末端冷え性について
実は私自身も末端冷え性です。
男性では珍しいと思います。
けっこう若い頃からで、大学生の時代には既に自覚がありました。
剣道部だったんですが、寒稽古という一般には日の出前から始める冬の稽古があるんですが、その時は稽古が始まると踝から下の感覚が全くなくなりました。
全くなくなると危険です。
踏み込む時の足裏の感覚がないので、何度か捻挫をした記憶があります。
大学生の頃は冷え性というよりは、寒稽古なんだからこんなもんかと思っていましたが、人の話を聞くとちょっと自分だけ酷い状態だったようです。
今も冷え性です。
冬も大変ですが、夏はもっと大変ですね。
最近は電車の中が冷えていたりして、かなり辛い時があります。
夏に外出する時は上に羽織るものと首に巻く何かを持って出る事が多いです。
冷え性にはいくつか理由があります。
一つは自律神経の問題です。
自律神経は意識とは別に体をコントロールしている神経系(体の反応)です。
暑くなると汗をかいたり、走ると心臓の拍動が増えたり、暗いところに入ると最初は見づらいですが、しばらくすると目が慣れてくるアレです。
体が勝手に環境や状態に対応してくれているアレです。
血液をどこに流すかも自律神経の支配があるようです。
この自律神経系がうまく働いていないと、末端にだけ血液が流れにくい状態が出来る事があるようです。
筋肉量の問題もあります。
毛細血管などの血管は筋肉に沢山あります。
筋肉は赤くて脂肪は白いのは、血管の中の血液の色がそう見えているんですね。
筋肉量が少ないと当然血管の長さも少なくなり、血液が流れる量も減ります。
血液は筋肉で出来た熱を全身に送る働きもあるので、筋肉が少ないとそもそも熱があまり作られず、あまり温かくならない血液が全身を回る事になり、末端が温かくなりにくいということがあります。
そして運動の問題もあります。
筋肉量とも関係する部分がありますが、運動量が少ないと熱が作られないので、全身の熱が上がりずらい状態になります。
日常的に運動不足だと、筋肉を動かしていないことになり、熱が作られていません。
そうなると血液も温まらず末端が温まらない事につながります。
末端冷え性の場合は自律神経の問題が大きいかもしれません。
他の二つは全身の体温に関係が大きいと思います。
自律神経を整えるには、規則正しい生活が大切です。
朝、起きて、軽く体を動かし、日の光を浴びる。
夜はあまり遅くならないうちに寝るようにして、睡眠時間をある程度とる。
そんな普通の事が大切だったりします。
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最近、気になる体脂肪の話
今日は症例別の授業でした。
症例別の授業では腰痛や肩こりなどの症例について、原因をどう考えるか、どんな風に施述を組み立てるかを考えるための授業です。
参加されていた生徒さんは2回目だったので、腰痛の時に緩めたい臀筋(外旋筋)の緩め方の練習などやりました。
臀筋の緩め方にもいろいろありますので、この方法のほかに自重を使うものや、股関節を動かしながら緩める方法なども練習しました。
終わって他の症例などについて話をしていてBMIの話になりました。
BMIは体重を身長の二乗で割って出す数値で、体重の適性度(肥満度)を表す数値です。
22が標準と言われていますが、一般にはそれよりも多い方が長生きのようです。
そこで体脂肪の話をしました。
最近の女性でたまに、標準体重よりも痩せている(BMI18とか19)なのに体脂肪率が35%くらいに人がいます。
見た目の体型は痩せ型か普通なのに、体の中の体脂肪が多いことになります。
