整体師入門 【ショート動画】
整体師入門というショート動画があります。
これから整体師を目指す方に、整体師ってどんなものなのかを解説している動画です。
解説している内容が幾つかあります。
それぞれの1回目のリンクを貼りますので、興味のある方はどうぞ。
1.触診について 6本
https://youtube.com/shorts/pFLw8dsO3b4?si=LhkRkde-oWc-5dia
2.骨格調整 5本
https://youtube.com/shorts/tkw_Zau4_aQ?si=1dKixIr-o2uiql--
3.症状の考え方 5本
https://youtube.com/shorts/6uGvimXZgj0?si=Fu04Ee5V7K49AjA-
4.悪い気について 3本
https://youtube.com/shorts/3fLs1GxVQ38?si=N20AIB9xT-jj_T95
5.筋肉の緩め方 4本+番外編
https://youtube.com/shorts/5Bukij5b2xQ?si=P8gaid-NdTShPFki
6.整体師の体について 4本
https://youtube.com/shorts/zSfb64bldwA?si=TiDpXQJXZm6YWWS6
7.整体師の見方・考え方 3本
https://youtube.com/shorts/cbteM9ka__M?si=9E41nFi0_QVo8j0Y
8.開業について 7本+番外編
https://youtube.com/shorts/IThLiRyhb0w?si=iWdAdWppjiufpOid
合計39本あります。
これからの皆さんの参考になればと思います。
てあて整体スクール
東京都練馬区大泉学園 5-27-18-Ateate@nifty.com
https://lin.ee/H5NyjYT
自分が整っていれば”悪い気”はもらわない。
整体師になると「悪い気をもらう」という先生がいます。
調子の悪い患者さんが来ると、その患者さんと同じ部位が痛みだす。
整体が終わった後に、なんとなく調子が悪くなる。
そんな時に「悪い気をもらった」と言うことがあります。
そもそも気なんてあるのか、という問題はちょっと後にして、貰わないためにはどうすれば良いのか。
自分を整える事です。
自分の体に無駄な力を入れない。
自分の体に歪みがない。
血流が良く、呼吸が止まっていない。
関節の動きが滑らかで、生理的な状態にある。
そういう、整った状態で整体をすれば、悪い気を貰うということはありません。
荒木の考える悪い気とは、故障をしている患者さん自身の体の使い方です。
故障をしている患者さんの体の使い方は、普段の生理的な状態とは違います。
痛みがあれば、そこを動かさないように使います。
調子が悪ければ、体が歪んだまま動きます。
呼吸が浅かったり激しかったりします。
血流が悪い部分があったりします。
ミラー効果=同調効果という言葉があいます。
親密な関係では、目の前の相手と知らず知らずのうちに同じ動きをしてしまう事です。
患者さんの事だけを考えて、自分のことを忘れて見てしまうと、そういうことが起こる可能性があります。
ミラーニューロン(神経)というのもあって、子供が成長過程で体の使い方など学習する時に有効ですが、人の動きを見ると、相手と同じ筋肉につながる神経がほんの少し繋がってしまう事があります。
ミラー効果やミラーニューロンなどで、相手の痛みや症状がある動きを、知らず知らずのうちに自分がしてしまう。
そうすると痛みが出たり同じ症状が出たりして、悪い気をもらってしまった、ということになっているんだろうと思います。
もちろん、気というエネルギーがあって、悪い状態の人の乱れた悪い気=エネルギーが、自分に影響を及ぼすということもあるかもしれません。
荒木は感じられないし分かりませんが、それを否定はしません。
いずれにして、自分が整った状態、自分の状態が分かった状態で整体が出来れば、相手の動きにあってしまう事もないし、乱れたエネルギーも貰う事はありません。
整体師は自分の使い方が大切です。
整体師入門 ショート動画
ユーチューブで整体師入門というシリーズのショート動画を公開しています。
触診について6本
骨格調整について5本
症状の考え方について5本
悪い気について3本
筋肉を緩める方法について5本(番外含む)
整体師の体について4本
整体師の見方・考え方について3本
開業について8本(番外含む)
このシリーズは合計で39本あります。
他に肩こりや腰痛予防などのシリーズもあります。
全く関係ない趣味動画もありますけど。
コチラ↓です。
https://www.youtube.com/@ch.4925/shorts
整体師入門 ”悪い気”について ショート動画3本
整体師をやっていると、悪い気を貰う事があると聞く事があります。
”悪い気”ってそもそも何なんでしょう。
荒木は一度も貰った事がありません。
整体をやっていると基本的には調子が良くなります。
でも貰う先生は多いようです。
これから整体師になる、もしくは整体師を目指している人も、ちょっと不安かもしれません。
