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患者さんの治る力を活かす整体を教えています。

読了までの目安時間:約 2分

人にはもともと自然治癒力が備わっています。

自然治癒力とは怪我や炎症など体の不調を自ら治す再生機能と、免疫など外から入ってくるウィルスなどと戦う機能の事です。
体を作る細胞が細胞分裂して新しくなったり、抗体など外から入ったものと結合して無力化したり、白血球などのように病原体を撃退したりする事がそれです。
不思議な力ではなく、元々、自然の中で生き延びてくために備わっている体の機構といえます。

てあて整体スクールで教えている指針整体やマッスルエナジーテクニック(骨格・筋肉調整)は、これら自然治癒力を活かして患者さん自らが良くなっていくような整体です。

全身の血流を良くする事で、酸素や栄養が行き渡るようにして、細胞分裂しやすい状態を作ります。
同時に疲労物質を流して疲れを抜く効果もあります。
トントンと全身に刺激を入れることで、交感神経優位になっている人たちの副交感神経を刺激します。
また、強く押したりぎゅうぎゅう揉んだりしないので、筋疲労や筋損傷がなく、揉み返しのような状態にもなりません。
体の歪みはボキボキではなく、ゆっくり調整する事で不安もなく体が整います。

痛みの原因物質を流し。
傷んでいる部位の細胞の状態を良くし。
自律神経系の状態を整えて気分も上げていく。
体が軽くなり可動域が改善される事で、痛みの原因となっている動きや歪みを改善させます。

整体師が調整する事で、患者さんの体が変わり、その変化が体をどんどん良くしていく。
そんな整体を指導しています。
安心と信頼の整体師になって下さい。


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患者さん

治療の二種類 〜調整と自然治癒と

読了までの目安時間:約 3分

整体などの手技療法で患者さんを診る時、二種類の方法があるように思います。

整体師などセラピストが患者さんの状態を変える方法。
患者さんの状態が変わるのを整体師やセラピストが促す方法。

同じようですが根本的に違います。
整体師が治すのか、患者さんが治るのか。
と言う話です。
一般的にはたぶん、整体師などのセラピストに「治して」もらう。
と思っている人が多いと思います。
整体師などが患者さんの状態を変える。
整体師が歪みを取ったりズレや硬さをとるという事。です。
歪みやズレや硬さを元通りにするのは整体師で、それで患者さんは良くなる。
と言う考え方。

もう一つは、治るのはあくまで患者さん。
整体師は患者さんが自ずから変化していくのを、よりスムーズに促すような事をする。
整体師が変えるのではなく、患者さんが変わる。
というような事です。
患者さんにとっては一般的ではないかもしれません。
でも意外に業界ではそう考える整体師やセラピストは多いものです。

てあて整体スクールは後者。

患者さんが変化し治るのを、促すような整体を心がけています。
やり過ぎない事はとても重要です。
指針整体は患者さんの体が緩み始める感じがしたら、そこでやめます。
それ以上はやらない。
骨格調整も目的は関節を動かすことで、ズレを戻したり歪みを取るのは最終目的ではありません。
関節がズレた状態で止まっている(固まっている)のが問題なんだから、動きを出す。
動きが出てくれば、日常生活の中で体は元に戻っていく。
戻りにくいような体の使い方をしているなら、その体の使い方をアドバイスし、歪みが元に戻り血流が改善し、状態が良くなるようにしていく。
と言うような事を考えて整体をしています。

患者さんの自然治癒力にを活性化させる。
と捉えても良いかもしれません。
これ実は西洋医学も多くはそう言う対応をしています。
風邪になったら、咳や熱や悪寒を抑える薬を処方されます。
風邪の薬ではなく咳止めや解熱剤などです。
そうして咳が止まり熱が下がり悪寒がしなくなると、しばらくして風邪も治ります。
腰痛のブロック注射も似たようなものだろうと思います。
痛みを感じなくさせる注射です。
痛みを感じなくする注射を一定期間打ちます。
すると期間が終わった時に、痛みが消えていることがあります。
これ、別に腰に対して何か治療をした訳ではなく、痛みを感じない状態を一定期間作ったということです。
痛みのない体の使い方をしていると、痛みが消えてしまう。

