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子育て世代は触れすぎない

読了までの目安時間:約 2分

子育てママや子育て世代が整体など手技療法を勉強する時、気を付けると良い事があります。
特に子育てママや子育てを経験した女性です。

触れすぎない。
無意識に手を置かない。

子育てでは必ず子供に触れます。
最近は男性も子育てに参加する方がいますが、それでもやっぱり女性の方が子供に触れる機会は多いように思います。
触れることに躊躇がない人が多いように思います。
もちろん、自分の子供とクライアントさんや患者さんは全く別です。
でも、触れることに慣れていない人と比べれば、圧倒的に触れる事に慣れています。

慣れすぎていて、無意識に無造作に触れてしまう人がいます。
それは良くない。

触れれば相手は変わります。
良くも悪くも変化がある。
触れる時には意識的に触れる必要があります。
触れている事が分かっていて、触れる事の効果を意識していて、効果を得るために触れます。
ここに手を置くのはこう言う意味、ここから押すのはこう言う意味、こんな触れるとこうなるはず。
そう言う意味を知って、触れます。
または触れないと言う選択もあるかもしれません。

無意識に体が触れてしまうのは、最悪です。
触れている手に集中しすぎて、自分の足が患者さんの服に触れる人がいますが、良くありません。
患者さんの髪に自分の服が触れても、自分の足が患者さんの服に触れても、患者さんは感じます。
ナンダロウ?と思います。
不安になる可能性もあります。
髪に服が触れるのに意図がある場合は別ですが、意図もなく無意識に擦れあうように知らず知らずに触れるのは良くありません。

整体師は患者さんの環境でもあります。
整体師の笑顔や説明は患者さんに安心も与えますが、無意識の意図のない手の触れは不安や不信感を与えることもあります。

気をつけましょう。

noteに初投稿しました。 フォロー宜しくお願いします。

読了までの目安時間:約 1分

noteにアカウントを作り初投稿しました。
「はじめまして、整体師・アレクサンダーテクニーク教師として伝えたい事」という記事です。
https://note.com/arakiyasuhiro/n/n2899a7d2968c

初投稿なので自己紹介的な内容になっています。
改めて書くと新鮮ですね。
せっかくなのでフォローお願いします。
今後は体験やエピソードなど考えている事や、荒木の人となりが分かるような内容にしていこうと思います。
こちらのブログは公式ブログとして、整体スクールや整体院からのお知らせなどしていこうと思います。

先日書いたダンス公演の感想などはどちらにしますかね、たぶんnoteの方になっていくと思います。
無駄話的なのはnoteにしようかなと思うので宜しくお願いします。

てあて整体荒木

シニア世代から始める整体師が気を付ける事

読了までの目安時間:約 3分

50代60代から整体師になる人が増えています。

社会人を20年30年続けてきて、定年後が見えてきた世代。
老後とも言えない60代から70代の過ごし方を考えている世代。
体力的にはまだまだいけると思っているが、新しい事は意外に面倒な気がする世代。

シニアから整体師やセラピストを目指す人が気を付けるべき事があります。
とくに男性の話です。

人に直接触れるのが苦手な人が多い印象です。
コミュニケーションは出来るとは思っているが、実際に手で触れるという事はしてこなかった。
特に最近はセクハラやパワハラの心配もあって、人との距離を遠ざけるような、そこまで行かなくても一線を引くような関わり方をしている人が多いようです。

整体師は人に触れる仕事です。
直接、手で触れるという事もあるし、話や言葉でコミュニケーションして患者さん自身に触れるという事もあります。
整体師やセラピストを目指すのであれば、先ず直接触れる練習がとても大切です。
最初は自分の体からです。
太ももや腕や足、腹や背中や腰など、手が届くところはどんどん触れて下さい。
触れ方はいろいろありますが、先ずは触れる回数や機会を増やす事です。

