土曜の授業、日曜の授業
先週末の土曜の授業は解剖学と指針整体でした。
参加されていたのがみなさん2年以上通っている生徒さん。
最短、半年で卒業出来るのですが、まだ学び足りないと授業に来てくれています。
(授業料は追加なしですよ。)
解剖学は今年の春からオンライン動画を導入したので、疑問のあるところや聞いてみたいところを聞きました。
既に数回以上は解剖学の授業を受けているので、解剖学的な話ではありませんでしたが、患者さんの話(個人情報ではなく臨床という意味で)などをしました。
指針整体は確認の意味で全員の手技を荒木が受けました。
技術的にはほとんど出来てるんですが、実際に臨床経験がなく練習だけしているので、つい自分流が出てしまいます。
そこの微調整をしながら練習をしました。
日曜の授業は症例別の授業でした。
土曜と違い今年の春に入学された生徒さんたちでした。
症例別は腰痛や肩こりなど、患者さんが抱えている症状や痛みに対して、どんなふうに考えるのかを学ぶ授業です。
腰痛はこことここを押せば良いとか、ここを捻ればOKみたいな手技ではないので、痛みってそもそも何?というところから話をします。
整体師のように手技で筋骨格系の痛みを扱う場合は、こんなふうに考えておくと色々な症状に対して対応出来るという話です。
その前提は解剖学。
筋肉や骨格がどこにどんなふうに繋がっているか、を知っておく事が大切です。
全体の話をした後に、腰痛の症例について個別の話をし手技の練習をしました。
指針整体とも骨格調整とも違う手技を幾つか指導して、最後にテーピングの練習もしました。
キネシオロジーテープの貼り方です。
写真のように腰に貼るのに、あまり背中を出していません。
女性にも貼る事があるので、あまり大きく広げないようにしたままテーピングをしました。
実際に貼る時になって、背中を大きく開けてしまうのは、マナーにも反します。
細かなところですが、どこに貼るというだけでなく、貼り方にも気をつけて指導しています。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
https://lin.ee/H5NyjYT
整体師のための法律問題
てあて整体スクールでやっている課外授業です。
整体師は民間療法と言われ、まだ国家資格になっていません。
カイロプラクティックの団体や療術の団体が活動されていて、国家資格化を目指していますが、個人的には難しいかもしれないと思っています。
手技療法関連の国家資格として、あん摩マッサージ指圧、はりきゅう、柔道整復などがあります。
民間療法の方は法律になっていないと言う事もあって本当に沢山あります。
整体、カイロプラクティック、アロマ、リフレクソロジー、気功などがよく知られています。
国家資格になっている療法には業法と呼ばれる法律があります。
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師に関する法律、柔道整復師法などです。
ところが民間療法にはこれがありません。
だから何やっても良い、なんてことは全くありません。
逆に法律問題についてもきちんと知っておく必要があると思います。
そこで、てあて整体スクールでは法律問題について授業を行っています。
知らないままに仕事したり、開業したりするのは良くないですから。
すごく簡単にかいつまんで言うと、二つの事がポイントだと思います。
医業類似行為(手技療法など)は、人の健康に害を及ぼすおそれのある業務行為でなければ禁止処罰の対象とはならない。(医療事故判例より)
民間療法は、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師などとは、区別されそれに含まれないモノである事。
です。
分かりにくいですかね。
自分で調べると大変なので、過去の判例や通達などを確認して、どういうものかを知る授業を行なっています。
判例・通達など集めたページがあるので、興味のある方はご覧下さい。
https://teate.co.jp/law
てあて整体スクールでは生徒さんを募集しています。
入学は随時出来て、授業見学や整体の体験を受け付けています。
興味のある方はメール・LINEなどで連絡下さい。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
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今週末の授業はお休みです。
今週末、6月29日・30日と7月1日の授業はお休みです。
