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良かれと思って。

読了までの目安時間:約 3分

名古屋教室2105

名古屋教室の授業が終わりました。
今月も名古屋ではホテル泊。
コロナの影響もあるんでしょう。
いつもながら安くて快適なホテルが増えていると思います。
今回も快適に過ごさせていただきました。
ただ。
一つだけ気になったことがありました。
いや、酷いと言うことではないんです。
良かれと思ってやってくれていることだとは思うんですが、もうちょっと考えてもらいたかったと言う。
ま、そういう話です。


今朝の食事です。
バイキング方式で幾つかの料理を銘々皿のようなトレイに乗せていきます。
そんなに沢山料理があるわけではないので、数メートルの距離を移動しながら乗せていきます。
その料理の乗ったテーブルの向こうにホテルの係の人が立っています。
メガネで大柄なにこやかなおじさんです。
もちろんマスクをしています。
そして大きな声で声をかけてくれます。


「おはようございますっ!」
「いらっしゃいませっ!」
「ありがとうございますっ!」
「行ってらっしゃいませっ!」
全て最後は発音のようになり、びっくりマークがつきます。
蓋のついた容器に入っている料理を取ろうとすると、蓋を取ってくれます。。。
気になります。
マスクはしていますが、かなり大きな声でずっと言葉を発し続けています。
しかもマスクに触れた手で蓋の取手を持ってくれます。
正直、気になります。


お客様をもてなしている。
というのは分かるんです。
本来ならもっとお手伝いしたいっ!というのも分かるんです。
せめてお声だけでも掛けたいっ!というのも分かります。
朝は気分よく過ごして頂きたい!というのも。
でも、気になります。
コロナは感染症で、飛沫感染が感染源として考えられています。
細かいことを言いたい訳ではないんですが、やっぱり気になる。
良かれと思ってやっていることでも、いろんな考え方をする人がいるということは、考えて欲しかったと思うんです。

正常性バイアスと同調圧力

読了までの目安時間:約 4分

新型コロナウィルス感染症の感染者数は約27,000人。
日本の総人口は1憶2600万人。
少なくとも約4600人に一人が感染していることになります。
4600人に一人だと、家族や友人知人など自分の周りの直接知っている人には感染者は殆どおらず、知人の知人に感染者がいるという人がたまにいるくらいの状態だと思います。
それが少しずつ半年かけてそうなって来ました。
感染した人も軽症者などは数週間で退院したり自宅療養を解かれ、普通の生活に戻っていると思います。
これならそんなに感染することはない。
と考える人が多くなるのも分からないでもない状況です。
正常性バイアスっていうんですかね。
(正常性バイアスとは「自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。」と、ウィキペデイアにあります。)

でも、自分が感染するかどうかは、自分の周りの人が感染しているかどうかとは全く関係がありません。
知っている範囲にいないからと言って、日本で27,000人が感染していることに変わりはない。
感染症が収束したわけでもなくなった訳でもありません。
だたまあ、緊急事態宣言は解除されたし、GoToキャンペーンは始まったしで、もう大丈夫だと認識してしまうのが仕方がない状況であることはあると思います。
でも、感染しないかどうかは分からない。

ついでに同調圧力というのもあります。
(同調圧力とは「少数意見を有する者に対して、暗黙のうちに多数意見に合わせるように誘導することを指す。」とウィキペディアにあります。)
多数意見に合わせるように誘導する、かどうかは別にして、暗黙のうちになんとなく、多数の行動に合わせてしまうような行動をとる人が多い。
赤信号みんなで渡れば怖くない、って言った人がいますが、そんな状況です。
なんとなく感染症は怖いけれど、皆が外に出ているので私も、とか、皆が行動しているので自分も大丈夫なような気がする、的な行動です。
これがどちらに働くのかが、今後を左右しているように思っています。
やはりきちんと対処しないといけないね、と働くのか。
重症化しないんだから大丈夫だと思うのか。