次に家族に触れて下さい。
勉強を始めたら、始めた事を宣言して、毎日、3分でも5分でも触診の練習をして下さい。
触診は決めた部位を繰り返すだけで大丈夫です。
例えば、背中の中心、脊柱起立筋を掌で触れたり、脊椎の棘突起を触れたり、骨盤の腸骨稜や後上腸骨棘を触れたりです。
手は触れる回数で経験値も上がり解像度も上がります。
そして、触れられた感想を聞いて下さい。
強いとか硬いとか雑だとか、言われた通りに解釈して下さい。
それが受けた人の感想です。
自分ではそんな事していないと思っても、受けた人の感想はそうなんです。
続けていくうちにそれが変わってきます。

話をする練習も必要になると思います。
手を動かしながら話をします。
触診しながらでも良いし、整体の勉強を始めたのなら、手技の練習をしながらでもです。
話をしながら整体が出来なければ、雇われる事はできても自分で開業して仕事にすることは出来ません。
整体師やセラピストはコミュニケーションする仕事です。
手を動かしている時に話が出来ないようでは、うまくコミュニケーションが取れません。
コミュニケーションが上手く出来るだけで、患者さんの自律神経が整いリラクゼーション効果や治癒の効果があるとも言われます。
意外に思うかもしれませんが、大切なポイントです。

頑張って行きましょう。


触れる練習

指針整体 GW無料体験会

読了までの目安時間:約 1分

指針整体の無料体験会をゴールデンウィーク(5/2.3.4)に行います。

整体学校や整体スクールを探している人
自分が身につける手技を事前に受けておきたい人
力のいらない整体を体験したい人

これから整体師を目指そうという人は受けに来て下さい。
指針整体は力を使わない、軽い刺激で全身を緩め動きやすく軽くする整体です。
トントンとリズミカルな刺激で、全身の筋肉を柔らかく血流を改善します。
他にはない整体をこの機会に受けて下さい。


GW体験会

指針整体 無料体験会

日時:5月2・3・4日 10:00から12:00
場所:てあて整体スクール
   東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
料金:無料
人数:2名/日限定
問合・申込:

お名前 (必須)

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最後に「送信」ボタンをクリックして下さい。

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授業風景

整体師を長くやっていると。

読了までの目安時間:約 2分

例えば整体の練習をしている時、部屋の端に置いてある植栽の枝に背中が触れる。
例えば玄関の靴が乱雑に脱ぎっぱなしにする。
例えば部屋の出入り口近くで、通り抜ける時に少し体を歪めなければいけない位置に座る。
例えば整体の練習をするのに、後々、自分がポジションを取らなければいけない位置にノートやテキストを置く。

整体院の中の事には全て意味がある。

という話を以前書いた記憶があります。
内装や音楽や照明は、患者さんの環境として、リラックス効果や安心感を持てるようなものにしてあります。
整体師の話方も同様で信頼や安心感が得られるような話をしています。
服装や髪型も同様です。
けっこう色々な事に気がついているということです。

整体を教えている時も同様で、最初に書いたような事が気になります。
たまにそんな人がいます。
たぶん気にしていない事だと思います。
とくに気にせずいつも通りにやっているか、もしくは自分にとって楽なように、もしくは自分にとって使いやすいようにしているだけだと思います。
それが悪いとか良くないと言う訳ではありませんが、気になります。

自分の体が部屋とどんな位置関係にあるのかは、分かっている方が良い。
自分がどんなふうに物を扱っているのかは、分かっている方が良い。
と思います。
これから整体師を目指そうという人は、気を付けると良いと思います。

【痛み】についてChatGPTさんに聞いてみた

読了までの目安時間:約 7分

筋骨格系の痛みについて、生成AIに質問をしてみました。
シンプルな質問で答えも分かりやすかったと思います。
質問は3つしました。
ここから分かる事の一つが「痛みは物質」だという事です。
もちろん他の理由もありますが、手技療法で対処する時には、この事を頭において組み立てをしています。
参考までに質問と答えを以下にコピペしておきます。
ChatGPTの答えに手は加えていません。


炎症部位に痛みを感じるのはなぜですか
炎症部位に痛みを感じるのは、体の防御反応の一部です。炎症が起こると、免疫細胞が病原体や損傷した組織を排除し、修復を促進するために働きます。この過程で、以下の要因が痛みを引き起こします。

1. 炎症性メディエーターの放出
ケミカルメディエーター(サイトカイン、プロスタグランジン、ブラジキニンなど)が放出され、神経を刺激して痛みを引き起こします。
プロスタグランジンは特に痛覚過敏を引き起こし、痛みを強く感じさせます。

