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上野の森バレエホリディ 【バレエの”からだ”診断】

読了までの目安時間:約 5分

4月29日30日の両日、上野の東京文化会館大小ホールのホワイエで、上野の森バレエホリデイというイベントがありました。
その中で【 バレエの”からだ”診断 】というブースの担当をしていました。
バレエをやっている人たちの体や体の使い方、テクニックや日頃の悩みを聞いてアドバイスするというものです。
大ホールで出店していたお店の殆どはバレエウエアや小物を販売していました。
小ホールでは似顔絵コーナーやバレエ占い、カラー診断やカラーポワントというグループもいました。
そんな中で体を扱うブースは異色だったと思います。


バレエホリデイ・てあて整体スクール

イベント自体は東京バレエ団やコンテンポラリーダンスのノイズムの公演を中心に、バックステージツアーや公開リハーサル、初めてのバレエレッスンなどもあり本当に沢山の方がいらっしゃっていました。
【バレエの”からだ”診断】は二日間で大人も子供も合わせて20名の方々に来て頂きました。
約30分時間を取ってお話を聞き、その人に必要なストレッチ方法や体の使い方、日常的なケアや注意事項などをアドバイスさせていただきまました。
概ね喜んで頂けたと思っています。
ご来場頂いた皆さん
ありがとうございました。
大人と子供を半々くらい見させて頂きましが、大人には大人の子供には子供の傾向があったように思います。
少しだけ書いておこうと思います。


大人バレエな人の故障やテクニックの問題について。
腰や脚などどこかが痛い人とターンアウトが出来ないという人が殆どでした。
痛みの原因・遠因は疲れ。
疲労が蓄積していて体が固くなり、同時にターンアウトが出来ていないためにテクニック的な問題が起きていました。
疲労については出来ることを出来るだけやってもらう。


・レッスン後のストレッチ。
・レッスンのない日に軽い運動とストレッチ。
・睡眠時間を取る。
・湯船に浸かる。
・アイシング。


ターンアウトは文字にはなかなかしずらいんですが、爪先を横にした形ではないということです。
ターンアウトは運動で全てのパの前提になっています。
ターンアウトをしながら脚は動くし、体も動きます。
タンデュもロンドゥジャンプもパッセもアラベスクも大きな動きも全てです。
いつやるかではなくて、バレエはターンアウトをしながら何かをしているものです。
そこの確認と実際にターンアウトをしたらどうなるかと体験してもらいました。
全員が「えええ~っ!こんなに大変なんですかっ!?」と言っていました。
そうです。
そんなに大変です。
最初はそうし続けることが大変ですが、そうなるようになってしまえば気になることはありません。
スタジオでバーを持ったりフロアに立つとスイッチが入るようになります。


子供の問題はいくつかありました。
ひとつはお母さんがバレエと子供の一般的な発育を知らないために心配している。
例えばスタジオに行くと他の子供は軽々と開脚していると思ってしまったり、自分の子供だけが何かを出来ないと思ってしまったり。
子供の発育は年次や月次でかなり差があります。
10歳前後までは同じ学年でもかなり大きな違いが出て普通だと思っていないようでした。
背の高さも誕生月で全然違うのと同じです。
軸やターンアウトについて説明をされていない子供が多かった。
多くのスタジオでは説明をしていると思いますが、今回来た子供さんたちはターンアウトは「爪先をもっと外」くらいしか言われていないようでした。
また、少し早くトウシューズ(ポアント)を履いているように感じる子供が多かった。
トウシューズ(ポアント)は成長や筋力がある程度出来てから、というのが国際的に言われていることですが、日本では国際ダンス医科学学会のガイドラインを大きく逸脱した年齢履かせていることが増えているようです。
他の教室では何歳から履いている、ということで教室選びをするような傾向があるのかもしれませんが、筋力に見合った年齢で履かせてあげないと、正しく立つことが出来なくなります。


