開業や副業として整体を始める前に、これだけは考えておかなければいけない事について。
てあて整体スクールは卒業後に整体院を開業したり、副業として仕事を始めたりする人のための整体学校です。
最近はすぐに開業しようという人は減って来ましたが、それでも話を聞いて言えると、知らない事や中途半端な考えの人がいるように思います。
開業や副業として始める前に考えておかなければいけない事を挙げてみたいと思います。
その前に現在の状況を少しだけ確認しておきます。
整体院や施術院はリラクゼーション関係も合わせると、50,000店舗以上があってコンビニと同じくらいの数になっている。
店舗を構えて開業すると、競合するサロンやお店がけっこうあると言う事です。
整体師だけでなく国家資格の柔道整復師などを考えると、セラピストの総数は10年前と比べてもかなり増えている。
整体院と競合する可能性のある、接骨院を構える柔道整復師は2010年と2020年では1.5倍くらいの数に増えているようです。
ニュースでも見聞きするように、一般の人の給料は30年間ほとんど変わらず、物価高が続いている状況がある。
高額メニューや回数券を販売するようなチェーン店舗が、昨年くらいから廃業し始めています。
過処分所得が減っている事が考えられ、自分の体であってもお金がなかなか出てこない状況があります。
状況だけ考えると、かなり厳しい印象です。
開業前にそう言う状況だと言う事を頭に入れて、事前の計画を練っておく必要があります。
個人で始める時に考えなければいけない事は、それほど多くはありません。
一つは他の整体院やサロンとの差別化です。
差別化は幾つか方法が考えられます。
腰痛専門や膝痛専門など、特定の症状に特化した整体院にするような方法。
これも最近少しずつ出て来始めているので、商圏がかぶるような地域にどんな整体院があるかを調査しておく必要があります。
差別化の別の方法は他とは違う手技やテクニックです。
他では受けられないサービスを提供しているという事が差別化につながります。
てあて整体スクールの指針整体やマッスルエナジーテクニックはこれに当たります。
そしてもう一つは、整体以外のサービスです。
ここで言うサービスはプレゼントなどのサービスではなく、トレーニング指導やストレッチ指導、姿勢矯正やO脚矯正などの、筋骨格系の症状とは違うメニューの事です。
もう一つはお金の問題です。
副業で始める場合は、本業で生活が出来る状況を保ったまま、隙間時間などを使って始める事です。
そうする事で金銭的なリスクは避けられます。
そして意外に忘れられているのが、収支計算です。
開業するまでの資金は皆さん計算している人が多いですが、開業後の計画が曖昧な人が多いように思います。
固定費(家賃、通信費、水道光熱費、宣伝費など)がどれくらいかかるのか、その他に生活日が幾らかかるのかを計算します。
その上で売上を月別にシミュレーションしておきます。
売上は営業日数に患者さんの数を掛け、それに単価を掛けて計算します。
例えば
1ヶ月に25日営業して、一日3人の患者さんで、メニュー単価の中間値が7,000円だとすると 25 × 3 × 7,000円 = 525,000円になります。
これがピーク売上だとすると、この売上高を何ヶ月で達成するかを考えておきます。
12ヶ月でここまで持っていくとすると、半年では月に25万円くらいの売上という事になります。
そうやって最低でも最初の1年の計画を、月別の費用と合わせて表にして計算して起きます。
そうすれば運転資金として開業時にどれくらい必要かという事は計算出来ます。
これをやっていない人が意外に多くて驚きます。
必ずやるようにして下さい。
最後に宣伝広告の問題です。
他の業種や会社勤めから、開業や副業を始める時は、宣伝方法が分かりずらいと思います。
最近はインスタやXやフェイスブックやTikTokなど、SNSを駆使した宣伝が主流です。
さまざまコンサルやワークショップがありますが、先ずはそれぞれのSNSの機能がどうなっているかを知っておく必要があります。
その上でそれぞれのアカウントを作っておく必要があります。
またグーグルマイビジネスの事も知っておく必要があると思います。
グーグルマイビジネスは地域プラス整体などで検索した時に、地図とともに3店舗表示されるものです。
(スポンサーと書いてあるものは、宣伝費が発生しています。)
店舗を持ったらグーグルマイビジネスにアカウントを作り、店名他の営業内容や写真などを無料で掲載出来ます。
グーグルには店舗アカウントで最新情報を無料で投稿出来るので、これを週に1・2回程度行っておく事で、地図の横に表示されやすく順位が上がる事になります。
