リハ室でも使えそうです!
昨日から4回。
土曜に骨格調整の授業が始まりました。
この授業だけを受ける骨格調整専科というコースがあります。
今回は病院のリハビリ室で仕事をしている、柔道整復師であん摩マッサージ指圧師(国家資格)の方が参加されました。
今日の授業は骨盤の三方向からの調整でした。
左右の腸骨稜の高さ、骨盤の開き、骨盤の回旋です。
マッスルエナジーテクニックで調整して行きます。
今回参加された生徒さんは、ずいぶん前にマッスルエナジーテクニックを少し勉強したことがあったそうです。
他にも沢山の手技を勉強されていました。
リハビリの現場はさまざまな患者さんが来院される上、危険な(あるいはそう見える)手技を使わず、調整出来るものは調整したい。
何歳くらいまで使えますかね?と聞かれて、70代までは大丈夫、80代以降は個人差が大きいので患者さんに聞いたり様子を見て使って下さいと伝えました。
授業が終わって聞いてみました。
これ病院のリハ室(リハビリテーション室)でも使えますかね?
もちろん!その為に来たし、十分使えます。
とのこと。
残り3回も楽しみです。
※年内は10月の月曜4回コース、11月の日曜4回コースがあります。
マッスルエナジーテクニック(MET)や骨格調整に興味のある方は問合下さい。
整体師のための法律問題
てあて整体スクールでやっている課外授業です。
整体師は民間療法と言われ、まだ国家資格になっていません。
カイロプラクティックの団体や療術の団体が活動されていて、国家資格化を目指していますが、個人的には難しいかもしれないと思っています。
手技療法関連の国家資格として、あん摩マッサージ指圧、はりきゅう、柔道整復などがあります。
民間療法の方は法律になっていないと言う事もあって本当に沢山あります。
整体、カイロプラクティック、アロマ、リフレクソロジー、気功などがよく知られています。
国家資格になっている療法には業法と呼ばれる法律があります。
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師に関する法律、柔道整復師法などです。
ところが民間療法にはこれがありません。
だから何やっても良い、なんてことは全くありません。
逆に法律問題についてもきちんと知っておく必要があると思います。
そこで、てあて整体スクールでは法律問題について授業を行っています。
知らないままに仕事したり、開業したりするのは良くないですから。
すごく簡単にかいつまんで言うと、二つの事がポイントだと思います。
医業類似行為(手技療法など)は、人の健康に害を及ぼすおそれのある業務行為でなければ禁止処罰の対象とはならない。(医療事故判例より)
民間療法は、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師などとは、区別されそれに含まれないモノである事。
です。
分かりにくいですかね。
自分で調べると大変なので、過去の判例や通達などを確認して、どういうものかを知る授業を行なっています。
判例・通達など集めたページがあるので、興味のある方はご覧下さい。
https://teate.co.jp/law
てあて整体スクールでは生徒さんを募集しています。
入学は随時出来て、授業見学や整体の体験を受け付けています。
興味のある方はメール・LINEなどで連絡下さい。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
https://lin.ee/H5NyjYT
国家資格者が学びに来る理由
てあて整体スクールには柔道整復師やあん摩マッサージ師指圧師など、国家資格をお持ちの先生が学びに来ることがあります。
セミナーやワークショップだけでなくスクール生として指針整体や骨格調整を勉強しています。
どうして?と思うことがあります。
既に手技はお持ちで資格で仕事をされています。
指針整体やマッスルエナジーテクニックなど、新しいスキルを身に付けたい。
荒木の臨床経験を知りたい。
開業や開業してからの事を知りたい。
じっくりと学んでみたい。
入学された先生方からは、そんな印象を受けます。
大きな学校で学んで、大きな施設で仕事をしていると、学べない事がここにはあるようです。
質問もいろいろで、症状に対する事だけでなく、手技に対してや開業のことについても聞かれます。
開業している先生もいるし、これから開業される先生もいます。
お力になれたらと思っています。
整体師の開業 届出ってどうするの?
こんにちは。
整体師の副業や開業を応援しています。
てあて整体スクール・荒木です。
整体師として開業する時に届出は必要ですか?