2. 神経の過敏化
炎症部位の神経が過敏になり、通常なら痛みを感じない刺激(圧力や軽い触れ)でも痛みを感じやすくなります(アロディニア)。

3. 腫れによる圧迫
炎症によって血管が拡張し、血流が増えることで腫れ(浮腫)が起こります。
その結果、周囲の神経が圧迫され、痛みを感じやすくなります。

4. 酸性環境の変化
炎症部位では細胞の代謝が活発になり、組織が低酸素状態になることがあります。
これにより乳酸などの代謝産物が増え、痛覚受容体を刺激して痛みを感じやすくなります。

5. 免疫反応の活性化
白血球(マクロファージや好中球)が活性化すると、炎症性サイトカイン(TNF-α、IL-1βなど)が分泌され、痛みを増強します。

※まとめ
炎症による痛みは、組織の損傷を知らせ、無理に動かさないようにするための生体防御機構の一つです。ただし、慢性的な炎症では痛みが持続し、生活の質を低下させることがあります。その場合は、適切な治療(抗炎症薬や理学療法など)が必要です。


筋肉の虚血により痛みを感じるのはなぜですか
筋肉の虚血による痛みのメカニズム
筋肉が虚血(血流不足)になると、酸素や栄養が不足し、痛みを引き起こします。その主な原因は以下の通りです。

1. 乳酸などの代謝産物の蓄積
血流が不足すると、筋肉は嫌気性代謝(酸素を使わないエネルギー産生)に切り替わります。
その結果、乳酸やプロトン(H⁺) が蓄積し、組織のpHが低下します(酸性化)。
これが痛覚受容体(ポリモーダル侵害受容器) を刺激し、痛みを引き起こします。

2. ATPの不足によるイオンバランスの乱れ
ATP(細胞のエネルギー源)が不足すると、Na⁺-K⁺ポンプ や Ca²⁺ポンプ の働きが低下します。
これにより細胞内外のイオンバランスが崩れ、神経の興奮性が増して痛みを感じやすくなります。

3. 発痛物質(ブラジキニン・プロスタグランジン)の放出
虚血状態が続くと、血管内皮細胞や組織からブラジキニン・プロスタグランジン・ヒスタミン などの発痛物質が放出されます。
これらの物質が痛覚受容体を敏感にし、痛みを感じやすくなります(痛覚過敏)。

4. 神経の圧迫と興奮
虚血により筋肉が腫れ、周囲の神経を圧迫 することでも痛みが生じます。
特に、坐骨神経痛や狭心症 などでは、血流不足による神経刺激が痛みの主因となります。

5. 血流が回復すると痛みが悪化する(リパーフュージョン障害)
一時的な虚血後に血流が再開すると、活性酸素(フリーラジカル)が発生し、炎症反応が起こることがあります。
これがさらに痛みを引き起こすことがあります(例:コンパートメント症候群)。

※まとめ
筋肉の虚血による痛みは、乳酸の蓄積、ATP不足、発痛物質の増加、神経圧迫 などが原因です。
長時間の虚血は筋組織の損傷を引き起こすため、適切な血流改善(マッサージ・ストレッチ・運動・薬物治療) が重要です。


筋肉が硬くなると痛みを感じる事がありますが、それはなぜでしょうか
筋肉が硬くなると痛みを感じる理由
筋肉が硬くなると(筋硬直・筋緊張)、痛みを引き起こす主な要因は以下の通りです。

1. 血流不足(虚血)による痛み
硬くなった筋肉は血管を圧迫 し、局所的な血流不足(虚血) を引き起こします。
その結果、酸素供給が減少 し、エネルギー不足になります。
乳酸などの代謝産物が蓄積 し、痛覚神経(侵害受容器)を刺激して痛みを引き起こします。

2. 発痛物質の蓄積
血流が悪くなると、老廃物(ブラジキニン、プロスタグランジン、ヒスタミン などの発痛物質)がうまく排出されません。
これらの物質が痛覚受容体を刺激 し、痛みを感じやすくなります。
特に、慢性的な筋緊張では痛覚過敏 が生じ、軽い刺激でも痛みを感じることがあります。

