劇場の客席はどこに座るのか。
ダンスの舞台を観るのに劇場にいきます。
お芝居はほとんど見ないですが、ダンス系のお芝居的なのも観ます。
映画も映画館で観ます。
あれも劇場なのか。
客席は後方を選びます。
センターではなく少し横の席です。
S席A席B席とかだとA席かB席くらいの場所です。
安くあがって助かります。
映画とダンスやお芝居は違いますが、やっぱり舞台(画面)全体を一望出来る場所が好きですね。
前の方だと誰か一人の表情や動きは分かりやすいですが、全体の構成や位置関係なんかが分かりません。
個人よりも全体の構成や位置関係や、動きの連鎖や照明などが気になります。
というかそれを見たいと思って観ています。
どうなんでしょうね。
S席は料金が高くて前の方の中央なので、きっと人気なんだろうと思います。
でも好きなのは、中央よりも後ろで少し脇に寄った場所です。
上手(かみて)と下手(しもて)だと、選ぶのはなんとなく下手の方が多いように思います。
たぶん効き目の関係なのかなと思います。
私の効き目は右です。
俯瞰したいのかもしれません。
学生時代や社会人時代の事を思い出すと、皆んなの輪の少し外側から全体を眺めているようなイメージを思い出します。
完全に外ではなく、全体を見ているような印象です。
作品全体を観たいのかなと思います。
本当にがっかりな話。
舞台を見に行きました。
Organ Works 【 ひび割れの鼓動 】
三軒茶屋にあるシアタートラム。
そもそもこの劇場は好きです。
舞台の作りも客席もロビーも何となく好き。
そして昨日はお世話になっている平原さんのカンパニー作品ということで行ってきました。
本番は素晴らしいものでした。
公演期間中なので別の機会に感想など書けたらと思います。
席に座りました。
ちょっと早めに着いたのでまだ客席はまばら。
暫くしたら右隣に和服姿の女性が座りました。
素敵。
30代くらいの方で肩肘張らず気軽に和服を着ていました。
本番15分くらい前になってアナウンス。
本番中は非常灯が消えること、客席での飲食はしないこと、スマホや携帯の電源を切ることなど。
少し早いなと思いましたが、まそんなもんかと思いました。
カシャカシャカシャ
キュイッ
ごくごくごく。
えええ〜
隣の妙齢の女性がペットボトルのキャップを開け水を飲み出しました。
アナウンスあった後なのに。
開演前ではありましたが、かなり驚きました。
今時、劇場客席で水飲む人なんているんだ。
せっかくの美しいおべべが台無し。
なんて京都弁風に思ってしまいました。
開演。
シーンは6つに分けられています。
その二つ目のシーンが終わったタイミングくらいでした。
カシャカシャカシャ
キュイッ
ごくごくごく。
えええ〜
今度は左側のお兄さんがペットボトルのキャップを開けて水を飲んでいました。
いや水かどうかは薄暗かったので判別できませんでしたけど、少なくともペットボトル飲料ではありました。
シーンとシーンの間の短い薄灯。
しし信じられん。
客席でペットボトル開ける。
しかも右隣の次は左隣。
なんてことだ。
とざわざわしました。
そしてシーンは進み四つ目のシーンが終わったタイミングでした。
カシャカシャカシャ
キュイッ
ごくごくごく。
??????
??????
またモヤ左隣のお兄さんがペットボトルのキャップを開け水を飲んでいました。
いや水かどうかは薄暗かったので判別できませんでしたけど、少なくともペットボトル飲料ではありました。
シーンとシーンの間の短い薄灯。
いや違うまだ舞台上にはダンサーがいるタイミング。
何てことだ。
大人だと思っていたら小学生低学年だったのか。
いやそんなことはないか。
最近のマナーはそんな感じなんだろうか。
呆れる。
いや悲しい。
いやどうなんだろう。
もう分からない。
映画館で上映中にスマホを開いて覗き込む人や電話に出ている人を見たのは5年くらい前だったかと思う。
それにしてもダンスパフォーマンスのような舞台で舞台上に出演者がいる状況でペットボトルから飲料を摂取するというのは、どうも自分には信じられない。
信じられないが現実なので現実なんでしょう。
そういう時代になったのかそういう人になったのか。
良い子は真似をしないように。
モノを考えていなくて、頭が悪く傍若無人な子供に見えますよ。