触診のことを話します。
触診は患者さんの体に触れて、歪みや硬さや温かさ、筋肉の張りなど、体の状態を蝕知します。
やっていることは、単に状態をつまびらかにすることです。
けして悪いところを探したり、痛みの原因を探したりしている訳ではありません。
でも、つい。
どこが悪いんだろうと探してしまうことがあります。
特に勉強を始めたばかりの人がそうです。
でもそれだと見誤ってしまうことがあります。

硬いところは悪いところだろう。
動きが悪いのは調子が良くないからだ。

そんな風に予断を持ってみていると、ありのままが目に入らなくなって、状態を正確に知ることが出来なくなってしまいます。
確かに硬かったり動きが悪いところは、調子が悪い場合が多いことは確かです。
しかしそれが一対一で対応するかというとそうでもない。
先ずは状態を正確に、予断を持たず、ありのままを知ることが大切です。

新型コロナウィルス感染症についても、テレビやニュースで発表される数字だけを見ていると、本質を見誤ることがあるかもしれません。
誰か一人の人の言うことを聞いていると、見方や捉え方に偏りが出来てしまうかもしれません。
結果の数値には嘘はありません。
なるべく元の数字を見ながら、自分で考えて行動したいと思います。

自分に戻る ~ 情報を絶ってみる

読了までの目安時間:約 3分

アレクサンダーテクニークのレッスンでたまに言うことがあります。


自分に戻る。


自分に戻るってどういうこと!?
ちょっと不思議な表現ですね。
自分は自分でいつもここに居る訳ですから。
でもたまに、頭と体がバラバラになってしまったりすることがあります。
心ここにあらずみたいな言い方をされる時です。
別のことを考えていて、今やっているこのことを意識出来ていない考えていない感じられていないということです。
ちょっと今そんな感じになっている人が増えているように思います。
外出自粛要請されてからもう10日以上が経っています。
テレビをつければニュースでは新型コロナウィルス感染症の話ばかり。
パソコンを開いてもスマホを見ても、どうしても情報が目に入って来るし、自分から取りに行こうとしてしまう。
日々、感染者数が増えていること、海外の状況、医療崩壊の危機みたいな話ばかり。


ついそのことばかりになってしまう。
頭がコロナで一杯、みたいになっている。


心ここにあらず。
地に足が着かない。
そんな状態になっているかもしれません。
知らず知らずのうちにストレスが溜まって、肩が硬く首も硬く、呼吸が浅くなっていたり、ついイライラしたり、イライラしてるなんて思ってもいないのに何だか人と当たるなんて人もいるかもしれません。


ちょっと自分に戻って来ましょう。
情報を絶って、自分に戻る時間を作りましょう。


自分は今どうなんだろう。
どんな状態なんだろう。
椅子に座って深呼吸してみたら、ゆっくり息は入ってくるのか。
肩や首に力が入っていないか。
体は普通に動くのか。
どこかに力は入っていないのか。
椅子で難しかったら、仰向けに床に寝てみて下さい。
ほんの数分でも良いかもしれない。
床に寝て、頭や背中や腕やお尻や脚の筋肉の力を抜いてみる。
何回かゆっくり呼吸をしてみる。
それだけでも、自分のことを思いだせます。
つい目から入る情報や耳から入る情報ばかりに頭を占領されて、自分ではないことばかり考えてしまう。


心配はあります。
でもやることはそんなに大変なことばかりではない。
外出を控えて。
うがい手洗いをする。
たったそれだけです。
あえて加えるなら、健康でいる事。
ここが抜けてるかもしれませんね。
健康は体も大事ですけど心も大事。
しばらくはこの状態が続くなら、たまに一日か半日でも良いので情報を絶つ
そして自分に戻ってくる。


半日くらい情報を絶っても、それほど大きく変化はありません。
それよりも自分を忘れてばっかりだと、健康でいる事も出来なくなるかもしれません。


ちょっと自分に戻って来ましょう。
情報を絶って、自分に戻る時間を作りましょう。

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