3. 神経の圧迫・刺激
硬くなった筋肉が周囲の神経を圧迫し、神経痛(神経絞扼) を引き起こすことがあります。
例えば、首や肩の筋緊張 により後頭神経痛、坐骨神経痛 などが発生することがあります。
神経が圧迫されると、しびれやズキズキした痛み も伴うことが多いです。

4. 筋肉の微細損傷(筋膜の影響)
硬くなった筋肉では、筋繊維や筋膜(ファシア)が微細損傷 を起こしやすくなります。
その結果、炎症が起こり、痛覚受容体が敏感 になり、痛みを感じやすくなります。
筋膜性疼痛症候群(MPS) では、筋膜の異常な緊張が「トリガーポイント」となり、広範囲の痛みを引き起こします。

5. 交感神経の過剰な働き
ストレスや姿勢の悪さなどで交感神経が過剰に働く と、筋肉が慢性的に緊張します。
交感神経の興奮は血管を収縮させるため、血流が悪化し、痛みが増す悪循環 に陥ります。

※まとめ
筋肉が硬くなると、血流不足・発痛物質の蓄積・神経の圧迫・筋膜の損傷 などが原因で痛みが発生します。

対策としては以下が有効です:
✅ ストレッチ・マッサージ(血流改善)
✅ 温熱療法(筋緊張の緩和)
✅ 軽い運動(筋ポンプ作用の促進)
✅ 正しい姿勢の維持(長時間の筋緊張を防ぐ)

慢性的な痛みが続く場合は、トリガーポイント治療や理学療法 も有効です。

膝の解剖学

読了までの目安時間:約 6分

解剖学の授業で膝について話している内容です。

膝関節は大腿骨と脛骨で出来た関節です。
肘関節は上腕骨と橈骨と尺骨で出来ています。
でっ?と思わないで下さい。
これ大事なポイントで、体の見方の基本が含まれています。

大腿骨と脛骨で出来ているという事は、膝関節の動きなどはこの二本の骨の関係で説明が出来る事になります。
同様に肘関節は上腕骨と橈骨と尺骨の三本の骨で出来ているので、この三本の骨の関係で説明されるという事になります。

膝関節を構成している大腿骨は股関節で骨盤に繋がっています。
骨盤が歪めば、大腿骨の位置や向きは変わり、膝関節の状態は変わります。
大腿骨の下にある脛骨は、普段立っている時は地面につながっているので、あまり位置や向きは変わりません。
左右の爪先の向きが大きく違ったりは、あまりしないという事です。
脛骨の位置や向きがあまり変化しないという事(もちろんそれが問題になる事もありますが)は、大腿骨の位置や向きが変われば、膝関節の状態が変わるという事になります。
骨盤の歪みやズレが膝関節の状態を変える可能性が高いという事です。

同じように股関節の動きが、膝関節の状態を変える可能性も高いという事になります。
歩く時(股関節屈曲)に膝が内側に入る傾向(内転)があれば、膝関節は歩くたびに捻れが生まれている事になります。
膝関節自体の動きも問題になりますが、股関節の動きが膝関節に影響する事もあるという事です。

てあて整体スクールの解剖学は、形だけの話ではなく、動きや機能についての話もしています。

実際の形などの話をします。(イラストの下につづく)


膝

脛骨の上端は平で大腿骨の下端は丸くなっています。
平な面に丸いものを置くと、ズレたり動いたりします。
そこに半月板という組織があります。
半月板がある事で大腿骨が横にズレたり、脛骨の上から逸脱しずらくなっています。

半月板は左右に半月のような形のものがあり、中心近くだけが脛骨につながっていて、反対側の反円部分は動くようになっています。
内側と外側の半月は動きが違っていて、膝が曲がると外側の半月の方が大きく動くようになっています。
大腿骨と脛骨は外側側副靱帯・内側側副靱帯・前十字靭帯・後十字靭帯で繋がっています。
そして大腿骨と脛骨はたくさんの筋肉で繋がっています。

