整体スクール・学校なら東京「てあて整体スクール」 » アーカイブ

今日までそして明日から

読了までの目安時間:約 8分

4月1日から営業自粛していた整体院も整体スクールも、明日から営業を再開します。
整体スクールは短縮営業になりますが、整体院は普通通りにやります。
とは言っても新患さんが多い整体院ではないので、予約を頂いている患者さんをぼちぼちと見させていただくことになります。
一か月も時間があったので何かやったのかというと、あれですね、意外に時間があると何もやらないもので、ピアノの練習でもしようかなと思ってましたが、楽譜を出しただけで一度も鍵盤に触りませんでした。
なんて書くといかにも弾けそうですが、弾けません。
高校生の頃に2年だけ習ったことがあるので、運指の練習を再開しようかと思ってやらなかったって話です。
では何をやっていたのか。
こんなに時間があったのに、何もやらなかったのか、というと、まあ少しは何かやりました。
ちょっと書いておきます。


毎日、ストレッチの動画を更新しました。
3月20日くらいから始めたので、もう40以上の動画がアップされています。
今日もストレッチ >>>
家で一人で出来るので、たまに覗いてやってみて下さい。
撮影は週に一回くらいやってました。
最初はいろいろとネタもあったんですが、だんだんなくなって来てそろそろ底をつきそうですが、出来るだけ緊急事態宣言解除までは続けられたらと思ってますが、本当にネタは減ってきました。
以前と同じようなのが出てきても突っ込まないようにお願いします。


ブログの更新をしました。
とは言え以前よりは少なかったかと思います。
整体院もスクールも事実上お休みなので、あまり変化がありません。
人間変化がないと頭もなかなか働かないものだと思いました。
それに、新型コロナウィルス感染症について書くと、なんだか暗くなりそうだったり腹立たしかったらイライラしたりがっかりしたりしそうな気がして、だからなるべく書かないようにしていました。
整体師としてはどうなんでしょうか。
でもまあ毎日ストレッチ動画配信していたから良いか。


DMを作って宛名書きをしました。
ラクスルって会社があるでしょ。
あそこのサイトでフォーマットを使ってDMのデザインをして500枚くらい摺りました。
その宛名を450枚くらい書きました。
宛名書きは全て手書きです。
こだわりはありませんが、宛名印刷の仕組みがうまく使えないという立派な昭和おじさんだからです。
何のDMかというと、実は本の出版のお知らせのDMです。
大々的に宣伝するのは直前になってからにしますが、初めての本を上梓することになりました。
発売は5月20日過ぎにです。
「カラダの座学」で疲れ・不調・故障が消える! (さくら舎) >>>
手技療法の業界ではボディマッピングと呼ばれている内容に近く、身体の中の構造を知ったりイメージしたりすることで、身体を使いやすく楽にしようというものです。
昨年末くらいから準備が始まって、5月初旬には出版予定だったんですが、この騒ぎで10日ほど発売は遅れました。
実際に売り出したら買って読んで下さいね。


三つ折りパンフを作りました。
今まではパソコンとプリンターで自作していたんですが、DMを作ってみてラクスル凄いということになり、三つ折りパンフも作ってみることにしました。
DMと比べるとデザインに時間もかかりちょっと苦戦しましたが、それでも出来上がって発注。
1週間くらいで届いたものを見て驚きましたね。
素敵!
素晴らしい!
なのにこの価格!
奥さんっ!
この代金でこんな素敵なものが出来るんですよっ!!!
みたいな。((笑))
ちょっと興奮してしまうようなものでした。
上手く出来たので、もう少し刷っていろんな人に渡そうかなと思ったりしています。
ついでに自作していた名刺も作り直そうかと考え中です。


オンライン授業や講座の準備をして、実際にいくつかやってみました。
オンラインはZOOMを使いました。
以前に一度使ったことがあって慣れていたということと、参加するのに簡単だった記憶があったからでした。
これからはオンラインの時代になるとは全く思っていませんが、オンラインでしか出来ないことがあるなら、オンラインも方法として考えるべきだなと思いました。
スクールの解剖学の授業を3回、アレクサンダーテクニークのレッスンの練習会を1回やりました。
他にオンラインのダンスレッスンに3回出てみました。
身体を動かすのは良いですね。


自粛前半は毎日トレーニングやストレッチ、ジョギングも少しやりました。
後半はなんとなくやりませんでしたね。
オンライン・ダンスレッスに出てしまうと、一人でやるのがつまらなくなってしまって。
自分が参加することに関しては、これからまだ一か月はダンスクラスなど自粛期間なので、オンラインでも身体を動かそうと思います。
意外に早く筋力や体力が落ちるので、気を付けないといけません。


取引証拠書類など経理書類を整理しました。
いつかやらなきゃなぁと思いつつ手を付けていなかったところなので、これは良かったかなと思います。
もう少し大胆に捨てることになるかと思ってましたが、意外に捨てるものが少なくてちょっとがっかりではありました。
それでもダンボールにパンパンに詰まっていた書類が、整理されて見やすくなり取り出しやすくなったのは収穫です。


