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野望

読了までの目安時間:約 2分

相性と良く言います。
「整体師と患者さんには相性がある。」とか。
「どうしても相性が合わない。」とか。
「やっぱり相性はしょうがない。」とか。
本当にそうなんですかね。
コレ嫌なんですよ。


「治りたいと本気で思っていない人は治らない。」
「だって治るのは本人なんだから。」
だから
「本気の人だけ来て下さい。」
これも嫌なんです。


何が嫌なんでしょうかね。
でもイヤなんです。
どんな患者さんとも合うようにしたい。
相性とかそんなことはどうでもイイや、と言いたい。
どんな患者さんにも治ってもらいたい。
本気じゃなくても治ってもらいたい。
治して下さいって人にも治ってもらいたい。


これ僕の野望です。
ダメでしょうか。


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悪い気をもらうってどういうこと?

読了までの目安時間:約 3分

整体師をしているとよく聞きます。


「患者さんから悪い気をもらった。」


患者さんの施術をした後に調子が悪くなる整体師がいます。
整体師だけでなくセラピストであれば経験があるかもしれません。
施術をするまでは何でもなかったのに、施術が終わって患者さんが帰る頃になると調子が悪くなる。
けっこう多くの整体師やセラピストがそんな風になるようです。
そんな風に調子が悪くなった時に、「悪い気をもらった。」と言う先生が多い。


僕は貰いません。
今まで一度も「悪い気をもらった」ことはありません。
そんな話をするとちょっと驚かれます。
だってみんなそうなんでしょ、と言う感じ。
どういうことなんでしょうか。


例えば腰痛の患者さんが来たら腰痛になる。
肩こりの患者さんが来たら肩こりになる。
この場合はミラーニューロンの影響が考えられます。
ミラーニューロンは「他者のある動作を見たとき、自分もその動作をしているかのように反応する神経細胞。」(コトバンクより)と言われています。
腰痛の患者さんが来た時に歩き方や体の使い方を見ている施術者は、その腰痛患者さんと同じ動作をしているように脳内で神経が反応していると言うことです。
体の歪みや動きを自分に反映させてしまうと、同じ部位が痛む可能性があると。
これなら分からないでもないですね。
落ち込んだ気分やなんとなく調子が悪い、と言うのももらってしまうことがあるように聞きます。


もらわないようにするにはどうすれば良いか。


受け流すことだと思います。
受け止めてしまう先生が多いのではないか。
僕の場合は受け流すようにしています。
受けないと言うのは施術家としてどうなのかと思います。
聞き流すんではないんです。
右から左に聞くだけで流してしまうのは良くない。
一度、患者さんの状態や気分を受ける、それを横に流していく。
そんな風に考えてます。


それでもダメだった場合は、水に流すのが良いようです。
手指に水をつけて頭の上で振るとか、大きな木に抱きついて木の中を流れている水を感じるとか、川や海に行くとか。
僕が川や海が好きなのはそのせいなのかもしれません。

経験は伝えられるか。

読了までの目安時間:約 3分

整体やセラピーを勉強している人に、決定的に欠けているのは経験です。
まだ整体師にもセラピストにもなっていないんだから当たり前。
整体やセラピーを誰かにするまでは経験はない訳です。
では。


経験は伝えられるか?


整体を教える身としては考えさせられる問題です。
自分の経験してきたことを話すことは出来ます。
これでも整体師になって15年。
スクールもやっていて(言い訳か!)少ないとはいえ、それでも8,000人以上の患者さんを診て来ました。
ある程度の症状や状態は経験しているつもりです。
でもそれは僕の経験でしかない。
生徒さんの経験ではない訳です。
どうやって伝えるか。
もしくは伝えられないのか。


言葉をえらびます。
生徒さんの使っている言葉の意味を確認します。
自分の言葉と生徒さんの言葉の意味が違っていたら、説明すればするほど誤解は深まります。
例え話をします。
例え話はモノゴトの本質を伝えますから。
何故そうなるのか、伝わりやすい。
(もちろん諸刃の剣という事も知っています)
そうやって伝えられるだけ伝えます。
知っていることを出来る限り。


でも経験は伝わりません。
そのことも伝えます。
そうしないと、「この患者さんの症状は聞いたことがない。」あるいは「勉強したことや聞いた話と違う!」なんてバカな反応をしてしまいかねませんから。
目の前の患者さんが全てです。
それを一つ一つ経験していく。
それを自分が学んだこととすり合わせていく。
そう言う作業が大切です。
そう言う話もします。
自分で積み重ねること。
想像を働かせること。
そうやって経験して行くしかないことが、やっぱりあります。