バレエホリディ2・てあて整体スクール

バレエをやっている方だけを二日間20人ずっと見続けて、いろいろと考えるところもありました。
やらなきゃいかんことがあるなぁと思っています。
大人バレエだけでなく子供バレエについても少し考えます。
ありがとうございました。

4月29日30日は上野の森バレエホリデイに行っています。

読了までの目安時間:約 2分

バレエホリディ・てあて整体スクール

4月29日30日は上野の森バレエホリデイにいます。
小ホールホワイエでやっている「おとなマルシェ」で【バレエの”からだ”診断】というコーナーを担当しています。
お時間のある方は来てください。
25分2500円で体の使い方やストレッチ方法、故障への対処の仕方などにお応えします。
体が歪んでいないかとか、どこをトレーニングすれば良いかとか、プリエやルルベのコツなんかもアドバイスします。
お待ちしています。


【 バレエの”からだ”診断 】

日時 : 4月29・30日 10:00~18:00
場所 : 上野の森バレエホリデイ・おとなマルシェ
     東京文化会館 小ホールホワイエ
料金 : 25分=2500円
詳細 : 上野の森バレエホリデイ >>>


質問はなんでも大丈夫です。
普段、整体に行ったことがない人や、なかなか聞く相手がいない人。
プリエやターンアウトなど基本的なことが微妙に分からないという大人バレエな皆さん。
お待ちしています。
当日はダンサーのためのボディケアのオリジナルテキストもお渡しします。

待ってます!


チャコット・セミナー

レッスンで何度同じ注意受けても上手くいかない。

読了までの目安時間:約 2分

バレエは基本的にグループレッスンです。
グループレッスンだと個別の注意は単発になりやすい。


軸を引き上げてね!
頭を上に。
前腿を使わない。
しゃがまない。
床を押して立つ!
腕は体の中心から。


単発の注意がはまる事もあります。
いつもは忘れている部分を思い出したり、新たなイメージをもらったり。
でも全然響かない事もあります。
先生の言っている言葉の意味と、自分が聞いている言葉の意味が違うような場合です。
軸と言われた時、背骨の後ろ側なのか、背骨の前側なのか、骨盤底から頭蓋までの空間なのかそれとも体幹全体を言っているのか、または背骨全体を指しているのか。
ひょっとして軸と言う言葉を使う事で、別の事を示唆したいのか。


何度も何度も同じ注意を受けて、何度やってみてもOKが出ない時。
言葉の確認が必要かもしれません。
先生はホントは何を伝えたくて言っているのか。
出来れば個別に聞きたいですね。
それが出来れば一番良い。
ではそれが出来ない時はどうするか。
自分で別の解釈を試してみるのはどうでしょう。
自分の考えている軸は背骨の前側だけど、もっと後ろ側としてやってみる。
全然違う使い方になるけど試してみる。
前腿を使わないと脚が上がらないけど、上がらなくてもいいからやってみる。
腕を胴体から使うと言っても胴体は動かないけど、胴体も動かして使ってみる。
それでもOKが出なかったら、誰か別の人の解釈を聞いてみると言う方法もあります。
例えば同じスタジオの人とかですね。


( もちろん、てあて整体・あら木も受け付けてます。(笑) )

仙台からの患者さん

読了までの目安時間:約 3分

仙台から患者さんが来てくれました。
患者さんと言うよりクライアントさんという感じ。
個人セッションとアレクサンダー・テクニークの個人レッスンを受けていきました。
大人になってからバレエを始めた方で、いろいろと悩みや相談したいことがありました。


大人になってからバレエやダンスを始めると大変なことがあります。
それまで体を動かしてこなかった人なら、体を動かすことだけで大変。
その上で体を思ったように動かさなければいけない。
姿勢や歩き方や体の使い方は、それまで何十年と培って来た自分のスタイル(クセとも言いますね。笑)があります。
バレエやダンスは普段の体の使い方とは違う使い方をします。
例えばバレエなら股関節を回旋させて(外に回して)、爪先が外を向くようにしています。
爪先が外を向いたままで脚を前後に動かすのは、爪先を前に向けて脚を前後に動かすのろでは、脚の筋肉は違う使い方になったりします。
それだけでなく様々な違いがある。
それを普段の使い方の延長で使おうとすると、バレエの先生に注意されたりします。


ここをこうして!