都に拡大防止協力金と国に持続化給付金の申請をしました。
これも意外に難しくなく拍子抜けでした。
とは言え支給されるかどうかは分かりません。


仕事場ではこんなことやってましたが、家ではマスクを作ったり料理を作ったりもしてました。
マスクは自分の分5枚とカミサンの分3枚と息子の分1枚。
ミシンの調子が本当に悪く、一日などはボビンの中の糸の入替を何度かやり、針が止まったのを抜いてはやり直しで、1時間で2枚しか出来ない日もありました。
昔、開業当初でお金がなかった頃に、カミサンのワンピース(袖なし)を作ったことがありましたけど、あれと比べると腕は格段に落ちました。
料理はまあたまにです。


さて。
明日からはほぼ通常営業です。
とは言え世の中はまだ緊急事態宣言真っただ中です。
整体院には来ていますが、電車にはまだ乗らないし、外出もほぼしません。
名古屋教室に行くかどうかは来週決めることにしました。
ストレッチ動画をなんとか続けて、少しでも身体のためになればと思っています。
軽々なことは言えませんが、以前にも書いた通り、なるようになります。
すべきことをして、あとはもう少し。
待ってみましょう。


てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
愛知県名古屋市東区葵 3-14-20
teate@nifty.com
03-3922-7230

家ストレッチ

読了までの目安時間:約 1分

家で過ごす時間に出来るストレッチを動画でまとめました。
3月後半から初めてもう50件近くになっています。
こちらのページをご覧ください。

今日もストレッチ >>> https://teate.co.jp/dailystretch

その中でちょっとした運動みたいになるものを幾つかこちらに載せておきます。
時間を見つけてどうぞ。


体幹ストレッチ



腕の前後回し



下肢後面ストレッチ・壁



脊椎の屈曲伸展・側屈・回旋ストレッチ 大縄跳び



体幹・腰椎回旋ストレッチ


6割と7割と8割の大きな違い ~ 新型コロナウィルス感染症 ~

読了までの目安時間:約 3分

新型コロナウィルス感染症対策で「人との接触を8割減らす。」ことが求められています。
クラスター対策班の北海道大学教授西浦先生は7割ではなく8割というところがポイントと言っています。
7割でも8割でもそんなに変わらないんじゃないか、なんなら6割だって結構減らしている印象があります。
そこで、ちょっと計算してみました。
前提は一人の感染者が2.5人に感染を広げるというところです。


人との接触機会が6割減になると、いつもと比べて4割の人と会うことになります。
すると、一人が2.5人に感染させていたのがその4割ですから、1人が1人(=2.5×40%)に感染させるということになって、全然減らないことになります
これが7割減になると、いつもと比べて3割の人と会うことになりす。
すると、1人が0.75人(=2.5×30%)に感染させることになって、少しずつ減っていくことになります。
これが、8割減だと2割の人と会うことになって、1人は0.5人(=2.5×20%)に感染させることになって半減していきます
計算式だけ書くとこんな感じ。


6割減(いつもの4割の人と会う) → 2.5人 × 4割 = 1人
7割減(いつもの3割の人と会う) → 2.5人 × 3割 = 0.75人
8割減(いつもの2割の人と会う) → 2.5人 × 2割 = 0.5人


結局、感染はさせて行くんですが、会う人が2割になる(8割減)と急に半減するってことのようです。
この土日はけっこう人でが少なかったようです。
自粛だけでここまで人の出が少なくなるのは、たぶん日本くらいのものでしょう。
個人的には国には私権の制限をして欲しくないので、なんとか自粛だけでコロナ禍をなんとか乗り切りたいと思っています。
いろいろ大変ですが、もう少しです。
頑張って行きましょう。


家で出来るストレッチや軽い運動の動画のページを作りました。
連休明けまでは毎日新しいものをアップします。
たまに除いてやってみて下さい。

◆今日もストレッチ >>> https://teate.co.jp/dailystretch

あと、今週末に整体スクールのオンライン説明会を行います。
興味のある方はメール下さい。
Zoom招待状を送ります。


てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-A
teate@nifty.com
03-3922-7230

【5つの言葉の物語】

読了までの目安時間:約 7分

入院していた友人を見舞ったときに宿題を出された事がある。
「5つの言葉を渡すから、それでお話を作って。」と言うものだった。
その時に作ったのが「5つの言葉の物語」。
暇つぶしに、妄想のタネに、もっと暇なら続きを考えて下さい。
5つの言葉は文章の後に書いておきます。

******************************
【 5つの言葉の物語 】


「もう終わり?」

普段ならそのまま後ろを通り抜けて帰るはずが、デスクの上を片付けている純子に声をかけたのは何故だったのか。
長田は自分のかけた声に少し驚いた。

「えっ。」
と振り向いた純子。
「あっああ、ああいや。 何か話があるって。。。」
「そんなこと言いましたっけ。」
「あ や。」
「何、言ってんすか。 セクハラって言われますよ。」
「ええぇ〜そりゃないよ。ちょっと待ってよ。」
「待ってじゃないすよ。 ジョウダンです。別に。あれですけど。なら お茶とかします?」

