしました。
出来た企画書を7月に10数社に送りましたが、なしのつぶて。
ならば別の企画だと企画書を再度作って9月に送ったところ、一社から話を頂き書くことになりました。
10月に話を頂いて3週間くらいで最初の文章が出来ました。
今回の本の内容は整体院で患者さんやアレクサンダーで生徒さんに話している内容で、セミナーやワークショップ用に資料も作ってあったので、早かったんだと思います。
読みにくいところや内容の確認をしながら年内は過ぎて、年が明けて今年になって5月の出版だから急ぎましょうと突然言われました。
担当編集者さんの個人的な問題で少し停滞していたものが、急に動き出した感じです。
イラストに全く手をつけていなかったので、それから資料のための写真を撮ったり参考文献を探したりして数か月が経ち、5月後半の出版になりました。
コロナ騒ぎがなければ連休明けくらいの出版を予定していましたが、連絡しずらい状況や(たぶん)営業的な問題もあって少し遅れました。
文章の書き直し見直しも結構な回数ありましたが、それよりもイラストが大変でした。
なかなか伝わらない。
イラストレーターの方と打ち合わせをしたかったんですが、結局一度も出来ずじまいでした。
一冊出版しても何も変わりません。
全然全くさっぱりそれまでと同じ。
本当に何も変わらない。
というのは出版セミナーで言われたことでした。
確かに。
本当にそうです。
全然全くさっぱり何も変わりません。
だから5冊書きなさいとも言われました。
5冊!
聞いた時には目がナニイッチャッテンノと思いましたが、今はそうなんだろうなぁと思います。
確かに現状を変えるのなら5冊くらいは必要なんだろうと思います。
5冊書けばそれなりに何かの専門家として、自分から説明をしなくても認知される可能性があります。
出版してみてあああそうだったと思い直した確認したことがあります。
出版は手段であって目的ではない。
まあ当たり前と言えば当たり前のことなんですが、それほど意識はしていませんでした。
書いている時にどうすれば伝わるだろうと考えているのは、そういうことなんですけど、改めて手段なんだよなと思います。
出版で何をやりたいかというと、今まで患者さんや生徒さんに話をして来たこと、体は捉え方を変えるだけで動きやすくなるし調子も良くなるということを、より多くの人に伝えられるということです。
整体やアレクサンダーテクニークだったら、基本的には一対一。
だけど本にして読んでもらえれば、その何千倍何万倍の人に伝えることが出来るということです。
開業と似てますね。
開業も目的ではなく手段です。
開業して痛みを持っている人を楽にしたいとか、体の使い方を伝えたいとか。
そっちが目的であって、開業は目的ではありません。
そこ間違ってしまう人がいます。
おめでとう!
というお祝いの言葉を聞いた時にも思いました。
出版しておめでとう!
お祝いを言葉を頂くと嬉しい。
でも、まてよと思います。
おめでとうというお祝いの言葉は嬉しいし、人に対して自分もそう声をかけるけど、出版した本人としては、出版自体が別におめでたい訳ではない。
確かに出版する人はあまり多くありません。
だから選ばれた人のようなイメージがあります。
でも、出版はそこにニーズがあるからする訳です。
出版社としては売れそうな文章や内容を見つけてきて売ることが商売ですから。
選ばれたというより、見つけられたというイメージがあります。
多くの人は見つけられようとあまりしないので、見つけられて出版することは少ないけれど、見つかれば誰だって出版は出来ます。
そこはやっぱり目的があるかどうかがポイントになってくると思います。
たまたま声がかかって出版したのなら、おめでとう!って感じですけど、荒木のように企画書を書いて出版社に送り、出しましょうという出版社があったから出版したというのだと、自分としてはおめでとう!という感じはあまりしていません。
いや、もちろん、おめでとう!と言われるのは嬉しいですし、おめでとう!という気持ちもありがたく分かります。
ただね、個人的にはね、出版ではなく売れることです。
なんだ商売かよ!なんて言葉だけだと、突っ込み入れたくなりますが、やっぱり多くの人に読んでもらいたい。
自分が考えていて、今まで患者さんや生徒さんが楽になった方法を伝えたい。
そう思っています。
「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える!(さくら舎刊 1650円税込) >>>
絶賛発売中です。
全国書店、アマゾンなどインターネットでも買う事が出来ます。
この前、髪を切りに久我山の美容室に行ったら、駅前の啓文堂さんには置いていませんでした。
小さな書店では難しいんでしょう。
力不足を感じます。
卒業生の本は並んでたんだよな。(汗)
体幹は縦長の卵型 ~ 解剖学のページ ~
「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える!(さくら舎)という本を上梓しました。
その本の最初に書いたのが「頭は横長の卵型です。」というものでした。
ナンダソレ???