でも、それまでに出来上がった自分の使い方を変えるのは大変です。
何が大変かと言うと、自分の体の使い方がどうなっているかが分からない。
と言うか気づかない。
普段気にしませんからね。
それに、これが普通だと体に馴染んでいるので違和感がありません。
違和感がないものを変えるのは、普通のものを違和感があるような動きに変えると言うことにもなります。


そのために色々なアプローチをします。
軸を感じてもらうために、先ずは椅子に座ってもらったり。
プリエをしてみたり。
床に寝てもらったり。
今日もいろいろやりました。
ありがたいことに来月の予約も決めて帰られました。
今日、分かったことや気づいたことや覚えたことを、来月また確認します。
変化に気が付くところから。
小さな変化を起こして、少しずつ変わっていけば良いと思います。


しれにしても仙台から。
凄いです。
仙台から東京まで来る行動力が凄い。
その凄さが体を変える原動力になります。

販売テキスト

読了までの目安時間:約 1分

てあて整体スクールではインターネットでテキスト販売を行っています。

あら木自身がダンスを30年以上続けている。
ダンサーやダンス好きの方々が患者さんに多い。
ダンススタジオでセミナーやワークショップの経験が豊富。
アレクサンダー教師としてダンサーの体の使い方の指導をしていること。

そんなことから特に大人からバレエを始めた方に向けたテキストを販売しています。
以下のリンクからご覧下さい。


■大人からバレエを始めた人のための今すぐできる 【 バレエのコツと体の使い方 】

 http://www.teate.co.jp/letter/index.html >>>

■【 35歳からのバレエ入門 】

 https://teate.co.jp/35letter/ >>>

イメージの力 ~ 特に大人バレエな皆さんへ

読了までの目安時間:約 4分

イメージの力は絶大です。
特にバレエなど普段と違う体の使い方をする時には、イメージを上手く使うと体が簡単に動いてくれることがあります。

天井から吊るされたように。
背骨が上に伸びていく感覚で。
背中から腕が生えているように。
みぞおちから脚が生えているように。
大きなボールを抱えるように。

バレエの先生に言われたことがあるかもしれません。
そんな風にすることで、バレエの体の使い方が出来る人がいます。
でも、逆の場合もあります。
どんなに吊るされたようにしても、先生からは注意されたりします。

違う違う!
それだと胸が反ってるだけですよ!

それはつまり、先生と自分の「天井から吊るされた」が違うということです。
先生と自分のイメージの違いということです。
そんな場合は、他の上手な人がやっている格好を真似してみるという方法があります。
それが「背中に棒を入れたような格好だ」と思ったらそうしてみる。
それでOKなら、先生が天井から吊るされたような、と言ったら、自分の中で「背中に棒を入れよう!」と変換することです。
同じものを見ても人それぞれに違う言葉にすることがありますから。

もう一つ。
体のイメージがあります。
腕が背中から生えているイメージとか、脚がみぞおちから生えているイメージとか。
こう言うイメージは解剖学的には正しいものです。
上肢帯と言えば、鎖骨から始まります。
鎖骨→肩甲骨→上腕骨→前腕→手、と繋がる全体が上肢です。
鎖骨の始まりは、顎の下・胸の中心ですから、腕は体の中心から始まっています。
同じように筋肉は背中の骨から始まります。
腕を動かす筋肉は、腕にある筋肉だけでなく、僧帽筋や広背筋も含まれます。
僧帽筋や広背筋は背中の中心から始まっている。
だから腕は背中の中心から動かすものです。

それをイメージする。

そうすると動き易くなったり、動きが良くなったりスムーズになったりすることがあります。
ここまではOK。
イメージの力を使いましょう。
解剖学のテキストや誰かに聞くのも良いしセミナーなどに参加するもの良いです。
でも、その先があります。