違ったっけか、まあいいか。
にしてもセクハラとか言われると固まる。
長田は急に重たい粘土みたいに固まって来た脚に気がついていた。
最近の若いのは分からん。
本気なのかそうでもないのか。

「あ、じゃあれだ、あそこに出来た立ち飲みのシャンペン飲ませる店とか?」
と長田。
「え 飲み、ですか?」
「あ や。」
「あそこ。 結構イイすよ。」
「え、もう行ったの?」
「トーゼン。」

何だろう長田さん
話でもあるんだろうか?
まあ今日は一杯飲みたい気分だし、ここは奢って貰っちゃおうかな。
入社5年目にして純子は10年以上先輩の長田を、手の平の上で眺めている気分だった。

「ツンドラお願いします。」
カウンター越しにバーテンに声をかけたのは純子だった。
「え 何それ。」
「お・つ・ま・み・です。」
「何?」
「だからおつまみ。 チョコですけど。」
「ああチョコね。 シャンペンは?」
「もうさっき頼みましたけど、先輩奢りで。」
「あ や。」
「へへへ。」

後藤純子は 某百貨店の商品管理部門で働いている。
長田は同じ百貨店の経理。
部門は違うが同じフロアの端と端に机がある。
以前、ひょんなことから話をするようになり、たまに休憩室で顔を合わせたりする。
数人のグループで飲みに行く事はあっても、今日のように2人と言うのは珍しい。

「長田さんは海外出張とか行ったことあります?」
「いやないよ。
「えっ ないんですか?」
「無いよだってバブルじゃないんだから経理は行かないでしょ。」
「えだって昔は行ったとか聞きましたよ。 米国視察とか言っちゃって。」
「あああ、でもさ、もはやそう言う時代じゃ無いよ。」
「そっかぁ。」

その時だった。
「そう言う時代じゃ無いよね。」
2人から少し離れたカウンターの向こうから声が掛かった。
長田と純子は一瞬顔を合わせ、同時にその男性に顔を向けた。
「あ や。」
「えっ。」
「ああごめんごめん申し訳ない。つい話が耳に入ってね。」
話を始めたのは60がらみの男性。
いつ入って来たのか、1人で宙を眺めながらシャンペングラスの細い脚を持っていた。
何してる人だろう、と純子は思った。

「バブルの頃はさ、そう言うのあったんだよね。なんだか色々な所に連れて行って貰って。」
「凄かったんですよね。バブル。 うちの商品部の人も言ってました。」
純子が好奇心を目玉の中に燃やしながら聞き始めた。
「凄いっつったって、面白くは無いよ。ただ何か活気はあったけどね。」
「活気って、どんなですか?」
「どんなって言ってもね、何もしなくても何かをやっても売り上げは伸びた。何だって良かったんだよね。」
「へ〜 何か売ってたんですか?」
「まあね。」
「えええぇ イイ なぁ。」
「良か無いよ。」
「そうかなぁ。 長田さんはどう思う?」
「ああそのお兄ちゃんなら、まだつめえりだった頃でしょう。」
「あ や。 うち高校はジャケットとスラックスだったんで。」
「長田さんそう言う話じゃないから。」

何だろうこの人。
長田はちょっと苦手な感じだった。
親の年代でもないし、かと言って兄弟の年でもない。
しいて言えば部長か。

「お名前は何とおっしゃるんですか?」
「おっしゃるってほどでもないけどね。 時沼って言います。」
「えっ。 トキヌマさん。。。」

純子の目が開いたまま。
口が半開きになっている。

「そうだけど何か?」
「あ、いや、あの。」
「どうしたの?」
「ひょっとしてサスケさん? 猿飛佐助の佐助さん?ですか。」
「そうだけど。」
「時沼佐助さん。 あの私、後藤純子です。」
「 えっ。」

一瞬時間が止まった。
今度は時沼の顔が白黒写真みたいに陰影を増した。

「いつも父から聞いていました。 大学時代に猿飛佐助の佐助と同じ名前の奴がいて、それがまた時沼って変わった名前で。って。 」
「後藤って。」
「ええ日南大学空手部の後藤です。」
「ええそうなの。」
「はい。それにしても今日、こんな所で会えるなんて。 」
「こんな所ってこともないけどね。」
「脱サラしたとは聞いてましたけど、そうだったんですね。」
「まあね。 」

時沼は後藤純子の父の同級生だった。
珍しいこともある。
いやさほど珍しいことでもないのかもしれない。

それにしても、どうして今日は純子に声を掛けたんだろう。
長田は時沼と純子が話込んでいるのを横目で聞きながら、考えていた。
もう一杯飲んでいくか。

(おしまい。)
******************************

5つの言葉
・粘土
・ツンドラ
・米国
・もはや
・つめえり

てあて整体スクールLPバナー
てあて整体スクール・てあて整体院
03-3922-7230
mail teate@nifty.com
LINE https://lin.ee/H5NyjYT

院長ブログ

カテゴリー
おもてなし規格認証2019