と一瞬なんだなんだと思ってもらうのが狙いです。
いつも見ているものが、実際とはちょっと違う、ということに気が付いてもらいたい。
そうやって新しい視点や見方を持ってもらうのは、整体師にとっても大切なことだと思っています。
で。
解剖学の授業で話をする内容です。
体幹は縦長の卵型。
こんな絵を描き始めます。
縦長の卵。
胸骨と肋骨を描きたします。
骨盤はこんな感じ。
体幹は縦長の卵型ですね!
余分な線を消します。
鎖骨と肩甲骨と上腕骨から先の腕を足します。
大腿骨から先の脚を足します。
輪郭を足します。
はい、体幹は縦長の卵型でした。
その縦長の卵型の体幹から、鎖骨や肩甲骨から先の腕(上肢)が始まり、大腿骨から先の脚が始まっています。
整体師はこんな風に人の体を見ている、という一例ですね。
全員がこんな風に見ているかどうかは分かりませんが、てあて整体スクールではこんなことも教えています。
出来れば絵が描けると良いよねと、横長の頭だとか足部の骨なんかも簡略的に描いて見てもらうようにしています。
最後に中の骨格が取れるとどんな感じなのか。
今回はとても外枠が下手でスミマセン。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A愛知県名古屋市東区葵 3-14-20
teate@nifty.com
03-3922-7230
出版のお知らせ
「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える! (さくら舎 1650円税込) >>>
本を出版しました。
全国の書店で購入出来ます。
姿勢が気になる
歩き方が気になる
立っているだけで疲れる
パソコンやスマホを持つと肩が凝る
さまざまな悩みを持つ人たちに、体の仕組みを再確認することで調子が良くなってもらいたいと思って書きました。
人は体を使う時に、頭の中にある体の地図を使っています。
その体の地図が間違っていたり勘違いしていると、上手く体を使えなくなってしまうことがあります。
実際の身体の仕組みと頭にある地図差を調整するために、体の仕組みを見直し再確認していきます。
第1章 カラダには地図がある
第2章 頭から首にかけてのカラダの地図
第3章 胴体から脚にかけてのカラダの地図
第4章 肩から腕にかけてのカラダの地図
第5章 脚から足にかけてのカラダの地図
第6章 手のカラダの地図
第7章 日々のカラダの地図の使い方
全国書店で発売中。
アマゾンでも購入出来ます。
↓
href="https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%80%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%80%8D%E3%81%A7%E7%96%B2%E3%82%8C%E3%83%BB%E4%B8%8D%E8%AA%BF%E3%83%BB%E6%95%85%E9%9A%9C%E3%81%8C%E6%B6%88%E3%81%88%E3%82%8B-%E8%8D%92%E6%9C%A8-%E9%9D%96%E5%8D%9A/dp/4865812474" rel="noopener" target="_blank">「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える! (さくら舎 1650円税込) >>>
ボディマッピング
ボディマッピングって聞いた事ありますか。
体の地図なんて言われたりします。
体の中にある骨格や筋肉のつき方を知り確認することで、外から見た体の形との違いを知って、動き方や動かし方が変わるような事を期待します。
例えば手の指について。
指と言えば手の平から伸びた細くなっている部分の事です。
では指は細くなり始めのところから曲がるのかと言うと違います。
指は手の平の上から3分の1位のところで曲がります。
手相で言うところの感情線や頭脳線の辺り。
初めてこれを知った時の感覚は今でもわすれません。
何だかとても気持ちが悪かった。
すごい違和感を感じました。
だって手の平が途中で手袋を折りたたむみたいに曲がるんです。
解剖学を学んでいるかどうかは関係ないかも知れません。
ソレを実感するかどうか。
外から見て細くなっているところから動くように見えるのは、人の脳の習性なんだろうと思います。
頭と首の関係や上半身と腕の関係なんかもそうです。
それ以外にも色々。
形だけじゃなくて、言葉・名称も影響があるように思います。
背骨と言えば背中にあると名称自体が指し示している感じがします。
でも背骨・脊椎は背中に張り付いている訳ではなく、もっと体の中心に近い位置にある。
例えば股関節。
日本では股(また)の関節と呼ばれますが、英語だとHipbornでHip(お尻)の骨って事ですよね。
僕の持っているヒップが差すお尻の位置のイメージが、英語を母国語とする人のそれと違っているかも知れませんけど。
でも股と尻は随分違うイメージです。
その言葉に引きずられるイメージは強いと思います。
患者さんに体の使い方をアドバイスする時に、このボディマッピングを使う事があります。
姿勢や立ち方や歩き方など、意識を使って直していると長く続かない事がある。
そんな時に脳の持っているイメージを書き換える事で、姿勢や立ち方や歩き方が変わる、あるいは変えやすくなる事があります。
自分でも出来るんですけどね。
習慣的になっていると難しいです。
上手く伝えられるように日々工夫です。