整体師や整体院としての届出は必要ありません。
整体は民間療法と言われていて、まだ法制化されていません。
整体自体を扱う法律がないんですね。
接骨院や整骨院、はり灸院、あん摩マッサージ指圧院などは、それぞれ国家資格になっている療法なので、保健所への事前届出が必要です。
これらの資格は厚生労働省の所管なので、保健所に届け出ることになります。
では全く何も届出が必要 いかというと、少し違います。
会社を辞めて個人事業で始める場合、開業届を税務署に届け出る必要があります。
それまでは給与天引きで税金を納めていたのが、開業後は別に納税するということになるからです。
開業届は最近はオンライでも出来るようですし、所轄の税務署に連絡すれば親切に教えてもらえます。
届出は開業後1ヶ月が原則です。
てあて整体スクールは副業や開業を目指す皆さんを応援します。
開業前や開業後にやるべきことも相談に乗っています。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
https://lin.ee/H5NyjYT
整体師の資格と国家資格
整体師の資格は民間資格と言われます。
民間資格に対して国家資格というものもありますが、その違いは何でしょう。
その資格の法律があるかどうか。
です。
接骨院の先生は柔道整復師ですが、これには「柔道整復師法」というものがあります。
また、鍼灸あんまマッサージ指圧師にも「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」というものがあります。
整体師にはこう言う法律はありません。
法律には所定の学校を卒業して国家試験に合格する事が条件だとか、開業する時の部屋の広さだとか看板に書いて良い事だとかが書かれています。
でも、整体師にはそれがありません。
無資格者だと言われる事がありますが、それはちょっと違います。
接骨や鍼灸をする時に、その国家資格を持っていない人がやっていたら、無資格者です。
でも整体は接骨や鍼灸とは別のことをしています。
だから無資格というのは言い方が違うだろうと思っています。
では整体と接骨や鍼灸あんまマッサージ指圧との違いは何か。
法律になっていないので、明文化されてはいません。
ただ、厚労省などから見解が出ている部分はあります。
こちらのページ>>>に詳しくありますので、細かく見たい人はご覧ください。
概略としては、「医業類似行為は人の健康に害を及ぼす怖れがなければ禁止処罰の対象とならない。」という事と、「カイロプラクチック療法は、脊椎の調整を目的とする点において、あん摩、マッサージ又は指圧と区別され、したがって、あん摩、マッサージ又は指圧に含まれないものと解する。」となっています。
後半の「カイロプラクティック療法は」というところは、「脊椎の調整を目的とする点において」というところがポイントです。
カイロプラクティックなど民間療法は、「目的」が違うから国家資格とは区別される、と読めます。
接骨やあんまマッサージ指圧とは目的が違うという事だと解釈しています。
てあて整体スクールで指導している整体の目的は、骨格や筋肉の調整(歪みズレ)をすることで血流を改善して、体の状態が回復することを目的としています。
ところで最近は理学療法士の先生や柔道整復師の先生が整体院を開業される事もあります。
そんな場合は理学療法士の先生ならリハビリ的なトレーニングを施述に付加していたり、柔道整復師の先生などは整体学校やカイロプラクティックスクールで骨格調整を学んで取り入れている先生もいたりします。
患者さんには分かりずらい状況かもしれませんが、多くの先生が参入されるのは業界的には良いことなのかと思います。
競争は厳しいですけどね。
ちょっと難しいかもしれませんが、法律の問題は知っておく必要があります。
民間の整体師には出来ないことがあるからです。
てあて整体スクールでは法律問題についても授業を行います。
※開業も出来る整体学校 ↓
整体院と接骨院の違い
たまに聞かれる事があります。
整体院と接骨院や整骨院て何が違うんですか?
公的な違いは整体院は民間資格で開業していて、接骨院や整骨院は国家資格で開業しているということです。
接骨院や整骨院をやっているのは、柔道整復師という国家資格を持った先生で、整体院をやっている整体師は民間資格です。
では民間資格と国家資格の違いは何か。
民間資格についてはその仕事をするのに、特定の法律が出来ていない資格です。
整体師だけでなくカイロプラクターやアロマセラピスト、リフレクソロジストやパーソナルトレーナー、ピラティスやヨガのインストラクターなども含まれます。
国家資格はその仕事をするのに必要な資格が法律で決められているものです。
手技療法と比較的近しいものだと、柔道整復師、鍼灸あんまマッサージ指圧、理学療法士、作業療法士、看護師、介護士、救急救命士などがあります。
一番大きな違いはたぶん、国家資格になっている資格は、資格を取るための学校も規定されているので、勉強時間や内容が規定されていることと、国家資格に合格していることから、ある一定以上のスキルと知識などが担保されることだと思います。
民間療法はその規定がなく、極端に言えば独学で手技療法を始める事も出来ます。
でも整体師と接骨院などでやっていることが殆ど違わないと思っている人もいると思います。
整体院でやっていることは、接骨院や鍼灸あんまマッサージ指圧院でやっていることとは、目的が違います。
整体院などの手技療法の多くは、脊椎の不全(歪み)やアンバランスを整えることで、患者さんの症状に対応しようとしています。
あんまマッサージなどを目的とはしていないというのが違いだろうと思います。
でも、違いが分かりにくいですよね。
国家資格と民間資格については、てあて整体スクールでも授業の一環として解説しています。
患者さんとして整体院と接骨院・整骨院のどっちが良いのか分からないという声も聞きます。
実態としてはそれぞれの整体院や整骨院には得意分野があることが殆どです。
今ならインターネットでホームページなど確認して、何が得意なのかを確認すると良いと思います。
料金的には接骨院や整骨院は健康保険が適用出来ることがあるので、安く受けられる可能性が高いと思います。
反面、少し時間が短く、保健適用の場合は一人一人をじっくりとは行かないことがあるかもしれません。
逆に整体院は保健適用が効かない分、料金的には少し高めになっている所が多い分、時間はゆっくりと取れてじっくり話を聞いてくれることが多いと思います。
メールやラインで質問をして、返信を読んでみて考えるというのが良いのかと思います。
得意分野なら色々アドバイスもあるだろうし、そうでない場合は文面でわかるかもしれません。
てあて整体院はダンスやバレエの故障に強いというのが売りですが、最近はアレクサンダーテクニーク教師として心身の使い方についても得意としています。
ダンスは大人バレエから子供さんの柔軟性やテクニックの問題、体の使い方は姿勢や歩き方からバイオリンやピアノの弾き方、声楽の方の体の使い方などもみています。
何かあれば問い合わせ下さい。
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