開業前3ヶ月くらいから宣伝を始めないと、開業当初に患者さんがゼロというような事も起きてしまいます。
SNSなどを使っての宣伝は地道な活動で、その代行をする業者もいますが、まずは自分で出来る範囲は始めておく必要があると思います。
最低でもこれくらいの事は考えておく必要があると思います。
がんばりましょう。
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こんにちは。
荒木です。
2001年に(有)アクティブケアコンサルティングを創業して以来、整体院や整体スクールを運営する傍ら、各種手技セミナーだけでなく開業講座や整体師入門講座などを開催して来ました。
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4.開業資金計画・収支計画
5.整体師・セラピストの法律問題
6.てあて整体スクールの紹介
・指針整体、MET・通い方・授業料(割引)
7.質疑応答
前職では経営計画を立てていました。
荒木の話です。
てあて整体院を開業したのが2001年。
てあて整体スクールを始めたのが2004年。
その前は何をやっていたかと言うとサラリーマンでした。
サラリーマン時代は長く紳士服の流通小売業の本社で仕事をしていました。
入社後2年弱で最初に本社に異動した時は、外国部という部署で少量でしたが輸入実務と海外事務所のケアをしていました。
その後に移った部署では商品管理をやりました。
紳士服の流通小売とは要するに全国展開の洋服屋さんのチェーンです。
商品管理とはその洋服屋さんの店舗の商品の在庫や仕入れや売上や値引きやロスなどを管理する部門です。
担当していた部門の店舗は最初は2店舗でしたが、後に別会社として独立し100店舗くらいになり130億円まで売上を伸ばしました。
独立した後は業務推進室という部署に異動、その会社の年間売上や在庫管理などをしていました。
売上や在庫の計画は店舗別商品別月別に積み上げて行きます。
お店毎の収益計画を立ててそれを集計し、そこに本部の経費などを加算して会社全体の計画にします。
計画はコンピュータに入力され、店舗別月別に予算と実績が出て、その管理をしていました。
書いていてびっくりしますね。
そんなことやってたんだと思います。
2001年に開業した時にはだから、自分の店の収益計画を立てました。
収益計画は売上と経費に分かれます。
でもその前に事業計画を立てました。
年度別に今年の目標は何しようと考え、それを達成するためにやることを決め、それを月別に落とし込んでいきます。
その後で売上と経費の計画を立てる。
売上は月別メニュー別に分かれていて、それを積み上げます。
メニュー別とは整体でいくら、セミナーでいくらというような細かい計画です。
整体の売上の計画はコース別に月別に計画して決めました。
経費も同じで月別に項目別に立てました。
毎月終わったら集計して予実の管理をしようと思ってましたが、実際にはそこまではしませんでしたね。
そこまでする時間がなかった。
でも一年間が終わったら集計してみていました。
最初に考えた計画と違っていたのかどうだったのか。
たしか5年位はそんなことをしていた記憶があります。
お恥ずかしながら今はしていません。
今は年間のキャッチフレーズを立てるくらいで、数値計画は立てていません。
どうしてでしょうね。
そういうことをしても良いんですが、もうそうしなくても良い時期なのかと思ったりもします。
もっと規模を大きくしていくのなら必要でしょうけど、今は身の丈にあった仕事をしているので、それほど細かい計画や管理は必要ないのかもしれませ。
でも、これから開業する人は必要だと思います。
開業して数年は計画を立てて実績と照らし合わせる。
それを数年続けていると、自分がどれくらいの規模の売上があって、どれくらいの経費を使っているかが分かります。
そう言えば今も毎月、経費の計算だけは必ずしています。
会計ソフトへの入力を会計士任せではなく自分でやることにしています。
これは自分の仕事の規模(金銭的な)を実感として分かるにはとても良いことです。
個人事業でやっている人は、毎年一回確定申告の時に経費をまとめていると聞きますが、それだとちょっと大雑把すぎるように思います。
事業計画や月次年次の収益計画の立て方は生徒さんにも教えています。
そんなに難しいことではありません。
基本的に足し算引き算だけで出来ますから。
あとは積み上げの方法を知っているだけで大丈夫。
気になる人は聞いて下さい。