イメージはイメージです。
イメージは現実ではありません。
腕の中心からと頭で考えたイメージと、実際の腕の中心が一致するかどうかは分かりません。
およそ同じ位にはなりますが、完全一致は難しい。
なぜならイメージだからです。
そうなって来たら、最後は自分の感覚を信じましょう。
自分が動かしている感覚や使っている感覚です。
かなり上級編ですけど、そのあたりまで頭の片隅に置いておくと面白いかもしれません。



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ダンスレッスンで無理をすると言うことについて。

読了までの目安時間:約 4分

あら木は50台も後半です。
ダンスは20台中盤に初めて30年以上経っています。
学生時代は運動ばかりやっていました。
小中と水泳・サッカー・陸上。
高校大学で剣道部でした。
15年以上前から整体師になって、ダンサーや運動での故障の人を診てきました。


運動の練習の時には無理をするものです。
でもその無理にはいろいろと種類があります。
やってイイ無理とやっちゃダメな無理がある。



やってイイ無理を続けると、筋力が上がりパフォーマンスが上がります。
体が出来てきて、その運動に必要な筋肉群がついてくる。
その必要な筋肉群の連携が良くなって運動パフォーマンスが上がる。
やっちゃダメな無理を続けると、故障します。
今持っている筋力で耐えられない運動が、筋肉や靭帯や腱などにダメージを与えます。
同時に出来ない動きが、捻挫や打撲や骨折につながります。
支えきれなくて倒れたりとかね。


50台に入った頃から、とにかく故障を避けることを考えてレッスンしています。
故障は避けられる。
やっちゃダメな無理をしないように考えます。
でもやってイイ(というか今はしなきゃいけない)無理はします。
ここが難しい所。
筋力が回復出来るような、疲労が次のレッスンまでに抜けるような無理はします。
そうしないとこの年齢では筋力は落ちるし、パフォーマンスも落ちる一方です。
そして新しい振り付けを貰ったら、それが体に入るようになるまではレッスンします。
でも無理そうな無理だったら、その日はちょっとだけ諦めて次のレッスンに積み残しをする。
嫌な感じですね。
目一杯全開でやりたい。
ま、やってる時はほぼほぼ全開なので、はあはあ言いながらへばってますけど。
もう一つ気をつけてることがあります。


レッスンの途中で簡単に力を抜かない。


あまりにも疲れたら、無理を続けられないので少し力が抜けそうになります。
脱力と言うかリラックスと言うか、マーキング的(マークするなんて言いますね)なことです。
でも、これ危ない。
少なくとも僕にとっては危険なことです。
マークしながら動いていると、力が半端に抜けているので、歩幅が小さくなったり動きが小さくなったりしてしまうことがある。
そうなると違う筋肉を使うことになり、結局、レッスンの意味がなくなってしまいます。
そして、それくらいのタイミングだと、集中力も切れて来ていることが多い。
集中力が切れて注意散漫になっている状態で力を抜いて踊ったら、結局、故障に繋がるような動きに繋がることがあります。

難しいですね。
でも、最近はそこを楽しんで踊っています。
ご同輩!
頑張りましょう。




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プリエで殆どのことは分かります。

読了までの目安時間:約 3分

プリエというのはバレエで一番先に覚える動きだと思います。
とてもベーシックで基本中の基本。
単純で簡単に見える動きですが、これがなかなか手ごわい相手です。


プリエには沢山の動きが入っています。
股関節を開く(外旋・ターンアウト)。
股関節を曲げる(屈曲)。
膝関節を曲げる(屈曲)。
足関節を曲げる(屈曲)。
下半身の動きだとこれくらい。
これに腕の動きが加わったり、上半身や首や頭の動きや目線が加わったりします。


