1分で前屈が曲がるようになる方法を教えます!?
整体スクールの授業での写真です。
左ビフォーで右アフターで、この間に2つの運動を合計で1分くらいやりました。
・体を左右に曲げる側屈を左右5回ずつ。
・上半身を捻る運動を左右に5回ずつ。
それだけで、上の写真のように前屈が15センチくらい曲がるようになりました。
人によって違いはありますが、誰でもそうなります。
手品みたいに見えますが、理由があります。
この場合の前屈がより曲がるようになったのは、背中が伸びたからです。
ガラケーのように股関節から真っ二つに折れるようにはなりません。
動く場所や伸びる場所が違うからです。
背骨の一つ一つの骨(椎骨)には左右に関節があります。
写真のように前屈が曲がる時、その関節は上下に滑るようにズレます。
関節は上下だけでなく、左右にズレたり捻れるような動きをします。
左右の側屈と捻りをすると、その椎骨の関節が側屈方向と捻れる方向に滑るように動きます。
その事で、椎骨と椎骨の間の靭帯や筋肉や筋膜が緩みストレッチされ血流が良くなります。
結果的に上下にも動きやすくなって、前屈が曲がりやすくなるという事です。
ガラケーのように曲がるには、股関節を挟んだ上下の筋肉が伸びる必要があるので、お尻の筋肉やハムストリングス(太もも裏の筋肉群)が伸びて緩む必要があります。
患者さんには運動だけを教えます。
日常生活に戻ればまたすぐに戻ると思いますが、運動習慣をつけてもらう事や、体を動かすと変化が起きるという事を知ってもらうためにやります。
理由を教えて欲しい人には、その説明もします。
手品手技や手品操作を自慢したい訳ではありません。
体が硬い
体が硬いんですよねぇ。
患者さんから聞くことがあります。
全然、柔らかくならないんですよ。
どうやったら柔らかくなりますか?
たまに聞かれます。
体が硬いというのは二種類あると思います。
一つは筋肉が硬い。
筋肉は元々は柔らかいものです。
嘘だぁ、という人もいると思いますけど、そうなんです。
いや生まれてこの方、一度も柔らかかったことなんかない。
そう断言される方もいます。
でも赤ん坊の時は柔らかかったと思います。
物心ついてからずっと硬いと言う人はいますけど、物心つく前は柔らかかった。
いつかから硬くなってしまったんです。
(この場合は二つ目の原因もありますけど。)
いずれにしても筋肉は元々は柔らかいものです。
それが疲れが溜まったり。
いつも同じ姿勢をして動かなかったり。
日常的な運動(体を動かす)が少なかったりすると。
硬くなります。
で、それは、柔らかくなります。
後で方法書きます。
もう一つは関節が硬い。
正確に言うと関節の可動域が狭い。
可動域が狭いと言うのは、関節の動く範囲が狭いと言うことです。
関節の周りには靭帯や筋肉の腱や関節包などと言う、本来はある程度柔らかいものがくっついています。
それが、やっぱり動かさなかったり、長い時間同じ姿勢にしていたりすると硬くなる。
硬くなると伸び縮みしなくなる。
靭帯や筋肉は骨と骨を繋いでいるので、それが伸び縮みしなくなると、関節の動く範囲が狭くなる。
ようするに関節が硬い。
と言うことになります。
二つとも簡単なことで、ある程度は改善させることが出来ます。
筋肉を柔らかくしたり、関節を動きやすくするには、大体同じことをやります。
軽く動かします。
股関節の動きを良くしたかったら、股関節を動かします。
どんな方向でもOKです。
色々な方向に動かします。
そうすると少し温まって血流が良くなります。
周りに血流が良くなることで、柔らかくなります。
また、血流が良くなることで、股関節周りの柔らかな部分の細胞に酸素やエネルギーの素が届き、状態が良くなります。
筋肉も同じです。
軽く動かします。
ストレッチだと引っ張るイメージなので、まずは動かします。
脚の筋肉だったら歩くのが一番簡単。
歩くことで股関節や膝関節などの関節も動くし、太ももの筋肉やふくらはぎの筋肉が伸び縮みします。
筋肉が伸び縮みすることで、やっぱり血流が良くなります。
血流が良くなりながら、筋肉の温度が上がり、その状態で伸び縮みされているので、だんだんと筋肉の状態が良くなって来ます。
簡単。
体が硬いのは、止まって動きが悪い場合が殆どです。
あとは疲れが抜けていないことなどもあります。
床の上でゴロゴロするだけのストレッチがあります。
六本木でやってます。
興味があったらどうぞ。
六本木ストレッチ
日時 : 12月7日・21日(火) 19:00~20:00くらい場所 : ホール DOZ (六本木駅7分・EXシアター裏手)
港区西麻布 1-5-11 2階
料金 : 1,000円(当日精算)
問合 : teate@nifty.com
03-3922-7230
2分で体は変わる
左:ビフォー 右:アフター
体が硬いという生徒さんがいたので、ストレッチの効果を実感してもらうためにビフォーアフターの写真を撮りました。
左ビフォーで右アフターです。
見ての通り、前屈がかなり柔らかく出来るようになりました。
右の方がこちらに見えている背中が長い。
より前に倒れたからです。
左と右の間に何をやったのか。
ストレッチボードに乗ってもらいました。
爪先が10センチ位高くなっているストレッチボードです。
爪先を台の上に乗せ、踵を後ろの床に置いて立っているだけです。
これでフクラハギの筋肉がストレッチされます。
感覚的には膝裏までピキンと伸びている感じです。
実際にはフクラハギの筋肉から太もも裏の筋肉くらいまでの筋膜の繋がりが緩んでいると考えられます。
骨盤を後ろ側から引っ張っている筋肉が柔らかくなるので、前屈が出来るようになります。
前屈は骨盤が前に倒れることで出来ます。
前屈が出来ないのは、骨盤が前に倒れにくいから。
骨盤が前に倒れにくいのは、骨盤を後ろ側から引っ張っている(繋がっている)筋肉が伸びていないから。
ということで、骨盤の後ろ側の筋肉を伸ばせば、前屈が出来るようになります。
体はすぐに変わります。
やり方さえ間違えなければ、誰でも出来ます。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
03-3922-7230