体脂肪が多いということは、筋肉量が少ないということになります。
体重が標準よりも少ないにも関わらず、体脂肪が多くて筋肉量が少ないとどうなるか。
腰痛、肩こり
冷え性
むくみ
生理不順
などが増えてきます。
腰痛や肩こりなどは筋量が少なくて、体をささえられないような状態というのか、歪みがあると特定の筋肉に負担が多くなったりということが原因だと思います。
その上で血流が良くないので、筋肉の疲労も取れず、筋肉も硬く動きづらくなります。
血管は筋肉の中にあるので、筋肉量が少ないと相対的に血流が悪くなることがあります。
むくみや冷え性も同じような理由で起こりますね。
最近のパーソナルトレーナーなどの動画や話を聞いていると、この点を指摘している人も増えてきているとは思います。
ただ、本人的には体重がやっぱり気になって、体脂肪を気にしていない方もいます。
腰痛や肩こり、冷え性やむくみ、生理不順などは、標準体型なのに体脂肪率が高い時にも起こります。
気をつけてもらえると良いね、という話でした。
前ももストレッチ 【動画】
前もものストレッチ【動画】を紹介します。
このストレッチは、脚が太い人、脚が疲れる人、冷え性の人などに良いと思います。
歩く時や立っている時に前ももを良く使う人がいます。
膝を持ち上げて前ももを使って歩くと、必要以上に筋肉を使うので脚が太くなります。
また、その事で脚が疲れる。
膝を持ち上げるので、歩く時に足首を使わなくなり、ふくらはぎの筋肉や脚の裏側の筋肉群(臀筋・ハムストリングス)を使わないので、血流が改善されにくく、冷え性の原因になる可能性がある。
ということで、この簡単な前ももストレッチをすると、少し改善されます。
でも、根本的には歩き方や立ち方を変える必要があります。
姿勢や歩き方は荒木も教えています。
気になる方は問い合わせ下さい。
臍だし腰だしファッション 【動画】
数年前から腰だし臍だしファッションが増えている気がします。
おじさんのタワゴトではありません。
以前はアパレル業界にいたものとしては、ファッションに文句を言うつもりは一ミリもありません。
でもボディケアをしているものとしては、一言あります。
臍だし腰だしはオッケーですが、ケアもするようにお願いします。
ところで荒木は25年くらい前まで紳士服流通小売業にいました。
最初の2年間くらいは店頭に立って販売もしていました。
バブル絶頂の頃でしたので、洋服は良く売れました。
当時、学生はまだ洋服を持っていなかった。
普段着というか日常的に着る服はあまりたくさん持っていませんでした。
今はみんながお洒落になって良い時代だなと思います。
ただたまに、気になるファッションがあります。
臍だし腰だしもそうですが、靴の流行でも気になる時がたまにあります。
うるさいことは言いませんが、ケアの話はしていこうかなと思っています。
ファッションも楽しんで、体も健康になればと思います。
冷え性 辛いですよねぇ。
冷え性
辛いですよね。
かく言う荒木も冷え性です。
荒木の冷え性は子供の頃から始まっていて、小学生でサッカーをやっていた時、一時期ゴールキーパーをやっていました。
冬の試合の時など、試合が始まるとゴールキーパーはあまり動きがありません。
(今はもっと動くのかも知れませんが、当時の小学生レベルのキーパーはあんまり動かなかった。)
試合前半がおわる頃になると、足首から下がだんだん冷たくなる。
その冷たさの度合いで試合時間が分かるくらいでした。
若い頃は普段それほど酷いという感覚はなかったんですが、冬になると酷いのがわかりました。
大学生になって剣道部で寒稽古というのがありました。
軟弱大学の寒稽古だったので、始まるのは朝7時から。