7月の授業は6日から始まります。
7月の授業内容は土曜に指針整体、日曜に症例別、月曜に指針整体を行います。
スクール見学や整体の体験を希望の方は、来週以降に受け付けているのでよろしくお願いします。
指針整体はとてもユニークな手技です。
押すのではなく、引く刺激をいれる方法は他にはありません。
体の使い方が普通と違うので、最初は少し戸惑う事もありますが、一度、身についてしまえば一生物の技術になります。
力を使わない独特な手技を身につけてもらいたいと思います。
見学した方には荒木の指針整体を体験してもらいます。
自分で受けて感じて、どんなものか体感してもらいたいと思います。
連絡お待ちしています。
てあて整体スクール
東京都練馬区東大泉 5-27-18-Ateate@nifty.com
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解剖学オンライン動画 【紹介動画】
解剖学オンライン動画の販売を始めました。
内容はどんなものなのか、ダイジェスト版で見せて欲しいという声がありました。
簡単な解説と1分40秒くらいのダイジェスト映像を動画にしましたので、ご覧ください。
てあて整体スクール解剖学授業のオンライン動画販売
本数:20本時間:4時間50分
料金:33、000円
申込:teate@nifty.com
https://lin.ee/H5NyjYT
ストレッチはストレッチだけじゃない。
ストレッチというと筋肉を引っ張るというイメージ、ですよね。
ほとんどの人がそうだと思います。
ストレッチの目的は筋肉を今よりも長くして、柔らかくし、血流を良くして、動きを良くする、または疲労物質を流す、などだと思います。
そのために、筋肉を引っ張るんだと思う。
でも、直接的に引っ張らなくても筋肉は伸びます。
例えば関節を動かす。
筋肉は別々の骨を繋いでいます。
関節は骨と骨の接続(ジョイント)部分ですから、関節を曲げ伸ばしすると、曲げる側の筋肉は縮みますが、反対側の筋肉は伸びます。
関節を動かすだけで、筋肉は伸び縮みしている事になります。
ダイナミック・ストレッチ(動的ストレッチ)やダイナミック・ストレッチは、体(関節)を動かす事で筋肉をストレッチする方法です。
普段、あまり体を動かしていない人は、急に引っ張るよりも、少しずつ動かす事から始める方が良い場合もあります。
動かしていない筋肉は硬く、血流も悪い状態です。
少しずつ動かしてあげる事で、血流も改善し少しずつ筋肉にも柔軟性が出て来ます。
リモートワークで通勤をする事がなくなり、家で仕事をしている人。
休日もあまり体を動かしていない人。
突然、ジョギングやジムで筋トレなどを始めると故障の元になりかねません。
まずは手首足首を回したり、散歩などで関節を動かし体を動かす事から始めましょう。
※てあて整体スクールではストレッチの指導法も授業にあります。
整体師になりたい方は問い合わせ下さい。
スクールの詳しい内容は ↓
晒しの巻き方を症例別授業で練習しました。
腰痛の症例を考える授業で、晒しの巻き方を練習しました。
てあて整体院では腰痛の患者さんに晒しを巻く事があります。
晒しを巻いて生活してもらう事で、腰痛が出にくい状態を作ったり、早く痛みをとったりします。
晒しは腰痛ベルトやコルセットとは違い、形が固まっていません。
伸び縮みするベルトだと、歪んだ形のままに締めてしまったりする事もあります。
また、コルセットだと付けているのが辛くなる事もある。
でも、晒しは巻いていても全く辛くなりません。
薄いというのもあるし、巻いた感じは少し緩い感じがするかもしれません。
しゃがんだり動いたりすると、出っ張っている部分は締められ、引っ込んでいる部分には影響が出ません。
出っ張っている部分だけ締める事で、歪みが調整されていくことになります。
また、薄いので下着の上につけていれば、その上にスカートやパンツを履く事も出来ます。
トイレでは少し上げて、終わったら下に下げれば良い。
なかなか優れものだと思います。
晒しウォーク
やろうかな。
以前、企画だけしてやらなかったので、時期を見て考えます。
てあて整体スクールでは骨格調整や全身を緩める手技のほかに、症例別の授業があります。
腰痛や肩こりや膝痛など、さまざまな症例を、どう診るのかを考える授業です。
スクール生募集しています。
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今月の授業は指針整体です。
練馬区大泉学園の整体スクール
てあて整体スクール 荒木です。
今月の授業は指針整体です。
