てあて整体スクールでは整体の基本を教えています。
てあて整体スクールでは整体師としての基本を教えます。
・患者さんの体がどうなっているか分かるための触診
・特定の関節の歪みやズレや動きの悪さを調整する手技
・特定の筋肉や部位の硬さだけを緩める手技
・患者さんの症状の原因を考える方法
・整体師の体の使い方
・患者さんの体の使い方の指導法
・ストレッチの指導法
・解剖学と解剖学の学び方
特に触診と全身を緩める手技は繰り返し何度も練習します。
繰り返すことで体に染み込ませます。
整体師の体に少しずつなってもらいます。
整体師の頭に少しずつなってもらいます。
卒業後半年以内に開業する先生がいるのは、基本がきちんと身についているからです。
基礎が身についていれば、応用はいくらでも整体をしながら学べます。
応用編だけ学んでは、基礎は後からは身につかない。
変な癖だけが体に残ります。
整体師の基本を身につけて、長く続けられる整体師になって下さい。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
https://lin.ee/H5NyjYT
「全く未経験の人でも一箇所5分触れるだけで痛みが消える方法」は教えたくない。
それがどんなに素晴らしい手技でも。
全く未経験の人でも一箇所5分触れるだけで痛みが消える方法
は教えたくない。
そう言う方法がないとは思わない。
それが出来る先生がいるのは知っている。
でも、てあて整体スクールではそう言う手技は教えていない。
ある程度の経験を積んで。
患者さんの状態が分かり。
患者さんの状態を変えられ。
自分のやっている事が分かる。
そう言う整体師を育成したい。
最初から「全く未経験の人でも一箇所5分触れるだけで痛みが消える方法」を身につけたとしても。
使えないと思う。
5年10年やっている先生だったら、スキルアップにとても良いと思う。
でも、最初に学ぶ手技ではないと思う。
最初に学ぶのは基本が大切。
患者さんの状態がわかるように触診から始めること。
全身を緩めること。
特定の関節のズレや歪みを治すこと。
特定の筋肉や部位だけを緩めること。
それが出来てからならわかる。
それが身についていない時期に、特定の部位に即効性のある手技だけを身につけても。
長続きしない。
てあて整体スクールは整体師の基本を教えたい整体学校です。
指導者の責任と基本の大切さ ~ バレエの発表会を見て ~
先日、洋舞フェスティバルを見てきました。
ダンスの発表会です。
殆どのスタジオがバレエ・スタジオでした。
それを見ていて色々なことを考え思いました。
発表会に出ているダンサー(生徒さん)は、皆さんとても真剣で一生懸命踊っていました。
ところがどうしてか、見た目が随分違います。
あるスタジオは小学校高学年から中学生位になる女子の生徒さんたちでした。
出ている10人位のうち一人だけポアント(トウ・シューズ)を履いていましたが、他の子達はみんなバレエシューズを履いていました。
バレエシューズは爪先も柔らかく、ポアントのように爪先立ちは出来ません。
ポアントを履く前のお子さん達は、このシューズで一生懸命練習をします。
そこのスタジオのバレエシューズ子供たちは、そろそろポアントを履いても良さそうな位に、筋力もテクニックもあるように見えました。
ターンアウトも一生懸命意識し、爪先まで意識が繋がっているのが見えました。
ああ、ここの先生はきっと生徒さんの将来のことも考えて、基礎をきちんと練習させているんだろう、と言うのがダンスとシューズを見ていて分かりました。
もうすぐポアントを履けそうなのが、見ていても分かりました。
別のスタジオでは小学校高学年と思しき女子の生徒さんたちは、全員がポアントを履いていました。
筋力もテクニックもギリギリ。
でも本格的な衣装を着て、きっとコンクールに出るために練習をしているんだろうと言うのが分かりました。
ターンアウトがイマイチ出来ない子達がいたように思いました。
(下肢を股関節から外旋させる、バレエの基本中の基本の体の使い方)
ポアントはもう少し待っても良いかもしれないなぁ。
でも、あの位の年齢だとポアントを履きたくて履きたくてしょうがない時期だしなぁ。
とも思いました。
そしてもう一つのスタジオの生徒さんたち。
僕の目から見てですが、全員がターンアウトが出来ていませんでした。
膝裏が伸びておらず、太ももの前を使って脚を伸ばし挙げていました。
最初、バレエシューズで出てきた小さな子達はみんなそうです。
それはどこのクラスも同じ。
でも、少しずつ年齢が上がって来て、小学校高学年から中学位の子達まで来た時に、ちょっと変だなぁと思い始めました。
全員なんです。
そしてポアントを履いている子達もそう。
それが高校生から大学生位の殆ど大人になってもそうでした。
テクニックも高度で脚も上がるし飛べる。
なのに膝裏が伸びず太ももの前を使っていました。
あくまで憶測ですが、先生も同じような使い方をされているのではないかと勘ぐってしまいました。
振り付けや衣装も考えるところがありました。
あるスタジオは先生と思しきダンサーが、終始中心で踊っていました。
確かに他のダンサーよりも上手です。
先生ですから当然かもしれません。
でも、他のダンサー達も踊れる人たちです。
それが殆ど先生しか印象に残らない・・・
振り付けだけでなく衣装についても、クラシックのオーソドックスな振り付けや衣装でなければ、センスが出てしまいます。
センスと言うのは、つまり、品です。
それはつまり、指導者のセンスや品と言うことになるのかもしれません。
指導者の責任は大きいなぁと思いました。
生徒たちは一生懸命、先生の言うことを聞いてそれを表現しようとします。
その先生・指導者が間違っていたとしたら、残念な結果になってしまいます。
同じように基本がとても大切だと思いました。
基本が出来ていれば、ベーシックな振り付けでも見ていて気持ちの良い踊りになります。
基本が出来ていないのに、脚を高く上げたり、とにかく回ったり飛んだり。
それがどこに繋がっていくのか。
もちろん楽しく踊ることは大切で良いことで、踊りの素敵な部分です。
でも、人に見てもらうとするなら、見てもらう相手のことも考えたいし、踊る人の将来のことも考えたい。
そんなことを思いました。
整体の指導にも通じる話です。
自戒を込めて。
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