前十字靭帯と後十字靭帯は不思議な靭帯です。
というか不思議だなと思います。
前と後ろにクロスするというのは、どういう設計になっているのかが分かりません。
脊柱(背骨)の椎骨はそれぞれ大きさは違いますが、基本的な構造は一緒です。
どの椎骨にも椎体があって椎弓があって、横突起と棘突起があります。
一番には椎体がないように見えますが、二番の歯突起が元々は一番の椎体部分と考えれば納得はいきます。
ところが、前後に捻れてついている靭帯というのは、やっぱり不思議です。
内側は内側に外側は外側に、前は前に後ろは後ろにつながっているなら分かりやすいですが、どうして前後に捻れたんでしょう。
整体とは関係ないですけど、いつも不思議です。
ついでに言うと、前後ではなく左右ですけど、中枢神経が交叉しているのも不思議です。
左大脳は右半身、右大脳は左半身の運動を支配している現象です。
錐体交叉(すいたいこうさ)と言って、脳の運動神経が延髄の下で交叉しているんです。

ちょっと話がズレました。

整体的に知っておかなければいけないのは、膝関節の位置や状態が何が原因で起きるかという事です。
上に書いたように、骨盤の歪みやズレや股関節の歪みやズレで膝関節の位置関係が変わります。
また、股関節の動きで、日常的に膝関節を使う時の捻れや動きが影響を受けています。

膝の動きは大腿骨と脛骨の関係で説明出来ると書きました。
膝関節には特徴的な事が一つあります。
屈曲時(曲がっている時)には、膝関節は回旋します。
大腿骨と脛骨が捻れの位置に動く事が出来るという事です。
でも、伸びている時(伸展時)には、膝関節は動きません。
膝を伸ばすと、大腿骨と脛骨の位置関係は変わらないという事です。
膝が曲がっている時に、爪先を内外に動かす事は出来ますが、膝が伸びていると膝と爪先の位置は基本的には変わりません。
(足関節=足首の所が緩い人は、足関節が少しだけ捻れます。)
骨の変形がない時の膝痛の原因は、殆どがこれです。
膝を曲げて爪先と膝は違う方向を向けますが、そこから膝をのばす時に最終的に膝と爪先の方向が合わないと、捻れない膝関節を捻ってしまう事になるからです。

ところで、大腿骨は股関節に繋がる時、真横からではなく少し後ろから繋がるようになっています。
また、内転勤群は恥骨の前から大腿骨の後ろ側に繋がっています。
ここから股関節の動きの特徴がわかったりもします。
これらは進化の過程でそうなったという事なんですけど、そんなところも考えると、解剖学は面白くなってくると思います。

骨格ストレイト

読了までの目安時間:約 3分

骨格診断という言葉を聞いたのは10年近く前だったと思います。
骨格ストレイト・骨格ウェーブ・骨格ナチュラルという3つのタイプに分けて、似合うファッションなどの提案を行うもののようです。
私、骨格ストレイトだから・・・みたいな話を聞いて、それ何ですかと質問した事を覚えています。
調べてみると骨格診断アナリスト協会という団体があって、そこが普及活動をしているようです。

人を3つのタイプに分類してファッションなどを提案するというのは、自分に似合う洋服が分からない人やファッション難民的な人には喜ばれると思います。
自分のタイプが分かれば、それに合うテイストの洋服やコーディネートやメイクなどまで用意されている。
現代人は情報過多な部分がありますから、無限にある情報から自分に合うものを選ぶのは大変です。
情報を取捨選択するのに、タイプ別に情報が分類されているのは助かりますね。

でも何というか、何度、見てもどうやって分類しているのかが私には分かりません。
あっ、否定しているのではありません。
本当に。
私には分類を読んでもイメージが出来ないんですよね。
たぶん男性だからかもしれません。
女性独特の身体に対する悩みが分からないんだろうと思います。

協会の中には明確な基準があると思います。
ただ、私にはサイトに書かれている診断基準とタイプ分けは、何度読んでも分からない。
使っている言葉が自分と少し違うので、基準も違うのかなと思ったりします。
なんだか申し訳ない感じです。
このタイプが骨格的にはどんな分類になっているのか、筋肉のつき方はどうなのか、体脂肪や血圧はどうなのか。
知りたいなぁと思ったりします。
それが分かれば、骨格タイプ別に生活指導やストレッチ指導、トレーニングの組み立てなども出来るんじゃないかと思ったりします。

骨格診断アナリスト協会 >>> https://fashion.or.jp/stylecheck/

骨が歪んでいます!

