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腰痛は腰を揉んでも治りません

読了までの目安時間:約 3分

整体師は腰痛の人が来ても、腰ではなく別のところを緩めたり調整したりするのは何故ですか?
以前、骨格調整のセミナーをやっている時に、柔道整復師の先生にきかれました。

腰痛の原因が腰にある事が殆どないからです。

腰痛がある時に腰を揉むと気持ちが良く、一時的に痛みが軽くなる事があります。
腰回りの筋肉が硬くなっているのを、緩める事で発痛物質になっている疲労物質が流れて減るからです。
また、揉みほぐしの刺激が気持ちよく、痛みを軽く感じる効果があるからです。

でも、これだと腰痛の原因は取れていません。

腰は骨盤と胸郭(肋骨)の間にあります。
腰だけが単独で歪む事はありません。
腰が歪んでいるということは、骨盤や胸郭が歪んでいるということです。
同じように腰の動きが偏っている(バランスが崩れている)時は、骨盤の動きが偏っている事が原因になっています。
胸郭の左右や前後の硬さ、胸郭周りの関節(胸椎椎間関節、肋椎関節、肋横関節など)の動きの悪さなどが原因となっていることもあります。

腰の状態や痛みは、周りの歪みや硬さや動きの悪さ偏りの”結果”です。

周りの状態を変えなければ、腰の状態は変わりません。
だから、整体師は腰痛の人の腰ではなく別のところを緩めたり調整したりするんです。
肩こりや膝痛などについても同じです。
もちろん、腰を最終的に柔らかく緩めたいので、腰も最後に緩めたりします。
でもそれは、周りの状態が変わってからという事になります。
腰だけを緩めても、骨盤や胸郭の動きや歪みが変わってなければ、原因が取れていないので、痛みが再発してしまいます。
だから、です。

腰痛は多くの場合、腰を揉んでも治りません。
原因を考えて根治を目指して調整します。

てあて整体スクールでは生徒さんを募集しています。
入学は随時。
見学も出来ます。
新しいクラス開講に伴い、年内入学申込みの方は授業料10%割引を行っています。
問合お待ちしています。


てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
teate@nifty.com
https://lin.ee/H5NyjYT


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腰痛の患者さんの腰を揉まないのは何故か。

読了までの目安時間:約 3分

腰痛だと言ってるのに、腰を揉まない整体院があります。
骨盤から下のお尻や脚を緩めたり、骨盤調整をしたりする整体師がいます。
どうしてでしょう。
腰が痛いんだから腰を揉まないのは何故なんだろう。
そう思う人もいると思います。

腰痛だけでなく体の痛みは、何かの結果です。
他に原因があることが多い。
その部位に原因があって痛みを出している事もありますけど。
でも、その部位ではなく他の部位に原因があって、その部位が痛む事が多い。
だから、腰痛なのに腰を揉まない事があります。
それに、腰痛で腰を揉むと痛いし。

腰の骨盤につながっています。
腰痛の多くは骨盤につながる筋肉や筋膜が痛みを出しています。
だったら、骨盤の歪みや動きを良くすれば、腰の状態も痛みのない状態に戻ります。

反っている腰が痛みを出している時、腰が反っている事が痛みの原因だとしたら。
腰をゆっくり揉んで緩めてしまうと、その時は痛みが軽くなるかもしれませんが、腰が緩んで腰の反りが大きくなってしまったら、すぐにまた痛みが出て来ます。
逆に痛みがひどくなる可能性もある。
だって、反りが大きくなる訳ですから。
そんな時は腰の反りを戻すような整体をします。
腰が反る時には骨盤を前から引っ張っている筋肉(腸腰筋など)が短縮している事があります。
検査でそれが分かったら、腰をそらせるような筋肉を緩めます。
腰ではなく腹側だったりします。
そうすると、腰の反りが減って痛みが出にくい状態になります。

面白いですね。
というか興味深いと思います。
体はつながっています。
遠くでもつながっている。
だから、全然関係ないような場所を調整したり緩めたりする事があります。
腰痛の患者さんの腰を揉まないのは、そんな事を考えているからです。

てあて整体スクールでは痛みの原因は何か。
考えるための授業があります。
症例別の授業では体や痛みに対するベースとなる考え方を学びます。


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ダンスの故障の原因は疲れとテクニック

読了までの目安時間:約 1分

ダンスやバレエには故障はつきものです。
つきものだと言って仕方がないという訳ではありません。

故障の原因は疲労とテクニックの問題があると考えています。
テクニックの問題はプロには少ないですが、振り付けの問題としてあるかもしれません。
アマチュアの人はテクニックを誤解していたり、理解しているのに筋力や関節可動域が足りなくて問題になることがあります。
疲労はどちらにも問題です。
仕方がないと考えているようでは故障は防げません。

ダンスの故障について動画にしました。
ご覧下さい。


腰痛なのに腰に触れない整体師がいるのは何故なのか。

読了までの目安時間:約 2分

姿勢や歩き方の授業もある整体スクール
てあて整体スクール・荒木です。

腰が痛くて整体院に行ったのに、ぜんぜん腰に触れて調整してくれない整体院があります。
最初に軽く触れて触診したら、あとは少し動かしたりするだけ。
お尻や太もも、足首や肩甲骨。
そんな腰とは関係ない(と思う)場所ばっかりやっている整体師がいる。
そんな風に思う人がいるかもしれません。