下半身の動きだけを見ていても色々なことが分かります。
その人の癖。
強いところ弱いところ。
足裏の重心が乗る位置。
ターンアウトをしながらプリエ出来ているかどうか。
踵がいつ床から離れるのか。
膝の使い方。
そしてクセや習慣になっている体の使い方。


プリエをする時に踵がすぐに上がる人はターンアウトが出来ません。
ターンアウトが出来ないでプリエしている人は、前ももに力が入ります。
前ももに力が入っている人は、ターンアウトが出来ず脚を上げる時に骨盤が傾きます。
(俗に言うアラベゴン)
ターンアウトが出来ず、前ももに力が入ると、ポアントで立ちにくく、膝が曲がりやすくなります。
自分では一生懸命やっているだけに辛いものがあります。


プリエを見れば殆どのことは分かります。
バレエの基本はプリエに現れます。
プリエがきちんとできない人はきちんと踊れません。
基本中の基本だけど、注意して追求したいものです。




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レッスンで力が抜けない人

読了までの目安時間:約 4分

バレエレッスン・てあて整体スクール

コア・ストレッチ教室にいらした大人バレエな方から、バレエのレッスンをしていて気になることや困ったことや悩みはないですか?と聞きました。
帰ってきた答えは。


力が抜けない。


と言うものでした。
先生からいつも力を抜いてと言われる。
肩の力だったり腕の力だったり脚の力だったり。
でも、自分ではなかなか力が入っているのが分からない。
いつ力が入るのかも分からない。
力を抜いてと言われても、入っているのかどうかが分からないこともある。
そんな話でした。
ストレッチをしながら見ていて分かったことがありました。


息が止まる。


レッスンでも良く言われるそうです。
「息をしてね!」
では息をしないとどうなるんでしょう。

人間は息をする時に呼吸筋と言う筋肉を使います。
よく知られているのが横隔膜。
横隔膜は膜と名前が付いていますが、筋肉です。
そして外肋間筋と内肋間筋という肋骨の間にある筋肉。
胸鎖乳突筋や斜角筋など肋骨の上にある筋肉もあります。
その他に腹斜筋や腹直筋などもそうです。

横隔膜は鳥かごのようになった胸郭(肋骨で包まれた空間)の下についていて、横隔膜が上がったり下がったりすることで胸郭のスペースが狭くなったり広くなったりします。
肋間筋は一本一歩の肋骨の間にある筋肉で、どちらかが縮むことで肋骨が広がったり閉じたりします。
胸鎖乳突筋や斜角筋などは、胸郭の上についていて、息を吸うときに胸郭を持ち上げる働きがあります。
全体に胸郭の中のスペースを広げたり狭くしたりするために使われている筋肉です。

呼吸が止まっている時は、その筋肉(呼吸筋)が動いていない状態になっています。
例えば拳を握って力を入れた時みたいに、ぎゅっと筋肉に力が入って動かなくなってしまった状態。
これでは胸郭や上半身は固くなって動かなくなってしまっています。
上半身が動かない状態で、腕や首頭や脚を動かそうとしても、全体の動きはギクシャクしてしまいます。
だから、ということもあって息を止めないでと言われる訳です。

でも、自分としてはわざわざ息を止めている訳ではない。
そう思いますね。
止めようという意思はないのに止まってしまうのは、クセや習慣や反射的なことになっているかもしれません。
そんな時は先ず自分の状態を知ってから練習してみると良いかもしれません。

バーを持ったら、先ず呼吸を感じます。
呼吸を感じたら、吐く息とともに何かの動きをしてみます。
先ずはポールドブラだけでも。
アンバー(下)からアンナバー(前)へ、そこからセカンドポジション(横)にしてまたアンバー。
またはプリエだけでも。
腕はアンバーで息を吐きながらドゥミプリエをするなど。
息を吐きながら動きをすると、息を吐ききったところからは息が入ってきます。
動きの切りの良いところで、吐く息から吸う息に切り替える。
そんなことをレッスンの前にやってみるのも良いと思います。