読了までの目安時間:約 3分

骨が歪んでいると言われる事があります。
骨格の位置関係がズレたまま固定されたような状態です。
人の体は骨と骨が繋がって土台というか全体の形をなし、その骨と骨を筋肉が繋いで動かす事が出来ます。
骨と骨を繋いでいる部分のことを関節といいます。

関節はだから動きます。

背骨も多くの骨で出来ていて、それぞれが関節で繋がっているので、曲げたり反ったり捻ったりする事が出来ます。
背骨が歪んでいるとかズレていると言うのは、一部分だったり幾つかの骨が、曲げたり反ったり捻ったりしたままの状態になっていると言う事です。
歪みやズレが固定された状態です。

元々、関節は動くものなので、歪んで見えたりズレたりすること自体は問題ありません。
ただ、そこで歪んだままズレたままになっているのが問題です。

だから、骨格調整は関節を動かす事が大切です。
歪んだりズレたりした関節を動かします。
整体師やカイロプラクティックの先生はそれをしています。
元の位置に戻すより、動かす事が目的と言っても良いかもしれません。

骨のズレの状態が酷くなると、症状が出たり痛みにつながったりするようです。
背骨のズレにしても、脚の長さにしても、だいたいいつも同じところがズレ、同じ側が長かったり短かったりします。
ズレや長さが問題というより、程度の問題だと思います。
ズレや長さはその人の癖などで出来たりします。
ただそれが、疲れや使いすぎで酷くなった時に、閾値を超えてしまって痛みや症状が出ると言う事です。

整体師やカイロプラクティックの先生は、歪みやズレを動かす事を最優先に、元に戻るような方向に調整します。
歪みやズレが完全に戻らなくても、症状の出ない状態になればOKです。
あとは動きのある状態で生活する事で、筋肉が柔らかくなり血流が改善して、患部の状態が変わって行きます。
もちろん完全に戻る事が出来れば、回復は早いかもしれませんが、完全でなくても状態は変わって行きます。

人は生きていて生活しているので、その場で全てが終わると言う事はありまあせん。

常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションでしかない by アルベルト・アインシュタイン

読了までの目安時間:約 3分

普通はこうするだとか、一般的にはそうなっているとか。
常識的にはこうなるものだと思う事があります。
でも本当にそうでしょうか。
あのアインシュタインも言っているように

常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションでしかありません。

きっとそうなんだと思います。
荒木は学生時代、会社員になって仕事をするのが普通だと思っていました。
そのために大学に入るものだと思っていました。
大学は会社員になるために、会社員になりやすいような学部を選んだ方が良いと思っていました。
小学生の頃、画家だとか小説家に憧れていましたが、それは子供の発想で、そんなものになれるのは本当に選ばれた才能の持ち主だけで、それを目指すのは自分のような普通の人には無理なことだと思っていました。
学生時代は運動だけは自信があって、成績は体育だけはいつもトップでしたが、会社員になるには体育よりも経済だろうと、体育大学や体の研究をすることなんて全く頭の隅にも思いつきませんでした。

そんなことないのかもしれない。
と思い始めたのは、会社に勤め初めて10年も経たない頃からです。
世の中には多くの仕事があって、ダンサーや俳優さんみたいなことをやっている人も沢山いて、話をしてみるとごくごく普通の人たちだと言う事もわかりました。
会社を辞めて独立するなんて事は、心に浮かんで来る事は全くありませんでしたが、ひょっとしてそう言う事も出来るのかもしれないと思うようになりました。
そんなことで30代半ばで整体の勉強を始め、40前後に会社を辞め独立して自分で仕事を始めることになります。

学生時代に持っていた自分の常識は、全く常識でもなんでもないことが分かりました。
人によっても常識は違います。
今でも会社員になるのが普通で、それ以外は普通じゃないと思っている人もいると思います。
それはそれでその人にとってはそうなんだろうと思います。
でも、違う考え方もあるかもしれないと思ってみると、世界は広がるのかもしれません。

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