避難所
正月元旦から能登を大きな地震が襲いました。
東日本大震災や阪神淡路大震災を思い出し、とにかく被災者が少なければ良いがと思いながら、数日を過ごしています。
二日には飛行機事故まで起きて、まったくどんな年の初めなんだと思ったりもします。
避難所。
NHKのニュースを見ていたら、避難所での冷え対策について専門家を呼んで話をしていました。
新聞紙を使うだとか、段ボールを活用するだとか。
つまり広い体育館やホールの床に直接寝る事が想定されているという事なんだろうと理解しました。
見ているうちにだんだん腹が立って来て、そのうち悲しくなって来てしまいました。
あんなに大きな震災から、もう10年以上の時間が経過しています。
それなのに、避難所に指定されている場所に、避難に耐えるだけの装備がされていないということです。
どうなってんだと思います。
ここでそんな事を書いても詮無い事だと分かっていますが、それにしても酷い。
他のあれやこれやにお金を使うくらいなら、避難所の整備に幾らでも回せるだろうなんて、言っても仕方がないけど思ってしまいます。
地震や台風は想定外なんだろうかと思ったりします。
もし、地震や台風が想定外にされているんだとしたら、そういう想定をする人たちには任せられないようにも思います。
地震や台風は必ず来る前提で、いろいろと考えてもらいたいと思います。
千葉が酷い状況です!
古い整体仲間で千葉県八街市在住のtakeさんからメールが来ました。
千葉県が酷い状況です。
東京でニュースを見ていても未だに断片的な情報しかなく、既に台風から一週間以上経っているのに何も進んでいないように感じます。
現状を知って欲しいとの事でしたので、送られてきた内容をシェアします。
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山武は給水所自体少ない。
遠くからお年寄りがトボトボとタンクを持って歩いている姿もあります。
しかし一往復するのも大変なので、きっともう運べないかもしれない。
防災無線もロクに聞こえない。
給水所の案内が入っても、「そこまでどうやって行けって言うんだよー」と言う声。
今日で9日目です。
トイレも自宅で出来ないので (水が出ないから) 外出するしかない。
夜は真っ暗になってしまうから、家の中で作業が出来なくなります。
私の家も、近隣が次々と復旧している中で、遅かったので、取り残されていく感じが強かったです。
9日も経っていて、すぐ近くに電気が来ていて、自分ちは来ないと言う状況は ものすごく辛い。
何の違いで、何がダメだから、あっちは電気が来てこっちは電気が来ないのか、 知りたい。
でも、テレビもネットも 日に日に大変な状況になっていっている事を報道してくれない。
なのでどんどん孤立感でいっぱいになります。
叫びたいけど、みんなもう、疲れちゃってて、 無感情になっています。
救いは、やっと涼しくなって来たこと。
足りないのは、情報。
自分のエリアの復旧の進捗状況を知りたい。
自衛隊の車が近隣を回り始めたのは土曜。
被災後6日も経って、ようやく災害と認められた感じで嬉しかったけど、何をしてくれているのか全然わからない。
それから被災地で一番足りないのは発電機。
発電機を持って東京から駆けつけてくれた人の現場にいましたが、感動です。
水が出て、お湯が出た!みんなで拍手! そして夜の灯。ランタンが足りないです。
私も4回目の夜が来た時に友人からランタンの提供があってとても助かりました。
部屋全体を照らす光があると、気持ちが全然違います。
夜に何かしらの作業が出来るからです。
テレビもネットも駄目だから、夜が長いんですよ。
そして冷蔵庫で保存出来ないので、どでかいクーラーボックスと、氷。
クーラーボックス自体を冷蔵庫がわりに使うので、でっかいのが便利。
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