息が止まることが、力が入る原因の全てではありませんが、息を自然に続けながら踊ることができれば、力も入りにくくなることは間違いありません。




大人バレエな皆さんのテキスト
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ターンアウトはどうして必要なのか

読了までの目安時間:約 4分

クラシックバレエではターンアウトは絶対です。
180度開いていなくても、角度は少なくても、ターンアウトにしながら体や脚を動かします。
どうしてでしょう。
ターンアウトにしないとダメなことでもあるんでしょうか。


ターンアウトは股関節でします。
股関節は骨盤(寛骨)の臼蓋と大腿骨(太ももの骨)で出来た関節です。
大腿骨の形はL字をひっくり返したような形をしています。
そのL字をひっくり返した先の骨頭と呼ばれる部分が、ソケットのようになった臼蓋にはまりこんでいます。
骨盤と股関節の図を見ると、大腿骨の上が斜め横に曲がって股関節に入っているのがわかります。


骨盤1・てあて整体スクール

股関節から斜め下に伸びている首のような部分(大腿骨頚部)があって、そこから曲がって床の方に骨が伸びています。
太ももの骨は股関節から斜め横に出た後、下に曲がって伸びている、と分かっている人は以外に少ないかもしれません。
股関節から真下に骨が伸びている、または脚の骨の真上に股関節や骨盤があると思っている人もいるかもしれません。
手を体の横にして脚の付け根あたりを探ると、脚の上の方の横に骨があるのが分かります。
L字をひっくり返した角にあたる部分で大転子(だいてんし)と言います。
大転子に手指を当てて、踵を床についた脚の爪先を内外に動かしてみて下さい。
大転子が動くのがわかります。
大転子を体の横から後ろに動かすのがターンアウトの動きです。
これを股関節の外旋と言います。


ターンアウトを股関節の外旋ではなく、爪先を外に向ける運動だと思ってやっていると、ちょっと違う動きになることがあります。
では、どうしてこんなこと(ターンアウト)するんでしょう。
ターンアウトしないとダメなんでしょうか。
上の図の右股関節をもう一度見て下さい。
右股関節は爪先を前に向けたまま、股関節を外旋(ターンアウト)しないで外転して(横に持ち上げて)います。
そうすると、外に出っ張った部分が、骨盤に当たって止まっているのが分かります。
これ以上、脚を外転(持ち上げ)しようとすると、骨盤を傾けなければいけなくなります。
アラベゴン!
てやつですね。
お尻が持ち上がって良くありません。
では次の図。


骨盤2・てあて整体スクール

右の股関節を外旋(ターンアウト)して、脚を横に持ち上げ(外転)しています。
脚を横にあげた時に骨盤に当たっていた部分が、ターンアウトによって後ろに行くことで当たらなくなりました。
これだと大腿骨の出っ張った部分が骨盤に当たらないので、いくらでも脚が挙げられます。
ターンアウト・てあて整体スクール

こんな感じ。
床に仰向けに寝て爪先を天井に向けたまま脚を持ってもらい、そのまま腕の方に持ち上げていくと、意外に早く骨盤が動き始めるのがわかります。
だからターンアウトは必須なんです。
そしてターンアウトをしようとしていないと、脚が上がりにくくお尻が持ち上がってしまう。
では前や後ろに上げる時はどうでしょう。
前に脚を上げる時に爪先を前に向けたまま、ターンアウトしないままで上げていくとどうなるか。
前ももの筋肉が骨盤と挟まれて、脚が上がるのが途中で止まります。
やっぱりターンアウトして前ももの筋肉を横にしておけば挟まれなくなります。
では後ろは。
後ろは分かりにくいですが、横に上げるのと同じことが起きています。
結果、ターンアウトしないままで脚を動かそうとすると、骨盤が動いてしまいバレエに見えないことになってしまいます。
やっぱり必須なんですね。




大人バレエな皆さんのテキスト
今すぐ出来るバレエのコツと身体の使い方 >>>
35歳からのバレエ入門 >>>>>