痛みや症状が出ているのが腰なんだから、腰を何とかして欲しい。
そう思っていくのに腰に触れられないのは、何だかなと思います。
腰痛が治ったり症状がなくなったとしてもです。

ここ20年くらいの整体院では、腰痛の人の腰を直接押したり揉んだりするようなことはあまりしなくなりました。
原因が他にあるからです。
痛みは腰に出ていますが、原因は別にあったとしたら、その別のところを調整しないと痛みは消えません。
骨盤の歪みがお尻や太ももの筋肉のアンバランスだったり動きの悪さだったりしたら、そちらを調整するのが整体院だったりします。
だからつい腰痛なのに腰以外の場所だけ触れたりすることになります。

もちろん腰に触れて緩める時もあります。
例えば疲労物質が溜まったり、固くなったりしていることが痛みの原因の場合です。
でも、そんな場合でも疲労物質が溜まる原因や固くなる原因が他にあれば、やっぱり他の場所にも触れます。
腰が軽くなった後に、脚やお尻や膝や足首に触れるかもしれません。

痛みや症状が出ている場所は、結果として痛みや症状として現れている場所です。
その原因がどこにあるのかを考え、調整するのが整体師です。

猫背は腰痛の元

読了までの目安時間:約 3分

猫背の人は腰痛だ。
という話ではありません。
猫背は腰痛の原因になることがあるという話です。


背中が丸いことを猫背と言います。
この場合に背中と言っているのは、背骨(脊椎)のうちの胸椎のあたりの話です。
胸椎というのは胸の辺りの背骨のことで、肋骨がくっついている背骨のことです。
胸椎の上には首の骨(頚椎)があり、胸椎の下には腰の骨(腰椎)があります。
そして腰椎の下には骨盤がある。
胸の骨と首の骨と腰の骨と骨盤は、別々に感じるかもしれませんが、全部繋がっていて背骨と呼ばれています。


脊柱

上のイラストは背骨ですが、どこが首でどこが胸でどこが腰かわからないですよね。
骨盤はなんとなく一番下の辺りかと思うと思いますけど。
これに肋骨や肩甲骨や腕や脚の骨も加わると、下のイラストのようになります。


背部骨格

何となく首・胸・腰の区別がつくかもしれません。
でも、繋がっているのは分かりますね。
猫背の人は背中が丸いというのは、この胸椎の辺り、肋骨のある辺りが丸くなっているということです。
当然ですけど、首の骨(頚椎)や腰の骨(腰椎)や骨盤にも影響が出るのが分かると思います。
背中(胸椎)が丸くなれば、腰も丸くなるかもしれず、そうなると骨盤が後傾気味になるかもしれません。
人によっては逆に腰の骨の反りが強くなって、反り腰になり出っ尻気味になるかもしれません。
首は背中が丸くなることで、前に出ることが多いですが、前にでなければ首の反りが強くなるかもしれない。


背中が丸いというのは、背中だけが丸くなって他は元のままということではありません。
背中が丸いと腰の骨や骨盤との位置関係が変わります。
そうなると腰あたりの筋肉が伸びて硬くなったりします。
それが腰痛の原因になることがあります。
同じように猫背が肩こりの原因になっていることもあります。


生まれつき猫背の人はいません。
物心ついてからずっと猫背で、両親が猫背で兄弟も姉妹も猫背だったとしても、猫背は遺伝ではありません。
子供の頃の写真を見て下さい。
みんな背中は立っています。
いつの間にかそうなっている。
猫背が改善されれば腰痛も改善されることがあります。
ただし、胸を反ったり、背中を伸ばして猫背を改善させても、長続きしません。
姿勢は時間をかけて作ってきたものなので、少しずつ見直していくことが大切です。

肩こりは肩だけが問題じゃない

読了までの目安時間:約 2分

肩こりは肩が問題な訳ではありません。
肩が凝ったのは結果です。

肩は大体首から腕に繋がる間の部分のことがそう呼ばれます。
人によって腕の付け根よりも少し首側の三角筋あたりも肩と呼んでいる人がいます。
肩あたりならどこであってもそうですが、肩だけが独立して腕や首や胴体とは別に存在している訳ではありません。
肘や膝もそうですが、大体はどこかとどこかの間の部分に名前がついています。

肩辺りには僧帽筋という筋肉があります。
僧帽筋の始まりは背骨で、頭のすぐ下から背中の真ん中あたりまでが僧帽筋の始まりです。
そして終点は肩甲骨です。
その僧帽筋の上部あたりが硬くなったり痛みのような違和感があることを肩が凝ると呼んでいます。

僧帽筋の状態は背骨や肩甲骨の位置や動きで決まります。
例えば肩甲骨が前や外に移動していると、僧帽筋は引っ張られて伸びます。
引っ張られて伸びた状態が続くと、血管は細くなって血流が悪くなり、疲労物質などが流れにくくなると言われています。
そしてコリを感じる。

だから肩凝りは肩だけが原因ではないし、肩だけ緩めれば良いというものではありません。
例えば僧帽筋をストレッチして柔らかくすると、一時的に血流が良くなるしストレッチや揉まれることで気持ちも良く感じます。
でも、僧帽筋が引っ張られて伸びてコリが出来たとしたら、ストレッチするともっと伸びてしまうことになって、結果、またコリがすぐにぶり返す頃になります。

最近の整体院などで肩凝りに肩甲骨を動かしたり、腕の施述をするのはそのためです。
腰痛も同じですが、凝りや痛みはその部分に原因があるとは限りません。

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