今年の映画 2022
今年観た映画の感想です。
映画評ではなく単なる感想。
勝手に星つけてみます。
昨年、2021年は24本観ていたようです。
昨年の映画 >>> https://teate.co.jp/blog/blog2112291.html
・99.9 刑事弁護士 ☆☆☆
これは昨年の映画でしたが、こういう映画は好きです。
・偶然と想像 ☆☆☆☆
観た時は良い映画だけど好きではないと思っていましたが、時間が経って思い出すのはこの映画です。
・コンフィデンスマンJP 英雄編 ☆☆☆
大好きな映画で面白かったんですが、前作まで出ていた俳優さんのことを考えると。。。
・クライ・マッチョ ☆☆☆
クリントイーストウッドの映画でしたが、期待以上ではありませんでした。
・名付けようのない踊り ☆☆☆
映画というより田中泯さんが素敵でした。
・鈴木さん ☆☆☆
PLAN75と重なるようなイメージでしたが、面白く観ました。
・ドライブ・マイ・カー ☆☆☆
良くできた面白い映画ではありましたが、息抜きが出来ないかなぁ。長いし。
・ゴヤの名画と優しい泥棒 ☆☆☆
小さな映画でしたが面白く観ました。
・ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 ☆☆☆
美しく綺麗で楽しく観ました。
・今はちょっと、ついてないだけ ☆☆
ちょっといまいちかなぁ。
・ラジエーションハウス ☆☆☆
思ったような映画でした。
・ツユクサ ☆☆
キャストが素敵すぎたからなぁ、作品的にはなぁ。。。という作品でした。
・マイ・ニューヨーク・ダイアリー ☆☆
普通でした。特に残らない映画。
・トップガン マーヴェリック ☆☆☆
面白かったんですが、ストーリーがちょっと。。。
・東京2020オリンピック SIDE:A ☆☆
映画としてはどうなんでしょう。
・メイドインヤマト ☆☆☆
小さな映画でしたが、面白く観ました。
・東京2020オリンピック SIDE:B ☆☆
個人的にちょっと普通には観られなかったという部分があり、評価は難しいです。
・PLAN 75 ☆☆☆
身につまされる内容でしたが、すんなり観られました。
・二つ目物語
これは映画? 星なしです。
・プアン/友だちと呼ばせて ☆☆
ちょっと評価しずらい物語でした。
・ブレット・トレイン ☆
きっと日本向けとは言え、これはちょっといただけません。
・ヘルドッグス ☆☆☆☆
岡田准一くん大好き。良くできていると思います。
・沈黙のパレード ☆☆☆
思ったような映画でしたが、ちょっともうひとつという雰囲気はあります。
・グッバイ・クルエル・ワールド ☆
これだけの俳優さんたちなのに、ちょっと俳優さんが可哀想だと思った。
・七人の秘書 THE MOVIE ☆☆☆
思ったような映画でした。
・アフター・ヤン ☆☆☆
基本的には好きな映画でしたが、映像が意味もなく美しすぎるのがどうなのか。
・アムステルダム ☆☆☆☆
役者さんが凄すぎる。好きな映画です。
・チケット・トゥ・パラダイス ☆☆☆
ジョージクルーニーとジュリアロバーツってだけで星三つ。
・ある男 ☆☆☆
少し消化不良感の残る作品でした。
・そばかす ☆☆☆☆
思い出してみると良い映画。 三浦透子さん良い女優さんです。
・ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ ☆☆☆
ベネディクト・カンバーバッチ見たいだけで行きました。
今年の一番は何だったかと思うと、結果的には「偶然と想像」だったかもしれない。
最初見た時は良い映画なんだろうけど好きな映画ではない、と思いましたが、後から何度も思い出すのはこの映画でした。
30本は多いのか少ないのか。
一本一本思い出していると、役者さん目当てで観ているものが多いような気がします。
あとは「偶然と想像」や「そばかす」的な映画と、「アムステルダム」や「ルイスウェイン」「ファンタスティックビースト」などの洋画豪華時代あり映画、そして「トップガン」や「チケット・トゥ・パラダイス」のようなハリウッド的大大大映画もの、が好きなのかも。
今年はぴったしハマるものは無かった感じですが、今年も楽しませてもらいました。
来年もまた観にいくと思います。
偶然と想像
渋谷文化村 ル・シネマで映画を見ました。
「偶然と想像」
三作のショートストーリーからなる短編集です。
それぞれが殆ど会話劇になっていて、役者さんも素晴らしく良い映画でした。
一作目は女性同士の親友の間に男性が一人、二作目は大学教授と女子大生と男子大学生、最後は二人の女性が登場します。
一昨二作目では三人が同時に登場することは殆どなく、どちらか二人の会話が展開されます。
一作目は女性同士の会話の後に男性と女性の会話があります。
会話の中での展開もですが、場面と場面の間の展開も状況が変わったりします。
二作目は大学教授と女子大生の会話がメインで、会話の中で思惑や立場や関係や意図が変化していくのが、ジェットコースターのように目まぐるしく、しかもそれが静かに目に見えないような変化として表現されていきます。
三作目は二人の会話が場所を変えて展開されます。
心持ち違和感のあることが、突然の一言で展開され一気に状況が変化します。
どの作品も言葉では言い表せない、一言でも二言でも言えない、繊細で微妙であやふやで確かな何かを表現しています。
会話でしか成立させられない、場と人が産む間というか感情の響あいの様なもの。
役者さんも素晴らしく、脚本も素晴らしく。
とても良い映画だと思いました。
ただ、好きにはなれない。
ジェンダーやセクシャリティとまでは言わないけれど、我々の世代はあまり考えてこなかったことが描かれているように思います。
そして今の時代に生きる人の持っている心の基盤の様なものが描かれている様に思います。
避けている訳ではないですが、慣れてはいません。
どうして、好きになれないのかは分かりませんが、2度見ようとは思いません。
最近はこういう映画が増えたように思います。
昨年公開された「ノマドランド」もとても良い映画だとは思いましたが、好きにはなれなかった。
それにしても良い役者さん達でした。
皆さん本当に素晴らしい。
映画は難しいです。
でも大好きですけど。