面白いですね。

衛生仮説

読了までの目安時間:約 4分

衛生仮説と言う言葉を聞いたことありますか?
衛生仮説は1960年代から増えたアレルギー性疾患に対する仮説の一つです。

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現代になり、衛生環境が劇的に改善された結果、現代人が最近やウィルス、寄生虫や汚染物質の少ない、清潔すぎる環境で生活するようになったことで、免疫が訓練されなくなり、特定のアレルゲンに対して過剰な免疫反応を起こしやすくなったという説です。
(「人体最強の臓器、皮膚のふしぎ」ブルーバックスより)
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同書では最初に提唱したのはデビッド・ストラチャンで、1989年に約17000人のイギリス人の23歳までのアレルギー疾患の発生率を調べたとあります。
兄弟が少ないとアレルギー疾患の発症率が高くなることから、兄弟が少ないとウイルスや細菌などに感染したり曝露したりする機会が少なくなることが、免疫が訓練されない原因だろうと考えました。
同時に衛生グッズの増加や清潔に対する関心の高さが増してきたことも。
また、アメリカでは家畜を飼育している家庭や、犬や猫を2匹以上飼っている家の子供はアレルギーの発症が少ない事も報告されています。

確かに自分が学生だった1980年くらいまでは、アトピー性皮膚炎の方や花粉症の方はあまりいないような印象でした。
最初に花粉症のことを聞いたのは1978年くらいで、「関東のどこかで花が咲いた。」と同級生がティッシュで鼻を押さえながら言ったのを覚えています。
何?何?何?
なんで花が咲いたことが分かるの?
みたいに聞いた記憶があります。
当時まだ花粉症と言う言葉は聞いたことがありませんでした。
まったく何言ってんだこいつと思いましたね。
それから20年近く経って突然、ああこのことかと分かる日が来るんですけど。

衛生仮説は検証が難しく、当然ですけど、これだけが原因だとは思えません。
でも原因の一つであることは間違いなんだろうと思います。
明らかに自分が子供の頃とは違う環境になったと思います。

同じようなことが、体についても言えるだろうなと思います。
ひょっとしたら体だけでなく考え方や精神もそうかもしれませんが。
これは事あるごとに言ってますが、近現代になって子供の頃から体を使わなくなった。
走らないし登らないし潜らないし。
転ばないしデングり返らない。
掴み合わないし揉み合わない押し合わない。
(いや、揉み合いは通勤であるか・・・)
極端に言えば、みんな歩かなくなっているし。
それがさまざまな故障の原因になっている部分はあります。
間違いないと思ってます。

これに何か「◯◯仮説」みたいな名称つけて提唱したら、みんな気がつくんだろうかと思ったりします。

最近の子供がもともと体力がないのではありません。
そんなに短期間で人の体は変わりません。
環境や習慣で体の状態は変わります。
そしていつからでも変化します。
動かないから、動かさないから、動かなくて良いから、筋力や筋量や心肺機能が落ちます。
だけでなく、環境に対応する能力も鍛えられていません。
毎日、たいらな道を歩いているので、凸凹に対応できる関節や筋肉の能力を全く使わずにいます。
使わない能力はどんどん使えなくなります。
トレーニング=日常的に使えば使えるのに、です。

衛生仮説から色々考えてしまいました。

今の世の中は人に優しい環境を作っています。
でも、優しい環境は人の能力を使わずに済む環境です。
もっと不便にすれば良いという話ではありません。
今が普通で体にも良いとだけ思うのは、良くないかなと思います。
もっと楽にと考える方向もありますが、もっと自分の能力を使えるようにと考える方向もあるんじゃないかと思います。

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