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型があるから「型破り」、型がなければ「形無し」

読了までの目安時間:約 5分

亡くなった勘三郎さんが言っていたと思って調べたら違ってました。
無着成恭さんと言う僧侶で教育者の方が、電話相談で答えていたそうです。
「型破りと形無しの違いはなんですか?」との質問に、『そりゃあんた、型がある人間が型を破ると「型破り」、型がない人間が型を破ったら「形無し」ですよ。』と答えたそうです。
そして故立川談志師匠もこれを使っていたようです。
ピカソのデッサン力が素晴らしいものだったのは良く知られた話です。
きちんとしたデッサン力があってこその抽象であったと言う訳です。
デッサン力がなければ唯の落書きになってしまうと。


きちんと型を身につけて、そこから突き抜けるから、型破りなもの独自のものオリジナルなものが出てくる。
元々の型がなければグズグズの形無しになってしまう。
だから型を身につけてから自分のオリジナルを追求すべし。
と解釈されそうです。
でもこれ違うんじゃないかと思い始めました。


型はそんなに簡単に習得出来るものだろうかと思います。
数年やったくらいで身につくものなんだろうかと思います。
合気道の先生だったか古武術の先生だったかが仰っていたことがあります。
練習は決められた型だけをする。
実践練習(実戦練習)をしても強くはならない。
何故なら型を習得・体得しておけば、どんな相手にもどんな戦法にもどんな状況にも型で対応出来る。
実践(実戦)練習をやっていると、その実践(実戦)練習で出てきた状況にしか対応出来ないことになる。
不測の事態・想定外の事態・対応出来ない事態に出会った時に、動けなくなってしまう可能性がある。
つまり究極的には型の方が実戦よりも強いと。


結局はオリジナルや独自なものよりも、型を追求するものなのではないか。
現在ただいまの自分が体得した型を表現する。
その型でさまざまな目の前にあることに対応する。
そのことが個性に繋がるのではないか。
と思い始めました。
表現が難しいんですが、そういうことなのかと。
常に追い求める型を体得・習得する過程にあることが大切なのではないか。
と思っています。


ではオリジナルは?
最初から型もなくオリジナルを追求していくと、一般の型が出来るまでに掛かった時間が掛かる可能性があります。
初めてソノコトをする人は初めてなので、すぐにオリジナルなものが出来てしま可能性はもちろんある。
でも例えば手技で考えれば、有史以前から手技的なことはあった訳です。
その有史以前からの試行錯誤と同じだけの試行錯誤を、個人が生きている時間のなかで再試行するのは大変なことだろうと思います。
もちろんピカソの例もあるので、現代になって個人が新しいオリジナルを作る可能性はあるとは思います。


僕は型を追求する方法を取っています。
難しい問題です
正解かどうかはわかりません。
でも、考えている時間はないようにも思います。


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手技の練習は工夫しないで下さい。 

読了までの目安時間:約 3分

手技の練習はどんどんして欲しいと思います。
でも練習をしていてやりにくい部分を、自分のやりやすい方法に工夫したり改善したりしないで下さい。
もしどうしても工夫したいのなら骨格調整もですが特に指針整体は、開業して3年以上経ってからにして欲しいと思っています。
新しいことを始めるのに、やりにくい方法ではこの先うまくいかないと思うのはわかります。
これまで社会経験もあり社会人として大人として様々な経験を持ってきたこともわかります。


でも、整体師としては素人です。


素人が新しいことを勉強しはじめて、難しいと思うのは普通のことです。
それは素人だからです。
その新しいことに対するスキルがないからです。
新しいことのスキルがないのは、社会経験がないとか大人ではないということではありません。
若い頃には新しいことを始めることが多かったと思いますが、大人になってから新しいことを始めることはそう多くはありません。
そんな時に間違えるのが、自分のやりやすいように工夫したりカスタマイズしたりすることです。


その工夫もカスタマイズも、素人にとってやりやすいようにしただけです。
ナンダカ酷い書き方ですみません。
でも本当にそうなんです。
逆に言えば、勉強を始めてやりにくい!と感じたり、ソノコトが出来なかったら、ちゃんと向き合っているということです。
やり方が間違っていないと言うことです。
初めてやった人が、プロのやっている高いスキルを真似したら、やりにくく感じたり出来ないということが正解です。


難しいナァとか、筋肉痛がとか思ったら、そのまま練習してください。
それが難しくなくなって来ます。
筋肉がついて楽に出来るようになります。


整体授業・肘頭圧法写真

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視覚情報と筋感覚

読了までの目安時間:約 5分

整体をしている時やアレクサンダー・テクニークをしている時、どんなことを考えどんなことを感じているか。
そのことを言葉にしようと考えていました。
ちょっと思いついたことがあるので書き留めておきます。


視覚からの情報と筋感覚を同時に感じる。(感じている。)