ということで、悪い気についてショート動画3本撮りました。
悪い気ってどういう事なのか。
悪い気を貰わないために。
それでも悪い気を貰ってしまったら。
それぞれお60秒以内ですぐ見られます。
なるほどそんな感じねというのが分かるのでご覧ください。
関連動画
①貰うってどういうこと https://youtube.com/shorts/3fLs1GxVQ38?si=lq9Hv0Qj6HiM_pKf②貰わないために https://youtube.com/shorts/bADgeTEOD9I?si=lDNgIah0iSm8oroj
③貰ってしまったら https://youtube.com/shorts/y6g-SGjzpqA?si=f0x18ELzywg0jdfD
悪い気は貰わない。
整体の勉強をしている頃から良く聞くことがありました。
開業してからも良く聞く話です。
悪い気を貰う。
整体をやっていて患者さんから、悪い気を貰うというんです。
具体的には、自分の調子が悪くなったり、腰痛の患者さんを見ていて腰痛になってしまったり。
患者さんと同じ部位が痛みだしたりする事があるようです。
聞いた話ですが、息が止まってしまう(ずっとじゃないと思いますが)というのを聞いた事があります。
どういう事なんでしょう。
ミラーニューロンという神経細胞があります。
自分が目にした相手の表情やしぐさを、自分自身の表情やしぐさに重ね合わせる機能です。
人の動きを見ると、その相手と同じ筋肉に微細な電気信号が送られると聞いた事もあります。
子供が動きを学習していくのにも必要だし、コミュニケーションをする時の共感したりするのにも役立ちます。
ただ、これが痛みのある姿勢を(知らず知らずに)模倣していたり、相手の痛みに共感したりする事につながるのではないかと思っています。
だから、共感力の高い優しい先生などがそうなったりする事もあるようです。
これに対してどう対処するかという話もよく聞きました。
整体が終わったら水を一杯飲む。
手に水をつけて頭の上で払って、水滴を少し頭に受ける。
休日に川や池や海に行って時間を過ごす。
大きな木に抱きつく。(木は水を吸い上げて上に流しているので)
ただ、荒木自身は全く貰いません。
一度も貰った事がない。
開業当初はそんな風に思いませんでしたが、たぶん貰わないようにしているんだと思います。
感覚的には「受け流す」です。
受け取って、流してしまう。
最近は生徒さんにも説明するので少し違う言い方もします。
自分を整えておく。
整体をする時に、患者さんに向かう前に、自分自身がどうなっているかを把握しておく。
その上で出来れば自分を良い状態にしておく。
自分をコントロール下に置いておく感覚です。
知らないうちに⚪︎⚪︎な姿勢や⚪︎⚪︎な状態になっている、ということがないようにします。
そうすれば、悪い気を貰うことはなく、自分の気を相手に渡す事が出来ます。
「気」という言葉を使いましたが、自分の姿勢や居姿を情報として相手に渡すという事です。
患者さんの方が整体師に影響されて、患者さん自身のミラーニューロンで患者さんの体に変化を起こすということでしょうか。
だから、患者さんから悪い気は貰いません。
整体師の良い気を渡すようにしましょう。
開業して自分が調子悪くなっては仕事が続きません。
それに、悪い気を貰うなんて、患者さんに失礼ですよね。
機嫌の悪い患者さん
整体院に来る患者さん。
なんとなくぶっきらぼう。
言葉少な。
俯きがち。
積極的というより消極的。
どちらかと言うと機嫌が悪い印象。
そんな風に感じる人もいます。
当たり前です。
調子が悪いんです。
痛みがあったり悩みがあったり上手く行かないことがあったり。
絶好調なら整体になんか来ません。
ま、たまに遊びに来てくれる人もいますけど。
本来はというか普通はあまり調子が良くない時に整体に来るものです。
その調子を良くする、あるいは整える、普通に戻す、というのが整体師の仕事です。
だから機嫌が悪くて当たり前。
だと思います。
まあ、機嫌が悪くて怒っている人はあまりいませんけど、上に書いたように言葉少なで俯きがちという人はいます。
ちょっと頑張って話をしてくれていると思う人もいます。
治りたい、何とかしたい、と積極的に治療に参加してもらえるのが一番ですが、そこまで頭が回らないと言うこともあります。
痛みや調子の悪さが先に来て、自分で何とかまで頭が回らないと言うこともあります。
そこを何とかするのが整体師と思っています。
そんな調子の悪い患者さんを見ていて、”貰わないですか?”と聞かれることがあります。
患者さんの”悪い気”を貰わないかという話です。
幸運なことに荒木は貰いません。
全然、受け付けないというのではないですよ。
調子が悪い事を、受け止めて流してしまうようにしています。
昔のお笑い芸人さんじゃないけど、受け流す。
ちゃんと受けるので安心して下さい。
それに、貰うくらいなら患者さんに荒木の調子良さを渡せば良いと思っています。
どちらか一方向ではなく双方向がコミュニケーションの基本ですから。
整体院に来る患者さんにも様々な人がいらっしゃいます。
どんな方でもお待ちしています。