指針整体は動画でも見られるように、強い力を使いません。
リズミカルな刺激や全身に触れること、押し込まないことなどから、筋肉が軽く動きやすくなります。
血流を良くするので、受けた後に体の状態がどんどん変わっていく整体です。
翌朝、肌の艶が良くなったとか、目の下のクマが取れたと聞くこともあります。
今月の授業は指針整体なので、授業見学に来て指針整体を受けてください。
他にはない方法で安心して出来る整体師になってもらいたいと思います。
授業見学受け付けています。
てあて整体スクールは生徒さんを募集しています。
(入学随時)
てあて整体スクール
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解剖学の授業風景
てあて整体スクールの解剖学授業風景を撮りました。
上肢と広背筋について解説している一瞬です。
最近入学された生徒さんの解剖学授業でしたが、とにかく全く初めて勉強するということで、分からない事や疑問に思う事を聞きながら進めました。
上肢(腕)は胸の中心から始まるという話で???となったので、骨の話から始めて、筋肉の話をし、どこから上肢が始まっているかの解説をしました。
その中で広背筋は腕を動かす筋肉だというのが、ちょっと理解し難いようだったので、実際に骨格模型にテープを貼って動かしてみました。
なるほど。
確かにそうですね。
そんな感じになるまで説明しています。
てあて整体スクールの解剖学授業時間は多くはありません。
でも、全く始めての人でも自分で勉強しやすくなるように。
また、整体師として知っておきたい骨格や筋肉については解説をしています。
不安な人がいるかもしれませんが、安心して下さい。
ストレッチの授業
てあて整体スクールにはストレッチの授業があります。
患者さんにストレッチを教えるための授業です。
運動不足の患者さんや腰痛・肩こりなどの患者さんに、「ストレッチして下さいね。」ではストレッチはしてもらえません。
ストレッチをする理由を説明して、どんなストレッチが必要かを解説し、いつどこでやるかまで確認します。
上の写真はストレッチをやった前後の写真です。
ストレッチボードに2分乗るだけでこんなに変化があります。
ストレッチボードは主に腰痛の人にやってもらうストレッチで、つま先側が高くなった斜面に足を乗せるか、つま先を何かの台に乗せて立っているだけのストレッチです。
これだけで効果があるのかどうか、半信半疑になる患者さんもいます。
なので、ストレッチボードに乗ってもらって、ビフォーアフターを確認します。
骨盤の後ろ側から下までをストレッチする事で、骨盤の動きを改善します。
荒木手作りのストレッチボードがあるので、それを使って解説します。
腰痛の患者さんの場合、敷居くらいの低さでも膝裏まで伸びる事があるので、やってみて確認します。
てあて整体スクールにはストレッチの他にも、姿勢や歩き方などの授業もあります。
なんでも出来れば良いって訳ではありませんが、考え方や見方を知っておくにこした事はありません。
授業でとるメモ
授業中にはメモを取ってもらいたいと思っています。
メモは後になって必ず役に立つからです。
その時は分からなくても良いんです。
単語だけでも。
文章に整合性が取れてなくても。
メモは取ってもらいたい。
きちんとして文章にしてとる必要はありません。
というかメモは単語の羅列が良いです。
PSISは指とか、背中は上からとか。
つじつまが合わなくても意味不明でも良いんです。
その時に頭に浮かんだ事を書き留めておいて欲しい。
そしてそれを、家に帰ってから読み返して、頭の中でその時の場面を思い出して、文章を作り直して欲しいと思います。
ああ、これはこう言う事だったんだ、この部分をメモして置きたかったんだ。
そうやってその時その時に大切だと思った事を、もう一度頭で再現し直しておいて欲しいと思います。
そうする事で、頭に定着しやすくなります。
でもまたすぐに忘れる。
それでも良いんです。
忘れるのは当たり前で、実際にそういう場面にならなければ必要がないですから。
現場で患者さんを目の前にした時に、思い出します。
その時思い出せなくても、スクールにいた時にメモを作り直した文章を読むと分かります。
ああこう言う事だったんだ。
後から分かる。
後から必要になる事もあります。
また、その時は理解できない事でも、後からわかってくることもある。
だからメモはして欲しい。
書き留めるだけで良い。
その場で文章にしていると、その場で起こっている事が分からなくなるので、書き留めるだけメモだけ書き殴るだけで良いと思っています。