本来の寒稽古はもっと早くから始まるので、まあ軟弱な部類に入っていたと思います。
始まるとすぐに冷えが始まり、足首から下の感覚がどんどんなくなっていきます。
30分もすると冷たいんだか痛いんだか分からなくなってきます。
社会人になってサラリーマン時代はそれほど冷え性を感じたことはありませんでした。
多分、冷え性のままだったとは思いますが、それよりも感覚が鈍磨していたんだろうと思います。
ところが40歳前後からまた冷え性を感じるようになって来ました。
若い頃との違いは夏です。
夏の夜、寝る時に靴下を履かないと寝れなくなりました。
肌に直接、風があたると寒さというかゾクゾクするような感覚が少しずつ出てきて、調子が悪くなったり夜中に起きてしまったりします。
それで靴下を履き、長袖のTシャツを着て寝るようになります。
暑くない訳はないんです。
朝は汗で起きるんですが、それよりも夜中の冷えで体調を崩すのが嫌でそうするようになりました。
今も冷えはあります。
冬に風呂にゆっくり浸かっていると、風呂のお湯がだんだん冷めてきて、追い焚きしないとぬるくなってしまいます。
冷え性には幾つかの原因があります。
まずは自律神経系の乱れです。
自律神経系は自分の意思とは関係なく、体を整え動かしてくれている神経系です。
体の中の血液の流れも、この神経系の働きがある程度行っています。
自律神経系(交感神経、副交感神経)の働きがうまくバランス取れていないと、冷え性になったりします。
また運動不足でも起こる可能性があります。
冷え性は血流がうまくいっていない状態です。
血液の流れは心臓だけではなく、多くは筋肉を動かす事でおきます。
筋肉を動かさないと、血流もよくならず冷え性になる可能性があります。
もう一つ。
筋肉量の問題もあります。
血液は筋肉の中にあり、脂肪の中には血管はあまり通っていません。
脂肪が白く筋肉が赤いのはそのためです。
体脂肪率が多すぎると冷え性になってしまう可能性があります。
自分で出来る対処法はいくつかあります。
適度な運動をする。
あるいはストレッチなどをする。
散歩でも良いしラヂヲ体操でも良いです。
それくらいの運動を出来るだけ毎日定期的にやっていくことで、筋肉の状態を柔らかくし血流を促します。
規則正しい生活をします。
自律神経系を整えるためです。
夜寝る時間を一定にし、朝起きたら午前中に散歩程度の運動をする。
食事も出来るだけ定期的にして、睡眠時間を確保します。
そして湯船に浸かる。
シャワーでは血流は改善されません。
ゆっくり湯船に浸かる事で、日本人はアルファー波が出てリラックス効果があるとも言われています。
リラックスすることで緊張の日常をリセットし、自律神経系を整えます。
食事でも温めることはできますね。
生姜や辛いもの(カプサイシン)をとると、体は暖かくぽかぽかしてきます。
冷え性、大変ですよね。
でも諦めず出来ることをやって行きましょう。
足裏感覚 浮指について
歩いている時の後ろ足の感覚。
足裏全体ですか、足指の付根(母趾丘・小指丘とか)ですか、それとも指先を感じますか?
足裏全体を感じるとか、あるいはあまり足裏とか指の付け根とか感じないと言う人。
注意が必要です。
ひょっとして浮指じゃないですか?
浮指は足の指先が浮いたようになっていて、指に重心が全く乗っていない状態です。
足裏に墨とかインクを塗って白い紙の上に立つと、指以外の足裏しか黒くならなかったり、人差し指から外の4本は点々とついているけど、親指がついていなかったりします。
かかと重心だったり、上に書いたように、足裏全体や歩く時足指の付け根で床を押したりしているとそうなります。
それが?
