動画編集100本チャレンジで分かったこと
7月に動画編集のワークショップに参加しました。
整体スクールの紹介や健康関連の情報を見やすい動画で届けたいと思ってのことでした。
動画編集をしたいと思い始めたのは、多分もう5年以上前だったと思います。
なんとなく先延ばしにして自分で出来ないものかと、試そうとしては挫折していました。
扱ってみれば簡単なんでしょうが、最初が分からないと入り込めないという状態でした。
編集のワークショップだったので、見やすい動画を作るとか動画自体のクオリティを上げていくと言うものではありませんでした。
動画素材の撮影方法、動画の素材の繋ぎ方、文字や音楽やナレーションの入れ方。
ただ、その基本的なノウハウを聞いている途中で、色々とかなり重要なことを聞くことが出来ました。
基本的なことの解説の中に非常に重要なことがあるというのは、整体の指導をしていてもダンスを踊っていても言えることです。
同期と呼べる人が他に2人いました。
2人とも個性的で魅力的な人たちで、一人は国家資格のセラピスト、一人は関西から参加のフォトグラファーでペルシャ絨毯販売会社を運営されている女性です。
ワークショプの間の話の中で、100本チャレンジをしようかなと言っていたのは女性の方でした。
100本かぁ、と人ごとのように聞いていましたが、ワークショップの途中(ワークショップは2回に別れてありました)の宿題でvlog(動画のブログのようなもの)の編集があり、日々作っていたら、ちょっと100本やってみっかと思い始めました。
で、始めたのが動画編集100本チャレンジ。
昨日、100本目の編集が終わりました。
これです。
特に何もない朝の風景です。
基本的な繋ぎの練習と文字と音楽を入れています。
見づらい部分があるかと思います。
逆にそこが面白いと思ってもらえるかもしれません。
まだ完成形ではありません。
100本チャレンジは7月19日から10月10日で完了しました。
約80日で100本でした。
分かったことも分からなかったことが幾つもありました。
100本では全然足りないというのは痛感しました。
100本も編集すれば結構出来るようになるんじゃないかと思いましたが、違いました。
ぜんぜん、思ったように出来ない。
実は当初、仕事用の動画編集が出来れば良いと思って始めていましたが、趣味の動画編集というかプライベートの動画編集もするようになりました。
そんな中、最近上げている「今日の一冊」や「カラダのハナシ」のように、型を作ってしまったものは時間をかけずに編集できるようになりました。
ただ、喋り方やカメラアングルのようなものは、まだまだ改善が必要です。
それとは別に編集している公園や神社仏閣などの動画は、何をどうやって撮れば良いのか繋げれば良いのか実はまだ全然分かっていません。
撮影した動画を時系列に並べて繋ぎを修正してということで、ある程度カタチにはなっていると思いますが、それ以上のものではありません。
試行錯誤を続けながらやっています。
例えば、後からスローモーションにする時の撮影方法が分かっていない。
固定での撮影は好きでやれるのに、動きのある撮影がかなり苦手。(横移動も縦移動も)
風景は多く撮っているが、人を殆ど撮っていないので、人の取り方がわからない。
スクールや整体院のPVを編集したいと思っているが、一人で撮るにはどんな方法があるのか思いつかない。
(現状は一人語りのような形やルームツアーのような形では作ってみたが。。。)
編集の前の撮影の前の、結局、仕事用もプライベートのものも、ディレクション(方向性、やりたい事)なんだろうと思っています。
何を伝えるのか.
どうやって伝えるのか
それを
どんな映像で
どんな音楽で
どんな文字やナレーションで
伝えるのか。
編集を教えてくれた昔からの友人の撮るものは、とてもエモーショナルでエモ動画なんて言ってますが、そのテイストの動画は全く撮れません。
何度もチャレンジしましたが、全然だめ。
プライベートの趣味の部分はかなり時間がかかるだろうと思います。
仕事用はある程度、カタチが出来てきたので、ストレッチ動画など今後は撮っていきたいと思います。
切ったり繋いだり音を入れたり文字を入れたりのスキルは、一応最低限ついたと思います。
次は自分が表現したいもののコアの部分は何なのかを考えること、それを表現するための撮影があって、最後に編集で汗をかくことなのかなと思います。
何でもかんでも同じと思っちゃいけませんが、整体やダンスも同じだなと思います。
基本がある程度、体に入ってくると、そういう問題が出てくるように思います。
やり方は分かった、じゃあ自分はどうするかという問題です。
しかし面白いものを知りました。
既に増えてますが、これからは少し動画が増えると思います。
レッスン動画は前からだけでなく後ろからも撮ってみよう。
ダンスのレッスンをしている大人の皆さん
大人バレエ、大人ジャズ、大人コンテ、大人ベリー、大人フラ。
どんなダンスでもそうですが、動画を撮っていろいろチェックする時に、前からだけでなく後ろからも撮影してみて下さい。
ちょっと驚いてしまうかもしれません。
振り付けを覚える時や、自分の動きのチェックをする時に、前だけでなく後ろからもチェックすると良いと言う話です。
前から動画を撮ると、いつも鏡越しに見ている自分と同じ自分を見ることになります。
いつも見ている自分は画面の大きさの違いはありますが、だいたいいつもと同じような動きをしているし同じようなダンスをしています。
ところが後ろから見た動画は全く違います。
全然違う。
今まで見たこともない人がそこにいます。
驚くかもしれません。
動きが全然違って見えます。
前からだと気が付かなかったアラが見えたりします。
前から見たら上がっていた脚が、全然上がっていなかったりします。
前から見たら引けていなかった腰が引けているかもしれません。
前から見ればちゃんと斜めが取れているのに、後ろから見ると斜めが甘かったりします。
その上、他の人と全然身体の向きが違っていることもあります。
これ後ろからチェックしないと分からないことです。
ひょっとしたら、そこを先生に指摘されているのかもしれません。
全く思いもよらない、出来ていると思っていることを注意されていたら、特に後ろからのチェックは大切かもしれません。
前から見ていると、自分の頭の向きや上半身の向きが見え方に影響しますが、後ろから見ると足の位置や腰お尻の向きが見え方に影響しているようです。
そしてダンスは前からだけしかみられないものではありません。
目の前の客席にいるお客さんに向けて踊る時も、身体をずっと前に向けている訳ではありません。
後ろを向くことも、床に寝ることも横を向くこともあります。
そんな時、前から見えていると思っているように、後ろからや横からや上から見える訳ではありません。
知らないでいると怖い。
特に50代60代のダンサーは試してみて下さい。
年齢は背中に出る。
避けては通れません。
気が付くことが大切です。
思った以上に云々なんてことが意外に多かったりします。
頑張りましょう。
ご同輩。