そんな感じです。
視覚からの情報と言うとむつかしそうですが、目から入っている情報。
ようするに見えているモノです。
その見えているモノと、体の中の筋感覚を同時に同じようなものとして感じています。
感じていると言うよりは、感じようとしているのかもしれません。
最初は出来なかったような気がします。
もう昔のことなので忘れてしまいましたけど。
コツがあります。
見えるモノについては、名前を付けないと言うことです。
あるがままに受け取る。
例えば、机があるとかパソコンがあるとか、窓から外が見えるとか、患者さんが寝ているとか、そういう風に名前をつけてかないようにします。
そのまま。
そこにあるままに受け取ります。
目からの情報に意味を与えないって言うんでしょうかね。
そんな感じです。
筋感覚も同じです。
臀筋が硬いとか、広背筋が張っているとか、胸筋に力が入っていないとか、そんな風には意味付けしないようにします。
これはなかなか難しい。
そこにある、その辺りがそんな感じ。(笑)
これじゃあ何のことだか分かりにくいですが、筋肉が硬いとか柔らかいとか言葉にしないで、感じるってことです。
そして順番に全身をスキャンしていきます。
あああここはこんな感じ。
そこはそんな感じ。
で、そこはそう。


そして視覚情報と筋感覚が同時に感じられると。
イイコト。
があります。
イイコトは良い事です。
上手く説明出来ませんが、だいたいは整体が上手く行きます。


最初に書いた「どんなことを考えどんなことを感じているか。」については、これが答えです。
ようするに考えてない。
でも、意図はありますよ。
何かをしたいという意図はある。
でも、言葉を使って考えている訳ではない。
そういうことです。


整体を勉強し始めの人にこんなことは要求しません。
この方法が良いかどうかもわからないし。
整体を始めた人には、何かにだけ集中することはしないように教えます。
何かに集中すると、何かが疎かになります。
疎かになったところは大抵、自分のクセが出てしまいます。
そのクセは整体をやっていなかった頃のクセです。
そのクセが整体をする時に有効に使える人は稀です。
なのでクセは出ないように、直すのは大変なので、出てこないようにします。
出てこないようにするために、集中しないようにします。
気がついていると使えないクセは出にくいからです。
なんだか禅問答みたいですね。
でも安心して下さい。
履いて・・・いや(笑)
指摘は具体的ですから。


たまにはこう言うことも書いておかないとね。


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骨格調整専科@名古屋 開催です。

読了までの目安時間:約 2分

12月15日から4日間。
骨格調整専科@名古屋 集中講座の開催です。
骨格の歪みや動きの悪さ、筋肉の硬さなどの調整を学びます。
4日合計で16時間の授業です。
手技はマッスルエナジー・テクニック(MET)をメインに幾つかの手技を学びます。
アジャストやスラストはしない、ボキボキしない調整方法です。
興味のある方はお問い合わせ下さい。


■骨格調整専科@名古屋

日時 : 12月15~18日 毎日10:00~14:00
場所 : てあて整体スクール・名古屋教室
     名古屋市東区葵 3-14-20
     2階 整体ハスハナ内
料金 : 108、000円
問合 : 電話 03-3922-7230
     mail teate@nifty.com


骨格調整1509281




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どうやったら効率的に手技が身につくのか。

読了までの目安時間:約 3分

整体の手技を効率よく勉強したいと言う方がいます。
分かります。
その気持ち。
僕だってなるべく早く身につけたいと思っていました。
でもこの、効率良く、と言うのが曲者です。


手早く。
手軽に。
たったこれだけ。
みたいなことを探します。


整体師になっても同じです。


もっと他にイイ療法があるんじゃないか。
もっと他に効果的な方法があるんじゃないか。
もっと他にやり方があるんじゃないか。
もっとカンタンな方法があるんじゃないか。


例えば1つのことを1年間勉強している人と、5つのことを1年間勉強している人を比べてみて下さい。
普通は1つのことを1年勉強している人の方が専門的な知識が身に付きます。
例えば1つの曲を1年間練習しているピアニストと、5つの曲を1年間練習しているピアニストを比べてみて下さい。
普通は1つの曲を1年間練習しているピアニストの方が、上手に曲を弾くことが出来ます。
例えば1つの手技を1年間練習した整体師と、5つの手技を1年間練習した整体師を比べてみて下さい。
どちらの整体師の手技が習熟度が上がっているでしょうか。


引き出しを増やすと言う考え方があります。
様々な症状に対応するために多くの手技を身に付けると言う考え方です。
不正解ではないと思います。
でも初めて整体を勉強する人や、整体師になったばかりの先生には当てはまらないと思います。
先ずは自分の手技の習熟度を上げること。
そのためには絞り込んだ手技を深く掘り下げていく。
そのことで自分の軸を作る。
それが一番効率的に手技を学び身に付けることに繋がります。


効率的に手技を身に付けるには、繰り返し練習して身体に染み込ませること。
量は質を凌駕する。
と言う言葉があります。


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