と思う人もいると思います。
確かにただ足指があまり使えていないと言うだけです。
でも、それが、だけじゃないんです。
歩く時、足裏全体や足指の付け根で後ろ足を押していると、前ももで膝を持ち上げる事になります。
そして、あまり足首を曲げ伸ばししない。
前ももで膝を持ち上げると言うことは、前ももの筋肉が張ってくると言うことで、脚が太く見えます。
見え方だけだったら良いんですけど、もも裏を使わず、足首を曲げ伸ばしないと、脚の後ろ側の筋肉を使わない事になります。
脚の後ろ側の筋肉を使わないと、血流があまり良くなりません。
血流が良くならないと、体温が上がりにくかったり、浮腫みがちになったりすることもあります。
前ももが張ることで脚が太くなるだけでなく、脚の後ろを使わないので、お尻も下がってしまいます。
また、膝を前に上げるような歩き方は、内股気味になってしまい、O脚の原因になることもあります。
足指の付け根(母趾丘、小指丘等)で地面を蹴るようにすると、足指の付け根の横アーチが崩れ、地面に落ちてしまいます。
そのことで、足の人差し指が母趾の付け根を押し、母趾が外(内側)に離れてしまい、外反母趾の原因となることもあります。
また、内股気味だと股関節の動きが悪く、内臓の下の方の血流や柔らかさも失われる可能性があります。
お腹の血流が良くないと、冷え性や女性特有の症状も出たりする可能性があります。
良くないすね。
浮指は立っている時に足指に力を入れることでは、殆どは治りません。
常に足指にだけ力を入れるなんて出来ないからです。
歩き方を見直すこと。
立っている時の重心を見直すことが大切です。
歩き方は上にも書いたように、足指の先まで意識が残るように。
後ろ足で地面を押すような感じ。
強く蹴るのは難しいと思うので、後ろ脚の足指が残っている意識があれば良いと思います。
また、立っている時は、逆に足裏全体に重心が乗るように。
踵重心になって、体重が足裏の後ろ側にあると、前ももに力が入ったり、腰やさまざまな場所に緊張が出てしまいます。
少し気をつけましょう。
時間が立てば変化は現れます。
両足とも親指が浮いているのが分かります。
爪の先が天井を向いているでしょう。
向かって右(左足)は外反母趾気味になっています。
冷え性
男ですが生粋の冷え性です。
小学生の時にはもう冷え性でした。
サッカー部でフォワードとゴールキーパーをやっていましたが、キーパーで冬の試合の時は後半になると足首から下が冷えっ冷えになってました。
大学では剣道部でしたが、寒稽古では足首から下の感覚がなくなっていました。
終わって朝の喫茶店でお茶を飲んでいる時、しだいに足首から下の感覚が出てくる時のあの変な感じ。
今でも夜寝るときは靴下を履いています。
つい数年前からは夏でも長袖Tシャツで靴下を履いて寝るようになりました。
冷え性にはいくつかの原因があると思われます。
運動不足によるもの。
筋肉量が少ないもの。
自律神経の問題。
体質。
運動不足だと下肢の運動が少なくなり、血流が悪くなります。
足首や膝関節・股関節の動きが少ないと、静脈の血の戻りが悪くなります。
この場合、浮腫(むくみ)も起こりやすい。
僕の場合はこれはないだろうと思います。
小学生の時代から運動しかしてなかったですから。
筋肉量が少ないのも同じような理由です。
血管は筋肉の中にあります。
筋肉量が少ないと血液の流れも促されにくくなります。
また、体脂肪が増えると尚更です。
自律神経の問題もあります。
血液の流れは自律神経でコントロールされています。
夜寝ているときは内蔵に、昼間起きているときには筋肉に主に血液が流れやすくなります。
これ自律神経の働きです。
それが上手くいかなくなって、手先足先の血流が悪くなることがある。
体質も同じようなことかもしれません。
僕の場合は小学生の時から貧血がありました。
小学生で貧血って!?
高校生になった時には鉄欠乏性の貧血で鉄剤を飲んでいたりしました。
なんか女子みたいですね。
でも、だから女性の冷え性は実感として分かります。
なかなか辛い。
そしていろいろ対処してもすぐに良くなることが少ない。
その時すぐに良くなってもまたすぐに冷えてくる。
対症療法ですけど、靴下やレグウォーマーは悪くありません。
首や手首や足首を暖めるものも大切です。
そして運動。
スポーツとは違って日常動作を増やすこと。
歩いたり自転車でも構いません。
お風呂(湯船)は必須ですね。
呼吸法も良いと思います。
横になるか椅子に座って自分の腿(もも)あたりに手の平を置いて、ゆっくり呼吸をしていく。
5分もすれば自律神経が整ってきて副交感神経優位になり、体が暖かくなって来ます。
冷えは良くありません。
血流が新陳代謝を促し、体の状態を保ちます。
あまりほっておかないようにしてください。
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